重松清のレビュー一覧

  • ナイフ

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    いじめを題材とする作品集
    最初は重いテーマと思いながら読んで行ったがキャッチボール日和、エビスくんで思わず涙した。
    重松清ワールド炸裂。
    やはり重松清さんの作品は心打たれます。
    満足の一冊

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    2022年06月19日
  • めだか、太平洋を往け

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    リタイヤしたばかりのベテランの小学校教師、安藤美津子先生ことアンミツ先生。
    突然の事故で息子夫婦を亡くし、孫の翔也を引き取るところから始まる。翔也は奥さんの連れ子だったことから血の繋がりはない孫で。
    きれいごとだけじゃないところが良かった。アンミツ先生も先生でありながらひとりの親で、完璧ではなくて、いっぱい悩んで迷って。
    翔也との関係を軸に、その後の昔の教え子と関わりや、現状が描かれていく。
    現実はつらく重く苦しくて。天涯孤独になってしまった翔也の境遇、末期がんに侵されたヒデヨシ、東日本大震災の津波の被災地で尽力するキック。
    希望を持つにはあまりにつらく、それでも人生は続いていく。アンミツ先生

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    2022年06月14日
  • 小学五年生

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    ポンキッキーズのエンディングソングだった、米米CLUBの“”Child's Days Memory”が流れてきそうな、重松清の小説。
    自分の小学五年生というと、善悪をはっきり区別できる良い担任に恵まれた時期だった。奇しくも自分の長男も今小学校五年生の年齢。
    この短編小説に出てくる小学五年生の主人公は、様々な境遇に置かれている。世の中のことが少しずつ見え始めてくる、そんな年齢で見える世界は、同じ年齢でも境遇によって人それぞれ異なることを今更ながら気づかせてくれる。
    自分の子供も、小学五年生の僕が体感した日常とは違う体験をしているだろうし、もう自分の尺度が当てはまらない時期に達しつつある

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    2022年06月11日
  • みぞれ

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    オムニバス小説。
    どの話にも「死」や「生命」が漂っていた。

    みぞれに関して、「死にたがっているのかと思った」や「楽しみがないのに生きていたい?」など、頭の中でパッと浮かぶ、オブラートに包む前のストレートな言葉たちが印象的。いじめの対象や他人ではなく、愛する親族に向けているからこそ、様々な意味を纏っていて胸が熱くなった。

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    2022年06月09日
  • 季節風 春

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    最近ゆるゆるになった涙腺が、「ジーコロ」あたりから崩壊した。重松清と私は同じ時代、同じ青春を歩んできたんだなと改めて思った。移りゆくもの、変わってしまったものを、年々忙しくなる世の中で時には立ち止まって感じてみたい。青葉の匂いやポンカンの香りが風に乗ってやってくるのを感じてみたい。

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    2022年06月04日
  • うちのパパが言うことには

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    重松さんのエッセイを初めて読みました。同世代なので育ってきた時代背景、見てきた物に対しての目線や捉え方考え方に共感することができました。あらためて重松さんの作品を読みたくなりました。

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    2022年06月04日
  • 半パン・デイズ

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    主人公と自分の思考が似過ぎていて、何を考えてるのか手にとるように分かる。それでいて、とてもイラつく笑
    なんでもっと素直になれないんだ、そんなことで悩んでるのはアホだ、などなど
    けど、本人の立場からすると一つ一つが重大なことで毎回真剣に悩んでるんだよな
    そんなことを考えながら楽しく読めました。

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    2022年06月03日
  • 明日があるさ

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    重松清のようにニュートラルにものごとを見れるようになりたいな。このエッセイのおかげでいままで読んだ重松清の物語が愛おしくなった。
    ・大きな言葉/小さな現実
    「指導」や「教育」ってたしかに大違いだ。かつての上司から言われた「知らない言葉は辞書で確かめろ」のアドバイスに辞書を手元におくようになったオイラはとても共感。
    ・不幸せとの付き合い方」
    結婚して間もないころ、嫁に「『サザエさん』んちみたいな家族っていいよね 」と言ったら「幻想に決まってるじゃん」と返された。たしかに我が家は嫁の言うとおりになったけど、彼女の教えのおかげでいまに幻滅したり絶望したりしないで小さな喜びを見つけられるようになった。

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    2022年05月29日
  • 小学五年生

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    短編ですがどの物語にも引き込まれます。もしかすると重松さんの自叙伝では?と感じるくらいに情景がうかび小学五年生の自分はどうだったかなあと思い返しながら頁をめくりました。なかでも、バスに乗って、すねぽんさんは泣けました。

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    2022年05月25日
  • 季節風 秋

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    何故か何回も寝落ちしてしまって繰り返し聞いた部分の多かった本。息子が不良でおやじ狩りに合ってしまう、秘密基地の話、どうもなんとなくしっくりこなくて???ってなった。どんな感情になるべきなのかわからない話もあるけどそれもまた自分の気持ちに正直になることだからいいとしよう。

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    2022年05月20日
  • 季節風 夏

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    季節風夏。どれも聞いていて飽きなくて、どことなく寂しい感じだったかな。
    夏祭りや楽しいことが多いけど毎年確かに水の事故だったり、と相次ぐ。なんとなくそのこんなにもギラギラして生きている感じの中にも、なにか儚げなものがある、というようなことを感じる夏。
    確かに終戦の時期、お盆などもあってそういうことも感じるのかもしれない。

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    2022年05月20日
  • ルビィ

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    死に行く人を救うといったらヒーローみたいになるけれど自然体で寄り添うダザイさんとルビィちゃんの空気感がとてもいい。人の心にシンクロして少し寄り添うことで、人の運命は変わるのかもしれない。コロナ禍で不安の多いこの世の中で心に日が灯る一冊だったように思う。

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    2022年05月19日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    重松清さんの作品は、やっぱり面白い!
    この本は内容は星3つぐらいでしたが、重松さんの登場人物の設定や「オズの魔法使い」を引用して物語を進めていたところがよかったです。

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    2022年05月11日
  • 季節風 春

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    季節の話が書かれている本なのかな〜これはまとめて春夏秋冬と読んでいきたいなと思っている。

    めぐり雛、の話は私も子供を産んで雛人形を買いに行った4年前を思い出した。父母が健在なので子供も連れて楽しく探した記憶があるんだけど、お雛様ってその家族ごとにいろいろな思い出をたくさん持っていくものなんだなぁ、と思った。我が家にはパパはいるにはいるけどなかなかそういうことにパパの思い出がない家かも。

    最後の「つばめ記念日」の話もお母さんがワーキングママだと共感できるのかなと思った。子供がいながら保育園から30分電車で揺られるってちょっと壮絶すぎて気が狂いそう(笑)私なら無理です。

    島小僧、の島の男の人

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    2022年05月08日
  • カシオペアの丘で(下)

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    泣けた

    一番好きなのはユウちゃん。
    人の弱さを肯定して、弱さが好きだと言える強さ。

    星は昼間には見えないけど、ある。
    死んだ人とは会えないけど、いる。

    ゆるすって、ゆるされるより辛いのかもしれない

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    2022年05月07日
  • めだか、太平洋を往け

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    教師としての自分と母親としての自分。その矛盾を正してくれるお孫さんの存在が、じんわりと心に沁みてあったかい気持ちになりました。

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    2022年05月05日
  • かあちゃん

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    夫が仕事で運転中に交通事故で即死、助手席の上司も即死。『かあちゃん』は責任を感じて、上司のために償う日々を、笑わない生活を始める。何十年も。

    そこまで背負う必要あるんだろうかとも思ったけど、30年後に被害者の孫がその様子を見て『忘れないことが大事』と気付く。自分がいじめてしまった友人に会いに行く決断をする。

    お話は、その孫の中学生活で関わる『母親』たちが描かれている。

    育休明け中学教師が、家事育児仕事に翻弄される様子がリアル。子供ってすぐ熱出すし、夫は『迎えに行けない』と平気で言うし。お母ちゃんは大変な職業だなーと改めて思う。

    最後がキレイにまとまってるけど、なんかキレイ過ぎて興醒めし

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    2022年04月29日
  • 小学五年生

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    自分の小学生の頃を、いっぱい思い出して甘酸っぱい気持ちなった
    優しい気持ちにもなれて、読んで良かった

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    2022年04月28日
  • ポニーテール

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    小さな身体で、色んなことを思い倦ねる様子に胸がぎゅんぎゅんしたし、「仲良くするってそういうことじゃない」っていうのにはっとした。
    自分も気にしいだから尚更。

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    2022年04月24日
  • また次の春へ

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     東日本大震災をテーマにした7つの短編集。特に『記念日』が良かった。被災した人たち全員が納得する配慮なんてないけれど、被災者を想った真心は必ず伝わることを訴える温かい物語だった。『トン汁』や『しおり』、『五百羅漢』も好き。
     表題作のように、亡骸もなく行方不明となった人たちを死んだと受け入れるのはとても難しいのだろう。ニュースを見ているだけでは気づかない被災者の方の思いに触れることのできる1冊。

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    2022年04月19日