重松清のレビュー一覧

  • 木曜日の子ども

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    表紙からして明るい内容ではないと思っていたけど、ずっと暗いし、主人公(父親)や大人たちが子どもに振り回されてばかりでモヤモヤした。

    再婚相手の連れ子(晴彦14歳)と父親が気を遣いすぎてギクシャクしている。本当は母親がしっかりしなきゃダメだろうけど、ポンコツで役に立たない。
    なんで主人公ばっかりが気を遣っているのかが気になった。そんなに気を遣う相手なら再婚しなきゃいいのに…。他人を辛そうだったから助けたかったなんて偽善者。

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    ●内容は暗いけど、
    印象的な表現はたくさんあった。
    ↓↓↓
    「知る」というのは残酷なものだ。
    知ってしまうと、もう「信じる」こと

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    2025年12月06日
  • きみの友だち

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     「友だち」ってなんだろう。
    「友だち」が集まった「みんな」ってなんだろうと考えさせられる作品だった。
     登場人物を「きみ」と表して、その「きみ」に語りかけるような文体で綴られている。
     生まれたときから病気を抱えている友だち、事故で障がいを負ってしまった友だち、勉強やスポーツでライバル同士だった友だち、クラスの友だち、学校の友だち。
     様々な友だちとの関わりの中、自分らしさを求めながら成長していく。
     最終章では、「きみ」に対する「僕」も登場し、感動的なフィナーレで幕を下ろす。
     フィクションのようで、フィクションではない重松さんの自叙伝のようにも感じた。

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    2025年12月03日
  • 星のかけら

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    生きてることってすごい。
    重松さんらしい温かみのある本だった。
    星のかけらに隠された秘密。
    突然現れたふみちゃん。
    ユウキが少しずつ逞しくなっていく姿。
    マサキのお兄ちゃんのタカヒロ、
    いじめっこだったヤノ。
    それぞれが、ふみちゃんの死をきっかけに、
    生きることの尊さを学ぶことになる。

    今日と違う明日を積み重ねられることは、
    本当に幸せなことなんだと、気付かされた。
    だんかピュアな気持ちになったなー。

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    2025年11月30日
  • 見張り塔から ずっと

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    楽しい話でないのに、続きが気になり、一気に読みました。人の残酷さ(意識的でも無意識にでも)に焦点が当てられているなあと感じました。そういう残酷さをどうやってかわして生きていこうか…と考えさせられました。

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    2025年11月29日
  • ナイフ

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    ネタバレ


    ◼️短編概要
    01.ワニとハブとひょうたん池で:娘、友達、両親
    02.ナイフ:父、子、不良グループ
    03.キャッチボール日和:私、父友、父友の子
    04.エビスくん:僕、転校生、友

    05.ビタースイートホーム:父、母、娘、教師
    (概要)⇒娘の教育方針についてキャリア志向だった元教師の母と娘の担任の熱心系の女教師が対立する。対立内容は娘が日記に感想を書かないことについて。教師が何度も注意しても娘は一向に感想を書こうとしない。母も教師の過剰な教育介入に反発する。この教師は他の父母とも対立しており、親vs学校の対立にまで発展する。対立はその後に色々あって収束。その後、娘がなぜ日記を書かなかったのか

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    2025年11月29日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    題名だけ見て買った一冊。

    大切なことを思い出させてくれる猫の話

    なんか子供が読む様な本だなと思って読んでいたが、あとかぎを読み、あーやっぱり児童向けの本だと知った。

    でも大人が読んでも楽しめると思う。

    大人が読んだ方がいいのかもしれない。

    しばらく読書から離れていた。
    また読書に復活するには読みやすくいい小説でした。

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    2025年11月26日
  • 卒業

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    重松さんの描く文章は丁寧で構成もしっかりしていて、いい意味で教科書に載っていそうな、文学の基本のような感じ。全部親のどちらかが亡くなってしまうけど、困難に直面しながらも良い方向に向こうと努力する。悲壮感が漂うけど勇気づけられるお話ばかりで良かった。特にまゆみのマーチが好き。追伸は、読み進めるうちに幼少期の主人公の感情から義理の母の感情へ、自分の感情がシーソーみたいに交互に傾くのが楽しかった。ただ、個人的に完成され過ぎている文体にあまり魅力を感じないのでこの評価です。

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    2025年11月25日
  • 流星ワゴン

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    ネタバレ

    バックトゥザフューチャーみたいなワゴン。
    未来は変えられないのが異なるところか。
    ただあの時を振り返ることによって今の感じ方が変わる。

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    2025年11月21日
  • くちぶえ番長

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    読みやすくて半日で読めた。読みながら自分の小学生の頃を思い出した。
    ダメなことだってみんな分かってるけど気が強い子に流されてみんな見て見ぬ振りしちゃう感じ、そういえばすごく嫌だったなって思った。

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    2025年11月17日
  • せんせい。

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    短編集。

    「泣くな赤鬼」の話は感動して泣いた。

    全体を通して、”先生“も生徒と同じ人間だし、間違いもするし、その度に成長もする。小さなころは先生が正解の世界だけど、完璧な人はいないということも事実だと思った。自分自身も先生大好きだから、読んでて楽しかった。

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    2025年11月14日
  • 青い鳥

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     読んでいると気持ちが辛くなった。それほど人の悲しい感情を細かく描いてると思う。
     舞台が学校だが、学生時代読んでも響かないかもしれない。それくらい深い内容だと思う。
     最近人に安易にアドバイスできなくなってきた。多くのことを経験、知ることにより、多方面からものを見ることができるようになった。そのため答えが出ててもできないことがあることに気づいたかもしれない。
     一人にさせないってことが子供だけではなく、大人にも必要な気がする。
     嘘をつくのは、一人になりなくないため、その通りだと思った。

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    2025年11月09日
  • 小学五年生

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    なかなかエグいことも書いてあるし、キャラクターに個性が感じられず、逆に共感を持てなかった。
    ただ、物語はいやな展開が多くても引き込まれた。
    とくに、バスの話とカンダさんの話が好き。

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    2025年11月05日
  • ビタミンF

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    必ず泣けます。
    という帯。
    それほど泣けなかったな。
    深入りしなかった、できなかった、という感じ。
    「なぎさホテルにて」と、「母帰る」のラストは、少し、グッとくるものがあった。

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    2025年11月04日
  • 卒業

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    おじさんの哀愁と、それにまつわる死を扱わせたら、この人の右に出る人はいないんじゃないかと思う。

    重松清さんの作品をちゃんと初めて読んだのはいつだったかな。
    二十代だったのかな。

    そんな私ももう45。
    こどもはいないけど、あの頃よりも、登場人物のおじさんの気持ちがわかってくる。

    重松清の文体、好きなんだよなあ。

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    2025年11月03日
  • ルビィ

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    自殺したルビィとダザイさんが事故死や自殺しようとしている人を止める話。死を考えさせられましたがラストはなんとなくわかりました。

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    2025年10月28日
  • ビタミンF

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    時代は少しズレているけれど、40代でこの本に出会えてよかった。
    自分の生活と比較して、主人公たちに感情移入出来ました。

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    2025年10月26日
  • せんせい。

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    一番身近なおとなを「せんせい」と呼ぶ日々が、とても幸せなことだと、私も思う。
    重松清は、教師の話をたくさん書いている。彼は、短編なのにこんなに心ゆさぶられたり、その中でもやっとする場面もあるけど、とにかくすごい人だと思う。
    これからも読み続けたい。
    登場する先生たち皆、とても人間味があり、彼らが近くにいてくれたらいいなと思う。
    ロックンロールを貫いた富田先生
    保健室のヒデおば
    厳しいのだけれど、、ヤスジ
    など

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    2025年10月21日
  • 十字架

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    あのひとのことをどう呼べばいい?
    決めかねている。
    あのひとは気づいているだろうか。出会ってから二十年が過ぎて、言葉を交わしたことは何度もあったのに、僕はまだ一度もあのひとに呼びかけていない。
    おじさんー。
    藤井さんー。
    フジシュンのお父さんー。
    どれもだめだった。小学生の頃から顔見知りだったフジシュンのお母さんのことは「おばさん」と呼べるのに、フジシュンが死んでから出会ったあのひとを「おじさん」とはどうしても呼べなかった。
    あのひとだってそうだ。僕はずっと名前を呼んでもらえなかった。
    僕があのひとに語りかけて、あのひとが僕に語りかける。でも、僕たちの言葉にはずっと宛名がなかった。ぽつりと漏ら

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    2025年09月27日
  • ナイフ

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    自分にもあてはまる、親の無力さを感じる。何とかしてあげたいという親の行動が子供にとって全くよくないことにつながることがほとんどだ。普段通り、生活を変えずに、接する。仕事を辞めたりせず、気を使いすぎず、いつも通りに。寄り添う気持ちで、愛情は伝わる。とか聞くけど、そんな神対応みたいな冷静な親なんていないだろう。愛情ってなんだろう、今までの子育てってなんだろう、私が悪かったのかとか、親もただの人間であることを思いしらされる。
    最後のビタースイート・ホームが若干軽さがある話で助かった。「エビスくん」は本当にきつかった。防波堤でエビスくんに病院に来てくれるように頼む辺りは、もう限界やんと思って涙がどんど

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    2025年09月15日
  • その日のまえに

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    またまた、職場の友人から貸してもらった。
    その友人も、通勤電車でのみ読書を楽しむ人。
    電車の中で、泣きそうになった、と言うので。

    確かに、涙が。
    朝から泣ける。
    でも、残念ながら、文体は私には合わなかった。
    それに、ちょっと、「いかにも」ってのが、気に入らない文章とか、句読点の使い方が少し気になる。

    でも、いい話だ。

    文中にあったように、余命がわかって、「その日」の準備をするほうが、覚悟が出来ていいのかな。

    その人がいなくなっても、世界は、街は、日常は何も変わらず時を刻む。それは残酷か、それとも優しさか。
    絶望を背負ったまま生きていけるほど人間の心は強くないから、

    とあった。
    それは

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    2025年09月15日