重松清のレビュー一覧

  • 定年ゴジラ

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    定年後のおじさんの、定年仲間、奥さんや子供、とのたわいもない日常、時にはちょっとした事件、を描いた作品。
    人の心の機微や弱さを丁寧に表現しているので、共感しきり、また、将来への教訓と受け止めることしきり、だった。

    率直に言えば、盛り上がりのない話だったので、読む速度は上がらず、ちょっと読み進めるのは大変だった。
    が、終わってみればオチらしいオチはなかったのだか、人生について何か深い問いをもらったような、フランス映画のような不思議な味わい深さを感じた作品だった。

    仕事に熱中している若者というより、仕事の意味、生きがい、家族について考え始めたような、そんなおっさんが読むといいと思う。まさに私、

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    2019年04月14日
  • ブランケット・キャッツ

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    起きてしまった事案や日々の生活が、突然劇的に良くなることなんてそうそうないけれど、猫の存在が癒されたり考え方を変えるきっかけになったり、救われないけどもがく力を持てるような話。

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    2019年03月30日
  • ロング・ロング・アゴー

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    「会えない日々」について考えた。再会よりロマンチックになるように、それを意識的に伸ばしていることがある。その時間がすごく価値があること、意味を持っていることを再確認させられた。重松清をもっと読みたくなった。

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    2019年03月24日
  • ブランケット・キャッツ

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    身代わりのブランケット・キャットのお母ちゃんのくだり泣けちゃったなーこどもうまれたからこういうあざといのが泣けてきちゃうようになっちゃったな

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    2019年03月04日
  • 峠うどん物語 下

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    火葬場前のうどん屋だからこそできる人間模様。
    日本人としての侘び寂びなのだろうか。時にとても心地よくも思える。

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    2019年03月01日
  • ブランケット・キャッツ

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    以前テレビドラマになったのを見た。
    小説ではペットショップで猫を貸し出す話だったのか。
    ドラマでは西島秀俊演ずる家具職人が、亡き妻の残した猫の里親を探すという設定になっていたけれど。
    原作のままの設定だと、動物愛護団体から批判を受けるからかなあ?
    それとも西島さんを見せるため?

    まあ、映像作品と小説は別物。
    それぞれで味わえばよい。

    小説は一編一編がほとんど独立した内容。
    貸し出される猫も原則毎回別の猫。
    その猫を借り出した人々の、少し切ない物語が展開される。
    どの人も、どの家族も、何か問題を抱えている。
    子どもを持てない夫婦、末期がんを一人で耐えている女性、いじめの主犯格に祭り上げられて

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    2019年01月16日
  • ファミレス 上

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    平成30年12月

    重松さんが好きで、映画も見て、泣いた。
    さーて、原作はどんな本なのかな。

    中年の夫婦が3組。
    結婚後、子供がいたから成り立っていた家族。その子供が巣立って一人暮らしを始め、残ったのは、夫婦のみ。どんな会話をすればいいのか。。。そんななか妻の本に離婚届が…。
    スマートなおじさん。妻と別居して5年経過。別れるつもりもないし、それはそれでありかなと思いつつ。。。
    離婚後、年下の子と結婚し、連れ子とともにすっごく幸せに過ごしている。
    そんな3組の夫婦があれやこれや。
    夫婦とは、そして、料理とは。を教えてもらえる。

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    2019年01月04日
  • ゼツメツ少年

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    学校や家で居場所を失った少年たちが逃げ込んだ先は、意外な場所だった。
    悲しみと悔しさのラスト。残された者たちにはたくさんの後悔があったなぁ。
    小説家は過去の自分の作品の登場人物が今なにしてるかなぁ〜って思い浮かべるんだって。それだけ想いを込めて書いてるんだなぁ

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    2018年12月03日
  • この人たちについての14万字ちょっと

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    ネタバレ

    作家重松清さんの対談集。単なる対談集ではなく、その時重松さんが思ったことも同時に展開。いろいろなものを生み出していく人たち。苦しいことも作品に昇華させていく。
    対談された時が2011年10月からということもあり、何人かは震災の話に。
    伊集院静さんは犬の散歩に出るとその日はあまりにも美しい夜空。これは神のなすことなか。と憤怒したほど。奥様の言葉で、最期に目にしたものがあの美しい星ならば何かの伝言なのかもしれない。と。
    また、いとうせいこうさんが想像ラジオについて、「こうであるように」と祈りを、過去に向けて書いた。と。
    今を生きているけれど、それはすぐ過去になる。過去のものが少しでも誰かの人の救い

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    2018年12月02日
  • 送り火

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    時々、霊的なものも出ちゃったりするけど、基本的には家族って大事だよねぇ?と思える切なくも暖かい話。
    重松さんの描く家族って懐かしい日本って感じがして、こんな風に家族を思い続けたいと思える。

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    2018年11月11日
  • また次の春へ

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    ネタバレ

    東日本大震災の後、生き残った人々がどのような思いで日々を過ごしているかを7編に書き残したもの 明日の世界に生き残るために、「また次の春へ」の題はふさわしい

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    2018年10月21日
  • かっぽん屋

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    重松清初期の作品も含む短編集。

    重松清の描く思春期男子が好きだから読んでみたら、期待通り萌えた。
    著者は思春期の頃の性欲の強さを共感してもらうことを狙いとして書いていると思うんだけど、そういう視点ではなく、もっと客観的に盛りのついた若い男の子のどうしようもなさに愛おしさを覚えた。エロいようでエロくない、絶妙な文章だから老若男女問わず楽しめると思う。

    ただ、短編集だからそんなにおもしろくない作品も混ざっているということは難点として挙げられると思う。後半からの単行本未収録作品は話の筋がしょうもなく、あまりおもしろくなかった。

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    2018年10月16日
  • エイジ

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    中学生のことばにできない気持ちを上手にことばで表現している。大人なのに子供の気持ちを描ける著者はすごい人だと思う。

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    2018年10月13日
  • 季節風 冬

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    十二編の冬の物語がどれも濃やかで、短いのに詰まっていて、ほろ苦さもありつつも絶対的に温かくてほっこりする。美味しそうな焼き芋や珈琲、列車で出会う子供の為のサンタとトナカイの若者、火の用心の夜回りや、普通学級では難しかった相棒の友人や、大学の合格発表の場での一回五十円のバンザイ隊等どれも引き込まれた。

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    2018年10月10日
  • うちのパパが言うことには

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    重松清が40歳前後の時に書いたエッセイ集.ちょうど今の自分と同年代.「家族」を物語の中心に添えた作品を数多く残している著者.共感できる部分が多々ある."はてのない「思い通り」のレース”,”「異物」を愛して”,”期待よりも・・・”は秀逸.

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    2018年10月09日
  • みんなのうた

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    重松さんらしい内容。クライマックスには胸がぐっとくる。人それぞれになんらかの葛藤がある。人からヒントをもらい成長していく。2018.9.20

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    2018年09月20日
  • なきむし姫

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    人は人(環境)に依存してしまうのだな。泣きたい時に背中があれば頭を寄せて。抱きしめてくれる腕があれば身を寄せて。
    それが突然無くなった時に自立するのかもしれない。
    自立することを知っていれば頼っていいんだよ。そして頼ってもらいなさい。
    お互いに幸せと哀しみをわかちあう。それが人だから。

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    2018年09月14日
  • ナイフ

    購入済み

    普通である、むずかしさ

    今、いじめで、大切な命を落としてしまう人いますが、真面目すぎるからなのでは、と思った!普通であるって、簡単そうでかなり自分を、偽って、生きて行くのだから大変だわーもっと、邪悪になれば、気楽だし、いい子でなくていいんだよー

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    2018年09月11日
  • ゼツメツ少年

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    君達は死んでいたんだ。タケシ、ジュン、リュウ。美由紀も。センセイは作者の重松ではなかった。そしてそのセンセイも亡くなっていたとは。多くの意外な展開、イジメの想像を絶する凄まじさ。本書は無理にでも暗くならないような配慮が随所に感じられる。人間性豊かなツカちゃん、ナイフさん、全てをわかっているエミさん。これらの脇役?の素晴らしさ。イジメた子供達にも配慮が。
    登場人物の土台となった小説があるのだろうか。そこから読みたかった。あるような感じがするだけだが。もしあるなら、冒頭にそのような紹介があればベストだ。

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    2018年09月06日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    重松清さんらしいストーリー展開。登場人物のキャラも安定感があって,すんなりと読めた。どこか懐かしい物語。

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    2018年08月29日