重松清のレビュー一覧
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定年後のおじさんの、定年仲間、奥さんや子供、とのたわいもない日常、時にはちょっとした事件、を描いた作品。
人の心の機微や弱さを丁寧に表現しているので、共感しきり、また、将来への教訓と受け止めることしきり、だった。
率直に言えば、盛り上がりのない話だったので、読む速度は上がらず、ちょっと読み進めるのは大変だった。
が、終わってみればオチらしいオチはなかったのだか、人生について何か深い問いをもらったような、フランス映画のような不思議な味わい深さを感じた作品だった。
仕事に熱中している若者というより、仕事の意味、生きがい、家族について考え始めたような、そんなおっさんが読むといいと思う。まさに私、 -
Posted by ブクログ
以前テレビドラマになったのを見た。
小説ではペットショップで猫を貸し出す話だったのか。
ドラマでは西島秀俊演ずる家具職人が、亡き妻の残した猫の里親を探すという設定になっていたけれど。
原作のままの設定だと、動物愛護団体から批判を受けるからかなあ?
それとも西島さんを見せるため?
まあ、映像作品と小説は別物。
それぞれで味わえばよい。
小説は一編一編がほとんど独立した内容。
貸し出される猫も原則毎回別の猫。
その猫を借り出した人々の、少し切ない物語が展開される。
どの人も、どの家族も、何か問題を抱えている。
子どもを持てない夫婦、末期がんを一人で耐えている女性、いじめの主犯格に祭り上げられて -
Posted by ブクログ
ネタバレ作家重松清さんの対談集。単なる対談集ではなく、その時重松さんが思ったことも同時に展開。いろいろなものを生み出していく人たち。苦しいことも作品に昇華させていく。
対談された時が2011年10月からということもあり、何人かは震災の話に。
伊集院静さんは犬の散歩に出るとその日はあまりにも美しい夜空。これは神のなすことなか。と憤怒したほど。奥様の言葉で、最期に目にしたものがあの美しい星ならば何かの伝言なのかもしれない。と。
また、いとうせいこうさんが想像ラジオについて、「こうであるように」と祈りを、過去に向けて書いた。と。
今を生きているけれど、それはすぐ過去になる。過去のものが少しでも誰かの人の救い -
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普通である、むずかしさ
今、いじめで、大切な命を落としてしまう人いますが、真面目すぎるからなのでは、と思った!普通であるって、簡単そうでかなり自分を、偽って、生きて行くのだから大変だわーもっと、邪悪になれば、気楽だし、いい子でなくていいんだよー
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