重松清のレビュー一覧
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買っちまった・・どうにもタイトルに惹かれて(笑)
帯のコピーも「オレ、いつのまにか中年(おやじ)になってた・・」だって。
重松清は同学年ゆえ、彼の小説は好んで読んでいる。
中年サラリーマンの悲哀、家族の愛情、童心に戻る感傷・・色々と面白い。
小説の端々にも、同世代だからこそわかるキーワードなどもちりばめられているのだ。
そして今回のエッセイ。
これは「夕刊フジ」に連載されていたものの文庫化だ。
どことなく原田宗典にも似たユーモアチックな内容で「プッ」と笑える。
「ああ・・そうだった。そうだった!」と感動したポイントをいくつか。
・昔の野球中継はバックネット裏のカメラが中継していた。
・L -
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情け無い話なんですが、「アーバンホラー」という帯の文句になかなか読み出せなかったんです。最近の読書は専ら夜なので。結論から言えば、ホラー嫌いは怖がることはありません。確かに、ちょっと不気味だったりもしますが、そこは重松清。泣かせるんだよなぁ、というのが先に来るんです。
「かげぜん」「送り火」「もういくつ寝ると」この三作にかなり泣けたんですが、やはり人の生き死にには心を揺さぶられるものではないかと思います。
生まれ変わりなんかを心底信じているわけでは無いのですが、なんでしょう、お墓のことって最近ちょっと気になってたりします。結婚して、両親とは別のお墓に入ることになるだろう主人公が、もう一度お墓 -
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久しぶりに重松清さんの本を読んだら、やっぱり懐かしいなぁ・・・って気持ちになります。特にこういう子供のころの話がいいですね。このお話は、小学1年生で主人公のヒロシが東京から父親のふるさとに引っ越してきて、6年生になり卒業間近までの話です。だんだん田舎の子になり、無邪気だったヒロシもいろんな大人の事情が理解できるようになってくる・・それは大人の仲間になってきている証拠。そして最後に気がつきます。「もう1年生にも2年生にも3年生にも・・・・戻れないんだな」って。頭でわかっているけど、現実として実感したら、ショックなんですよね。私も思ったことあるなぁ・・・。
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重松さんにしては不思議系だなと、最初はやや違和感を覚えました。幽霊話が多いんですよね。でも考えてみれば「流星ワゴン」もそうでしたね。
もちろん、ホラーでは有りません。やや不気味なところはあっても、重松さんの幽霊は心温かい(笑)。
特に飛びぬけた作品がある訳では無いのですが、改めてパラパラめくれば、どれも強い印象が帰ってきます。その平均点の高さは、さすがに重松さんです。その中でも強いてあげれば「家路」かな。過労働で帰宅途中の駅で頓死したサラリーマンの霊が、夫婦仲が上手く行かなくて別居中のサラリーマンに帰宅を促す話。年齢的に近いせいかもしれませんが。。。 -
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写真集という感じがします。
私には写真は"切り取るもの"というイメージがあります。写す対象は自然や誰かの創造物であって、写真家の作ったものでは有りません。それを適切なタイミングに、適切なフレームで切り取ることで優れた写真が出来ます。
この物語もそれに似ています。何か作り出そうと言うより(一種のルポ的手法のように)東京に住む人々のある期間のある側面を切り取る。しかもキャプションも無く、それら写真が写真集としてまとめられている、そんな感じです。
一つ一つに明確な主張があるようには見えません。むしろ不消化に終わる感じがします。さらに全ての物語を終えても、ぼんやりとした雰囲気は伝わ -
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重松清のかっぽん屋を読みました。重松清の初期作品集でした。高校生の頃の性の目覚めやクラブ活動を描いた短編4編と「世にも不思議な物語」風の短編4編が収録されていました。それぞれの短編はそれなりに面白かったのですが、それぞれの物語に共通するテーマがなかったので、ちょっと物足りない感じがしました。最後に収録されていたインタビューで、重松清はプロのライターとしての誇りを熱く語っていました。ちょっと泥臭い感じがしたのですが、このような人だからこそ、いじめを題材にした、のどがひりひりするような小説が書けるんだろうなあ、と納得する部分もあったのでした。
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読み物作家の重松清による、国内ルポルタージュ。
とても謙遜した書き出しで始まるこの作品は、雑誌に寄稿されたもので、当時ワイドショーなどで話題になった事件や、過去に話題になった事件などの現地(現場)を「寄り道」、「無駄足」と称した彼なりの(実際の移動、思考の中での)歩き方で事件についての外延を描き出している。
今までに重松作品に親しんできた方、つまり、フィクションの重松小説を読んできた人には最初違和感があると思いますが、読み進めていくにつれて、これは小説の中の出来事なのではないか?と思ってしまうほどの重松色あふれた切り口で事件が描かれていきます。
過去・現在・未来 ワイドショーをにぎわせたさ
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