重松清のレビュー一覧

  • エイジ

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    重松清の作品はとても奥が深い。本作品では「キレやすい」と一般に評される現代の10代に真正面から取り組んでいる。私自身は主人公エイジと同じ14歳の頃はのほほんと部活だけやって深いことは考えていなかった(エイジの父親に近い)が、いまの時代はきっと少年たちはこういう考えをしているんだろうなあと思う。エイジの心の葛藤・とまどい、悩みはもちろん、偽悪者ぶるツカちゃんのいらだちが心にせまってきて印象的。他の登場人物も相沢さんやタモツちゃんなどをはじめとして全員、性格の細部が伝わってくるので非常に丁寧に書かれているんだなあと思う。

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    2011年08月06日
  • オヤジの細道

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    買っちまった・・どうにもタイトルに惹かれて(笑)
    帯のコピーも「オレ、いつのまにか中年(おやじ)になってた・・」だって。

    重松清は同学年ゆえ、彼の小説は好んで読んでいる。
    中年サラリーマンの悲哀、家族の愛情、童心に戻る感傷・・色々と面白い。
    小説の端々にも、同世代だからこそわかるキーワードなどもちりばめられているのだ。

    そして今回のエッセイ。
    これは「夕刊フジ」に連載されていたものの文庫化だ。
    どことなく原田宗典にも似たユーモアチックな内容で「プッ」と笑える。

    「ああ・・そうだった。そうだった!」と感動したポイントをいくつか。
    ・昔の野球中継はバックネット裏のカメラが中継していた。
    ・L

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    2009年10月04日
  • エイジ

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     思春期に広がる世界と日常と自分。誰もが感じ考えたこの時代のなかで、身近な出来事に正面から出会う少年の姿が描かれていた。メロディアスに流れる物語のなかで、世界に目を向けて自分に出会う彼らの姿に昔の自分を観た気がする。

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    2009年10月04日
  • エイジ

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    大人も子供も読んでみるといいかも。これは子供も読める。子供親独身、どの立場の人が読んでも、おもしろいと思う。笑える面白さとは違う、なんだか読んだらすっきりした。内容は重いのかもしれないけど。あくまで、私の感想。

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    2009年10月04日
  • 送り火

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    情け無い話なんですが、「アーバンホラー」という帯の文句になかなか読み出せなかったんです。最近の読書は専ら夜なので。結論から言えば、ホラー嫌いは怖がることはありません。確かに、ちょっと不気味だったりもしますが、そこは重松清。泣かせるんだよなぁ、というのが先に来るんです。

    「かげぜん」「送り火」「もういくつ寝ると」この三作にかなり泣けたんですが、やはり人の生き死にには心を揺さぶられるものではないかと思います。
    生まれ変わりなんかを心底信じているわけでは無いのですが、なんでしょう、お墓のことって最近ちょっと気になってたりします。結婚して、両親とは別のお墓に入ることになるだろう主人公が、もう一度お墓

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    2012年08月02日
  • くちぶえ番長

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    不覚にも?泣いてしまった  しかもプロローグとエピローグで・・・大人だからね(謎)
    そして、子供達にも読んで欲しい!

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    2023年10月20日
  • かっぽん屋

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    この作品はあたしを困らせる作品やった。
    いつも本は病院で読むさかい、
    まわりの目がむっちゃ気になった。
    「かっぽん」ってでっかい字で
    書いてあるし、ホントびくびく。
    せやけど、おもしろい作品やったと思う。

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    2009年10月04日
  • かっぽん屋

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    SIDEAとSIDEBで分けられた色の違う短編小説を8つ楽しむことができる。
    胸が押しつぶされるような青春の酸っぱさでいっぱいのSIDEA。
    大人たちの少し変わった日常を愛らしく描き出すSIDEB。
    スッキリと読める後味のよさに惚れました。
    私は、「五月の聖バレンタイン」と「大里さんの本音」が好きです!
    あなたのお気に入りもきっとここにあるはず!

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    2009年10月04日
  • 半パン・デイズ

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    久しぶりに重松清さんの本を読んだら、やっぱり懐かしいなぁ・・・って気持ちになります。特にこういう子供のころの話がいいですね。このお話は、小学1年生で主人公のヒロシが東京から父親のふるさとに引っ越してきて、6年生になり卒業間近までの話です。だんだん田舎の子になり、無邪気だったヒロシもいろんな大人の事情が理解できるようになってくる・・それは大人の仲間になってきている証拠。そして最後に気がつきます。「もう1年生にも2年生にも3年生にも・・・・戻れないんだな」って。頭でわかっているけど、現実として実感したら、ショックなんですよね。私も思ったことあるなぁ・・・。

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    2023年10月30日
  • 送り火

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    重松さんにしては不思議系だなと、最初はやや違和感を覚えました。幽霊話が多いんですよね。でも考えてみれば「流星ワゴン」もそうでしたね。
    もちろん、ホラーでは有りません。やや不気味なところはあっても、重松さんの幽霊は心温かい(笑)。
    特に飛びぬけた作品がある訳では無いのですが、改めてパラパラめくれば、どれも強い印象が帰ってきます。その平均点の高さは、さすがに重松さんです。その中でも強いてあげれば「家路」かな。過労働で帰宅途中の駅で頓死したサラリーマンの霊が、夫婦仲が上手く行かなくて別居中のサラリーマンに帰宅を促す話。年齢的に近いせいかもしれませんが。。。

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    2016年08月16日
  • 哀愁的東京

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    写真集という感じがします。
    私には写真は"切り取るもの"というイメージがあります。写す対象は自然や誰かの創造物であって、写真家の作ったものでは有りません。それを適切なタイミングに、適切なフレームで切り取ることで優れた写真が出来ます。
    この物語もそれに似ています。何か作り出そうと言うより(一種のルポ的手法のように)東京に住む人々のある期間のある側面を切り取る。しかもキャプションも無く、それら写真が写真集としてまとめられている、そんな感じです。
    一つ一つに明確な主張があるようには見えません。むしろ不消化に終わる感じがします。さらに全ての物語を終えても、ぼんやりとした雰囲気は伝わ

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    2016年08月16日
  • エイジ

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    世間を騒がせていた通り魔が自分の同級生だった「エイジ」くんの物語。
    通り魔になってしまった同級生と自分の違いは何なのか?
    心理描写がリアルにくっきり描かれています。主人公を取り巻く周囲の人達への思いや葛藤の一つ一つに共感できました。

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    2009年10月04日
  • かっぽん屋

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    「かっぽん屋」って何だろう・・?そう思い手にとってパラパラとめくる。ああ・・アレのことか(笑)少年期に性の目覚めを感じたあの懐かしき時代。誰が先に経験するのか・・アホな勝負をしたような気もする。表紙もよく見れば、股間を押さえる少年が・・なるほどね。

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    2009年10月04日
  • かっぽん屋

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    重松清のかっぽん屋を読みました。重松清の初期作品集でした。高校生の頃の性の目覚めやクラブ活動を描いた短編4編と「世にも不思議な物語」風の短編4編が収録されていました。それぞれの短編はそれなりに面白かったのですが、それぞれの物語に共通するテーマがなかったので、ちょっと物足りない感じがしました。最後に収録されていたインタビューで、重松清はプロのライターとしての誇りを熱く語っていました。ちょっと泥臭い感じがしたのですが、このような人だからこそ、いじめを題材にした、のどがひりひりするような小説が書けるんだろうなあ、と納得する部分もあったのでした。

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    2011年07月18日
  • かっぽん屋

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    いやあ、面白かった。重松清の文章はなんでこんなに読みやすいんだろう。いやあ、面白かった。ていうか、方言が暖かい。そして、少年たちの会話ひとつひとつが、可愛い。

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    2009年10月04日
  • 世紀末の隣人

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    読み物作家の重松清による、国内ルポルタージュ。
    とても謙遜した書き出しで始まるこの作品は、雑誌に寄稿されたもので、当時ワイドショーなどで話題になった事件や、過去に話題になった事件などの現地(現場)を「寄り道」、「無駄足」と称した彼なりの(実際の移動、思考の中での)歩き方で事件についての外延を描き出している。

    今までに重松作品に親しんできた方、つまり、フィクションの重松小説を読んできた人には最初違和感があると思いますが、読み進めていくにつれて、これは小説の中の出来事なのではないか?と思ってしまうほどの重松色あふれた切り口で事件が描かれていきます。

    過去・現在・未来 ワイドショーをにぎわせたさ

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    2009年10月04日
  • かっぽん屋

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    重松好きなので中身も何も確認せずに読み始めました。1ページ目からべっくり。おおぉ「かっぽん」って…そ…そうだったのね。重松作品には上品なセクシャル描写がいつも出てくるのだけどこれは「あはは、まんまじゃん」って感じです。がんばれ少年!って応援したくなります。今の重松カラーである少年の悲しさと中年の哀しさの断片がそこかしこに見えてちょっと得した気分になる1冊です。

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    2011年08月01日
  • 世紀末の隣人

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    20世紀末、実際に起こった事件などの、ルポルタージュ。たまに「ん?」と思うときもありますが、切り口が面白いです。人によっては、今までとはちょっと違った「事件」との関わり方が見つかるかもしれませんね。

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    2009年10月04日
  • ニッポンの単身赴任

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    重松清のニッポンの単身赴任を読みました。今月から単身赴任になるので、本屋で見かけてつい買ってしまいました。仕事に燃えて何年もの間単身赴任をしているお父さんたちへの応援歌でした。いろいろなパターンでの単身赴任や単身不倫(!)の話題が面白く読めました。単身赴任は最初の3ヶ月が危険な期間だそうなので、注意しないといけませんね。

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    2011年07月18日
  • ブランケット・キャッツ

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    ほのぼのとホームドラマ的な本。穏やかな気分で読めるので仕事前の電車内や寝る前に読んで落ち着ける。何か活字を目に入れたい時に良くも悪くも毒のない印象だったかな

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    2026年02月14日