重松清のレビュー一覧

  • ナイフ

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    表題作「ナイフ」は学校でイジメを受ける息子と、自分なりに向き合う父親に、胸を締め付けられる思いで読みました。その他の作品も思春期の子どもがいる家族が様々な壁にぶち当たるけど、ラストは良い感じのところにまとまる。キレイに終わりすぎるところが、なんかモヤモヤが重なる。

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    2024年10月19日
  • せんせい。

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    先生と生徒からなる6つの短編集。

    昔は色々な個性豊かな先生がいたなぁ。
    よくビンタさせられたりもした。今なら体罰で大問題になってしまうだろう。
    でも、それが先生からのメッセージであったのだと今考えれば思う。

    現代の先生像ってどんなんだろう。

    作者からしたら、あのとき先生が教えてくれたことが、大人になって胸に染み入るってことなんだろうな。

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    2024年10月04日
  • ファミレス 下

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    上に続いて下巻読み終わりました。
    教え子のドンのお話の部分が一番気になる話でした。
    陽平の家族は本当に普通の幸せで優しいお父さんなのになんで子どもたちは全員母側につくのか不思議だし、色々わからない部分もあったけど、最後まで気になって楽しく読み切りました。

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    2024年09月21日
  • トワイライト

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    夫の友人からお借りしました。

    母校である小学校の廃校をきっかけに、当時埋められたタイムカプセルを掘り出すことで、39歳となった同級生たちが再会し交流を深める物語です。

    12歳の頃は将来に夢と希望しかなかったけれど、現実を知り、人生の方向性がある程度決まった39歳では、将来に夢と希望を持つのは難しい・・・
    現実世界では、リストラにあったり、不治の病に侵されたり、離婚の危機だったり、それぞれが皆いろいろあって、将来を悲観的に考えてしまうどころか、今現在も辛い現実をなんとか生きていく毎日。

    アラフィフの私は、彼らの気持ちもわかる一方で、39歳でトワイライトとするにはまだ早いでしょうとも思うし、やっぱり自分次第で人生は少しは好転出来ると思います。物語の彼らもね、大きく前進はしないけど、希望のかけらがほんのちょっと見えた感じがよかったです。

    ただ、ままならぬ境遇のなかで、DVだけは納得できません。それを他の人の不運と同列に並べるのはどうかと思いました。

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    2024年09月15日
  • ナイフ

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    1999年第14回坪内譲治文学賞
    受賞作「ナイフ」他4編の短編集

    「ワニとハブとひょうたん池で」
    「ナイフ」
    「キャッチボール日和」
    「エビスくん」
    4編は、いずれも学校でのいじめがテーマです
    そして、この短編集は子供達だけでなく
    そのいじめを知った親達や、教室で対応しきれていない教師と 大人側の苦しさも書かれています

    25年前から日常化していたいじめは、変わっていないどころか 悪化しているように思う
    読んで苦しいのは、いじめの対象となってしまった子供達が抵抗しない事を最善としているかのようなところ
    親達の中にも待つという対応を選択している人も多い
    子供を守れない事に苦悩する親も苦しい
    重松さんのいじめ小説は、いじめられる側の気持ちを充分に表現しているのだけれど
    どうにかやり過ごすという方向性が多いと思う

    「エビスくん」は 転校生で仲良くなりたいために
    暴力的な行動をとったらしい
    家庭環境が良くなくて本当は優しいとか
    そうは言っても、やられる方はたまらない
    「キャッチボール日和」は、少年がなかなか過酷ないじめを受けて 最後は転校するのだけど
    いじめていた側が転校した後何か思ったところで
    それで解決にはならないですよね

    「ナイフ」は 息子を救ってあげたい父親の苦悩

    教材としても使われる重松さんの作品を読んでも
    全くいじめの解決策は見当たらない

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    2024年09月06日
  • 送り火

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    すごく面白いんだけど重くて心のどこかが落ち込んでいく気分になる
    でも、それぞれになんとなくグッとくるからずっと読んでしまう

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    2024年08月28日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    追い出し部屋に移動させられた3人が会社の不正に立ち向かって行く物語。悪者は去り、正義は勝つと言ったところだが3人は結局会社は辞めてしまったが、果たして勝者になれたのか、一度飛ぶことができたニワトリは未来へも羽ばたいて行けたことと考えたい。

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    2024年08月27日
  • ブランケット・キャッツ

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    とても好きな設定のはずなのにどこかはまりきれなかった。
    キャッツ目線の「旅に出た」がダントツで1番好き。
    猫って、うん、そうなんだよね。賢くて愛情深いの。

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    2024年08月24日
  • 峠うどん物語 下

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    催事場の前のうどん屋。

    ライバルの店が出現したりする。

    最後は主人公のよっちゃんが初めての葬式に出席して、おじいちゃんのうどんをすするところで終わる。

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    2024年08月12日
  • 峠うどん物語 上

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    葬儀場前のうどん屋の話。

    うどん屋を営むおじいちゃんとおばあちゃんを持つ中学生の淑子の話。

    一話一話が短編集のようになっている。

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    2024年08月12日
  • みぞれ

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    ネタバレ

    Iwakuma 借りた本
    読みやすい短編集

    誰かを信じることって、ゲームじゃないと思う


    子供ができない夫婦の短編 ひとしずく 物悲しさある

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    2024年08月12日
  • ナイフ

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    イジメや惨めさがテーマになった短編集です。子供がいる親にとっては、考えさせられるような内容のものが多いです。

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    2024年08月03日
  • ルビィ

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    作家の私は仕事場で首をつった
    気がつくと1人の少女がいた
    彼女は3年前に自ら命を絶った
    7人の命を救わなければ天国にはいけない
    彼女はルビィと自らを名のり
    私をダザイさんと呼ぶ
    2人は様々な人の命を救えるのか

    出会う人々の心のキズが痛々しい
    読んでいて辛くなるけれど
    命を消したらおしまい
    あなたのその命が消えることで悲しむ人がいる

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    2024年07月28日
  • 小学五年生

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    一話20ページ程度の短編集。
    どれも主人公は小学5年生の少年。
    はっきりとはわからないまでも、朧げながら大人の世界が見えてくる、思春期の手前の心情が物語を通して伝わってくる。
    息子が小学5年生なので、これに似た感情を抱くことがあるのかな?と思う。自分はどうだっただろう?

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    2024年07月27日
  • なきむし姫

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    物語の世界観に馴染むまでは
    なかなかいろいろしんどい話だな…と思いましたが
    最終的にはスッキリ終わったかなと思います。

    気のキツい人も、弱い人も、
    子供がいる人も、そうで無い人も
    それぞれその人ならではの幸せと苦労があるんだなと思います。

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    2024年07月26日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    コロナ禍での話であったり、戦時であったり閉塞感に迫られた短編集。仕方ないと諦める思いにやるせなくなるけど、それでも絶望する訳でない。
    読むのがしんどい訳でないのだけど、さみしさの中に優しさを感じさせられる不思議を感じる。
    最後の表題になる篇で救われた気持ちに。この作家さんは本人なのかと思わされた。他の作品でもそんなのを匂わされたのがあったので。

    桃太郎の話は飛び抜けてブラックというかシュールな話だった。小さな悪まで徹底しなくはいけなかったのか?今の社会の在り方を問われているように感じた。

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    2024年07月21日
  • 星のかけら

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    いじめられている主人公ユウキがなんでも守ってくれる「星のかけら」の話を聞き、探しに行く。
    星のかけらに守ってもらおうとしていたユウキがこの本を通じて成長していく。

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    2024年07月15日
  • 木曜日の子ども

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    ネタバレ

    最初から得体の知れない恐怖みたいな、
    もやもやしたものがあって
    どうなっていくんだろうとサクサク読めた。
    だけど、最後ついていけなかった…。

    内藤先生に手紙出したのなんだったの?
    あんなにお母さん思いの子なんだから、
    お母さん登場してほしかった気もする。

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    2024年07月03日
  • ファミレス 下

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    正しさ同士はぶつかり合うけど優しさはぶつからない的な言葉が印象的。ドンのおばあさんの正子は、もう少し子供達に気を遣えないのか?って思った。ドンの強さの裏に隠された寂しさが切ない
    離婚をずっと恐れていた編集長(名前忘れた)は、桜子と別れる時なんでそんなに余裕だったのか気になる。生臭くないレバカツの味が気になります。あと登場人物たちが50代が多くて、私の両親と重ねて考えてた

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    2024年07月03日
  • ファミレス 上

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    ファミレスはファミリーレストランではなくファミリーレスなのではないかと言う言葉が印象的。
    私はまだ大学生で、美代子がおひとりさまを望む理由の理解が難しい。シンプルにお腹が空いた。美味しそうすぎる。ドンという少年の強がるところが印象的。エリカ先生親子ずうずうしい

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    2024年07月03日