重松清のレビュー一覧

  • さすらい猫ノアの伝説

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    表紙の赤いランドセルと黒猫ノアの表情に魅せられる。

    子ども向けに書かれた青い鳥文庫の2冊を、大人向けに講談社文庫にまとめたものだそうだ。

    前編は男子が語り手のお話
    後編は女子が語り手のお話

    同じ年頃でも、男子と女子で心の動きや行動が違うということが端端で伝わり、あー、そうだよね、この年頃はね…と思う。
    先生との距離感も微妙に違うよね。
    重松さんは、本当にこの書き分けがすごい。

    それにしても、ノアは只者ではない。
    神の遣いであろうな。

    全国の悩める学級に派遣してほしい。
    2020.10.31

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    2020年11月16日
  • うちのパパが言うことには

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    なぜ人が追い求めるものと目が覚めたら消えてしまうものを夢と呼ぶのだろうか

    これを最初に見て理由を考えてた。そして私の考え

    それは続きを求めるということだと思う。

    人が追い求めるめるものも続きを求めている。目が覚めてしまうと見ることの出来ない夢もその続きが気になってしまう。それだと思う

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    2020年10月25日
  • なきむし姫

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     はじめは、泣き虫な母である主人公を頼りなく感じていたけれど、親も子供と一緒に成長していくんだな。
     人間のだめな部分を描きつつ、受けとめてくれる重松清ワールド、久しぶりに味わったけれど、やっぱりいいな。

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    2020年10月16日
  • ファミレス 下

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    夫婦、親子、家族、友達。
    色んな形があって、それぞれの事情がある。
    終盤の、ドンと陽平先生のファミレスでのやり取りが良かった。大人になったからこそ分かる気持ちもたくさんあった。

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    2020年09月23日
  • ファミレス 下

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    映画『恋妻家宮本』の原作。将来、自分が同じ立場になったとき、どうなるのか。ちょっぴり考えさせられる作品。ちょっぴりだけどね。

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    2020年09月16日
  • 空より高く

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    すごくよかった。重松さんは、10代の若者の気持ちの機微を本当に上手に描くなぁ。
    自分も何かを始めたくなる気持ちを与えてくれる。大人になっても、同じ気持ちを味わいたくなる。

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    2020年09月12日
  • きみ去りしのち

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    「ああ、でも、そうかもね。乗り越えるのは一瞬でもできることだけど、慣れるっていうのは、地道に毎日生きていかなきゃ、どうしてもできないことだから」

    あなたの10年間も、長い長い旅だったんじゃないのかー。

    大切なことは、ずいぶん後になってから気づくもの。

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    2020年09月05日
  • みぞれ

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    なんてことない毎日の中に、良くも悪くもちょっとだけ特別な日ってたまに訪れますよね。
    そんな日のお話です。
    些細な心情描写に流石の一言。

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    2020年08月27日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    復興を伝えるニュースは見ていてとても喜ばしい。でも、それを見て『私達だけ取り残されている』という焦りが生まれ現実を悲観してしまう人もいる。震災からの復興も大切だが心災からの復興が置き去りにされている気がする。震災によって亡くなった人がたくさんいる。大切な友人や恋人、子どもや親を失った人は数知れない。この事実を忘れてはいけない。街が元どおりに戻ってもこの事実だけはこの先もずっと変わらない。震災を語る時そこにはたくさんの『死』があることを忘れてしまってはいないか。あるいは無意識に遠ざけてしまってはいないか。あの日のニュースの中継では高台に向かって走っている車が津波に飲み込まれる映像が流れた。それは

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    2020年08月24日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    「おめでとうございます!
    あなたのクラスはノアに選ばれました!
    ノアはきっと、あなたたちのクラスが忘れてしまった大切なことを思い出させてくれるはずです」
    ある日突然、やってきた黒猫。名前はノアというらしい。何気ない日々のなか、ノアが心に届けてくれる「宝物」。〈帯の紹介文から〉

    昔は重松清の文庫本はコンプリートで読んでいた。多作作家なので、いつの間にか追いつかなくなり、ここ10年で読んだのはたった10作ほど。全然追いついていない。だから忘れていたのかもしれない。重松清作品の「大切なこと」。

    いつも今どきの「当事者目線」を忘れない。お父さんが主人公の時も、中学生が主人公の時も、こんなふうに小学

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    2020年08月21日
  • ポニーテール

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    お父さんが再婚して、小学四年生のフミは新しいお母さん、お姉ちゃんのマキと家族になる。

    フミの心の中には亡くなってしまったお母さんへの想いが忘れられない。
    でも、家族になった明るくて面白いお母さんも大好きだ。
    そして、クールでちょっと怖いお姉ちゃんのマキの綺麗なポニーテールの髪型に憧れる。

    中盤まではフミ目線で描かれるが、途中からは亡くなったお母さんの言葉で綴られる。

    ネコのゴエモンも、フミを見守っているのか、とても良い存在感だ

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    2020年08月15日
  • 空より高く

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    またまた重松清さん。

    高校三年生で受験を控えたネタロー。
    将来のことを決められず悶々とした生活を送る。

    レッツビギン!
    のフレーズで生徒たちに何か始めようと訴えるジン先生と出会うことで、最初は引きつつも、大きく気持ちに変化が訪れる。

    ネタローは、友人のヒコザ、ドカ、そしてネタローに突然愛の告白をしてきた内気な女子、ムクちゃんと共に、街角で芸をするピエロ、フジトモさんのもとでジャグリングに挑戦することに。

    ジャグリングと言うテーマを選んだところも面白いし、ネタロー始めキャラクターたちがみんなそれぞれ悩みを抱えているんだけど、人間臭くて不

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    2020年08月09日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    面白かった。
    登場人物がオズの魔法使いの登場人物に例えられて出てくるのですが、たまたま子どもにオズの魔法使いの本を読み聞かせたりしていて、その偶然もあり、とても楽しめました。

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    2020年07月25日
  • ポニーテール

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    「前のお母さんと今のお母さん、どっちが好き?」

    他人同士がある日突然家族として暮らし始める。他人だからこそ必要以上に「家族」であることに囚われて、さらにすれ違ってしまう。でもお互いを想う気持ちがある限り、何度でも笑い合うことができるだろう。

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    2020年07月24日
  • 赤ヘル1975

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    広島東洋カープが優勝した1975年!原爆投下から30年後の広島の光と影。東京から引っ越してきた(よそモン)の主人公マナブ、ヤス、ユキオの出会いと別れ・友情・平和の物語。

    カープ好きな小6だった息子(現在中1)の為に買った一冊。読み応えがあり一気に読んでしまいました。保存しておきたい一冊!

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    2020年07月16日
  • みぞれ

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    些細だけど、大事な日常。それが少し崩れるとき。いつかそんな日が、と不安に思っていた日は時折、本当にやってくる。全然、ドラマチックなんかじゃなく。ただ、自然に、当たり前のように、日常は崩れる。そんな微妙なバランスの上で成り立っている日常を生きている。後悔したって、もう崩れる前には戻れない。
    だけど、崩れたって案外なんとかなる。崩れたからこそ、そこから歩き出す一歩は強い。日常を壊すきっかけはそこら中に転がっていて、いつかその日が、と怯えながら暮らしているから、日常が崩れてしまったとき、諦めや後悔とともに少し安心するのかもしれない。それでまた、新しい日常に戻っていく。新しい日常を迎えられた人達はきっ

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    2020年07月13日
  • ロング・ロング・アゴー

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    ネタバレ

    再会をテーマにした短編集。
    登場人物たちが幼少期を思い出す場面では、自分もこんな頃があったな、と懐かしさを感じると同時に、胸が締め付けられるような思いがした。
    息子や娘に、自分の幼少期を重ね、目を逸らそうとしてしまう登場人物たちを見ると、目を逸らそうとすればするほど、当時を思い出してしまうのだと感じた。
    登場人物たちのキャラクターは、誰もが持っている一面。まるで、自分のことのように登場人物の人生をなぞってしまった。
    昔の友人に、久しぶりに会いたくなった。

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    2020年06月25日
  • ぼくはこう生きている君はどうか

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    ネタバレ

     鶴見さんの「教育」に対する考え方がコンパクトに分かる。現代日本の「人材払底」の理由が分かる。
     

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    2020年06月18日
  • 赤ヘル1975

    H

    購入済み

    やはり重松清の作品でした。題名にちょっと違和感がありながら、著者に引かれて購入。
    広島を舞台に、題名のとおりカープの躍進をバックとした、原爆と戦争をテーマとした作品。人の繊細さを感じさせてくれる。中高生に読ませたい作品です。

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    2020年06月15日
  • 峠うどん物語 上

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    家族と死についての連作短編集。
    上巻だけでも、大号泣。
    下巻でどうなってしまうのか。
    今から涙腺が緩んでいる。

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    2020年06月06日