重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学校の先生が主役や大事なわき役となって登場する
六篇の物語集。短編集です。
重松さんの書く話は、
年を取って読むたびに沁みる度合いが深まるように感じます。
人生経験の多寡によって、印象が変わるような小説なのかもしれない。
今作も、ぐんと沁みて、目に涙が滲んで、
その熱さを感じるような作品が多かったです。
また、読みながら、自分と教師という関係について、
振り返りさせられるようなところもあるんです。
僕はそういえば中学校は野球部で補欠だったけれど、
ぞんざいな扱いだったなぁとか思いだすわけです。
それで、その顧問の教師と20年以上たって、
道端で出くわしたことがあるのですが、
きっとあの先生は、この小説で書かれている
先生のように自問して悩んだりはしないだろうなぁと
残念に思いもしました。
そして、不当な窮地に立たされている、
つまり端的なもので言えばいじめだけれども、
そういう立場に立たされた子どもを思うと、
憤りとともにどうにかしてやりたいなと強く感じます。
そこを、うまく小説で、現実の苦みもとりいれた内容で書いているのが、
重松さんなんですよねえ。
本作では、とくに、「ドロップスは神さまの涙」という作品が
ぐぐぐっときました。
重松さんはもうメジャーな作家ですが、
もっと大メジャーになって読まれると
もっといいよなと思わせられる人です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ旅行の間に読もうと思って本屋をうろうろしてたら、ふと目に入った本。帯に映画の告知が入ってて、キャストが面白そうだったのもあって購入。
もう、旅行のバスの中でいっきに読んで、おいおい泣いた(T_T)あやしかったやろなー。。
現実的ではない設定やし、離婚した夫婦・親に離婚された子どもがそこまでつながるか?というのは妙な気がするが、やっぱり「甲子園」「高校野球」と聞くと浮かぶ「一生懸命」「ひたむき」というフレーズがこのストーリーにも当てはまる。
自分が好きで一生懸命打ち込んだことや、高校時代のチームメイトとの思い出は、やっぱりいくつになっても素晴らしい記憶なんだと思う。
結局、坂町とさなみはどうなったかな?
そこには言及されずに終わってたけど、のちのちうまくいくといいな。
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