太宰治のレビュー一覧

  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    よく、こんな話思いつくものだ。ぼんやり電車を待つ事は、あるが。山で最終列車に乗り遅れ、駅で一晩過ごした事がある。こんな内向的な気持ちには、なれないが、ストーリーとしては、面白し。

    0
    2023年04月06日
  • 惜別(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読書会のため。課題は『惜別』なんだけど、ついでだから『右大臣実朝』も読んだ。太宰って、憑依が得意だな。

    0
    2023年03月27日
  • 晩年(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昭和十一年刊行の太宰治の処女作品集。

    以前、別のアンソロジーで「富嶽百景」を読んだとき、自分がどう見られているのかをすごく気にする人だと感じたが、それは本書収録の作品にも直截的に書かれている。また、(意識的か苦しまげれかはさておき)小説の筋をいったん止めて作者自身が説明や言い訳をしたり、とりとめのない文句をコラージュ的に並べて雰囲気を演出したり、または箴言めいたことを書いてみたり、気取っていて自意識が非常に強い。解説には二十三、四歳のころに書かれたとされているので、そうなるのも当然ではあるのだろうけれど、いま一歩作品に入り込めない。思春期に読んでいれば、また印象は違ったのだろうとは思う。

    0
    2023年03月20日
  • 待つ(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    人付き合い・人間関係の息苦しさ、開戦後の閉塞感とぼんやりとした焦燥と不安。
    待っているのは人か、平和か、とにかく自分や社会を含む周囲を現状打破してくれるなにかか。
    いつの時代も共通の人との関係から回避したい気持ちに、今はウクライナ情勢やコロナ後の変化していく社会への漠然とした不安が、なんとなく重なって、おそらくこの作品執筆時とは違う共感?があった。
    今井キラさんの繊細で、作品の物憂げな世界観にあったイラストが素敵。

    0
    2023年03月15日
  • 富嶽百景・走れメロス 他八篇

    Posted by ブクログ

    太宰治が女子中学生の目線で書いたという事、若手女優南沙良さんの愛読書だという事を同時期に知って読んでみたくなった「女生徒」。時代もあるのでしょうが、身体も意識も大人になりかけの女子特有(?)の〝大人はきたない、いやらしい、恥ずかしい“という気持ちがよく描かれていて、そう感じてるんだなぁ、と納得する反面、本当にそんなもんなのか?とも思ってしまった。

    0
    2023年03月01日
  • グッド・バイ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    読んでる間は酒飲みの登場人物や風刺的な内容に辟易するし読後感も良くはないけど、読み終わってみると面白かったと思う
    文章がうまくて読みやすい
    たずねびと、冬の花火、春の枯葉、メリイクリスマス、フォスフォレッセンス、饗応夫人、美男子と煙草が好き

    0
    2023年01月17日
  • 太宰治 電子全集1

    匿名

    購入済み

    有名どころを集めた、代表巻と言える。この中では、走れメロスはもっとも太宰らしくないが、名作として人口に膾炙してしまっているので仕方ない。

    0
    2023年01月14日
  • 二十世紀旗手(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「二十世紀旗手」という
    華々しいタイトルに反して
    太宰の苦悩や混乱が
    感じられる
    読みづらいけど
    文章のリズムとか表現には
    ハッとさせられる

    古本屋かえりみちにて購入 

    0
    2022年12月25日
  • グッド・バイ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「わあ! 何というゲスな駄じゃれ。全く、田島は気が狂いそう。」

    舞台を先に観た。やっぱり著者の終末も見たいな

    0
    2022年11月21日
  • 太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ

    Posted by ブクログ

    女性主人公はそれぞれ個性的なのに、男性主人公は皆作家本人を投影したような色白なよなよ文学青年なのはなぜなんだ。当時の若い読者はそういうタイプがお好きだったんだろうか。

    0
    2022年10月25日
  • もの思う葦(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    太宰の評論を初めて読んだ。
    気付かされる言葉が多く、たまに読み返して、その言葉を思い出したいと感じた。

    0
    2022年10月18日
  • 桜桃

    購入済み

    人の世界はめんどくさい

    私は人付き合いや生きること自体を面倒だと感じる性分なのですが、桜桃を読んだ感想もやはり此処にたどり着きました。

    社会を構築して生きる人間は様々なしがらみに縛られ、身動きが取れなくなる。
    心がまた厄介で長く生きるほど消耗していく。

    親の方が弱いというのは、心に余裕がなくなっているからだと思いました。

    そして桜桃の主人公が人間失格の主人公と酷似しているようにも感じました。
    是非とも人間失格と一緒に読んでみてください。

    #シュール

    0
    2022年09月13日
  • ろまん燈籠

    Posted by ブクログ

    5人の兄弟姉妹が順に物語を繋いでいく体裁になっているが、5人それぞれの性格や性別で「なにをハッピーエンドと捉えるか」が異なる表現をされており(特に男女で真逆になっている)面白いなと思った。

    0
    2022年08月29日
  • 乙女の本棚 女生徒

    Posted by ブクログ

    ようやく購入できた本の一冊。

    乙女の本棚シリーズの「女生徒」

    物語が素敵なイラストとコラボレーションして、より一層イメージが付きやすい。


    「私」と同じ時代を経たことですべてではないけど、共感しやすいなと感じた。

    この本に描かれている「私」の想いや、感情が切なく、悲しく、時に心温まる。

    もどかしさや、自分の中では処理できないどうしようもない感情。

    どれも自分で感じたことのある感覚。


    思っていたほど、読みにくくなくさらっと読むことが出来た。

    イラストもとっても素敵で物語の雰囲気がより感じられた。

    0
    2022年08月21日
  • 新ハムレット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    シェイクスピアのハムレットを読んだことがないので比較は出来ないが、それでも太宰の人生観や恋愛観を登場人物たちが代弁していることは伝わって来た。当時としても斬新な手法だったらしく太宰の気合いを感じる勢いのある作品だった。

    0
    2022年08月17日
  • 新ハムレット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古典風・女の決闘・乞食学生・新ハムレット・待つ、の5編からなる、太宰治中期の作品を集めた本。
    待つ、を目的に買ったけど、どれも面白かった。
    特に乞食学生と新ハムレットがよかった!

    「乞食学生」は、裸の学生が川を流れていくっていうインパクト抜群の出だしですでに心掴まれた。
    全盛期が学生時代で後は人生下り坂って人は、 過去の栄光にしがみつきたくて、延々と昔の話ばかりしがちだよね。
    というのが読後の感想。

    「新ハムレット」は、戯曲風の小説で、読みやすかった。
    改めて太宰治は、女性の心情を表現するのが上手いなぁと思った。
    シェークスピアが書いた方のハムレットも見たいし、 舞台もあれば行きたい!

    0
    2022年08月01日
  • 二十世紀旗手(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『晩年』の作品群と似た雰囲気をもっている。
    モラトリアム期の懊悩を抱えたことがある人なら、なんとなくこの太宰作品群のもつ雰囲気にそれを感じとり、自分が書いたわけでもないのに何だか恥ずかしいような気持ちになるのではないか。
    懊悩しながらあっちへいったりこっちへきたり、その勇ましくないクネクネのなかに、ふと美しいワンフレーズや、それはそうだよなと頷くような一文が現れてきます。

    中学生の頃は、なんだかつらつら長々とまとまりのないことが書かれているなかに、むやみに魅力的な一節が出てくるなぁという印象だったが、30代の今読むと、つらつら書かれているようにみえて実はリズムよく計算されていることがわかる。

    0
    2022年08月03日
  • 二十世紀旗手(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    53冊目『二十世紀旗手』(太宰治 著、1972年11月、新潮社)
    太宰治が1936年から1937年にかけて発表した、表題作を含む7編を収録。
    20代後半だった太宰の苦悩や絶望が赤裸々に著されており、それは85年後の現代を生きる我々にも、身近な心の苦しみとして痛切に感じることが出来る。
    描かれている内容は時代を越える普遍性を持っている。
    しかし、この時期の太宰は精神的な混乱を抱えており、それが文章にも表れている。
    端的に言って、非常に難解で読みづらい作品集である。

    「笑われて、笑われて、つよくなる。」

    0
    2022年07月23日
  • 新樹の言葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人間関係の表と裏
    「火の鳥」取り柄もない若い女性が男のために尽くそうと思い、寄り添うと不幸が訪れる。やがてそれは自分の甘えと知り、生きていくために女優になることを決意して一生懸命努力、自分の愛欲にも我慢を強いる。人への思いとは上手くいかないものだ、ましてや恋愛のような双方に思いがなければ上手くいかない。世の中も自分の思った通りには行かない、教えてくれるのは周りの人々の助言と自分の行動で社会を体験し気付くことなのだ。

    0
    2022年07月14日
  • 斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

    Posted by ブクログ

    斜陽の上原みたいなのを好きになっちゃうタイプだと思う
    太宰って聖書の引用多いんだ
    人間失格久しぶりに読み直したらこんな話だったんだって全然覚えてなかった

    0
    2022年06月26日