太宰治のレビュー一覧

  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    内容は良かったが、イラスト付きの意味があったかというと…。普通に文字だけで読んでるのと変わらないかな。

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    2024年09月07日
  • 津軽(新潮文庫)

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    アラン・ブースの『津軽』に触発されて読んでみた。順番が逆だというのはわかっている。

    この順番で読むと太宰には不利だ。アラン・ブースは太宰『津軽』の良いところ(おいしいところ)を引用しているから。
    そのうえ、読んでみると太宰は津軽地域について言及した文章をあれこれ引用していて、これが面白くない。太宰が自分の言動について書いている部分が圧倒的に面白いのに、その面白さを薄めているように感じる。
    まあ昭和の物書きには、字数を埋めるためにそういうことをするパターンがよくあるのだけど。

    もう一つ。アラン・ブースは太宰『津軽』を読むための適切な補助線を引いてくれているので、補助線なしで読む太宰『津軽』は

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    2024年10月13日
  • 待つ(乙女の本棚)

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    この子の気持ちすごく分かる。なんで男性がこれを書けるんだろう、すごいな。イラストがめちゃくちゃ好き!!文量に反比例してイラストが満載で贅沢。

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    2024年08月30日
  • 津軽

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    青森へ旅行に行くことになり、せっかくならば青森にちなんだ作品を読もうと思い、こちらの作品を手に取りました。
    五能線を乗って旅したので、その五能線沿線の話が出てきた時は、太宰治もこの列車に乗ったのか!と驚き、興奮しました。
    血のつながりはない、かつてお世話になった使用人たちに大事に育てられたことを誇りに思っていることが書かれた文章を読んで、読者としてもとても感動させられました。

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    2024年08月24日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    絵と小説が一致していなくて絵を見ながら読んでいたら何がなんやらわからない。最後のロンドン博物館附属動物園の事務所に日本猿の遁走が報ぜられた。二匹行方不明との一文でもやぁとしていた頭がパッと光る。絵に騙された。また読み返すとはっきり内容がわかりスッキリ。
    こんなスッキリしたのは久々か初めてか。。
    絵に騙されたのは初めてだ。

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    2024年08月14日
  • 晩年(新潮文庫)

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    デビュー作、芥川賞の候補になったのは収録されてる逆光と道化の華のようですが、いまでは大家となってるとはいえ、さすがにこのレベルでは石川達三の蒼茫のもつ迫力には負けてる。自分の人生をモチーフにした思ひ出・道化の華はあくまでのちの作品のモデルにはなっても、のちの作品のクオリティには至っていない刺さりが弱い。地球図はキリシタンもので芥川へのあこがれか。猿ヶ島も小説家が使いたがる設定。彼は昔の彼ならずは人間失格の少し明るい感じで意外と太宰イズムが現れててよかった。ロマネスクみたいな寓話が私は好きなようです

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    2024年08月07日
  • 待つ(乙女の本棚)

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    はい、大好評満員御礼につき(どこがよ)読まずにレビュー第3弾です!

    今回も太宰っす
    太宰治の『待つ』です

    なんかおびーのレビューに駅で待ってるとか書いてあったな

    あ、ちょっと待って
    その前に「おびーのレビュー」ってゴロ良くない?
    もともと超脱線のレビューなのにさらに脱線するっていうね

    はいはい
    太宰ですからね
    なんか物悲しい感じですよ恐らくは

    そして駅での待ち合わせといえば昔は伝言板ですよ
    まぁ若い人は知らんでしょうけどね
    おじちゃんたちが若い頃はスマホや携帯なんてものはありませんでしたからね
    駅の待ち合わせ室(ってのがあったのよ)には緑色した伝言板ってのが必ず設置してあってね
    そこ

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    2024年08月02日
  • 津軽(新潮文庫)

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    ネタバレ

    津軽史の引用や土地の説明が読みにくい…知人とのやりとりも退屈…と思いながら無理して読み進めていたが、ラストで一気に面白くなった。

    田舎の駅舎での場面の切り取りがとても綺麗だった。
    たけとの再会もグッときた。

    生まれ故郷について、自虐的に語る一方で誇り高く思っていたり、家族や知人との関係を悲観的に語りながらも意外に良好であったり、自身を卑下するのに無遠慮なところがあったり、理解が難しかった。読んでるこちらも不安定な気持ちになる。

    太宰の生い立ちには暗いイメージを持っていたけれど、想像とは異なり色々な人からたくさん愛情を受けて育った人なのだと感じた。

    「信じるところに現実はあるのであって、

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    2024年07月30日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    はい好評につき(どこでよ?)第2回読まずにレビューーーー!
    ドンドンドンパフー

    ※読まずにレビューとは?カリスマレビュアーひまわりめろんさんが作者とタイトルと表紙のイラストから本の内容を推測し、レビューまで書いちゃうという
    乙女の本棚シリーズちょっと飽きてきたんじゃね?と思われかねない大胆企画でございます!あざーす!大歓声あざーす!

    はい、太宰っちの『猿ヶ島』です
    『葉桜と魔笛』で太宰っちの世界観をインプットして準備万端での「読まずにレビュー」です

    間違いなく物悲しい物語です
    出会いと別れの物語です
    タイトル『猿ヶ島』です
    安直で申し訳ないが、どう考えても『鬼ヶ島』です
    裏表紙には和装で

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    2024年07月28日
  • グッド・バイ(新潮文庫)

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    3.8!
    未完って知らずに読んでしまった、、続きが気になる
    一生読めることはないんだけどね、、、、、

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    2024年07月20日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、太宰治さんとすり餌さんのコラボ作品『猿ヶ島』です。すり餌さんのイラストは、初めてですが、なんともこの作品の作風にぴったりでした。何でもそうなんですけど、私、和の雰囲気好きなんですよねぇ~♪ついつい、自分の持ち物も和柄を探してしまいます。

     それは、さておきストーリーの方は、主人公の「私」が、大きな海を渡り小さな島にたどり着き散策していると、同郷だという一匹の猿が話しかけてきます。ふと気づくと、沢山の猿が…そして、人間も…。

     短いお話でしたが、ラストに“ぞわー”っとしました。なんか、私も周りからどう見られているのか、無性に気になる感じになりました(^-^;

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    2024年07月12日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ新刊、イラストレーターのすり餌さんはお初にお目にかかります。
    太宰治がこういう話も書いていたとは知らなかった。
    猿山に迷い込んでしまった男の話だと思いながら読み進めていたが、途中で明らかになる真実は叙述トリックのようで面白かった。

    ——「よせ、よせ。降りて来いよ。ここはいいところだよ。日が当るし、木があるし、水の音が聞えるし、それにだいいち、めしの心配がいらないのだよ。」

    ——ああ。この誘惑は真実に似ている。あるいは真実かも知れぬ。

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    2024年07月09日
  • 津軽(新潮文庫)

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    太宰が故郷の津軽を訪れた時の紀行文。真摯に書かれていて、彼の本来の生真面目さが前面に出ている。最後、昔世話になった女中に会いに行くところが印象に残った。

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    2024年07月03日
  • 人間失格

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    自分の心が落ち着いているときに読んだので、時代背景があるとはいえ、このような生き方もあるのかと勉強になった。現代とはそぐわないところもあるが、一度は読むべき本。
    巻末の話は納得。

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    2024年07月02日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    久々の乙女の本棚シリーズです。

    初めて読んだ作品でした。そりゃそうだ、太宰治はほとんど読んだことがない。

    読み進めれば誰と誰の話かはわかってきます。
    愛憎がたっぷり詰め込まれた、そんな作品です

    2024.6.29
    95

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    2024年06月29日
  • 人間失格

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    久しぶりに読書をしたいと思って、なんでもいいから書店の棚を見て選んだ一冊。有名な文豪かつ表紙のジャケ買いでした。

    初心者には読みづらかったけど、自分が考えてる事は、案外他の人も同じこと感じてるんだなと思った。生きづらさとか他人との関わり方とか。

    かなり前の作品だけど、現代人にも多く刺さる。同じように生きづらさを抱えてる子、結構いるんじゃないかな。前向きな内容じゃないので、読む人を選ぶ作品

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    2024年06月27日
  • 乙女の本棚 女生徒

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    九段さんのスクールガールが読みたくて、だったらその前にこっちを読んでおいた方が、という気持ちで本書を手に取りました。
    思春期女子の気持ちの揺れ動きが瑞々しく描かれ、うーん分かる、とか、懐かしいなあ、などと私自身も思えた作品。
    多感な時期は必ずあるよね。

    そして、本書のイラストもとても素敵で、それこそ思春期真っただ中の女の子にプレゼントしたらおしゃれなおばさん、って思われそうだ(笑い)

    乙女の本棚シリーズ、だそうですが、他の作品もこのシリーズから読んでみたくなりました。

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    2024年06月25日
  • 待つ(乙女の本棚)

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    太宰治文学忌、享年39歳で良いのかな

    1942年の作品

    二十歳の女性が何処かの駅で 誰かを 何かを
    待っている “女性”の中の一編
    なんとも乙女ちっく
    毎日買い物帰りに小さな駅のベンチで誰ともわからぬ人を待つ
    毎日待つ
    いつまでも待つ
    一人で待つ
    弱さより この待つ根性の強さ
    戦中の鬱屈からの自由を待つのか

    今井さんの淡いカラーでありながら正確なデッサンがよく合っていました

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    2024年06月19日
  • 乙女の本棚 女生徒

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    太宰治文学忌、死因は入水自殺、場所は玉川上水

    1939年の作品

    太宰治のファンの日記から
    3カ月分を1日にぎゅうっと
    100年近く前の少女の気持ちは、不変だ
    太宰治は女生徒だったのかと思わせる程の語口
    少女の朝起きてから、その日寝るまでの一日を
    語り尽くす
    思春期の自意識が ぱたぱた変わる

    とはいえ、朝起きて学校行って美容院行ってお客様もてなして、忙しい女生徒だわ

    絵は今井キラさん、ちょっとクラシックで優雅さもある女生徒でした

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    2024年06月19日
  • 魚服記(乙女の本棚)

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    太宰治文学忌、桜桃忌
    遺体の発見された日を文学忌としている
    1933年 太宰治24歳の作品

    15歳の少女
    父親と山間で暮らす
    植物採集に来ていた学生が滝に落ちて亡くなる
    少女はその様子を見る
    ここに恋があるのかな?

    父親から少年が滝に落ちて大蛇になってしまう昔話を聞く

    少女がゆるやかに成長していく様子が垣間見れる
    成長と共に 従順だった少女の反抗
    少女は山に生まれた鬼子という
    父親と血の繋がりがあるのか
    どちらにしても父親の罪
    父親の裏切りから滝壺への投身自殺
    彼女はフナになり 解放される

    絵はネコ助さん
    可愛くも哀しげで 色彩も良い
    できれば文字は黒で読みたいかな

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    2024年06月19日