重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
社会史家エリザベートは「XYー男とは何か」で家庭は新しい相貌を帯び始めたと言う。母親が管理する家族という私的な領域と男だけの国である公的な職業の領域である父と息子の不幸はここから始まる。距離はドンドン離れ居場所を失った父親は権威を振りかざす。三組の父子は本当は凄く似ている。ただ最初から間抜けな父親の交通事故の話から始まったのは度肝を抜かれた。ファンタジーであるけど父親だからこそかけた作品である事には間違いない。私が書くとすれば娘と私...何故か生々しい感じがする。流星ワゴンの二人は悲劇的ではあるもののあえて母親の立場を語らない事で問題をクリアにしている。素晴らしい!
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Posted by ブクログ
ネタバレ直木賞 父親の短編集
セッちゃんの話が特に良かった。娘がセッちゃんを身代わりにして親に報告してたのがとても切ない。だから、「身代わり雛」のエンド。
げんこつ
38歳、マンションの悪ガキに注意
はずれくじ
頼りない息子に苛立つ父親。息子ははずれくじ?
パンドラ
娘が悪い男に騙され初めてを奪われた
セッちゃん
娘がセッちゃんのいじめについて話すが、セッちゃんはおらずいじめられていたのは娘だった。
なぎさホテルにて
離婚予定、未来ポストで約束した昔恋人と来たホテル
かさぶたまぶた
子供が相談してくれない。お父さんは強いから
母帰る
母が家を捨て出て行って、男が死んで父が呼び戻す -
Posted by ブクログ
◾️サマリー
・春は出会いと別れの季節。
・短編12個で構成
・寂しさと哀しさ、楽しさの入り混じった春を描く
◾️所感
別れと新たな出発は紙一重であることを12の物語が伝えくれる。
春は不安や期待がいつも心にモヤモヤと湧いてくる。
不安定な季節である。
「霧を往け」はどこか毛色が異なる内容である。
ある男性が酒に酔ってよろつき、線路に落ちて電車に轢かれ亡くなる。その男性を助けようとした青年も巻き込まれて亡くなる悲しい話である。酒に酔って亡くなった男性の実家へ赴くある取材記者の話だ。
その内容には短いながらも様々な人々が描写される。
もっとも違和感を感じるテーマなのに、もっとも春らしい悲しい内
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