太宰治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ中学生ぐらいの女の子の視点で、1日の生活模様が書かれているお話。
特別な刺繍を施したアイテムをこっそり身につける感覚、自分は特別なんとも思っていないけど相手は親友と思ってくれている関係、外面の良い母親を見て苛立つ瞬間、2匹の犬の片方だけを可愛がる残酷さなど、作者は女の子だったことがあるのではないかと思うような場面が多々あった。
若さの特有の苦しみを、「大人になれば苦しくなくなります」って受け流すことは、確かに根本的な解決策ではないなと思ったけど、そういう苦しみは自分自身でしか取り除けないことだから、他人はそう言うしかないことだとも思う。
文字数が多いからか挿絵は少なめだが、印象的な絵ばかり。 -
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Posted by ブクログ
202403
太宰治にしては明るい部分もあり、様々な手法に取り組もうとしてたことが伺える
202503-04再読
葉
色んな句や短編の組み合わせ
撰ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり
思い出
著者の学生時代の思い出。特に女中のみよへの恋心(男におかされ出て行ってしまう)
魚服記
父と暮らす炭屋のスワが最後鯉になる、女の目覚め、絶望、変身を童話的に
列車
友人の彼女が振られ青森駅行きの列車を見送る。時間を持て余し悪態をつく。
地球図
ローマのシロオテのキリスト教日本伝教、その死刑囚としての結末。
猿ヶ島
人の漂流と思いきやロンドン博物館からニホンザル二匹が逃げたというオチ。見世物の -
Posted by ブクログ
学生時代、正直、太宰は苦手だった・・と言うか避けていた。
余りのデスパレートな空気感とデカダン、ニヒリズムの象徴たる容貌もあって。
この歳になって、読む気になって手に取るとそこはかとない津軽の香りとともに習作的な手触り感は心地よくゆっくり読み進めた。
秋という時節柄のせいか、「雨月物語」から取った民話調の「魚服記」関係の一の逆転が面白い「猿ヶ島」情景が目に浮かぶ「尼」はかなり好み。
史的香りのある「地球図」
太宰って、こういった歴史の中の人間関係も書くんだと意外性があり、面白い。
「ロマネスク」「彼は昔の彼ならず」「道化の華」はこの作品集が昭和8~11における遺書的な想いで書かれた背景を -
購入済み
文体のテクニックで読ませる。
太宰治の筆力が存分に発揮された作品である。ストーリー内容は年頃の女生徒の一日の出来事 気持ちの変化を丹念にバカ丁寧なほど几帳面に描き出している。何よりも読んでいて身悶えしてしまいそうなこの文体が特徴の本である。
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購入済み
はにかみや露悪の中に
かなりの恋愛経験を経て、最期には愛人と心中した太宰治らしい恋愛論である。太宰治らしい、はにかみや露悪の中に、時代を超えた真実性が含まれているような気がする。とは言うものの彼の小説と比べると、エッセイ評論としてはそれほど面白いものではないような気がする。
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Posted by ブクログ
アラン・ブースの『津軽』に触発されて読んでみた。順番が逆だというのはわかっている。
この順番で読むと太宰には不利だ。アラン・ブースは太宰『津軽』の良いところ(おいしいところ)を引用しているから。
そのうえ、読んでみると太宰は津軽地域について言及した文章をあれこれ引用していて、これが面白くない。太宰が自分の言動について書いている部分が圧倒的に面白いのに、その面白さを薄めているように感じる。
まあ昭和の物書きには、字数を埋めるためにそういうことをするパターンがよくあるのだけど。
もう一つ。アラン・ブースは太宰『津軽』を読むための適切な補助線を引いてくれているので、補助線なしで読む太宰『津軽』は -
Posted by ブクログ
はい、大好評満員御礼につき(どこがよ)読まずにレビュー第3弾です!
今回も太宰っす
太宰治の『待つ』です
なんかおびーのレビューに駅で待ってるとか書いてあったな
あ、ちょっと待って
その前に「おびーのレビュー」ってゴロ良くない?
もともと超脱線のレビューなのにさらに脱線するっていうね
はいはい
太宰ですからね
なんか物悲しい感じですよ恐らくは
そして駅での待ち合わせといえば昔は伝言板ですよ
まぁ若い人は知らんでしょうけどね
おじちゃんたちが若い頃はスマホや携帯なんてものはありませんでしたからね
駅の待ち合わせ室(ってのがあったのよ)には緑色した伝言板ってのが必ず設置してあってね
そこ