重松清のレビュー一覧

  • さすらい猫ノアの伝説

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    小学校のとき、こんな子いたな〜 こんな事あったなーなんて思いながら読んだ。小学生の自分は違うと思ってもみんなの意見に合わせてしまう子だっただろうな、たぶん今もそんな感じ… 。

    自分が「こうなりたい」と思う自分になろうとする気持ち。それが、勇気の第一歩
    一番大切なものは、いまの自分は大切なものを忘れてしまっているかもしれない、と思うこと。
    いつもそう思っていること。
    忘れてしまったかもしれない大切なものを探しつづけること。
    それを探さなくちゃ、と思いつづけること。

    子どもにそう教えられるような大人になりたい。

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    2022年02月27日
  • 卒業

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    ネタバレ

    短編集。ちょっとずつ繋がりはあるようだ。主人公はみんな40歳ちょうど。
    いわゆる家族小説で、家族の絆、みたいなものが主なテーマで、重松節に溢れている。
    嫌いじゃないんだけど、相変わらずちょっと女々しいんだよなあ。

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    2022年02月22日
  • ビタミンF

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    「青い鳥」の映画を観て、その他の話を知りたくて読みました。青少年期のすごく繊細な心のつながりを描写されていると思いました。

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    2025年02月15日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    「キングオブロック」キヨシローの、訃報。
    その、盛大なる葬儀に参列した、今は主婦のアカネ、46歳。
    キヨシローの啓示を受け、弾丸ツアーと称し、学生時代のバンド仲間との再会の旅に出る。

    人生後半戦の仲間たちは、それぞれ人生の課題と格闘中。そして、それぞれの人生に介入はできない。

    一日だけの、再会だけど、昔の仲間は、同志だね。

    共感できる部分は多けれど、ロックとバンドにあまりに疎くて。

    連載の最後、東北の大震災が発生して、著者はその気持ちを吐露されていた。多分、予定されていたラストとは変更されたのでしょう。

    “ハレルヤ”は、キヨシローさんと、復興していく東北へ。

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    2022年02月16日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    ネタバレ

    思ってたのとは、全然違った内容。

    「人生の後半戦」には、その通りだなー、まだまだ後半戦、がんばろーって共感はできた。

    自分自身もあの頃の仲間と今会ったら…どうだろ?といろいろ重ね合わせても思いを馳せることもできた。

    でもなんだろー。何か違和感。
    たぶん、私自身が歳をとってることはわかっているけど、そこに馴染めていないというか、後半戦なのは、確かなんだけど…やっぱり、大人になれてないのかな…なんて思ったり。

    それにしても、震災のことをああいう形で入れ込むところ、すごいなと思うし、あれがあると、このコロナ渦で、彼らはきっとこうしてると勝手に思ってしまうのは、このお話、心に刻まれてるってこと

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    2022年02月14日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    小学低学年の頃、近くにあった円山北町団地の事を思い出しながらノスタルジックな気持ちで読みました。(団地には住んでなかったけど、友達はたくさんいて、団地の敷地にある公園やら、イベントやらではよく遊んだ記憶があります。)文庫版にはガリ版の挿絵がないのが残念かもしれません。ネットで探すと見つかる味のある挿絵も作品の一部だと思います。
    ストーリーやキャラクターは、ちょっと物足りないところもありましたが、昭和の情景やら匂いを楽しむことができたかな。

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    2022年02月12日
  • どんまい

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    ネタバレ

    野球のメンバー(その他監督やメンバーの友人)の個人的な問題に焦点を当て各々に抱える問題はあるけれど野球という集団スポーツによって励まされたり成長したりする物語。
    良かったのだけど洋子と香織の言動に一切共感できずむしろその痛々しさに腹立たしい思いを抱きながら読んでいたのでなかなか進まなかった。

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    2022年02月01日
  • ルビィ

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    同じ痛みを抱いて、俺たちは、生きている。

    自ら命を絶った少女・ルビィと出会った、中年作家のダザイさん。
    「ねえ、ダザイさん、一緒に行こうよ」
    ルビィが誘ったのは、見知らぬ誰かの命を救うための旅だった――。


    作家の仕事に疲れて自殺を図ったダザイさんは、一人の少女・ルビィと出会った。三年前に命を絶った彼女は、「七人の命を救わないと天国に行けないの」。ダザイさんは、その義務(ノルマ)を果たす旅に付き合わされ、出会った人たちの心の中に自分と同じ痛みを次々に見つけて……。命の哀しさと尊さに涙する感動長編。

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    2022年01月30日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    46歳になった学生時代のバンド仲間たちが青春を取り戻す!?

    なんか元気をもらえそうなあらすじに惹かれ。

    人生折り返しにかかれば、みんなそれぞれなんかある。

    でも「昔はよかったなー」では終わらせたくないよな。

    仲間たちと再開していくところは、まさに同窓会。

    若い時に培ったパワーは無くなりはしない!
    と元気になれた!

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    2022年01月30日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    やはり重松さんの本は「子供のいる中年男性」に刺さるんだなぁ…と再確認。
    しかし、この本読むにはちと早すぎた、かつ若すぎた。
    というのが率直な感想。

    キヨシローは忌野清志郎さんの事だと思うんですが、私は小説にもある晩年の時代しか知らず(昔そんなスゴい人だったとも知らず)ピンと来んかったです。

    しかしながら、今まで人生のB面(後半戦)なんて定年退職してからの話だろ、と考えてましたが、平均寿命的に言うと前半も残すところ僅か(?!)であることを悟り勝手に衝撃を受けました。

    アカネさんみたいに天啓により気づく人は多分稀で、気がつけばハーフタイムの休憩もないまま後半戦を迎える人が大半なのだろう。なぜ

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    2022年01月27日
  • 季節風 秋

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    秋の夕暮れに読みたくなる12編。
    重松さんの著作はまだ短編集しか読んだことがないのだけれど、どれも沁みます。
    好きな話を3つ挙げるとするなら「サンマの煙」「キンモクセイ」「ウイニングボール」。
    しんみり切なさと苦さが残りつつ、すーっと冷たい風が宥めてくれるような雰囲気が良かった。

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    2022年01月15日
  • ルビィ

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    昔読んだ、舞姫通信となぎさの媚薬シリーズを足して割ったみたいな。まぁ重松清の中では好きな感じですね。生きるや死ぬの軽さとか重さとかのお話。

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    2022年01月04日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    キヨシローが亡くなった2009年の5月。親を看取り、子供が手を離れ、「人生のA面が終わった」アカネが動き出すことで物語は始まる。
    そして、懐かしい仲間たちとの再会の旅に出る。

    高校の吹奏楽部で一緒だったアカネ、ハクブン、キョーコ、チャワン、カン。彼らはサックスとブラスの5人組、ショットガンホーンズをかつて組んでいて、卒業後も吹奏楽のアンサンブル大会に出たりと、5年ほど活動をしていた。

    そして46歳になり、久々に再会した彼らは、それぞれの人生を生き、もがいていた。

    文中でも何度も触れているが、少し設定は「ブルースブラザーズ」を思わせる。
    かつてのバンドメンバーが旅をしながら再会していくとこ

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    2021年12月31日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    結構久々な重松清かな?自分が転勤とかを経て引っ越しの多い子のお話とかちょっと改まってしまうわね。さすらいの黒猫がクラスの忘れてるものを思い出させてくれる、お話。小学生の頃のあるある、なお話よね

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    2021年12月25日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    ファンタジーの要素が強すぎて、いつものように感情移入できませんでした。家族や友人関係も希薄な感じがしました。

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    2021年12月08日
  • きみ去りしのち

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    息子を亡くした父親と病気で余命短い離婚した妻と一緒に住む娘が旅をするお話です。
    死というものが絡んでくるお話なのでちょっと重めです。

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    2021年12月08日
  • みんなのうた

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    ネタバレ

    オイラの中ではこの物語の主人公はキミ婆や珠代さんだ。家族を守って、住んでいる場所を大切にして、そしてそんな風にして日本って国があるのかなって思う。いやそうであってほしい。誰も親や住む場所、国を選ぶことができないけど、できればどれに対しても感謝していたい。何かあったら力を貸す自分でありたいと思う。そのほうがオイラ自身が幸せだと思うから。キミ婆が言う。
    “じいさんがおって、ばあさんがおる。お父ちゃんもお母ちゃんも元気で、子どもらも一つ屋根の下で、おんなじおまんまを食うて、おんなじ風呂に入って……その幸せを、しっかり噛みしめんさい。家族みんなが顔を揃えとる幸せを、忘れたらいけん。あたりまえのことでも

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    2021年12月01日
  • ナイフ

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    夫の友人からお借りしました。

    いじめをテーマとした5作品が収録された短編集です。
    今まで、温かい涙を誘うようなほっこりした気持ちの読後感の作品しか読んだことがなかったので、著者が書いたものでこんなにつらいいじめの描写があるなんて思いもよらず、衝撃を受けました。
    ラストはほんのり希望のみえる作品もありましたが、とにかくいじめの描写が鮮烈過ぎて今も憂鬱な気持ちから立ち直れません。これが今のリアルないじめなのでしょうか・・・
    それは私には知りえないことですが、ただ、読んでいてハッキリわかったのは、いじめられている側はそれを周囲に隠したがり、心配や同情も嫌うんだなっていうこと。
    大人にSOSを送れば

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    2021年11月25日
  • かっぽん屋

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    小編集。「かっぽん屋」は、語感からしてもしかしたら?と思っていた通りの、だからこそ意外な内容だったが、男子としては共感せずにいられない。

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    2021年11月23日
  • カカシの夏休み

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    教師が主人公の短編集。
    時代背景を感じるが、家族についてフォーカスを当ててます。
    人生って思い通りにいかないし、さまざまなな家庭があるけど家族を大事にしよう。ともう一度思った作品です。

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    2021年11月20日