重松清のレビュー一覧

  • 送り火

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    富士見線沿線でのお話
    短編集

    これぞ重松清だね
    重松清の短編集は、本当に読みやすいし、奥が深い


    幽霊が出てきたり、現実離れしてるんだけどね
    どれもやっぱり、じーんとするんだよなぁ…


    30代~40代を主人公にした話を書かせると、右に出る人は居ないだろうな

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    2013年01月24日
  • 哀愁的東京

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    最後の章を読んで、やっとわかった。
    自分のこのモヤモヤ感、喪失感が何か。


    哀愁とは、何かを失って終わりかけていることなんだ。
    この作品の全ての章を振り返れば、確かに「終わり」「結末」がないことに気付く。
    その後どうなったの?って。


    最後の章で、小さな無邪気な子が、
    東京タワーの双眼鏡を覗き込み、
    「あったよ!ぼくんちがあったよ」
    とはしゃいでいる姿。
    こんな広い景色で、
    こんな広い東京で、
    自分の家なんか見つかるわけないのに、
    小さな子は、喜んでいる。
    私には、
    自分の家や自分の住む町どころか、
    自分の存在さえ、見つけることできないんだろうなぁ。
    きっと

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    2013年01月21日
  • あの歌がきこえる

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    重松清さんとは同世代。
    この本に出てくる歌は私にとっても「わたしの~青春~、そのもの~♪」と歌で答えたくなってしまう。

    ふと思う。
    重松清さんのファンって、男性と女性、どちらが多いのだろう・・・

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    2013年01月19日
  • 哀愁的東京

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    『パパといっしょに』で絵本の文学賞を受賞して以降、1冊も絵本を描けなくなったフリーライター&絵本作家の進藤宏氏と東京で挫折しつつある人達が主人公。

    本作はフリーライター歴の長い重松清サンにしか描けない作品。

    進藤氏の新作発表を頑なに心待ちしているシマちゃんは健気的女性だ。

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    2013年01月14日
  • 舞姫通信

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    舞姫(10年前に飛降自殺した少女)に関する伝説の残る高校に赴任してきたのは、理由不明で自殺した兄を持つ主人公岸田。

    兄の恋人は大手タレント事務所の一人娘で、自殺志願のタレント“城真吾”を売り出そうとする。

    自殺するのに理由は必要なのか?
    自殺は悪なのか?
    自殺は許されるのか?

    城真吾の問いかけに戸惑う大人と共感する若者達。

    僕らが遺伝子に支配されているのならば、
    自殺は異常値となるはずだが・・・。

    生きる意味を考えさせられる一冊。

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    2013年01月14日
  • 季節風 秋

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    季節風シリーズのラストを飾る秋編。
    今回も重松さんの巧みなストーリーと、季節ならではの小道具の使い方に参りました。
    お気に入りは、「水飲み鳥」。あったあった、子供の頃に。ブームになった訳ではないのに、不思議といろいろなところで見かけた。ずっと見ていて飽きない奇妙な動作を覚えている。そんな玩具を物語の小道具に用いる重松さんは、匠の作家である。

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    2013年01月10日
  • 見張り塔から ずっと

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    某本好きの方からのオススメです

    短編三つからなってて
    それぞれテーマはいじめ、わが子の死、嫁姑問題
    なんですが

    どれも「何か」を失った家族の物語です

    胸の奥にグイグイきます

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    2012年12月30日
  • 季節風 冬

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    常夏の国、赤道直下のシンガポールで読んで激しく冬が恋しくなった。
    四季ってやっぱり無いとしんどい。

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    2012年12月15日
  • 半パン・デイズ

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    小学校に上がる前に東京から瀬戸内の小さな町に引っ越してきたヒロシの小学校入学から卒業までを描く。喧嘩、スポーツ、初恋なんかを通してヒロシが成長する姿がいい!親や周りの大人との世界から友人との世界にひろがる様子もうまく描かれている。
    時代は違えど小学生の頃の自分を思い出し、愛しく思った。みんなの自叙伝というのにも頷ける。

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    2012年12月03日
  • 半パン・デイズ

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    どうしてこんなにやさしい小説を書けるのだろう?

    大人はかつてみんな子供だったはずなのに、どうして子供の頃のことをすっかり忘れてしまうんだろう。
    そして、重松さんは、どうして子供の気持ちをこんなに繊細に描けるのだろう?成長していく子供たちと、その周りの大人たちが、ひとりひとり魅力的に息づいている。こんなにダイナミックにひとが変わる、成長していくなんて、こわいほどでもある。

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    2012年11月08日
  • あの歌がきこえる

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    男ってなんてバカで、不器用で、すけべで・・・だけど、いいなって思った。
    自伝的な色合いもあるのかな?
    舞台が山口で、いろんな歌が出てきて。
    特に一番初めの章「いつか街で会ったなら」が好きだった。
    コウジの存在は、この物語の中で光っていたと思う。

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    2012年11月01日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    もともと出版予定のなかった一冊。東日本大震災のあとに出版されたものです。「物づくり」の未来,希望が見える一冊です。子どもに是非読ませたい。

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    2012年10月23日
  • 季節風 秋

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    春と夏をすっとばして、うっかり秋を読んでしまったら、これがシリーズ最後だったんですね。
    その季節に読みたいけれど、来年まで待つのは・・・

    作者もあとがきの中で、どんなものを書いているのかと尋ねられたらこの四冊を差し出す・・・と言っているとおり、とても“らしい”作品が並んでいて、どれも懐かしく、ちょっと身につまされたり、温かくなったり切なかったり。

    “秋”のなかでは『ヨコヅナ大ちゃん』が一番好きかな?

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    2012年10月17日
  • 星をつくった男 阿久悠と、その時代

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    ネタバレ

    昭和歌謡史を繙けば必ずその名が出てくる作詞家・阿久悠の詳伝。
    残念ながら、平成の代では”歌謡史”は成立しえない。なぜなら、歌謡曲自体が「昭和」という時代が生んだものであり、「平成」には歌謡曲がないのだから。そういった意味では阿久悠の詞による歌謡曲は、昭和という時代だったからこそ輝き、語り継がれていくものなのだろう。

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    2012年10月01日
  • 季節風 冬

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    季節風シリーズの「冬」編。焼き芋、サンタ、初詣、初雪、節分、バレンタイン、合格発表など冬のキーワードを巧く人生ドラマに組み入れた流石の重松さん。
    お気に入りは「冬の散歩道」。何がきっかけで人の歩む道が変わるのかわからない。人生は不思議だ。だからこそ面白い。

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    2012年09月30日
  • 季節風 秋

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    ガンバレッ・・・と何となくつぶやいてしまう作品ばかりで嬉しくなります。
    最後の季節風は涙よりももっと違うものが溢れました。

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    2012年09月16日
  • 見張り塔から ずっと

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    小説においては既にありふれた「家族」という題材を、小説的な盛り上がりを避けるようにして描き出した作品集。

    そしてわたしたちも、“見張り塔”から目撃するのだ。

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    2012年09月11日
  • あの歌がきこえる

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    著者とは誕生日が一日違いの同世代。
    なつかしさを感じつつ読んだ。

    最終章「トランジスタ・ラジオ」は親の立場で感情移入した。

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    2012年08月22日
  • 世紀末の隣人

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    重松清による、20世紀末に起きた事件等々のルポルタージュ。新鮮でした。
    「世紀末」の、独特の世間の空気を感じられた気がしました。もう少しひとつひとつの事件について掘り下げて欲しかったような気も。

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    2012年08月20日
  • 季節風 夏

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    「冬」から読み始めた「季節風」シリーズ。
    3冊目の「夏」を読んで、やっと気づいたことがあります。このシリーズは泣ける、ということに…。「秋」こそ、電車で読むのはやめよう。

    レビューはまたのちほど。

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    2012年08月07日