重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
(上下合わせてのレビューです)
仲よし幼馴染4人組。ふるさとの夜空がよく見える丘の上で、
星を見ながら語った夢は「ここに遊園地ができたらいいのに」。
そして、30年近い年月がたち、夢は実現しましたが…。
幼馴染の4人は成長とともに、その関係もばらばらになっていました。
ある事件がきっかけで故郷に帰れなくなった俊介は東京で結婚。
平凡なサラリーマンになっていましたが末期ガンの宣告を受けます。
死ぬまでにやらなければならないこと、あやまらなければならないことが俊介を故郷へ追い立てます…。
死を控えて苦悩する俊介とそれを見守る幼馴染たち。若いころの過ちも苦しみも、全てがやさしい文章で書かれた長編傑作 -
Posted by ブクログ
「われらは男なのだ。漢なのだ。俠なのだ。タラシになるわけにはいかない。『でぃくしょなりぃ』と侮蔑されるわけにはいかないのだ、なにがあっても」
That's it!
わしは思春期が遅かったもんじゃから、未だに第二次性徴期じゃ。
何となく、授業参観で性教育をやられた時の微妙な空気感を思い出してしもうたわい。
下品じゃけど、心温まる至高の短編集じゃった。
「あげなブスと平気でしゃべれるタラシは男のクズじゃ」
こげんごとしとる横着やってええやんけ。
三十路過ぎ、少年なおっさんは読んでみいや。
たまにはわしもエロ本(漫画)買うてくるかのう。
おう、ほいたら、ナバオになったるけん。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ少年犯罪、家族のあり方、教育問題、本や映画や音楽、大切な友、少年時代の思い出など、家族をテーマに作品を書きつづける直木賞作家・重松清の原点がわかる著者初めてのエッセイ集。単行本『セカンド・ライン』を改題し、まったく新たに構成した待望の文庫版登場!
(裏表紙紹介文より)
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共感するところも、そういう考えもあるんだと思えるところもたくさんあった。
日常の出来事をこんな風に考えているから、あんな小説がかけるんだろうなぁ。
【以下ネタバレあり】
短編集なので、私が気になったのをいくつか書いておきます。
ネタバレなので読んでいない方はご注意ください。
p26『友だち三人できるかな』
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