重松清のレビュー一覧

  • なきむし姫

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    誰も悪者はいない。教育ママも破茶滅茶で扱いにくいが悪い人ではない。個性豊かな登場人物と主人公だけでなく読者を泣かせる技倆を著者は持っている。2019.7.10

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    2019年07月10日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    出来はさほど良いとは思わないのですが。。。
    一徹な老人、真っ直ぐで賢くて活発な少女、いじめられる少年、いじめる少年、高慢ちきだがどこか寂しげな少女、ちょっと頼りないお父さん、明るくパワフルなおばさん。老朽化が進み、高度成長期に溢れてた明るい未来など影もなくなったノスタルジックな団地。重松さんがお得意のパターンがずらりと並びます。ですから途中までは初読にもかかわらず既視感など感じながら読んでました。
    最後でぶっ飛びましたね〜。満艦飾のフェスティバルみたいなハッピーエンド
    最初から『流星ワゴン』的なファンタジー要素はあったのですが、それにしても少々矛盾があろうが無理筋だろうがとにかく突っ走る。重松

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    2019年05月20日
  • きみ去りしのち

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    1回目の誕生日を迎えたばかりの息子を亡くした父親と、母親を亡くそうとしている娘の旅。
    話はシリアスで重いものだった。
    でも最後に希望の光を見いだすことができた。

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    2019年05月19日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    ネタバレ

    絶望はするな。希望の器がまだ割れずにいるのはら、大丈夫。失望をバネに、また希望のストックを増やしていけばいい
    風景が変わる悲しさもあれば、風景が変わらない悲しさだってあるんだ
    住宅の7割が全壊してしまった街の現状を自分の目で見たことで、街の人々の悲しみや苦しみを噛み締めながらボランティアに取り組めた。報道を通じて知っていると言うレベルをこの目で見たに変えることで、地元の人々との距離が縮まったのだ

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    2019年05月18日
  • ファミレス 上

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    大人が料理を介して人と関わっていく。
    離婚の危機かもしれない展開、押しかけてきた妊婦とその母、母親が不倫で事故に遭い残された生徒。
    彼らが料理を通じてどうなっていくのか。
    下巻の展開に期待。

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    2019年05月09日
  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    子供は大人が思っているよりずっと大人で、大人は子供が思っているほどぜんぜん大人じゃない。
    世の中どうにもならないことは確かにあるんだけど、小学生にその諦観があるのがなんとも悲しく、寂しい。
    一人っ子にしかわからない寂しさと、孤独感、だからこそ感じる結束感がじんわりぐさっとくるお話。
    押し付けがましくない、でも明白なメッセージが伝わってくる、そんな一冊。

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    2019年05月01日
  • ファミレス 下

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    最後は話が気になり止まらなかった。
    『家族』の在り方とは、一家団欒とは。
    ご飯は何の為に食べるのか

    1番大事なのは知識による正論ではなく、優しさ。
    甘やかす優しさではない。
    正論と正論はお互い正しくてもぶつかってしまう
    でも、優しさと優しさは重なり合うと一つの大きな優しさになる。

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    2019年04月29日
  • 定年ゴジラ

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    重松さんの小説の中の住人は皆生きている。

    幸せとは胸を張って語るのではなく苦笑いとともに唇からこぼれ落ちるものなのだと、なぜかいま、知った。

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    2019年06月14日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    人間はだれだって
    生まれたばかりの頃は
    ものすごく大きな勇気を
    もっている。
    信じなきゃ始まらない。

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    2019年04月20日
  • 定年ゴジラ

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    定年後のおじさんの、定年仲間、奥さんや子供、とのたわいもない日常、時にはちょっとした事件、を描いた作品。
    人の心の機微や弱さを丁寧に表現しているので、共感しきり、また、将来への教訓と受け止めることしきり、だった。

    率直に言えば、盛り上がりのない話だったので、読む速度は上がらず、ちょっと読み進めるのは大変だった。
    が、終わってみればオチらしいオチはなかったのだか、人生について何か深い問いをもらったような、フランス映画のような不思議な味わい深さを感じた作品だった。

    仕事に熱中している若者というより、仕事の意味、生きがい、家族について考え始めたような、そんなおっさんが読むといいと思う。まさに私、

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    2019年04月14日
  • ブランケット・キャッツ

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    起きてしまった事案や日々の生活が、突然劇的に良くなることなんてそうそうないけれど、猫の存在が癒されたり考え方を変えるきっかけになったり、救われないけどもがく力を持てるような話。

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    2019年03月30日
  • ロング・ロング・アゴー

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    「会えない日々」について考えた。再会よりロマンチックになるように、それを意識的に伸ばしていることがある。その時間がすごく価値があること、意味を持っていることを再確認させられた。重松清をもっと読みたくなった。

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    2019年03月24日
  • ブランケット・キャッツ

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    身代わりのブランケット・キャットのお母ちゃんのくだり泣けちゃったなーこどもうまれたからこういうあざといのが泣けてきちゃうようになっちゃったな

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    2019年03月04日
  • 峠うどん物語 下

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    火葬場前のうどん屋だからこそできる人間模様。
    日本人としての侘び寂びなのだろうか。時にとても心地よくも思える。

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    2019年03月01日
  • ブランケット・キャッツ

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    以前テレビドラマになったのを見た。
    小説ではペットショップで猫を貸し出す話だったのか。
    ドラマでは西島秀俊演ずる家具職人が、亡き妻の残した猫の里親を探すという設定になっていたけれど。
    原作のままの設定だと、動物愛護団体から批判を受けるからかなあ?
    それとも西島さんを見せるため?

    まあ、映像作品と小説は別物。
    それぞれで味わえばよい。

    小説は一編一編がほとんど独立した内容。
    貸し出される猫も原則毎回別の猫。
    その猫を借り出した人々の、少し切ない物語が展開される。
    どの人も、どの家族も、何か問題を抱えている。
    子どもを持てない夫婦、末期がんを一人で耐えている女性、いじめの主犯格に祭り上げられて

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    2019年01月16日
  • ファミレス 上

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    平成30年12月

    重松さんが好きで、映画も見て、泣いた。
    さーて、原作はどんな本なのかな。

    中年の夫婦が3組。
    結婚後、子供がいたから成り立っていた家族。その子供が巣立って一人暮らしを始め、残ったのは、夫婦のみ。どんな会話をすればいいのか。。。そんななか妻の本に離婚届が…。
    スマートなおじさん。妻と別居して5年経過。別れるつもりもないし、それはそれでありかなと思いつつ。。。
    離婚後、年下の子と結婚し、連れ子とともにすっごく幸せに過ごしている。
    そんな3組の夫婦があれやこれや。
    夫婦とは、そして、料理とは。を教えてもらえる。

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    2019年01月04日
  • ゼツメツ少年

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    学校や家で居場所を失った少年たちが逃げ込んだ先は、意外な場所だった。
    悲しみと悔しさのラスト。残された者たちにはたくさんの後悔があったなぁ。
    小説家は過去の自分の作品の登場人物が今なにしてるかなぁ〜って思い浮かべるんだって。それだけ想いを込めて書いてるんだなぁ

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    2018年12月03日
  • この人たちについての14万字ちょっと

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    ネタバレ

    作家重松清さんの対談集。単なる対談集ではなく、その時重松さんが思ったことも同時に展開。いろいろなものを生み出していく人たち。苦しいことも作品に昇華させていく。
    対談された時が2011年10月からということもあり、何人かは震災の話に。
    伊集院静さんは犬の散歩に出るとその日はあまりにも美しい夜空。これは神のなすことなか。と憤怒したほど。奥様の言葉で、最期に目にしたものがあの美しい星ならば何かの伝言なのかもしれない。と。
    また、いとうせいこうさんが想像ラジオについて、「こうであるように」と祈りを、過去に向けて書いた。と。
    今を生きているけれど、それはすぐ過去になる。過去のものが少しでも誰かの人の救い

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    2018年12月02日
  • 送り火

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    時々、霊的なものも出ちゃったりするけど、基本的には家族って大事だよねぇ?と思える切なくも暖かい話。
    重松さんの描く家族って懐かしい日本って感じがして、こんな風に家族を思い続けたいと思える。

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    2018年11月11日
  • また次の春へ

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    ネタバレ

    東日本大震災の後、生き残った人々がどのような思いで日々を過ごしているかを7編に書き残したもの 明日の世界に生き残るために、「また次の春へ」の題はふさわしい

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    2018年10月21日