重松清のレビュー一覧

  • なぎさの媚薬(上)

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    今まで読んだ事のある重松清さんの作品とはうってかわり
    とても濃厚な官能恋愛小説でした。

    伝説の娼婦、なぎさと関わる事でそれぞれの主人公が眠りに落ち
    夢の中で青春時代にワープしてしまうと言ったファンタジー要素も盛り込まれた連作短編集です。

    文庫ですがページ数も多く分厚い1冊でそれに比例して中身もかなり濃厚でした。

    こんな引き出しもあったのかと純粋に驚かされた1冊です。

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    2023年02月10日
  • ひこばえ(上)

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    ずっと昔に別れた父親が亡くなりその
    痕跡を辿っていく話。主人公の姉や娘
    友人などの色々な家族の形を描いている

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    2023年02月10日
  • ファミレス 上

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    自分と同世代の同じような環境の夫婦のストーリー。
    子育てが終わって「おひとりさま」行動をとりたがる美代子さんの気持ちに共感できる。 
    作ってみたくなる簡単で美味しそうな料理も沢山あってメモに残した。
    結末はどうなるのか、下巻が楽しみ。

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    2023年02月08日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    あまり好みではなかった。
    全体的に良い話にまとまり過ぎているし、終わり方や書き手の視点も切り替わりがよくわからなかった。

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    2023年01月31日
  • 空より高く

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    自分達の代を最後に閉校する高校。閉塞感を打ち破ったのは一人の先生。
    終わりから始まりへ。何かを始めるときは躊躇して足踏みするけど、始めなきゃ変わらない。始めた先の喜びは足を踏み出し進んだ人にしかわからない。
    青くて拙い主人公達から一歩踏み出す勇気を貰える。

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    2023年01月28日
  • 季節風 春

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    ツバメ記念日
    そんなにいい話かな。
    パパの行動にイライラした。
    ママが働きやすいように、ママの職場近くに引っ越すことはできなかったのかな?
    夜にパパが帰ってきてから仕事にでることをなぜ止められなきゃいけないの?無理かどうかはママが判断すればいいんじゃないの?体調を心配するならパパの仕事をセーブして、ママが働きやすくすればいいんじゃない? 
    娘に熱が出た時も、羽田についたら娘のところに直行しないの?なんでパパだけちゃっかり仕事片付けてるの?それでママの仕事の邪魔する。

    離婚してパパ1人に娘を育てさせたらよかったんじゃない?

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    2023年01月25日
  • みんなのうた

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    家族のせい?家族のため?
    めんどくさい繋がりの一番近い存在。甘えがあるため言いたいことも言い過ぎてしまいがちで、反面、言い難いことも沢山。
    レイコさんの葛藤、家族、田舎のしがらみもよく分かる。でも結論は出せないけど、大事にしたいものが、よく伝わってきました。
    重松さんの作品は、なんともならないことになんとか着地点を見つけようとする、やるせなさを自身に重ねて考えさせられます。

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    2023年01月11日
  • 見張り塔から ずっと

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    3編の話のどれも、息苦しく胸が締め付けられる話でした。

    重松さんには珍しく、一切の救いがない話(元々完璧なハッピーエンドの物語は少ない印象ですが)
    どうにもならない現実と向き合っている人間たちの姿を、観劇ではなく『目撃』させられている感覚のお話でした。

    あとがきを読んでなるほどなぁあって感動した作品

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    2023年01月09日
  • ファミレス 上

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    子どもたちが家を出て二人暮らしになった夫婦の話。
    ファミレスがファミリーレスかもって言う言葉が印象的。

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    2023年01月05日
  • トワイライト

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    小学校のタイムカプセルを掘り出した日から、始まる物語。読みながら、小学校の友達って私立に行くとご縁が無くなるな〜って思った。

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    2023年01月04日
  • みぞれ

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    定期的に読みたくなりますよね。
    重松清さんの作品って…
    個人的に重松さんの大人(ミドル世代)を描く短編集って大好きです。
    子供を描かせてもピカイチですが。
    今回も胸に来る話が色々あり、好きなのは
    砲丸ママ、遅霜おりた朝、石の女、ひとしずくなど。
    やっぱり良いですね。ただ本作に収録されているものは温かい感動よりも寂しくて胸が痛む作品が多かったような気がします。

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    2022年12月17日
  • 疾走(上)

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    「流星ワゴン」「ビタミンF」を読んだ後だからか作者に対するイメージががらりと変わる作品。

    田舎に住む主人公の少年が家庭の崩壊や街の開発などのしがらみによって“ひとり”になってゆく上巻。

    彼の置かれた“ひとり”という状況は孤独なのか、孤立なのか、孤高なのか-

    暗く、重く、生々しい表現が多いのでずしりと響くものがあるけれど何故か一気に読めてしまいます。

    オススメできるかどうかは、微妙。
    好きな作品と言えるかどうかも下巻を読んでからでないと決められません。

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    2022年11月03日
  • 疾走(下)

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    重すぎる作品でした。
    現実ではありえない、と思いたいけれどありえそうだから怖くて、悲しくて、切ないお話。

    タイトルの通り疾走してるけれど、上巻で主人公が走っている時のような爽やかな感じではなく谷底に向かって全速力で走っているから誰にも止められない、けれど目を離せない、そんな感じです。
    目を背けたいのに背けられずに読みきった後は感動とは違った涙がこぼれましたが、正直言って2度と読みたくありません。

    ストーリーがあまりに重いのと性描写が多く、グロテスクすぎて個人的に苦手だから。
    斜め読みしても、気持ち悪くなりました。

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    2022年11月03日
  • みんなのうた

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    都会か田舎かどちらを選ぶかは別にして、田舎と家族のあたたかさが、じーんと沁みるお話でした。

    特に第5話の「エラジンさん」は、本物のエラジンさん(=偉い人)が田舎だからこそ共に生きていけるお話で、いい話だけど切ない。

    東大受験に3度失敗した末に、将来に行き詰まり実家の田舎に戻ったレイコさん。
    今まで嫌で仕方なかった梅郷の暮らしだったけど、3年ぶりに帰ってみると、家族や友人の温かさに気づき、このまま田舎もいいかもと気持ちが揺らぎ始める。家族のためにも地元の大学へ進学しようと思うと話すレイコさんは、「家族のせいにするんだね」と言われてしまう。
    レイコさんは思う。
    「家族のためと、家族のせいの違い

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    2022年10月28日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    2009年、40代後半に差し掛かった男女5人。かつて学生時代に素人バンドを組んでいた。
    忌野清志郎の死をきっかけにメンバーの1人が再度バンドメンバーに会いに行くツアーに出掛け、それぞれの人生の後半戦が始まっていく。
    生きていれば苦悩や葛藤はいくらでもある。
    30代後半の自分でも勇気がもらえて明日から頑張ってみようと思わせてくれる作品。
    そして10年後も読んでみようと思った作成。面白かった。

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    2022年10月24日
  • あの歌がきこえる

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    重松清。ちょっとませた、小中学生の感情を思い出す。
    作品登場曲が良かった。その音楽を聞きながら本を読むって素晴らしい。この世代に生まれたかったなって思う。今も悪くないけど。

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    2022年10月13日
  • ゼツメツ少年

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    ちょっと久しぶりの氏の著作を。小川版・作家の値打ちでの超高評価を見て、本作をチョイス。なるほど、信じていた場面がガラッと変わっていく展開は、一風変わった企みで面白い。全てを読んでる訳じゃないし、読んだものも詳細を忘れているしで、個人的にはほとんどピンとこなかったんだけど、過去著作の登場人物が要所で登場してくるってのも、きっとファンにとってはたまらない仕掛け。さすが安定のクォリティ。

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    2022年10月11日
  • なきむし姫

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    子どもの成長と親の心配と単身赴任の不安と…少々大袈裟とはいえ思い当たる節のあることばかりで。

    この作者の小説は久しぶりに手に取ったが以前読んだ時と変わらない印象でハートフルな家族だったり友人だったりで嫌な気持ちになることなく読めます。

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    2022年10月08日
  • 季節風 春

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    敏感に揺れ動く心の動きを読み取ろうと集中。
    登場人物を想像しながら読み終えた後は、穏やかな気持ちになった。現代社会に通ずる箇所あり。

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    2022年10月04日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    大切なことは人それぞれ。みんないろんな事情を抱えていて、誰の体の中にもあるはずの"勇気"だってなかなかだせず、一度も飛ばすに終わるひともたくさんいると思う。多くの人が飛べないニワトリ、だけど必死に生きている。

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    2022年09月28日