重松清のレビュー一覧

  • 木曜日の子ども

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    重松清は覚えてる限りでは初めて手にした一冊。
    悪いことの反面それを恍惚に思う人もいるものなのだと。こうして人は崇められたり崇めたりするものなのだなと感じた、、
    家族というもの、生きるということ、死ぬということ、色々考えさせられた本でした。
    【死にたいわけじゃない、終わりたいわけだ。】【明日をどうしても迎えなくないと思ったら…しょうがない。】【自分の未来を消し去るために命を使わなきゃいけないことになったら、それはもうしょうがない】生きることに疲れてる自分にはなかなか刺さる言葉の数々でした

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    2026年04月21日
  • 青い鳥

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    吃音の、モッサリした先生がヒーローという少し変わった物語でした。
    心が痛くなる様な話が多かったけど、中学生が成長する姿は感動でした。

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    2026年04月17日
  • めだか、太平洋を往け

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    あらすじを読んで手に取ったので、震災復興を絡めたストーリーだとは思わなかった。
    読み終えると暖かくなるような、「家族」の話。
    それぞれの境遇、死と向き合い登場人物みんながそれぞれ成長していくように感じた。

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    2026年04月15日
  • きみの友だち

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    中学や高校での周囲との関わりってこんな感じだったなぁと、なんとなく切なさを感じた

    すっかり変わってしまうのが必ずしも良いのではなく、周りも自分もなかなか変わらないなかで、少しだけ見方を変えてくれる存在がいることが、ものすごく素敵な事だと思いました

    私は佐藤くんの気持ちが少しわかるような気がしました
    素直になれず、その苦しさをどこにぶつけていいか分からなくていつも思うようにいかず空回りしてしまう気持ち。
    佐藤くんの話で泣きました

    私も もこもこ雲を探したい

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    2026年04月13日
  • 星のかけら

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    2026.4.12
    家でふと発見。
    懐かしさで読みました。
    ストレートな表現で素直な気持ちになれる。

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    2026年04月12日
  • カカシの夏休み

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    ①カカシの夏休み
    短冊があればあるだけ願い事を書ける。子供の頃の僕だってそうだったのだろう。大人になると思い出せない願いごとが、あの頃は本当にたくさんあったのだ。

    「学生時代は、ちょっと背伸びして読んでたの。最近になって、やっとぴったりになりたかなって思ってたんだけど・・・・・・よく考えたら、その『最近』って、十年ぐらい前のことなんだよね」
    くしゃくしゃになった表紙の皺をていねいに伸ばしながら「いつのまに追い越しちゃったのかなあ」と寂しそうに笑った美和子は、結局その雑誌を買わなくなった。
    僕たちは、そんなふうにしてオジサンやオバサンになることを受け入れてきた。これからも似たような出来事を繰り返して、年老いていくのだろう。

    片一方の言いぶんだけを聞いて単純に同情したり憤ったりしていた若い頃が、懐かしい。歳をとって、世の中や人間のいろいろなことがわかってくるにつれて、中立の位置から身動きがとれなくなることが増える。やはり、僕たちはカカシなのだろう。

    「いままでずーっと仕事に張り切っててさ、今度からはカズのことや家のことでがんばらなくちゃって張り切って・・・・・・ちょっと、張り切りすぎちゃったんだよな」あのひとも必死になって自分の居場所を探していたんだろうな、と思う。身動きできないはずのカカシが、歩きたくて、歩きたくて、目の前にいる鳥やけものを追い払いたくて、収穫を一粒たりとも奪われたくなくて、だからあんなにいらだっていたのかもしれない。

    ②ライオン先生

    言葉でつなげなくとも、父親が生きてきた四十数年の足取りは見当がつく。どこにでも転がっていそうな、平凡で、おもしろみに乏しく、真似るのは簡単に見えて、けれどもう一度同じように生き直せと言われたら意外と難しい、そんな人生がある。
    いま、それが、粉々に砕けた。職を失って断ち切られたものは、未来ではなく、過去だ。

    ③未来

    「弟もその子のこといじめてて、なんにも言わないけど、たぶん、いろんなひどいことしたんだと思うんですよね。でも、もう、これからは絶対にしないんじゃないかな、人のこといじめたり傷つけたり踏みにじったりするの、もうしないと思う」口で言うのとは逆のことが頭に浮かぶ。赤堀くんが自殺したのを教訓だとか反省材料だとかにするのは、よくない。死んだ人は生きている人の未来のために死んだわけじゃない。苦しんで、苦しんで、苦しんだすえに自分の未来を断ち切って、ひとりぼっちで、いなくなった。わたしは長谷川くんの苦しみがわからないままだったけれど、弟にはせめて弟だけには、死んでしまった人の苦しみが伝わればいい。そこから先は、いまはなにも考えなくていいから、ただ、人がいなくなるということの重みを、泣いて、悔やんで、べつに怒っても笑ってもいいけど、とにかくまっすぐに受け止められたら、いいな。

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    2026年04月12日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    左遷部屋にそれぞれ家庭の事情を抱えた人間が集まる話、前にもどこかで読んだ。中川は公序良俗違反の契約でもらった金なので返金の必要はなかったのではないかと思ったり。美月ちゃんのためにも。

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    2026年04月07日
  • あすなろ三三七拍子(上)

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    大学の応援団に入ったつもりになって、楽しく、時には感化されそうになりながら、スラスラと読むことでできた。女性団員やOBメンバーとの会話を通じて、応援とは何かに、応援団のポリシーにも共感できた。

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    2026年04月06日
  • みんなのうた

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    久しぶりの重松清さんの小説!

    残念ながら売れない演歌歌手の荒川あやめさんの
    「なにをやってもうまくいかないときに帰りたくなるのがふるさとだとも思うし、それを黙ってむかえてくれるのが、ふるさとかもしれないし」という言葉が心に残った。が、私にはもうふるさとはない。息子達のよきふるさとになりたいと思った。

    何をしてもわりと人に受け入れられるイネちゃんのような人っているのよね!レイコには妬みのような部分があるとは思うけど、もうそれは性分だから自分は自分と生きることなんだと思った!

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    2026年03月27日
  • 流星ワゴン

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    読み始めてあっという間によんでしまった。
    男女の差はあるのに所々とても身に染みた。親子の確執があるわけではない。でも年代なのか、置かれた状況なのか自分とカズを重ねてしまう。
    きちんと家族をみてなくてはいけない。何が自分にとって1番大切なのかをよく見ていなくてはいけない。
    仕事の変わりは結局いるが子の、親の代わりはいない。
    ただ妻の下りは意味不明だった。受験サポートのストレスがそうさせた?単なる色狂い?旦那が自分をみてくれなくなったから?
    走った理由も不明なら、それをしなくなる理由も不明。人間そんな単純に何かを思ったりしなかったりする訳ではないでしょうが。

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    2026年03月27日
  • きみの友だち

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    ネタバレ

    友達って何だろう?一人の友達を大切にしている子がいれば、たくさんの友達に囲まれている子もいる。読んでいて、これでいいんだと思う。良いお話でした。

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    2026年03月24日
  • 十字架

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    ネタバレ

    重松清さんはなんか苦手なんだよなぁと思いながらもあらすじから興味を持って購入。いじめを理由に自殺をした少年といじめを見て見ぬふりをしたクラスメイトたち。人生を大きく狂わされた家族の悲しみと怒りが、遺書に名前が書かれていた「僕」の戸惑いが、これでもかというほどに感じられました。特に前半は読んでいてとても痛かった。残念だったことは人がきれいに描かれ過ぎていて、本当に暗いところには手が届いていないようで。歯がゆい。作品として丸くまとまり過ぎてるように思いました。考えさせられる、読めて良かった作品です。

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    2026年03月23日
  • ファミレス 上

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    熟年夫婦の微妙なすれ違いから、ことが大きくなってしまう話です。
    何故か父の書斎に置いてあって、読み途中だったと思われますが、勝手に読んでしまいました。
    親父、お袋とうまくいっていないのかなと、少し心配になってしまいました 笑
    内容は全体を通して穏やかなので、読みやすくて一気に読み終えました。

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    2026年03月21日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    コロナ禍に書かれたコロナ禍の話など。子どもも読めそうな優しい語りだと思いきや、毛並みの違うお話も挟まれていました。星の王子さま、まだ読んでないので、早く読もうと思います。

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    2026年03月18日
  • 疾走(上)

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    ネタバレ

    まだ上巻なので、おもしろいかどうかはわかりません!シュウイチは予想以上に自滅し、父は失踪、母はギャンブル中毒に。シュウジは不幸だと思うけれど、達観しすぎて、感情移入もできないし。あまり描かれないけれど、母がちょっとでもシュウジを見ていたら、シュウジはこんなにもひねくれなかったのではと思いました。そして、ひたすら「おまえは」という謎の人称での文体はめちゃくちゃ好みでした。シュウジが過去を振り返っているのですよね。「現在」のシュウジと下巻で出会えるのか、楽しみにしています。全体的に仄暗くて好きです。

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    2026年03月14日
  • せんせい。

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    先生も人間。汚い部分もある。それでも先生。
    個人的には『青い鳥』の先生が好きすぎて、それは超えませんでした。こっちの先生の方が人間らしい先生ではあるのかも。すらすら読めました!
    子どもの前に立つ以上、自分の目指すあるべき姿でいたい。どんなことがあっても、子どもたちの味方でいたい。

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    2026年03月12日
  • 送り火

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    病み上がりにオーディブルで聞き流したからか、重松清作品にしてはあまり刺さらなかったな という印象。

    一話だけ じん、とくるワードがあった気がするが、もう思い出せず、、、

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    2026年03月10日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    いろいろなさびしさやかなしさが描かれている。
    コロナ禍に書かれたもののようで、当時の暮らしが思い返された。
    あの頃は本当に過ごしにくかった。
    疑い合って傷つけ合ってウイルスより人の方が恐ろしかった。
    最後の話がそれまでの話を上手くつなげていておもしろかった。
    ただ入り込めない話もあり、読むのに時間がかかった。

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    2026年02月27日
  • みぞれ

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    11個もある短編集で、たまにはこーゆー読みやすいものもあり!
    この中には「あ、これで終わりか」って感じたものもあったし、「んー!ええなぁ!」ってのもあった!
    様々やったけど、11回も余韻を楽しめる感じが良い。
    個人的には
    ・石の女
    ・望郷波止場
    ・ひとしずく
    が好き。多少のストレスを求めてるんかもしれへん。10辛かったとして、10幸せが返ってくるというよりは、2,3くらいしか返ってこーへん感じやけど、ほんのワンシーンで切り取られてるからこそ深みがあるように思える。人生はこんな部分の繰り返し。

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    2026年02月26日
  • カシオペアの丘で(下)

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    えりさんは、俊介の全てを理解し、受け入れ本当に凄いと思った。
    旦那の元彼女に会い、故郷に行き、自分が知らなかったことや知りたくない。過去も全て受け入れる。苦しくて、どうしようもなくても受け入れる姿に愛を感じました。
    死ぬのってとても怖い。
    けど、光に包まれて死んでいくと考えたら、シュンのように少しは心が楽になるかと思いました。

    としやミチョについては、正直共感できない部分もありました。
    ゆうちゃんについては、自分と似ている気がして、心の言語化が少しできたと思います。

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    2026年02月23日