重松清のレビュー一覧
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重松作品の味わいはもともと好きだが、この作品は、小学~高校時代の「性の目覚め&青春&友情&バカ男子な思い出」が短編連作形式で綴られている。帯にあった通り「これが男子だ!」という阿呆らしいエピソードに満ちており、微笑ましかった。脚色はしているだろうが、かなりの部分の骨子は実話でしょう。
一部を夫に読んで聞かせたところ、場所と年代の違いはあるが、「ああ、わかる~わかるよ~」と非常に共感していので、70~80年代の「フツーの男子」だった人なら、思い出と共に楽しめる一冊だと思う。
特に岡山、広島、山口近辺に住んだことがある人なら、会話部分の方言も懐かしく思い出せるのでは。私はこの地方の「~なんよ」「~ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回は「愛妻日記」を見つけたので読みました。
これまで、「家族」、「友情」などをテーマにしたものが多かった重松氏でしたが、この本は完全な官能小説です。
以前読んだ志水辰夫氏の「情事」に合い通じるものを感じました。
この作品はR18(18歳以下禁)ですが、R35という感じでした。
女性にはおすすめしません。
男性も隠れて読んでください。
あとがきも読みましたが、重松氏の意図がいまいちよく分りませんでした。
重松氏は他にもいくつかペンネームを持っているので、できればペンネームを変えて出して欲しかった気もします。
できることなら重松氏の話を聞いてみたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【おじいちゃんの大切な一日】 重松清さん
新しいゲームが欲しくて、「今もっているゲームが
壊れちゃった」と嘘をついたエリカちゃん。
だけど、そんな嘘お母さんにはすぐにばれる。
こってりと叱られた。
普段は怒るコトのないお父さんにも叱られた。
お父さんは寂しそうに叱った。
お父さんがわたしを叱った理由は嘘をついたこと
だけじゃないんだ。
翌日、お父さんに言われて、わたしはおじいちゃん
の家に泊まりに行った。
おじいちゃんは工場のキサゲ職人だった。
今日で六十歳になるおじいちゃん。
定年を迎えるおじいちゃんの最後の一日、わたしは
おじいちゃんに連れられて一緒に工場に行ったんだ。