重松清のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
表紙からして明るい内容ではないと思っていたけど、ずっと暗いし、主人公(父親)や大人たちが子どもに振り回されてばかりでモヤモヤした。
再婚相手の連れ子(晴彦14歳)と父親が気を遣いすぎてギクシャクしている。本当は母親がしっかりしなきゃダメだろうけど、ポンコツで役に立たない。
なんで主人公ばっかりが気を遣っているのかが気になった。そんなに気を遣う相手なら再婚しなきゃいいのに…。他人を辛そうだったから助けたかったなんて偽善者。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
●内容は暗いけど、
印象的な表現はたくさんあった。
↓↓↓
「知る」というのは残酷なものだ。
知ってしまうと、もう「信じる」こと -
Posted by ブクログ
「友だち」ってなんだろう。
「友だち」が集まった「みんな」ってなんだろうと考えさせられる作品だった。
登場人物を「きみ」と表して、その「きみ」に語りかけるような文体で綴られている。
生まれたときから病気を抱えている友だち、事故で障がいを負ってしまった友だち、勉強やスポーツでライバル同士だった友だち、クラスの友だち、学校の友だち。
様々な友だちとの関わりの中、自分らしさを求めながら成長していく。
最終章では、「きみ」に対する「僕」も登場し、感動的なフィナーレで幕を下ろす。
フィクションのようで、フィクションではない重松さんの自叙伝のようにも感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
◼️短編概要
01.ワニとハブとひょうたん池で:娘、友達、両親
02.ナイフ:父、子、不良グループ
03.キャッチボール日和:私、父友、父友の子
04.エビスくん:僕、転校生、友
05.ビタースイートホーム:父、母、娘、教師
(概要)⇒娘の教育方針についてキャリア志向だった元教師の母と娘の担任の熱心系の女教師が対立する。対立内容は娘が日記に感想を書かないことについて。教師が何度も注意しても娘は一向に感想を書こうとしない。母も教師の過剰な教育介入に反発する。この教師は他の父母とも対立しており、親vs学校の対立にまで発展する。対立はその後に色々あって収束。その後、娘がなぜ日記を書かなかったのか -
Posted by ブクログ
あのひとのことをどう呼べばいい?
決めかねている。
あのひとは気づいているだろうか。出会ってから二十年が過ぎて、言葉を交わしたことは何度もあったのに、僕はまだ一度もあのひとに呼びかけていない。
おじさんー。
藤井さんー。
フジシュンのお父さんー。
どれもだめだった。小学生の頃から顔見知りだったフジシュンのお母さんのことは「おばさん」と呼べるのに、フジシュンが死んでから出会ったあのひとを「おじさん」とはどうしても呼べなかった。
あのひとだってそうだ。僕はずっと名前を呼んでもらえなかった。
僕があのひとに語りかけて、あのひとが僕に語りかける。でも、僕たちの言葉にはずっと宛名がなかった。ぽつりと漏ら -
Posted by ブクログ
自分にもあてはまる、親の無力さを感じる。何とかしてあげたいという親の行動が子供にとって全くよくないことにつながることがほとんどだ。普段通り、生活を変えずに、接する。仕事を辞めたりせず、気を使いすぎず、いつも通りに。寄り添う気持ちで、愛情は伝わる。とか聞くけど、そんな神対応みたいな冷静な親なんていないだろう。愛情ってなんだろう、今までの子育てってなんだろう、私が悪かったのかとか、親もただの人間であることを思いしらされる。
最後のビタースイート・ホームが若干軽さがある話で助かった。「エビスくん」は本当にきつかった。防波堤でエビスくんに病院に来てくれるように頼む辺りは、もう限界やんと思って涙がどんど -
Posted by ブクログ
またまた、職場の友人から貸してもらった。
その友人も、通勤電車でのみ読書を楽しむ人。
電車の中で、泣きそうになった、と言うので。
確かに、涙が。
朝から泣ける。
でも、残念ながら、文体は私には合わなかった。
それに、ちょっと、「いかにも」ってのが、気に入らない文章とか、句読点の使い方が少し気になる。
でも、いい話だ。
文中にあったように、余命がわかって、「その日」の準備をするほうが、覚悟が出来ていいのかな。
その人がいなくなっても、世界は、街は、日常は何も変わらず時を刻む。それは残酷か、それとも優しさか。
絶望を背負ったまま生きていけるほど人間の心は強くないから、
とあった。
それは
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。