重松清のレビュー一覧

  • ファミレス 下

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    料理を作るシーンが多く、読んでいるとお腹が減ってくるし、面倒だと思っていた自炊もしたくなってくる。

    自分も含め誰かのために料理作って食べるって、当たり前のことと思いがちだが、その時々で意味合いが変わってくることもあるし、意識しているよりも貴重なことなのかもしれない。
    料理、食べることを通じて、家族の関係性を考えさせられる作品。

    料理講師のエリカ先生が陽平の教え子ドンに伝えた家族の例え話が、妙に納得して印象に残った。

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    2022年04月09日
  • かあちゃん

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    それぞれの人物の視点から見た母親
    ないし、母親自身の物語。連作短編形式で
    繋がっていく物語。最初の話で涙。
    忘れないでいること、十字架を背負っていくことが主題になっているが、いじめ問題を扱っているので、子を持つ親として
    共感ばかりできる内容ではなかったが、
    いじめの被害者になってないかと心配することはあれ、加害者になってないかと
    心配することは確かに皆無であることに気付かされた。
    いじめたことを忘れないでいることで、許されるわけがない。何かを終わらせるためにではなく、何かを始めるために
    加害者が被害者に会いに行く?ふざけんな!としか思えない。
    しかし、ぬくぬくとなかった事にして生きて行かれても

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    2022年04月09日
  • ナイフ

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    どこかのサイトで紹介されてたので買ってみた一冊。

    いじめの話しの短編集だった。

    短編の話でも続けていじめの話しを読むのはなんとなく気が重くなる。
    結構えぐいいじめの描写もあったし

    この小説は20年以上前の話みたいだか、いじめの内容がけっこうえぐい。今も多分実際に同じような内容のいじめを受けている人はいるだろうし、これからもひどいいじめを受ける人はたくさんいるのだろうと思う。

    時代がすすんでもいじめはなくならないし、解決できない問題だと思う。
    この小説の話でも、いじめ問題は解決してない。

    どの短編もいい感じで話が終わってる感じがするが、根本的な所は解決していないように感じた。

    いじめ

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    2022年03月27日
  • 世紀末の隣人

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    ルポルタージュ。重松清がどんな人なのか知りたい人には良いのかも。
    事件が起きた現場に行き自身の感想を述べていて、そういえばそんな事件があったなと思い出す。
    帯に寄り道、無駄足のノンフィクションと書かれている。
    目新しい事は無いのだけれど、重松清はこの事件に関してこんな風に考えていたのだなという作品。

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    2022年03月15日
  • みんなのうた

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    この本に出てきた田舎の人間関係みたいなものがなんかちょっと苦手だなーって思った。読んでる時はいい部分もあったはずなのに、感想を書こうと思うとそんなことしか出てこなかった。

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    2022年03月12日
  • 小学五年生

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    子供から大人への階段を登る、甘酸っぱい感じ。成長と共にわかること、未来は明るいが、現実は甘くなかったり、子供だけど何もわからないわけでなく、かといって一人でなんでも出来るわけではない。周りの友人も変化を迎える多感なころ。自身のその時を回顧して懐かしく思うと共にこれからその時を迎える子供たちのこころの動きを考えてあげたいと感じた。

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    2022年03月11日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    ネタバレ

    小学生の頃こういう子いたなとか、ほんとこの頃はデリカシーもなく平気でずばずはものを言う子だらけだったとか、いろいろと思い出してしまいました。ノアが来てくれたらきっと毎日楽しかっただろうと想像してしまいます。

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    2022年03月09日
  • 定年ゴジラ

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    時代背景が2000年前後くらいのかな。そう思うと今の時代では60歳で定年退職して完全リタイアって少なくなってそうな気がする。この年代の方々は急速な日本の経済成長期を生きた人達だと思うので、リタイアした後の反動も大きそう。働き盛りをもっと楽しむべきなんだろうな。

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    2022年03月09日
  • 掌篇歳時記 秋冬

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    12人の作家による秋冬の歳時記にあわせた短編集。はじめましての作家も数人。好みはそれぞれあるけれど、こんな編集でなければ出会わなかったと思う。
    春夏編が先だったと知る。

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    2022年03月06日
  • 娘に語るお父さんの歴史

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    ・「排除」のための「理解」なんて、そんな悲しくて寂しいことがあるか…。

    ・保育園に「預ける」と幼稚園に「通わせる」、保育園が幼稚園より良くないという誤解や偏見はそういうちょっとした言い方にも滲んでいる。

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    2022年03月02日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    キヨシローの葬儀に行こうと思ったけどやめた。
    行くと本当のことになってしまうのが嫌だった。
    確かに世界の一部分が色褪せた。キヨシローのいた世界とキヨシローのいなくなった世界。
    その頃は子育て真っ最中で、悲しみに浸る余裕もなかったけど、アカネと同じ境遇の今だったらどう受け止めただろう。

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    2022年02月27日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    小学校のとき、こんな子いたな〜 こんな事あったなーなんて思いながら読んだ。小学生の自分は違うと思ってもみんなの意見に合わせてしまう子だっただろうな、たぶん今もそんな感じ… 。

    自分が「こうなりたい」と思う自分になろうとする気持ち。それが、勇気の第一歩
    一番大切なものは、いまの自分は大切なものを忘れてしまっているかもしれない、と思うこと。
    いつもそう思っていること。
    忘れてしまったかもしれない大切なものを探しつづけること。
    それを探さなくちゃ、と思いつづけること。

    子どもにそう教えられるような大人になりたい。

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    2022年02月27日
  • 卒業

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    ネタバレ

    短編集。ちょっとずつ繋がりはあるようだ。主人公はみんな40歳ちょうど。
    いわゆる家族小説で、家族の絆、みたいなものが主なテーマで、重松節に溢れている。
    嫌いじゃないんだけど、相変わらずちょっと女々しいんだよなあ。

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    2022年02月22日
  • ビタミンF

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    「青い鳥」の映画を観て、その他の話を知りたくて読みました。青少年期のすごく繊細な心のつながりを描写されていると思いました。

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    2025年02月15日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    「キングオブロック」キヨシローの、訃報。
    その、盛大なる葬儀に参列した、今は主婦のアカネ、46歳。
    キヨシローの啓示を受け、弾丸ツアーと称し、学生時代のバンド仲間との再会の旅に出る。

    人生後半戦の仲間たちは、それぞれ人生の課題と格闘中。そして、それぞれの人生に介入はできない。

    一日だけの、再会だけど、昔の仲間は、同志だね。

    共感できる部分は多けれど、ロックとバンドにあまりに疎くて。

    連載の最後、東北の大震災が発生して、著者はその気持ちを吐露されていた。多分、予定されていたラストとは変更されたのでしょう。

    “ハレルヤ”は、キヨシローさんと、復興していく東北へ。

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    2022年02月16日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    ネタバレ

    思ってたのとは、全然違った内容。

    「人生の後半戦」には、その通りだなー、まだまだ後半戦、がんばろーって共感はできた。

    自分自身もあの頃の仲間と今会ったら…どうだろ?といろいろ重ね合わせても思いを馳せることもできた。

    でもなんだろー。何か違和感。
    たぶん、私自身が歳をとってることはわかっているけど、そこに馴染めていないというか、後半戦なのは、確かなんだけど…やっぱり、大人になれてないのかな…なんて思ったり。

    それにしても、震災のことをああいう形で入れ込むところ、すごいなと思うし、あれがあると、このコロナ渦で、彼らはきっとこうしてると勝手に思ってしまうのは、このお話、心に刻まれてるってこと

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    2022年02月14日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    小学低学年の頃、近くにあった円山北町団地の事を思い出しながらノスタルジックな気持ちで読みました。(団地には住んでなかったけど、友達はたくさんいて、団地の敷地にある公園やら、イベントやらではよく遊んだ記憶があります。)文庫版にはガリ版の挿絵がないのが残念かもしれません。ネットで探すと見つかる味のある挿絵も作品の一部だと思います。
    ストーリーやキャラクターは、ちょっと物足りないところもありましたが、昭和の情景やら匂いを楽しむことができたかな。

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    2022年02月12日
  • どんまい

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    ネタバレ

    野球のメンバー(その他監督やメンバーの友人)の個人的な問題に焦点を当て各々に抱える問題はあるけれど野球という集団スポーツによって励まされたり成長したりする物語。
    良かったのだけど洋子と香織の言動に一切共感できずむしろその痛々しさに腹立たしい思いを抱きながら読んでいたのでなかなか進まなかった。

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    2022年02月01日
  • ルビィ

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    同じ痛みを抱いて、俺たちは、生きている。

    自ら命を絶った少女・ルビィと出会った、中年作家のダザイさん。
    「ねえ、ダザイさん、一緒に行こうよ」
    ルビィが誘ったのは、見知らぬ誰かの命を救うための旅だった――。


    作家の仕事に疲れて自殺を図ったダザイさんは、一人の少女・ルビィと出会った。三年前に命を絶った彼女は、「七人の命を救わないと天国に行けないの」。ダザイさんは、その義務(ノルマ)を果たす旅に付き合わされ、出会った人たちの心の中に自分と同じ痛みを次々に見つけて……。命の哀しさと尊さに涙する感動長編。

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    2022年01月30日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    46歳になった学生時代のバンド仲間たちが青春を取り戻す!?

    なんか元気をもらえそうなあらすじに惹かれ。

    人生折り返しにかかれば、みんなそれぞれなんかある。

    でも「昔はよかったなー」では終わらせたくないよな。

    仲間たちと再開していくところは、まさに同窓会。

    若い時に培ったパワーは無くなりはしない!
    と元気になれた!

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    2022年01月30日