重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出来はさほど良いとは思わないのですが。。。
一徹な老人、真っ直ぐで賢くて活発な少女、いじめられる少年、いじめる少年、高慢ちきだがどこか寂しげな少女、ちょっと頼りないお父さん、明るくパワフルなおばさん。老朽化が進み、高度成長期に溢れてた明るい未来など影もなくなったノスタルジックな団地。重松さんがお得意のパターンがずらりと並びます。ですから途中までは初読にもかかわらず既視感など感じながら読んでました。
最後でぶっ飛びましたね〜。満艦飾のフェスティバルみたいなハッピーエンド
最初から『流星ワゴン』的なファンタジー要素はあったのですが、それにしても少々矛盾があろうが無理筋だろうがとにかく突っ走る。重松 -
Posted by ブクログ
以前テレビドラマになったのを見た。
小説ではペットショップで猫を貸し出す話だったのか。
ドラマでは西島秀俊演ずる家具職人が、亡き妻の残した猫の里親を探すという設定になっていたけれど。
原作のままの設定だと、動物愛護団体から批判を受けるからかなあ?
それとも西島さんを見せるため?
まあ、映像作品と小説は別物。
それぞれで味わえばよい。
小説は一編一編がほとんど独立した内容。
貸し出される猫も原則毎回別の猫。
その猫を借り出した人々の、少し切ない物語が展開される。
どの人も、どの家族も、何か問題を抱えている。
子どもを持てない夫婦、末期がんを一人で耐えている女性、いじめの主犯格に祭り上げられて -
Posted by ブクログ
ネタバレ作家重松清さんの対談集。単なる対談集ではなく、その時重松さんが思ったことも同時に展開。いろいろなものを生み出していく人たち。苦しいことも作品に昇華させていく。
対談された時が2011年10月からということもあり、何人かは震災の話に。
伊集院静さんは犬の散歩に出るとその日はあまりにも美しい夜空。これは神のなすことなか。と憤怒したほど。奥様の言葉で、最期に目にしたものがあの美しい星ならば何かの伝言なのかもしれない。と。
また、いとうせいこうさんが想像ラジオについて、「こうであるように」と祈りを、過去に向けて書いた。と。
今を生きているけれど、それはすぐ過去になる。過去のものが少しでも誰かの人の救い