重松清のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ過去の未来と、現在。歳をとるにつれて身をもって現実を体感し、過去の未来とのギャップに、悲観に暮れる。時に、そのギャップが大きいほど、現実から逃避し、過去の未来を追ってしまうことがある。たとえ、それが他人を傷つけたり犠牲にすることだとしても。なんとも自分勝手である。
さまざまなキャラクターに嫌悪感や怒りなどさまざまな感情を沸かせてきた。だが最後、同級生と集まってタイムカプセルを埋める時、誰もが少しでも明るい未来を期待しているのだなと、少し温かい気持ちになった。
不倫、リストラ、落ちこぼれ教師、死を目前にする病気。人間であれば誰しもが、将来どれにあたってもおかしくはない。今思う未来が全て現実に -
購入済み
重松さんでした。
やはり重松清さんの作品です。安心感をもって読めます。
読み始めてから一気読みでした。通勤時に読み、昼休みにも。
ただ、私には美咲先生の途中で7人目が見えてしまいました。それでも、読ませてしまう作品です。 -
Posted by ブクログ
復興を伝えるニュースは見ていてとても喜ばしい。でも、それを見て『私達だけ取り残されている』という焦りが生まれ現実を悲観してしまう人もいる。震災からの復興も大切だが心災からの復興が置き去りにされている気がする。震災によって亡くなった人がたくさんいる。大切な友人や恋人、子どもや親を失った人は数知れない。この事実を忘れてはいけない。街が元どおりに戻ってもこの事実だけはこの先もずっと変わらない。震災を語る時そこにはたくさんの『死』があることを忘れてしまってはいないか。あるいは無意識に遠ざけてしまってはいないか。あの日のニュースの中継では高台に向かって走っている車が津波に飲み込まれる映像が流れた。それは
-
Posted by ブクログ
「おめでとうございます!
あなたのクラスはノアに選ばれました!
ノアはきっと、あなたたちのクラスが忘れてしまった大切なことを思い出させてくれるはずです」
ある日突然、やってきた黒猫。名前はノアというらしい。何気ない日々のなか、ノアが心に届けてくれる「宝物」。〈帯の紹介文から〉
昔は重松清の文庫本はコンプリートで読んでいた。多作作家なので、いつの間にか追いつかなくなり、ここ10年で読んだのはたった10作ほど。全然追いついていない。だから忘れていたのかもしれない。重松清作品の「大切なこと」。
いつも今どきの「当事者目線」を忘れない。お父さんが主人公の時も、中学生が主人公の時も、こんなふうに小学
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。