重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
質的には高い作品です。物語の中にどんどん引き込まれていきます。しかし、怖いですね。
「カラス」はニュータウンのマンションで起こる現代版村八分、大人のいじめを加害者の立場から描いた作品です。陰湿な喜びを感じながら、一方でいつか自分が被害者になることを恐れる、そういった加害者心理を上手く描き出しています。
「扉を開けて」は5年前に赤ん坊を亡くした夫婦と生きていればその位になっただろう子供の係わりを描いた作品です。子供の幻影を見る奥さんの侘ない精神状態と、それを援け、繋ぎとめようとする夫。精神の危うさが上手く描き出されます。
「陽だまりの猫」はマザコンの夫と19で結婚した「何も出来ない」妻と姑 -
Posted by ブクログ
どこかのHPで「かっこ悪い中年像」を描く重松さんというような発言を見ました。確かにそうだけど、同世代の私から見れば、格好悪いというより「けなげ」という感じがします。
「かたつむり疾走」の父親にしても、スーツ姿に固執するわけではなく、なんとなく照れくささもあって最初から作業着になれないだけでして。。。。
そんな父親が偶然とはいえ、彼女の危機を救おうとして、逆にボコボコにされるのですが、それも決してかっこ悪くは無くて。。。。
何はともあれ、この作品では高校生の子供が、なんとなく父親を理解してくれてる感じが良くて、とても救われます。
それにしても、子供の視点から見た普通の大人を描くのが美味い -
購入済み
ネコって偉大ですよね。
「レンタル猫」って無理があるなぁって思ってたんです。
でも、どのお話のコも長年飼われているかの様に主人公に寄り添い、誰にもぶつけられないでいる想いを、すぅ〜と吸い取って、寄り添ってくれる。この感じ!うちのコたちもそうだったなぁ〜。
「猫はワガママでクール」そんな巷の印象ですが、違うと思います。猫たちはよく分かっているのです。今 、飼い主さんに何が必要なのか。ずっと見てくれてるから。見てないふりして、ずっと。
うちのコたちに会いたくなりました。
TVでドラマが始まりましたね。小説とは違う設定、目線があります。好みはあるかもしれませんが、やはり、人の心の少し弱ってる部分にそっと手を当ててく