重松清のレビュー一覧

  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    かつてのバンド、ショットガンホーンズ。そのメンバーは解散して間もなく、別々の人生を歩み出した。
    キヨシローが亡くなり、人生も後半戦に差し掛かって、再出発したくなったアカネは、かつてのバンドメンバーに会うツアーを開始する。みんな、それぞれ人生を送っているけど、幸せなのだろうか。
    各々が苦悩から再出発していく様子が希望を与えてくれる。

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    2026年02月13日
  • 木曜日の子ども

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    ネタバレ

    前半から中盤にかけてが面白すぎたので寝ずに読める!と思いきや
    後半がなんとも失速…
    なんだこれ?な展開で…
    カリスマ性もなんもない厨二病なお子様がラスボスで出てきたのと、こんな状態になってまで婚姻関係継続せんでええわ状態w
    思春期に再婚しちゃったママが間違えたね
    しかも壮絶なイジメを受けてた直後にw
    てかこのママ、息子の変化に疎すぎやしないかね?

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    2026年02月09日
  • みんなのうた

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    みんなのうた

    人間みんなが持っているものって多くないと思う。
    けれど、その中で「ふるさと」はみんなが持っているのかもしれない。
    生まれた場所かもしれないし、育った場所かもしれないし。ふるさとと思える場所はどこでもよくて、自分が思うふるさとがあるっていうこと自体が幸せなことなのかなと思わせてくれた。

    どんな人生の選択をしても、それを肯定してくれて、応援してくれるのは自分自身と家族しかいない気がするし、どの選択をしてもそれを正解って言うと少し意味合いが違うけれど、納得する??人生にしていくのは自分しかいない。そのためには、満足できるほど、自分を受け入れられるほど、自分と真正面から向き合って努力

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    2026年01月29日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    2011年3月11日2時46分。忘れられないこの時刻にあの巨大地震が発生し、東日本各地、特に東北地方を津波が襲ったことはいつまでも心に刻まれている記憶です。

    本書は、2011年秋から冬にかけてが舞台。中学受験の失敗が大きな枷となって不登校になった少年が、父親の同年代の友達であるライターの男性に誘われて被災地を取材するのに同行する物語。取材先は著者・重松清さんがほんとうに取材した方たちで、虚構ではありません。本書の帯には「ドキュメントノベル」との文言でわざわざどういったジャンルの作品なのかがカテゴライズされていますが、具体的には現実の被災地の様子を架空のキャラクターが訪問して現実を伝える、とい

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    2026年01月25日
  • 流星ワゴン

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    少し前に話題になった本を読んでみた。
    物語は序盤からテンポよく展開して、途中で立ち止まる暇もなく、一気に読み終えてしまった。

    ただ、これは時々感じることなんだけれど、
    読んでいる最中に
    「次はどうなるんだろう」「早く続きを読みたい」
    という気持ちになる本ほど、読み終えたあとの満足感が意外と淡いことがある。

    流星ワゴンも、まさにそんな一冊だった。

    どこが悪い、というわけではない。
    展開に不満があるわけでも、テーマが浅いとも思わない。
    けれど、読み終えたあとに余韻が残らず、
    「はい、次」という感覚で本を閉じてしまった。

    きっとこれは、作品の良し悪しではなく、好みの問題なんだろうと思う。

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    2026年01月24日
  • 送り火

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    ネタバレ

    ◼️短編概要
    01.フジミ荘奇譚
    02.ハードラック・ウーマン
    03.かげせん
    04.漂流記
    05.よーそろ

    06.シド・ヴィシャスから遠く離れて★
    (概要)⇒パンク時代の全盛期にライターをしていた主人公佐藤とパンクバンドのボーカルだった乱丸。20年ぶりに子供の保育園のお迎えで再会する。20年経ち2人とも過去の過激な思想の角は取れて、丸くなった大人として平凡に暮らしいていた。そこにもう1人、佐藤がかつて書いたコラムの大ファンだという男 堀田が現れる。堀田はパンク全盛期より下の世代で直接パンクを体験してないが、佐藤の書いたコラムをバイブルとして崇拝しており、パンクな生き方をしてきたらしい。結構

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    2026年01月18日
  • せんせい。

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    職業柄教師が出てくる作品は感情移入がしやすくスラスラ読める。
    つまり、重松さんの本は、私にとってとても読みやすいということになる。
    あとがきにあったように、「私はあなたを子どもと親と先生を書く人だと思っています。そして、あなたの言葉に救われたことがあります。」と伝えたい。

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    2026年01月18日
  • 青春夜明け前

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    中学生ぐらいの時に一回読んだ記憶があってもう一回買って読んでみた。
    子どもの解像度が高いというか、当時の子供たちは自分たちのことをそんな詳細に語ることができないから、後付けの解像度なんだろうけど、それでも懐かしさを感じた。
    自分とは違う環境で育った子どもでも、同じようなことを考えるんだな〜と笑えた。

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    2026年01月18日
  • その日のまえに

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    炎の積読消化シリーズ!
    ついに十冊目でゲス。

    ゲス?(笑)

    泣ける話と聞いてー。
    ほら、最近空気乾いてるから。
    潤い大事だから。
    気合入れて涙腺刺激してみます。

    人の死にまつわる短編集。

    んー、最後の「その日のあとで」が好きじゃない。
    そこまでは★3の中〜上だったけど、少し減点して★3の下にします。

    ・ひこうき雲
      小学生のお見舞い。

    ・朝日のあたる家
      先生。

    ・潮騒
      小学生の頃に住んでた町に。

    ・ヒア・カムズ・ザ・サン
      母子家庭。

    ・その日のまえに
      思い出の町に。

    ・その日
      その日。

    ・その日のあとで
      後日談。まとめ。

    正直もっとガツンと来る

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    2026年01月18日
  • 流星ワゴン

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    壊れた家庭に疲れて死にたいと思っていた主人公の一雄。
    家庭は一気に壊れたのではなく、徐々に壊れていっていた。その岐路に遡り、原因を理解して受け入れ、家庭を修復しようと立ち直る話。
    家庭が壊れた要因は次の二つ
    ・妻の美代子の不貞
    ・広樹の引きこもり
    岐路に立ちあいながら、登場人物である主人公の親の忠さん、ドライバーとその家族の橋本親子の悩みも展開される。
    ・主人公とその親の忠さんの不仲
    ・橋本親子の成仏

    重たい話が続くものの、徐々に忠さんとのわだかまりが解消されていく場面は胸がじんわりとした。
    美代子との関係に疑問を抱くものの、おそらく一雄は寝取られ属性と思われるので納得である。

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    2026年01月15日
  • ビタミンF

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    男性の逃避とか、情けなさとか、そういうものに自覚的じゃないとここまで書けない、と気づき、え、良かったのかも、となりました

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    2026年01月12日
  • 流星ワゴン

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    ネタバレ

    ミステリ嫌いの友人から熱心に勧められて読んだ。数ヶ月ぶりのミステリ以外の本だった。人の心を取り戻した感覚になった。国語の教科書や入試の過去問でしか、重松先生の文章は読んでいなかった。非常に面白かったし、感動した。だけど、性行為の描写が、中学生なので、少し嫌だった。自分の親がこんな描写を書いていたら嫌だなと思ってしまった。くそ、思春期とインターネットが悪い。それ以外は非常に面白かった。広島県民で、父親の本家がまさに瀬戸内の島にあるので、親近感もあり、お父様がとても好きだった。

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    2026年01月11日
  • 流星ワゴン

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    いつかドラマでやってたなぁ。という気持ちで読んでみました。
    未来は変えられなくてもそこからの未来がどうなるかは結局、自分次第で変えられるということなのかな。
    心が暖まるお話しでした。

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    2026年01月09日
  • ビタミンF

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    父親はこうやって家庭の問題から仕事に逃げてしまえるのか…と思ってしまいました。一方で母親・妻の逃げ場のなさを、強く感じてしまいました。一般的に男性の方が冷静な判断ができるとされているのは、家庭が大変な時にその場から一次避難する仕事という逃げ場を確保されているからなのかな、と意地悪く考えてしまいました。
    まあでも、無責任に見える父親・夫も真剣に家族のことを思っているのだということもわかりました。
    なんだかとても嫌味な感想ですが、とても面白く読めました。

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    2026年01月03日
  • きよしこ

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    吃音の少年が年齢を重ねるたびに成長するお話しでした。
    大切な人たちとの出会いや別れを得てなお、諦めないすがたに感動しました。


    少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっと──。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。

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    2025年12月31日
  • 哀愁的東京

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    ■サマリー
    ・タイトルそのまま哀愁がバンバン漂う
    ・全体的に暗めの構成
    ・暗めで悲しい映像が脳裏に浮かんでくる物語

    ■所感
    楽しい気分には決してならない作品である。
    主人公の進藤宏は40歳。元絵本作家である。
    奇しくも私と同い年であり、作品を読んでいると、
    自分と重なってくる影の部分があり、
    斜に構えた主人公の生き方に共感できる。
    読後には、私のような凡人にはとうてい言語化できそうもないが、どうも心の中にモヤモヤした気持ちと、この主人公に清々しさを覚える気持ちとが入り混じった非常に不思議な気持ちになった。
    主人公は、光を求めている。
    妻とも別れ、娘とも離れ離れになって、さらには
    知り合ったホ

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    2025年12月30日
  • みぞれ

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    ネタバレ

    ◼️短編概要
    01.背景ノストラダムス様
    02.正義感モバイル
    03.砲丸ママ★
    (概要)⇒家族の得意技という作文の宿題を出された息子。母はガタイがよくパワフルで砲丸投げという特技もありどんどん筆が進むが父については書くことがない。母も父の特技出しに協力するも息子にとっては母の特技の方が面白い。母曰く父の特技は砲丸投げ用の白線引き。当時2人は陸上部で父はマネージャーとして母のためにラインを引いていた。父は怪我で選手からマネージャーに転向して母に出会ったのだった。これを聞いた息子は父の特技を母と出会えた運の良さと一行書いた。
    (感想)⇒とても他人事とは思えない内容笑。確かに自分の得意技も嫁と出会

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    2025年12月30日
  • 流星ワゴン

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    ネタバレ

    相手のことを大切に想っているのに、素直になれない父親と息子の関係性にぐっときました。不思議なワゴン車で連れていかれる、あの時行動を起こしていれば…と今になって気づかされる人生の分かれ道への旅。この先の人生の結果を知っているのに、行動は変えられずただ振り返るだけ。それでもこの不思議なワゴン車での旅の経験が、父と息子の関係性を変える大きなきっかけになったことは間違いないと思います。自分が息子がいる父親なら、この本は刺さり過ぎるだろうなぁ…。

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    2025年12月22日
  • ステップ

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    ネタバレ

    ジーンとする場面もあって良いお話だった。

    だからこそ少し気になった所もある。
    優しい保育士さんや若い店員さんにわりとすぐ恋心を抱いたのに、見た目があまり良くないお見合い相手はすぐあしらったり、なんだかなと思う所が少しあった。これがある意味リアルなのかな。

    私は主人公よりも娘の美紀目線で読んでいたかもしれない。母の日の話は切なかった。たくさん寂しい思いもしたけど、気の合う友達も出来て最後には成長した姿を見られて良かった。


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    2025年12月21日
  • 木曜日の子ども

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    読後感がいまいち、主人公の清水はそこまで義理の息子・晴彦をかばえる、思えるもの?彼に対しての思いはそこまで感じられないような。
    また上田や高木、摩耶達の言い分がオトナの自分から見るとただの中二病に聞こえる。

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    2025年12月16日