重松清のレビュー一覧

  • きみの友だち

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    青春の甘酸っぱい記憶が蘇りました。お話はどちらかというと酸っぱい方が多いかも⋯。
    友だちとの間に起こる感情のモヤモヤ、自分の立ち位置など、当時ならではの絶妙な心の揺れが見事に表現されています。
    誰も悪くないのに心が痛む、やった人もやられた人もいろいろ迷う、そんな少年少女の葛藤が描かれています。
    うーん、青春!

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    2025年04月15日
  • みぞれ

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    ■一言で言うと
    なるほど

    ■もう少し詳しく言うと
    あとがきにある
    息をするように「お話」を書きたい

    なるほど
    重松清作品て、こちらも息を吸うよう読める
    構えずに自然に入ってくるお話
    望郷波止場が好き

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    2025年04月11日
  • みんなのうた

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    決して悪くない。

    しかし、期待を上回らない。

    主人公が若者のレイコさんではなく、年寄りのキミ婆さんなら泣けたのかも知れない。

    重松清の作品に安定感があるのは間違いない。

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    2025年04月07日
  • みぞれ

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    色々な世代の人生の一部分にスポットライトを当てた短編集。

    どの世代もみんな、悩みながら迷いながら生きている。

    そうやって人生は続く。

    どの話も終わり方が良い。
    読み終えた時にはちょっと良い気分になれる。

    悪くない。

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    2025年04月06日
  • ビタミンF

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    元気な気分になりそうな感じがしたから読んでみる。

    この本のコンセプトは、

    中年のお父さんが抱える
    家庭や子供、様々な問題を題材にしながら、最後には希望が光があるといったものではないかと、

    私は感じた。

    しかし、

    私は、中年でもなく、家庭も築いておらず、子供もいない。

    共感しそうで、共感できない。

    想像の域を超えない。

    まぁ、そんな感じなのかなぁとしか思えない。

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    2025年04月06日
  • その日のまえに

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    ネタバレ

    Audible。
    妻の手紙にガツンときた。
    人生は儚く短い。
    やりたいことを元気でやれる、今のうちに。

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    2025年04月05日
  • ビタミンF

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    ネタバレ

    直木賞 父親の短編集
    セッちゃんの話が特に良かった。娘がセッちゃんを身代わりにして親に報告してたのがとても切ない。だから、「身代わり雛」のエンド。
    げんこつ
    38歳、マンションの悪ガキに注意
    はずれくじ
    頼りない息子に苛立つ父親。息子ははずれくじ?
    パンドラ
    娘が悪い男に騙され初めてを奪われた
    セッちゃん
    娘がセッちゃんのいじめについて話すが、セッちゃんはおらずいじめられていたのは娘だった。
    なぎさホテルにて
    離婚予定、未来ポストで約束した昔恋人と来たホテル
    かさぶたまぶた
    子供が相談してくれない。お父さんは強いから
    母帰る
    母が家を捨て出て行って、男が死んで父が呼び戻す

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    2025年04月01日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    【要約】いわゆるリストラ部屋に送られた社員達を『オズの魔法使い』の登場人物になぞらえて、彼らが家族や会社の中で直面した問題をどのように乗り越えていくかが描かれている。

    【感想】『オズの魔法使い』の登場人物になぞらえた点が、物語の展開を予測する手がかりとなり、結末への興味を引き立てていた。先の展開が読みにくく、続きが気になる構成になっていたため、最後までスムーズに読み進めることができた。

    ただし、上司である江崎の態度が物語の冒頭と結末で大きく変化しており、展開上必要な変化とはいえ納得しづらい部分があった。

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    2025年03月26日
  • 十字架

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    共感するのは難しかった。どこかでは現実にありそうな話だけど、自分に置き換えては考えにくい話だなと思った。中学生から大人になって考えや振る舞いが大人になってく感じは面白かった。

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    2025年03月21日
  • 季節風 春

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    ◾️サマリー
    ・春は出会いと別れの季節。
    ・短編12個で構成
    ・寂しさと哀しさ、楽しさの入り混じった春を描く

    ◾️所感
    別れと新たな出発は紙一重であることを12の物語が伝えくれる。
    春は不安や期待がいつも心にモヤモヤと湧いてくる。
    不安定な季節である。
    「霧を往け」はどこか毛色が異なる内容である。
    ある男性が酒に酔ってよろつき、線路に落ちて電車に轢かれ亡くなる。その男性を助けようとした青年も巻き込まれて亡くなる悲しい話である。酒に酔って亡くなった男性の実家へ赴くある取材記者の話だ。
    その内容には短いながらも様々な人々が描写される。
    もっとも違和感を感じるテーマなのに、もっとも春らしい悲しい内

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    2025年03月16日
  • 星のかけら

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    まず表紙が幻想的でいい。
    ストーリーは小学6年生のユウキという男の子が主人公。いじめに立ち向かうことができず、いつも内向的な彼がだんだん変化していくさまが感動もの。
    さすが、重松節です。最後は涙腺にきちゃいました・・早速、読み終えて小6の次男にプレゼント。

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    2025年03月07日
  • 空より高く

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    ジン先生の言う合言葉「レッツ、ビギン!」・・40歳半ば以上の人はピンと来るだろう。これ・・青春ドラマ「飛び出せ青春!」の河野先生(村野武範)が言う言葉だよね(笑)
    なんでもやってみよう、やってやろう、とにかくそこからだ・・。まっすぐな気持ちって、なかなか忘れているけれど、やっぱり素晴らしい。
    ストーリーは高校生の青春エピソードで爽やかな読後感です。
    息子に読ませようかな・・。

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    2025年03月07日
  • 木曜日の子ども

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    前半はめちゃくちゃ面白かった!どんどんストーリーに惹き込まれた。その分後半が残念やった、、
    重松清ちょっと苦手意識あったけど、解消されたかも。

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    2025年03月01日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    コロナがあちこちで騒がれた時期に連載されていたものを再編集した短編集。いずれも子供でも読めるような童話のような不思議な世界観。全体的に物悲しさが漂う話が多かった。正直言うとお伽話のような話がいくつかあり、リアリティに乏しく、僕にはスーッと入ってこなかったかなあ。ファンタジーが好きな人なら面白いのかもしれない。

    ただ小中学生の心情を書かせたらやはりすごいな、シゲマツ。
    再婚した父親の新しく母となった女性との日々を女の子の目線で描いた『送り火のあとで』。
    ブラジルと日本のハーフの女の子の心情を描いた『コスモス』。
    コウキとシュウヘイ、2人の中1の男の子のやり取りから『いじめる』と『いじる』との微

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    2025年02月27日
  • 小学五年生

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    幼い頃のモヤモヤしたりドキドキしたり、起伏の激しい素直な感情を思い出した。
    物事を正面から受け止める。だけど、素直になれないから言葉を誤魔化して、カッコつけていた。
    小さい頃の見栄っ張りな私は今も大して変わらない。
    それは、見方を変えると小学五年生って思ったよりも大人だったということです。

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    2025年02月27日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    久しぶりの重松さん。コロナ禍の話。最近コロナ禍の小説選ぶの多い。そういう気分なのかな
    短編集で読みやすかった。ほっこり。重松さんの小説はあったかいっていうか包み込む感じが好きー。
    詩みたいな感じかな。人のこと大事にしようねみたいなメッセージ込められた話が多かったかな。

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    2025年02月23日
  • とんび

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    楽しめた。
    のだけれど、TVドラマの方が奥行きがあったように感じた。もちろんこの原作があったからTVドラマができたのだけれど。
    美佐子さんには生きて欲しかった。それではこの話は成立しないのだけど、それでもヤスさんと美佐子さんの二人がアキラを育てる話があったらと思う。

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    2025年02月14日
  • ポニーテール

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    ステップファミリーの一つのケース
    家族の父親と小学4年生の娘
    家族の母親と小学6年生の娘
    四人が始める新しい家族
    四人それぞれが気が付かれないように思いやりを持っているからきっと大丈夫

    15年ほど前の作品だからか
    今より父親が不在の時間が長いかな
    母親が専用主婦で家庭を守る感じ
    手作りのおやつとか読むと
    自分がダメな母親だったなと後悔してしまう

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    2025年02月14日
  • 青い鳥

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    星3.5
    短編集だと知らずに読み始めたけど、どのお話も学校が舞台になってるから、身近で興味深い内容だった
    女子特有の友達関係の感じとか、特に意地悪な女の子といると心が苦しくなる描写とかすごいリアルだった
    ただやっぱり短編集はちょっと物足りなく感じるかな

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    2025年02月10日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    ネタバレ

    オズの魔法使いが読みたくなった。
    中盤、中川のひねくれ具合と羽村の脳のないカカシ具合がつらかった。団結することなさそうなメンバーだけど最終的に仲良くなってハッピーエンドで良かった。

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    2025年02月07日