太宰治のレビュー一覧

  • 津軽(新潮文庫)

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    ネタバレ

    津軽史の引用や土地の説明が読みにくい…知人とのやりとりも退屈…と思いながら無理して読み進めていたが、ラストで一気に面白くなった。

    田舎の駅舎での場面の切り取りがとても綺麗だった。
    たけとの再会もグッときた。

    生まれ故郷について、自虐的に語る一方で誇り高く思っていたり、家族や知人との関係を悲観的に語りながらも意外に良好であったり、自身を卑下するのに無遠慮なところがあったり、理解が難しかった。読んでるこちらも不安定な気持ちになる。

    太宰の生い立ちには暗いイメージを持っていたけれど、想像とは異なり色々な人からたくさん愛情を受けて育った人なのだと感じた。

    「信じるところに現実はあるのであって、

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    2024年07月30日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    はい好評につき(どこでよ?)第2回読まずにレビューーーー!
    ドンドンドンパフー

    ※読まずにレビューとは?カリスマレビュアーひまわりめろんさんが作者とタイトルと表紙のイラストから本の内容を推測し、レビューまで書いちゃうという
    乙女の本棚シリーズちょっと飽きてきたんじゃね?と思われかねない大胆企画でございます!あざーす!大歓声あざーす!

    はい、太宰っちの『猿ヶ島』です
    『葉桜と魔笛』で太宰っちの世界観をインプットして準備万端での「読まずにレビュー」です

    間違いなく物悲しい物語です
    出会いと別れの物語です
    タイトル『猿ヶ島』です
    安直で申し訳ないが、どう考えても『鬼ヶ島』です
    裏表紙には和装で

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    2024年07月28日
  • グッド・バイ(新潮文庫)

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    3.8!
    未完って知らずに読んでしまった、、続きが気になる
    一生読めることはないんだけどね、、、、、

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    2024年07月20日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、太宰治さんとすり餌さんのコラボ作品『猿ヶ島』です。すり餌さんのイラストは、初めてですが、なんともこの作品の作風にぴったりでした。何でもそうなんですけど、私、和の雰囲気好きなんですよねぇ~♪ついつい、自分の持ち物も和柄を探してしまいます。

     それは、さておきストーリーの方は、主人公の「私」が、大きな海を渡り小さな島にたどり着き散策していると、同郷だという一匹の猿が話しかけてきます。ふと気づくと、沢山の猿が…そして、人間も…。

     短いお話でしたが、ラストに“ぞわー”っとしました。なんか、私も周りからどう見られているのか、無性に気になる感じになりました(^-^;

    0
    2024年07月12日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ新刊、イラストレーターのすり餌さんはお初にお目にかかります。
    太宰治がこういう話も書いていたとは知らなかった。
    猿山に迷い込んでしまった男の話だと思いながら読み進めていたが、途中で明らかになる真実は叙述トリックのようで面白かった。

    ——「よせ、よせ。降りて来いよ。ここはいいところだよ。日が当るし、木があるし、水の音が聞えるし、それにだいいち、めしの心配がいらないのだよ。」

    ——ああ。この誘惑は真実に似ている。あるいは真実かも知れぬ。

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    2024年07月09日
  • 津軽(新潮文庫)

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    太宰が故郷の津軽を訪れた時の紀行文。真摯に書かれていて、彼の本来の生真面目さが前面に出ている。最後、昔世話になった女中に会いに行くところが印象に残った。

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    2024年07月03日
  • 人間失格

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    自分の心が落ち着いているときに読んだので、時代背景があるとはいえ、このような生き方もあるのかと勉強になった。現代とはそぐわないところもあるが、一度は読むべき本。
    巻末の話は納得。

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    2024年07月02日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    久々の乙女の本棚シリーズです。

    初めて読んだ作品でした。そりゃそうだ、太宰治はほとんど読んだことがない。

    読み進めれば誰と誰の話かはわかってきます。
    愛憎がたっぷり詰め込まれた、そんな作品です

    2024.6.29
    95

    0
    2024年06月29日
  • 人間失格

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    久しぶりに読書をしたいと思って、なんでもいいから書店の棚を見て選んだ一冊。有名な文豪かつ表紙のジャケ買いでした。

    初心者には読みづらかったけど、自分が考えてる事は、案外他の人も同じこと感じてるんだなと思った。生きづらさとか他人との関わり方とか。

    かなり前の作品だけど、現代人にも多く刺さる。同じように生きづらさを抱えてる子、結構いるんじゃないかな。前向きな内容じゃないので、読む人を選ぶ作品

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    2024年06月27日
  • 乙女の本棚 女生徒

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    九段さんのスクールガールが読みたくて、だったらその前にこっちを読んでおいた方が、という気持ちで本書を手に取りました。
    思春期女子の気持ちの揺れ動きが瑞々しく描かれ、うーん分かる、とか、懐かしいなあ、などと私自身も思えた作品。
    多感な時期は必ずあるよね。

    そして、本書のイラストもとても素敵で、それこそ思春期真っただ中の女の子にプレゼントしたらおしゃれなおばさん、って思われそうだ(笑い)

    乙女の本棚シリーズ、だそうですが、他の作品もこのシリーズから読んでみたくなりました。

    0
    2024年06月25日
  • 待つ(乙女の本棚)

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    太宰治文学忌、享年39歳で良いのかな

    1942年の作品

    二十歳の女性が何処かの駅で 誰かを 何かを
    待っている “女性”の中の一編
    なんとも乙女ちっく
    毎日買い物帰りに小さな駅のベンチで誰ともわからぬ人を待つ
    毎日待つ
    いつまでも待つ
    一人で待つ
    弱さより この待つ根性の強さ
    戦中の鬱屈からの自由を待つのか

    今井さんの淡いカラーでありながら正確なデッサンがよく合っていました

    0
    2024年06月19日
  • 乙女の本棚 女生徒

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    太宰治文学忌、死因は入水自殺、場所は玉川上水

    1939年の作品

    太宰治のファンの日記から
    3カ月分を1日にぎゅうっと
    100年近く前の少女の気持ちは、不変だ
    太宰治は女生徒だったのかと思わせる程の語口
    少女の朝起きてから、その日寝るまでの一日を
    語り尽くす
    思春期の自意識が ぱたぱた変わる

    とはいえ、朝起きて学校行って美容院行ってお客様もてなして、忙しい女生徒だわ

    絵は今井キラさん、ちょっとクラシックで優雅さもある女生徒でした

    0
    2024年06月19日
  • 魚服記(乙女の本棚)

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    太宰治文学忌、桜桃忌
    遺体の発見された日を文学忌としている
    1933年 太宰治24歳の作品

    15歳の少女
    父親と山間で暮らす
    植物採集に来ていた学生が滝に落ちて亡くなる
    少女はその様子を見る
    ここに恋があるのかな?

    父親から少年が滝に落ちて大蛇になってしまう昔話を聞く

    少女がゆるやかに成長していく様子が垣間見れる
    成長と共に 従順だった少女の反抗
    少女は山に生まれた鬼子という
    父親と血の繋がりがあるのか
    どちらにしても父親の罪
    父親の裏切りから滝壺への投身自殺
    彼女はフナになり 解放される

    絵はネコ助さん
    可愛くも哀しげで 色彩も良い
    できれば文字は黒で読みたいかな

    0
    2024年06月19日
  • 小説 人間失格

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    読んだら鬱になりそう、、とずっと敬遠していた本書。
    読んでみたけど、そういう内容ではなかった。
    グロテスクな描写なく、たんたんと話を進めていく様は、自分の心に深く刺さっているからこその書きぶりなのかな。
    傷を隠すために自分を偽るのは仕方ないことだけど、いつかそれをやめないと辛いままだな。

    0
    2024年06月15日
  • 晩年(新潮文庫)

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    意味不明

    思い出
    青年の思春期ってかんじ

    魚服記
    スワがおとうを夢に見て、酔っ払って落ちたことを悟って助けに行ったという無理のある別エピソードを考えてみたけどどう考えても近親相姦。ちょこちょこ女、な描写があって嫌な予感したんやってな、胸糞の悪い…。バッドだけど最後の魚の描写からしてハッピーエンドか?

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    2024年06月10日
  • 女の決闘

    購入済み

    凝った構成

    作中作者が原典の小説を翻案し、それを題材にこの作品を書いている太宰治がいる。原作者 作中作者 太宰治と3人の作者が入れ子になっているという、複雑な構成をとっている作品。「私小説」を得意とし、私小説を書くために乱れた生活をした という太宰治らしい作品と言える。作中に 功名心などに対する太宰治自身の考えが述べられていて面白い。しかしストーリー全体はまどろっこしい感じがする。

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    2024年06月08日
  • 走れメロス

    購入済み

    久しぶりに読んでみた。

    中学校の国語の教科書で読んで以来、本当に久しぶりに読んでみた。この年齢になって読んでみると実にツッコミどころ満載の作品である。およそ人間失格の作者とは思えない。中学時代は単純に「命をかけて約束を守る」と考えていたが、それが本当に「善なのか」考えさせられる。あえて言うならこの作品の最後の言葉「赤面」が太宰治らしいのかな。

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    2024年06月08日
  • 魚服記(乙女の本棚)

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    津軽あたりの山奥の谷脇で、炭を作る父と客に駄菓子を売る少女スワ。
    駄菓子も売れず、学校にも行かないで、本当に暇なのだろう。貧困が希望を奪うとは、この通り。毎日大してやることもなく、ただ無駄に時が流れていくだけのスワのような生活は、確かに生きる気力を削がれてしまいそうだ。
    もう、つまらなすぎたのだろう。谷に飛び込んで、大蛇になれたかと思ったら、ただの鮒だった、というのも、父に漏らした「おめえ、なにしに生きでるば」「くたばった方あ、いいんだに」という言葉が示す通り、自分なんて全然大したことないんだという思いが実現してしまったようで、とても悲しい。
    こんな一人ぼっちの所にいないで、町におりてみればよ

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    2024年06月06日
  • 人間失格 グッド・バイ 他一篇

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    ネタバレ

    角田光代さんが人間失格をテレビで紹介してるのを見て読んだ。
    正直言ってよくわからなかった。私には難しかったみたいです。
    でも読んでいて女や酒やモルヒネに依存してしまい、自分もそれに気づいているのにやめられない大庭葉蔵を悲しく思った。
    時間を置いてまた読みたい。


    『ビブリア古書堂の事件手帖』で大庭葉蔵の名前は知っていたからフルネーム出てきて嬉しくなった笑

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    2024年05月07日
  • グッド・バイ(新潮文庫)

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    ネタバレ

     連載中に作者が自死してしまった為未完のままの小説。
     主人公が田島(太宰の本名 津島)、複数の愛人、酒豪である事から自己を登場させている模様。人間失格や斜陽でも必ず太宰らしき人が出てきますしね。
     太宰の友人、坂口には不評でしたが(笑)私は楽しんで読めました。エンターテイナー太宰を感じる事が出来る小説だと思います。
     愛人に別れを告げる為、容姿端麗なキヌ子に妻として装ってもらう事をお願いする田島でしたが…。当時としては珍しく女性性に囚われない生き方をしているキヌ子に戸惑う田島。
     もりもりと食事をし(田島のお金で)、服を買い(田島のお金で)、髪をセットしてもらいます(田島のお金で)
     まだま

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    2024年05月05日