重松清のレビュー一覧

  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    凄い事が起こってるんやけど、文章は落ち着いている。体が重くて動けないとか、ちょっとのことでは動じないとか、人生後半戦を迎えた大人をよく表している。僕も後半戦。がんばろ。

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    2023年05月31日
  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    ハム子もオサムもなかなか好きになれなかったけど、後半になって漸く彼らの優しさとかが伝わって来て、最後はじんわり温かくなれた作品かな。

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    2023年05月29日
  • 疾走(下)

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    こんなに救いようのない人生があるのかと思った。
    進んでも進んでも闇の人生を少年と少女はよく生きたなぁと思う。
    こんな経験をしてもちゃんとにんげんの心を最後まで持つことができたシュウジは本当に優しい子だと思う。
    最後の光景をシュウジも見て微笑んでいることだろうと思った。
    もう一度読むことはないが、読んで良かったと思う作品。

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    2023年05月18日
  • 星のかけら

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    生きているだけで素晴らしい。
    本当にそう思った。

    ここまで生きていることは奇跡の連続。
    自分の命、他人の命を大切にしたい。

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    2023年05月05日
  • ひこばえ(上)

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    作者と同年代なので、いままでの作品も、時代背景で、そうそう、そうだったと思うところが多かったが、この作品では父親の歳も一緒で、死んだ父と重ね合わせて読んだ。上巻では、何も起こらず、下巻を読まないと何も進まないのがもどかしい。

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    2023年05月04日
  • ゼツメツ少年

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    2013年刊の文庫版。過去作の登場人物と新規を加えて、創作の世界が現実(として描いた世界の展開)と意図的に干渉し、良い方向へと導き直すことは可能か?…的な実験的な長編。主題は「イジメ」、又は、生きることを許容されない者達の苦しみと絶望、僅かな希望。
    文庫版で後書きを含めて500ページ余り。概ね黒いページが多い上に、これでもかと追い詰められ、屈辱的な危機状況を書き連ねられていたり……。
    この本を勧められるのは、いじめる・いじめられる子の現在と経験の認識を知る&理解したい人、疑似体験してみたい人、作者の大ファンで多くの作品を読んでいる人、かな。
    勧められないのは、既にメンタルが溢れそうな人、傷跡の痛みが癒えていない人、感情移入し過ぎてしまう人。自分は残念ながら後者なので、評価は下げました。救いが無い。読み物として面白くはあるけれど、読後感は非常に良くない。疲れた。

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    2023年04月30日
  • 赤ヘル1975

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    カープが初優勝をしたのは広島県人になって2年目のことで、優勝の瞬間は歯医者の診察台の上にいた。 「もうすぐ優勝が決まるよ!」という奥からの声に先生は治療器具を手にしたまま診察室から出ていったきり帰ってこず、1時間ほど天井と医療ライトを眺めていた思い出がある。 当時の広島県人の思いが詰まったユーモアとペーソスに溢れた作品だった。個人的な思い入れもあり、また何年かしたら読み返したい。(o^^o)v

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    2023年04月29日
  • トワイライト

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    ちょっと20代では読むのが早かった気がする、、
    主人公と同じ年齢になったら沁みるのか、いや沁みない方が良いのかも

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    2023年04月23日
  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    「昭和」がまだあと十数年続くあの頃。小学6年生のノブとハム子は、一人っ子。ふたりそれぞれに弟もどきができて、今までの生活に経験のない事が起き始める。昭和の団地に住む子供達が、多少複雑な事情を持つ大人達の事情に振り回されながら、助け合い支え合って、友人となる。安定の重松作品。
    が、とう言う私もこの時代の一人っ子。重松さんでさえ、一人っ子はわがまま。一人っ子はひ弱でたくましさに欠ける。これも世間の常識なんだろう。なんて表現なさる。全く遺憾でありまあす。確かにまだ一人っ子が少なかった。一人っ子と知ると、よくも知らない大人達が、甘やかされてるんでしょうね、なんておっしゃる。あんたんとこの娘の方が、学校では、グズでわがままよ!とは口には出さない。裕福な貴族の御子息御令嬢でもあるまいし、通常、家庭内負荷が2倍3倍にのしかかる奉仕者でしかありません。その常識を押し付けられない様に私の知る一人っ子達は、責任ある行動をとっておりました。
    そして、一人っ子を甘くみてはいけません。家庭盤ゲームが一人だとできないからね、だと。トランプだって、一人で4人分やるし、人生ゲームだって一人で5台は動かし、銀行だってやり切った。子供が複数居ないとできないなんて、満ち足りたた家庭人の上から目線はいただけない。オセロはできないけどね。人生ゲームの準備から片付けまで無言でやり続ける忍耐力と空想力のどこがひ弱でしょうか。しかも、無口を愛嬌がないとか言い始める世間。ただの愚痴をここまで読んでしまった方は、申し訳ありません。
    たぶん、一人っ子の習性として、同盟は組まないと思います。

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    2023年04月21日
  • ひこばえ(下)

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    重松清さんらしい後味の良い作品
    登場人物もよくかき分けられていて
    すいすい読めた
    でも、なぜだろう?
    あまり共感できなかったのよね
    自分たちを捨てて勝手に生きた父の死
    それに向き合う洋一郎
    うーん
    大家さんとか住職さんとかいい人すぎて……
    ひこばえ 
    新しい芽に託す
    うーん

    ≪ 胸の穴 その穴埋める 道探す ≫

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    2023年04月19日
  • ナイフ

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    重松さん好きだけどあんまり刺さらなかった。
    いじめの描写が結構苦しかった。
    もやもやした感情を持つ家族の話ならビタミンF、ちょっとしたすれ違いを描いた話なら日曜日の夕刊、ふとした時に思い出して読みたくなるのはロングロングアゴーです。この本はイマイチって人にはそちらをおすすめします。なんか最後の話のオチが同じ作者の別の作品で読んだような気がして残念でした。

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    2023年04月12日
  • 疾走(下)

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    ネタバレ

    上巻のあまりの救いの無さに心を「からっぽ」にされた状態で下巻を読み始めた。
    下巻は話の展開が速くなり、奈落の底に向かって「疾走」していく感じ。安易な希望は無いだろうと思える展開なので、より一層「からっぽ」になった心で読んだ。
    少年と少女はよくがんばったよ。
    こういう過酷な運命に翻弄されながらも懸命に生きている子供たちが世界のあちこちにいるんだろうなと思った。
    もう一度手にとれそうにない重い一冊でした。

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    2023年04月06日
  • 疾走(上)

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    ネタバレ

    内容がしんどい。どうしようもないほどしんどい。
    誰の視点で主人公の「おまえ」を描いているのか分からない序盤。「浜」と「沖」、教会に集う人、走ることなどの舞台設定が描かれた上で、やがて兄が壊れ、家族が壊れ、どこにも救いの無い話になっていく。
    壊れてしまった人を「からっぽ」と呼ぶ描写がある。まったく救いの無い展開を読んでいるうちに、この本を読んでいる自分まで「からっぽ」になっていくような感覚がある。
    上巻だけでは何とも評価できないので★3にしてみる。

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    2023年04月05日
  • ひこばえ(上)

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    どんな親でも、例え亡くなったあとでも、親。厄介なこともたくさん。洋一郎はどんな風に向き合うのだろう。下巻へ。

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    2023年03月27日
  • 疾走(下)

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    読み終わった時、クソみたいなストーリーだなと正直思いました。作者はどうして歪んだ若者の感情をこんな如実に書けるんだろうか。すごい。
    他所から見たら他の選択肢は確かにあったのに、あの時はそれしかなかった、そんな気持ちを終始抱える本です。

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    2023年03月25日
  • 疾走(上)

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    ずっと不穏な本。純粋さを持っていた主人公シュウジが、成長するにつれて不機嫌さで人を動かす兄に似てきているなと思う。そんなひとつひとつの描写から嫌な感じを受け続けます。
    シュウジ、頭の中ではあんなにおしゃべりなのに言葉にはできていないのが悲しい。

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    2023年03月25日
  • ルビィ

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    ネタバレ

    自殺しそうな人をルビィとダザイさんがとめる話。
    最後のひとりはダザイさんなんだろうと最初の方から薄々感じていた。

    タクヤの話は感動した。

    期待していたよりは面白くなかったため星3。

    久しぶりに重松清さんの本を読んだ。

    ルビィは本当は死ぬ気なかったというところが心が痛かった。

    残された遺族は死んだ本人が思ってるよりも苦しみ、悲しむのだと思い知らされた。しかし、ニュースや新聞に載ってもその話題はすぐに他の話題に移り、人々の記憶からはすぐに消えてしまうのだと感じた。

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    2023年03月20日
  • カシオペアの丘で(下)

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    ネタバレ

    2008年(第5回)。10位。
    北都で再開した幼馴染+その家族と、ミウさん、川原さん。
    許し、許されるがテーマの小説。
    ガン進行はほんとこわい。昼間の空に星は見えないけれど、いるんだよ。

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    2023年03月30日
  • カシオペアの丘で(上)

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    ネタバレ

    2008年(第5回)。10位。
    また北海道wの真ん中あたりにある北都(架空の町かな)。仲良し小学生4人がカシオペアの丘で星を見るところから始まる。北都の近くの都市は、札幌や旭川。
    大人になり、北都の残った者、東京で頑張ってる者。北都の大企業の孫だったシュンは、炭鉱事故の祖父の対応がイヤで、北都を離れ、東京へ。ガン告知される。北都に残ったトシとミッチョは結婚、カシオペアの丘で遊園地店長。でも今年でつぶれそう。トシは小学生の時のけががもとで車いす生活。そしてユウちゃん。この4人と、娘を妻の浮気相手に殺された川原さんが、カシオペアの丘でまた出会う。彼らそれぞれの事情があるのはわかるが、なんか冗長。ま、下巻へ続く。

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    2023年03月28日
  • 青春夜明け前

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    ネタバレ

    とんがらし
    ヒロシ
    とんがらし同盟。四年生のあきに都会から転校してきた。

    大西
    とんがらし同盟。小太りで体育が苦手。

    藤木
    とんがらし同盟。乱歩同盟。

    後藤
    同級生の男子でいちばん体が大きい。

    モズクとヒジキと屋上で
    ヨシオ
    もともとお調子者。高野義男。

    モンちゃん
    門田。野球部。

    モズク
    にわか雨の日に濡れた髪の毛が額に貼りついていたところが、モズクみたいだったから命名された。中学に入学して以来、学年一のぶさいくオンナの座を押しつけ合ってきた。モンちゃんのことが一年生の頃から好きだった。藤井美智子。

    ヒジキ
    水泳の授業のあとは、髪が水で戻したヒジキみたいだったから命名された。中学に入学して以来、学年一のぶさいくオンナの座を押しつけ合ってきた。最近、「小林くんって、ちょっと、ええん違う?」と言っているらしい。宮本菜々子。

    ユウ
    小林。サッカー部キャプテン。修学旅行委員。

    ヒデくん
    学年で一番ケンカが強い。

    竹内
    女子の修学旅行委員。

    村木
    三年一組。モンちゃんが片想いしている。

    黒田
    修学旅行委員の司会。

    タツへのせんべつ
    ヒロシ
    タツとは小学三年生の頃からの付き合い。

    タツ
    野球部一年生。六月に東京へ引っ越す。

    ツボイ
    野球部監視役の二年生。

    カワムラ
    タツの片思いの子。

    俺の空、くもり。
    スギヤマ
    一番乗りで、一番槍。二十七年後、商社マンとして世界を飛び回っている。

    ノムさん
    クソ真面目。名古屋で就職して、結婚して、子どもができて、会社をいくつか変わって、離婚したとあう噂が流れて、そのうちぷっつりと連絡が取れなくなった。

    イトー
    ロック小僧。プロのミュージシャンにはなれず、福岡で自動車のディーラーに勤めている。

    シミズ
    いま、県立高校の国語の教師。シミズは仮名。

    ヒロ

    横須賀ベルトを知っているかい?
    伊達草平
    二年の十一月に転校してきた。

    マッちゃん
    松本。サッカー部。

    セキタン
    国語が大の苦手。関谷。

    ヨッさん
    クラスで一番ガラが悪い。吉富。柔道部。

    太田
    クラスの女子の中でも一番男子にクールでそっけない。

    富岡
    三年生。

    国元
    富岡とおなじ三年生でもっと怖い。

    オカぴー
    クラスでいちばん冗談好き。

    神林
    サッカー部の三年生。

    でぃくしょなりぃ
    ヒデジロー
    五家宝連のメンバー。

    ゴロウ
    五家宝連のメンバー。

    ダイスケ
    五家宝連のメンバー。

    ショウイチ
    五家宝連のメンバー。

    ヒコゾウ
    五家宝連のメンバー。野球部。

    ヤマザキ
    クラスの担任。

    ヤマギワリョウコ
    『男組』に出てくるヒロインの名前。

    イサク
    二年三組だトップクラスのタラシ。

    ゼンジロー
    仮名B。正体を隠してラブレターを書いた。

    春じゃったか?
    ギュウちゃん
    牛田純一。短期で怒りっぽくて、乱暴でケンカが強くて、頭が悪くて、性格はもっと悪くて、ガラはもっともっと悪くて、やることはもっともっともっと悪い。ビルの建設現場で足を滑らせ、基礎工事の穴ぼこに落ちて死んだ。

    ナベさん
    孤高の四畳半シンガー。博多の大学に行く。

    ヒロ
    東京の大学に行く。

    ノグ
    医学部志望で四月から東京の予備校に行く。

    ヤマケン
    仲間でただ一人ふるさとに残る。

    ナガミネ
    国立大学の二次試験を控えている。

    ジロー
    札幌に行く。

    ヤナセ
    中学時代の女子のリーダー格。

    ホシノ
    ヤナセとなにかと張り合ってた。

    シンちゃん
    工業高校を卒業して地元の自動車工場に就職。

    ミヤタ
    シンちゃんが中学時代から片思いしていた。

    マッツン
    ラグビー部からスカウトされて学区外から越境入学してた。四月から親父のイカ釣り船に乗って漁師の見習いになる。



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    2023年03月15日