重松清のレビュー一覧

  • 木曜日の子ども

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    ネタバレ

    最初から得体の知れない恐怖みたいな、
    もやもやしたものがあって
    どうなっていくんだろうとサクサク読めた。
    だけど、最後ついていけなかった…。

    内藤先生に手紙出したのなんだったの?
    あんなにお母さん思いの子なんだから、
    お母さん登場してほしかった気もする。

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    2024年07月03日
  • ファミレス 下

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    正しさ同士はぶつかり合うけど優しさはぶつからない的な言葉が印象的。ドンのおばあさんの正子は、もう少し子供達に気を遣えないのか?って思った。ドンの強さの裏に隠された寂しさが切ない
    離婚をずっと恐れていた編集長(名前忘れた)は、桜子と別れる時なんでそんなに余裕だったのか気になる。生臭くないレバカツの味が気になります。あと登場人物たちが50代が多くて、私の両親と重ねて考えてた

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    2024年07月03日
  • ファミレス 上

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    ファミレスはファミリーレストランではなくファミリーレスなのではないかと言う言葉が印象的。
    私はまだ大学生で、美代子がおひとりさまを望む理由の理解が難しい。シンプルにお腹が空いた。美味しそうすぎる。ドンという少年の強がるところが印象的。エリカ先生親子ずうずうしい

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    2024年07月03日
  • その日のまえに

    描写が上手い
    それぞれの短編が最後に繋がるのがよかった
    死に直面し受け入れた上で
    普通に生活を送れることなど
    私にできるだろうか
    それを見守るしかない側も
    残酷で辛く苦しい
    今日と同じ明日が続くという前提のもとで
    生活している事をありがたく受け止めて
    大切に生きねばと感じた
    亡くなった人は
    生きていく側にとって
    思いでの中で
    生きていくもの
    和美の「忘れていい」は
    それを知っていたから
    生きるためには
    なによりも生活がある
    仕事をする日常があり
    その中で誰かと繋がり
    辛いけれど 苦しいけれど
    笑える時がいつか来る
    それが「生きる」という事

    お気に入りは「ひこうき雲」
    飛行機が鉛色の塊で
    空を

    #切ない

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    2024年06月28日
  • 十字架

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    自殺した子供の遺族の気持ちはわかった。家族って深いものなのかなとも思った。でも読んで人生にプラスになる感じはなかった。そんなに心は揺さぶられなかった。

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    2024年06月14日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    第1章はあまりハマらず読むの辞めようかと思ったが2章から話が進んですぐ読み切った。このくらいの年齢になったらもう一度読みたいかも

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    2024年06月13日
  • 旧友再会

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    重松さんのお話っていつもあったかい(*^^*)

    ちょっとした、ありそうな日常が多くて
    心がほっこりする♡

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    2024年06月05日
  • ステップ

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    早いうちに奥さんを亡くして、男で1人で一人娘を育てるシングルファーザーの話。
    でも決して1人ではなく、素敵な家族に囲まれて、娘(美紀)も主人公のお父さんも日々成長していく。

    まだ小さかったときに美紀は、母を亡くしたので、母の記憶がほとんどないまま成長。

    なかなか現状を受け止められなかったり、お母さんと聞くだけで涙が止まらなかった時期もあった。
    しかしお父さん、周りの家族に支えられ、愛され、日々成長していく物語。
    とてもほっこり、家族って良いなと思えた小説。

    個人的には主人公よりも鬼の村松が名称のおじいちゃんが好きだった!
    文章で印象に残ったのは、
    主人公が、なくなった奥さんが残した中でも

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    2024年06月01日
  • 口笛吹いて

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    短編もの。
    全てが、どう終わったかがわからない作品。
    読者に読み取らせてる?

    親になってわかる,大人になってからわかることが多いストーリー。

    その時の自分の立場で、考えさせられるかなと。

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    2024年05月23日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    ネタバレ

    中年の男と女の現実と「あの頃」の自分の想いに真っ直ぐだった記憶。なんだか読んでいて切なくなってしまいました。
    でも、何故ピケさんはラジオのオンエアで「いま、幸せですか?」を2回繰り返したのだろう?それがその後の悲しい出来事を誘ったように思えてならないんだよなぁ。

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    2024年05月20日
  • カモナマイハウス

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    世代的に近く、自分も母を看取ったあとの実家の今後と二人の息子が出て行った後の生活など共感するところが多く感慨深く読んだ。
    ちょっとイラッと来る離れた世代のライターとの関わりや追っかけ婆さんトリオなども実家近所の婆さん連中や息子の取り巻きとこれまたあるある話でニヤリともするが全体的には締まりもなくだらだらとした展開で間延びのする内容は面白いともつまらないともいえないどっちつかずの印象だ。
    空き家をどのように活用するらまたは踏ん切りつけて更地にするのか、家をローンで買い、支払いを終えるタイミングで実家の相続が訪れる。不動産というと魅力にも聞こえるが、諸問題も抱えて悩ましいのは持った人間でないとわか

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    2024年05月18日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    重松清さんらしく温かい文章です。
    ただ、企業の不祥事モノと言えば、他にも色々と旬の作家さんが浮かんでくるので、読者も目が肥えすぎているところはあるかと…。

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    2024年05月17日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    実話をモデルにした、ある会社の不正を内部告発する話。このような話だとどうしても池井戸潤がちらついてしまい、読後にスカッとするのを求めてしまうが、重松清特有の暖かい文章で物語を進めていく。わざわざ実話を元にしたせいで微妙だった気がしなくもない

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    2024年05月13日
  • せんせい。

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    子供の頃って先生が全てだと思ってきたし、基本的に先生が好きだったから先生っていう立場の人を嫌な風に思ったことはないけど、先生も人間だもんなぁって改めて思った。にんじん は結構衝撃的だったな。学校の先生をしてる友達の話を聞いてると、本当に責任感と強さと優しさを兼ね備えてないと、難しいだろうなぁと思うし、心の底から先生を尊敬する。

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    2024年05月09日
  • エイジ

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    懐かしい匂いのする話だった。
    中学2年生の少年エイジが主人公で家族、学校などでの出来事が書かれている。
    それはもちろん小説の中の物語ではあるが、とてもリアルで自分の中学時代の事がいろいろ思い出された作品だった。

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    2024年05月05日
  • ステップ

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    子育ては色んな事が複雑に絡み合い
    親も子もたくさん悩んで一緒にするもの
    そして人との出会いは何よりも宝物になる
    目の前の人を大切にしながら
    子供と向き合っていきたい

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    2024年05月01日
  • ゼツメツ少年

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    登場人物が受けたいじめや背景にショックを受けたが、話の途中から、現世の話なのは、夢なのか、あの世なのか、見失っていた。

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    2024年04月30日
  • 疾走(下)

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    ネタバレ

    重松清といえば小学生向けの小説というイメージだったのだけど、こういうものも書いていたんだ、、、
    ことばが立っているような書きっぷりはさすが。ただ、そのせいかドロドロしたものを描いてもドロドロした感じがしなかった。

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    2024年04月16日
  • くちぶえ番長

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    安定の重松清さんなんだけど、子ども受けはいまいちだった。女子の方がいいかも、元気な女の子に共感したり憧れたりしやすそう。

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    2024年04月15日
  • 星のかけら

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    「小学六年生」連載作品。
    それを持っていれば、どんなにきつい事があっても耐えられるという「星のかけら」
    星のかけらを探すことは、これからの生活の支えを探すこと。
    小学生の未熟ながら多感な日常に 不思議な体験を絡ませて子供達に読みやすく興味を持たせる。
    今、小学生の子供達が読んで何か感じてくれたら良いなと思う。
    イジメを受けている子、それを助けようとする子、事故で亡くなった子、亡くなった子を忘れない子。今の自分の生を大切に考えるきっかけになると思う。
    小学館のこのシリーズは、休刊なのかな。ちょっとした読み物や古典の漫画化等を読んだ記憶があって、残念だけど、いろんな方法で読むことができるから、たく

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    2024年04月10日