重松清のレビュー一覧

  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    ★3.5
    久しぶりの重松作品はやはりグッときます。
    子ども時代から遥か遠くに来てしまったからでしょうか、作中のご両親やおばあさんに共感します。

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    2023年09月21日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    小学校高学年のことを思い出すと、悪いことしたなと反省もするが、総じて考えることなく思い切り走ったり笑ったちしたものだ。大人になっていろんなことがあるけれど、子どもたちには一所懸命過ごしてくれるようエールを贈りたい。2023.9.7

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    2023年09月07日
  • 娘に語るお父さんの歴史

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    幸せの中身は自分で決める
    この言葉に尽きる。
    同世代の重松清さん。
    彼が調べた歴史はまさに自分の歴史でもある。
    科学の進歩
    テレビに夢中だった時代
    家族みんなでテレビを囲んだ時代
    世界一でなく東洋一を目指して
    走り抜けた時代
    物理的変化に幸せを感じ
    未来に希望を感じた時代
    速さを獲得していった時代。
    フォークソングとともに青春を過ごしたい時代。

    だからと言って昔を美化しても仕方がない。
    幸せの中身は自分で決める
    子どもの誕生に万歳し
    子どもの成長に一喜一憂し
    今を愛おしく思う。

    未来を幸せだと信じて生きていく。

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    2023年09月01日
  • 半パン・デイズ

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    1970年代に小学生時代をおくった作者のパラレルワールドといえる話。令和の今日には味わえないレトロな、昭和的な、回帰的な物語。少年の頃の思いが丁寧に書かれている本。

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    2023年08月26日
  • 季節風 夏

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    「ささのはさらさら」の話が好きだ。
    「ひとを好きになるのって、なんていうか、どうしようもないものなんだな、って。理屈で筋道を立てられるわけじゃないし、理由を言えって言われても困る、ただ、好きなんだ、好きで好きでしょうがなくなっちゃうんだな、ひとを好きになるっていうことは」
    お母さんも、きっと、そう。
    新しくお父さんになる人へのわだかまりも、その人の言葉で解けていく。お母さんは勿論、新しくお父さんになる人のことも理解していく。
    お母さんの再婚の第一条件はもとのお父さんのことをほんとうに好きなんだな、と思わせる。
    新しくお父さんになる人の言葉から、お母さんの再婚の第一条件からも、こういう男女関係も

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    2023年08月11日
  • 星のかけら

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    いじめと、交通事故で亡くなったある少女の話が混ざり合う。読後感は爽やか。生きて、前を向いて歩いていくことが大切なんだよな、と感じさせる。

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    2023年08月09日
  • 卒業

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    卒業という言葉は、学校の卒業式をイメージすることが多いが、それだけではない。

    今までの自分から卒業。
    4つの作品から色々な人生をのぞかせてもらった気分になった。

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    2023年08月06日
  • 木曜日の子ども

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    ネタバレ

    7年前クラスメイトに毒を飲ませて大事件を起こした犯人が住んでいた街に引っ越してきた主人公家族。
    主人公には血の繋がってない中学生の息子がおり、
    その息子の様子もどこか不気味。
    そんな時にその犯人が娑婆に出てきてこの街に帰ってきたかもしれないという噂が広まり—

    新しい思想を吸収できた様な気がする。

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    2023年08月01日
  • 星のかけら

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    『ひとに伝えたいことがあるんだったら、「信じろ」っていう気持ちで喋ってくれる?』『お守りは自分の心の中にしかない』
    小学六年生のいじめられいる主人公にこんなことを言ってくれる友達がいるのは救われる。

    『生きてるひとは、みん自分の力で歩いていかないと、だめ』
    ほんと、そうするしかないんだよね。

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    2023年08月01日
  • ビタミンBOOKS―さみしさに効く読書案内―(新潮文庫)

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    装画から小学生におすすめのブックガイドかと思って読み始めたけど、むしろ大人向けと思われるラインナップだった。
    ノンフィクションは普段あまり読まないので、紹介されていた本を読んでみようかなと思った。

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    2023年07月27日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    東日本大震災の被災地を巡る、ある意味ノンフィクションであり、不登校になった少年とライターが取材している形を取ったフィクションになっている。当時の状況を知ることが出来、震災から12年経った今読んでも胸にくる物語でした。

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    2023年07月20日
  • 星のかけら

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    「星のかけら」
    それを持っていれば、どんなにキツイことがあっても耐えられるというお守り
    交通事故現場に落ちているというウワサのそれを探しに行った夜から不思議な体験が始まる…

    子どもが大人になるにつれ次第に経験するようになるキツイこと…
    生きるのって楽しいことばかりじゃないんだ
    このキツイ気持ちってこれからずっと続くのかな
    死ぬってどういうことなのかな
    子どもの視点で進む物語はとても純粋で時として儚い。

    生きることの意味、命の意味…
    朧げながら少しずつそれらの輪郭を掴むことで、自分の力で生きる力を育んでいく物語
    主人公のユウキも、キツイいじめにひたすら耐え忍んでいたが、星のかけらの体験から次

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    2023年07月13日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    ネタバレ

    重松さんらしい、子どもに読んでほしい話でした。
    ちょっとしたモヤモヤ、思春期らしい他者の目の意識、そんなことを思い出します。

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    2023年06月18日
  • 娘に語るお父さんの歴史

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    タイトルに惹かれ、読む。
    1963年生まれの父親が育った時代の社会的な出来事を振り返りながら、語っていく。
    もっと個人的で内面的なお父さんの歴史を語っていくのかと思っていたら、なるほどこんな展開で語っていくんだと思った。
    重松清さんの小説は好きな方だが、もともとちくまプリマー新書で出版されただけあって、いつもの小説とは違う感じである。

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    2023年06月01日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    凄い事が起こってるんやけど、文章は落ち着いている。体が重くて動けないとか、ちょっとのことでは動じないとか、人生後半戦を迎えた大人をよく表している。僕も後半戦。がんばろ。

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    2023年05月31日
  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    ハム子もオサムもなかなか好きになれなかったけど、後半になって漸く彼らの優しさとかが伝わって来て、最後はじんわり温かくなれた作品かな。

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    2023年05月29日
  • 疾走(下)

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    こんなに救いようのない人生があるのかと思った。
    進んでも進んでも闇の人生を少年と少女はよく生きたなぁと思う。
    こんな経験をしてもちゃんとにんげんの心を最後まで持つことができたシュウジは本当に優しい子だと思う。
    最後の光景をシュウジも見て微笑んでいることだろうと思った。
    もう一度読むことはないが、読んで良かったと思う作品。

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    2023年05月18日
  • 星のかけら

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    生きているだけで素晴らしい。
    本当にそう思った。

    ここまで生きていることは奇跡の連続。
    自分の命、他人の命を大切にしたい。

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    2023年05月05日
  • ひこばえ(上)

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    作者と同年代なので、いままでの作品も、時代背景で、そうそう、そうだったと思うところが多かったが、この作品では父親の歳も一緒で、死んだ父と重ね合わせて読んだ。上巻では、何も起こらず、下巻を読まないと何も進まないのがもどかしい。

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    2023年05月04日
  • ゼツメツ少年

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    2013年刊の文庫版。過去作の登場人物と新規を加えて、創作の世界が現実(として描いた世界の展開)と意図的に干渉し、良い方向へと導き直すことは可能か?…的な実験的な長編。主題は「イジメ」、又は、生きることを許容されない者達の苦しみと絶望、僅かな希望。
    文庫版で後書きを含めて500ページ余り。概ね黒いページが多い上に、これでもかと追い詰められ、屈辱的な危機状況を書き連ねられていたり……。
    この本を勧められるのは、いじめる・いじめられる子の現在と経験の認識を知る&理解したい人、疑似体験してみたい人、作者の大ファンで多くの作品を読んでいる人、かな。
    勧められないのは、既にメンタルが溢れそうな人、傷跡の

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    2023年04月30日