重松清のレビュー一覧

  • 明日があるさ

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    重松清のようにニュートラルにものごとを見れるようになりたいな。このエッセイのおかげでいままで読んだ重松清の物語が愛おしくなった。
    ・大きな言葉/小さな現実
    「指導」や「教育」ってたしかに大違いだ。かつての上司から言われた「知らない言葉は辞書で確かめろ」のアドバイスに辞書を手元におくようになったオイラはとても共感。
    ・不幸せとの付き合い方」
    結婚して間もないころ、嫁に「『サザエさん』んちみたいな家族っていいよね 」と言ったら「幻想に決まってるじゃん」と返された。たしかに我が家は嫁の言うとおりになったけど、彼女の教えのおかげでいまに幻滅したり絶望したりしないで小さな喜びを見つけられるようになった。

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    2022年05月29日
  • 小学五年生

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    短編ですがどの物語にも引き込まれます。もしかすると重松さんの自叙伝では?と感じるくらいに情景がうかび小学五年生の自分はどうだったかなあと思い返しながら頁をめくりました。なかでも、バスに乗って、すねぽんさんは泣けました。

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    2022年05月25日
  • 季節風 秋

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    何故か何回も寝落ちしてしまって繰り返し聞いた部分の多かった本。息子が不良でおやじ狩りに合ってしまう、秘密基地の話、どうもなんとなくしっくりこなくて???ってなった。どんな感情になるべきなのかわからない話もあるけどそれもまた自分の気持ちに正直になることだからいいとしよう。

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    2022年05月20日
  • 季節風 夏

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    季節風夏。どれも聞いていて飽きなくて、どことなく寂しい感じだったかな。
    夏祭りや楽しいことが多いけど毎年確かに水の事故だったり、と相次ぐ。なんとなくそのこんなにもギラギラして生きている感じの中にも、なにか儚げなものがある、というようなことを感じる夏。
    確かに終戦の時期、お盆などもあってそういうことも感じるのかもしれない。

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    2022年05月20日
  • ルビィ

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    死に行く人を救うといったらヒーローみたいになるけれど自然体で寄り添うダザイさんとルビィちゃんの空気感がとてもいい。人の心にシンクロして少し寄り添うことで、人の運命は変わるのかもしれない。コロナ禍で不安の多いこの世の中で心に日が灯る一冊だったように思う。

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    2022年05月19日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    重松清さんの作品は、やっぱり面白い!
    この本は内容は星3つぐらいでしたが、重松さんの登場人物の設定や「オズの魔法使い」を引用して物語を進めていたところがよかったです。

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    2022年05月11日
  • 季節風 春

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    季節の話が書かれている本なのかな〜これはまとめて春夏秋冬と読んでいきたいなと思っている。

    めぐり雛、の話は私も子供を産んで雛人形を買いに行った4年前を思い出した。父母が健在なので子供も連れて楽しく探した記憶があるんだけど、お雛様ってその家族ごとにいろいろな思い出をたくさん持っていくものなんだなぁ、と思った。我が家にはパパはいるにはいるけどなかなかそういうことにパパの思い出がない家かも。

    最後の「つばめ記念日」の話もお母さんがワーキングママだと共感できるのかなと思った。子供がいながら保育園から30分電車で揺られるってちょっと壮絶すぎて気が狂いそう(笑)私なら無理です。

    島小僧、の島の男の人

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    2022年05月08日
  • カシオペアの丘で(下)

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    泣けた

    一番好きなのはユウちゃん。
    人の弱さを肯定して、弱さが好きだと言える強さ。

    星は昼間には見えないけど、ある。
    死んだ人とは会えないけど、いる。

    ゆるすって、ゆるされるより辛いのかもしれない

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    2022年05月07日
  • めだか、太平洋を往け

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    教師としての自分と母親としての自分。その矛盾を正してくれるお孫さんの存在が、じんわりと心に沁みてあったかい気持ちになりました。

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    2022年05月05日
  • かあちゃん

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    夫が仕事で運転中に交通事故で即死、助手席の上司も即死。『かあちゃん』は責任を感じて、上司のために償う日々を、笑わない生活を始める。何十年も。

    そこまで背負う必要あるんだろうかとも思ったけど、30年後に被害者の孫がその様子を見て『忘れないことが大事』と気付く。自分がいじめてしまった友人に会いに行く決断をする。

    お話は、その孫の中学生活で関わる『母親』たちが描かれている。

    育休明け中学教師が、家事育児仕事に翻弄される様子がリアル。子供ってすぐ熱出すし、夫は『迎えに行けない』と平気で言うし。お母ちゃんは大変な職業だなーと改めて思う。

    最後がキレイにまとまってるけど、なんかキレイ過ぎて興醒めし

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    2022年04月29日
  • 小学五年生

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    自分の小学生の頃を、いっぱい思い出して甘酸っぱい気持ちなった
    優しい気持ちにもなれて、読んで良かった

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    2022年04月28日
  • ポニーテール

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    小さな身体で、色んなことを思い倦ねる様子に胸がぎゅんぎゅんしたし、「仲良くするってそういうことじゃない」っていうのにはっとした。
    自分も気にしいだから尚更。

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    2022年04月24日
  • また次の春へ

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     東日本大震災をテーマにした7つの短編集。特に『記念日』が良かった。被災した人たち全員が納得する配慮なんてないけれど、被災者を想った真心は必ず伝わることを訴える温かい物語だった。『トン汁』や『しおり』、『五百羅漢』も好き。
     表題作のように、亡骸もなく行方不明となった人たちを死んだと受け入れるのはとても難しいのだろう。ニュースを見ているだけでは気づかない被災者の方の思いに触れることのできる1冊。

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    2022年04月19日
  • めだか、太平洋を往け

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    2022/3/25〜4/10

    教師を目指している人に読んでほしい本。

    小学校の時、担任の先生は僕らを常に正しい方向に導いてくださる存在で、わからないことなんかなくて、ある種別の人間だと思っていた。
    実は先生もおんなじ人間で、先生なりの考えや悩みがあったんだな〜ってわかった。

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    2022年04月10日
  • 定年ゴジラ

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    購入後に奥付を見ると21年前だった。当時の定年は60才。まだまだカラダが充分元気な頃と思う。
    孫にブラブラしていると言われるとショックを受けると思う。作者もまだ若く、自分の父親世代を書いたとのこと。戸建のニュータウンは建て替え等あり、まだマシかも知れない。古い団地などは老年の家庭が増え、建て替え出来ずにゴーストタウン化しているとも聞く。内容的には、良くあるホームドラマに近い。
    都会の割に緑があり、数年前に男性長寿日本一になったところに住んでいて、私も主人公達と近い世代だが、どこの集まりに行っても60代の男性に会わない。定年すぐ後、皆んなは何処で何をしているのだろう?

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    2022年04月09日
  • カシオペアの丘で(下)

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    久々の重松作品。
    相変わらず涙腺を崩壊させられました。

    許す、許されるという大きい核を中心に家族愛や友情を描いており、登場人物が同年代であることから自分に置き換えて読んでしまいました。

    シュンが病にかかることから、止まっていた時間が大きく動き出す。普段何気に生活しているが、こういう大きなキッカケがないと人間なかなか動き出すことは出来ないのかもしれない。

    4人それぞれが主人公で、各々が一人称で語られることでそれぞれの本音や気持ちが読み取れるようになっている。個人的にはユウちゃんに肩入れしたくなりました。

    あと子供はいかん。もう涙腺が。。。
    親目線になると、弱くなります。

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    2022年04月07日
  • 小学五年生

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    子どもが小学五年生だから、興味持って楽しく読めました。
    レトロな感じではありますが、心理描写が面白かったです。
    10歳くらいになると、生まれた頃とだいぶん大人たちの事情も変わってきますよねー。たしかに。

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    2022年04月03日
  • みぞれ

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    重松せんせいの短編集。「ひとしずく」と「みぞれ」が個人的なお気に入りです。数年前に読んだ時、「みぞれ」なんて意味不明で、主人公の気持ちは理解不能だったけど、この数年で知ってる人が亡くなることが増えてきて、自分自身の一生って実はそんなに長いものじゃないんだとか、与えられたいのちに尊くないものなんて1つもないんだとか、そういうことを考えてきたのでとても心に沁みました。どのお話も、抱えた問題が最後に解決方向に向かうわけではないけれど、それでもじんわり心の中で溶けていくようなものでした。

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    2022年03月31日
  • 小学五年生

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい ◯
    その他

    男子の心情を少しでも理解したい、と手に取りました。

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    2022年03月31日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    ビタミンFもそうだけれど、登場人物たちの年齢に近づいて初めて、この小説の良さがわかってくる気がする。

    大人になって、まるでおとぎ話のような純度100%の疑いようのないハッピーエンドの話よりも、一筋の光の中にもほろ苦さがあるような話の方を好むようになった。
    例えばそれは、昔は苦手だったふきのとうを、大人になっておいしいと感じてむしろ好んで食べるようになったのに似ていると思う。まだそれでもビールの苦さは私にはわからない。もしかしたらそれももっと歳を重ねればその良さがいつかわかってきて、かえって好んで飲むようになるのかもしれない。
    この話も、みんなが予想できるような完全無欠のハッピーエンドではなく

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    2022年03月29日