【書名】
流星ワゴン
重松清
【手に取った動機】
「自分の頭で考える読書」荒木博行で紹介されており、久々に小説を読もうと思って手に取った。読んで泣いたとのコメントから、小説に涙してみたいなと興味をもった。
【読後の印象】
・いきなり放り出される人生の岐路、過去は変えられないけれど、自分の現状認識であれば変えることは可能である。
・未来を知らないわたしは今が人生の岐路かなんて当然わかるわけもない、日々に生かすのは最近気を付けている「後悔しないか」という選び方を続けていきたいと感じた。
【印象に残った点】
・親子が友達になるというファンタジー、友達になれそうと感じる人にはより感動的だと思うが、わたしは自分の親と友達になれる気がしないので、この点だけ自分に残念に思った。
・成仏すべきかせざるべきか、レールにのった成仏という人生(?)だけではなく、レールから外れてドライブするのも一つの個人の選択なのだと感じた。
・未来がわかっていて変えられないと知っていたら、らどんな行動をとるのか?納得できる程度にもがくのかもしれないが、わたしは根性なしなので淡々と受け入れてしまうかもしれない。
【着想】
子供の遊び道具がパーティーゲームからテレビゲームに変わり、今は一体なんだろう。
子供の数は減って、一人当たりに投下される各家庭のリソースは大きくなっているのだろうと思うが、いまの子供の過ごし方は幸福感につながっているのか、興味深いなと感じた。
(友達と外で遊ぶのか、一人でゲームやyoutubeに興じるのか??)
もしもワゴンが現れたら、そもそも乗り込むのか?もし、連れていかれるならどんなシーンなのだろう。ぱっと思い浮かぶのは働き始めて以降の異動や転職の帰路だが、実際は自分でも気づいてない瞬間に放り出されるんだろうなと思った。
あのとき、スーパーに買い物に行かずに、駅前に行ったら自分の家族がしらないところで○○していて、なんてことも、実はあったりするのかもしれない。