太宰治のレビュー一覧

  • きりぎりす(乙女の本棚)

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    【Audibleにて】
     面白かった!太宰治さんと頭の中で考えていることがすごく似ているなと思った。
     あと、太宰治さんは男性なのに女性のことをわかりすぎているかもなぁと思いました。

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    2026年01月11日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    自分の感情を重ねるために斜陽を読むことはしたくなくて、傾倒するのも嫌で、でもそれでも斜陽じゃないとだめで、手を出したくなる

    ほんとは、表紙、違うのがよかったけど

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    2026年01月05日
  • 人間失格

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    23にして恥ずかしながら初めての太宰治。彼のことを何も知らずに読み切ってしまったものだから、巻末に収録されている奥野健男氏による圧巻の解説に涙さえ流してしまいそうになった。太宰の決死の告白として必ずもう一度読み直したいと思う。

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    2026年01月04日
  • グッド・バイ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今まで太宰治の作品はYouTubeの朗読で聴いていたけど、目で読む方が自分に合ってることに気づきました。
    難しい、よくわからない、という印象がガラッと変わりました。
    こんなに繊細さとユーモアを兼ね備えた美しい文章だったなんて!
    食べるものがない、病気の子どもを病院に連れていけない、いつ家が焼かれるかわからない、ひしひしと伝わってくる戦時下の切迫感。
    「ああ、みんな焼けちゃったね。」という幼い子供の一言に、戦争の残酷さと愚かさが詰まっているように感じました。
    もっと太宰の作品に触れたくなる一冊でした。

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    2026年01月03日
  • 津軽

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    ネタバレ



    大好きな本。

    ・p13 弟と太宰は仲が悪かったが、ふたりで故郷を離れて暮らすとお互いの気性が分かってきた。弟は修治の吹き出物を心配して薬を買いにも行ってくれた
    →私自身の兄弟関係にも重なるところがあると感じた。遠く離れた場所へ来ると、お互いようやく向き合う覚悟ができる。みたいなものかな。この弟は2、3年後に亡くなったとあるけど、何でも打ち明けて話せる相手がいるというのは自分で思っているより遥かに心を強くする気がする。

    ・p23 弘前で暮らすうちに「め組の喧嘩」の鳶の者の格好をしようとして、股引を求めて呉服屋に聞き歩いて、結局消防士用の赤線の引かれた代物を提示されて消沈して諦める
    ・p5

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    2026年01月01日
  • きりぎりす(乙女の本棚)

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    2025/12/30
    p.38
    私は、ちっちもお金を欲しく思っていません。何を買いたい、何を食べたい、何を観たいとも思いません。家の道具も、たいてい廃物利用で間に合わせて居りますし、着物だって染め直し、縫い直しますから一枚も買わずにすみます。どうにでも、私は、やって行きます。手拭掛け一つだって、私は新しく買うのは、いやです。むだな事ですもの。

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    2025年12月30日
  • 富嶽百景

    購入済み

    太宰はやっぱり只者でない

    何十年も前の高校教科書掲載の記憶が薄っすらと残っている。超名文句「富士には、月見草がよく似合ふ」のくだりは、心に沁み入って未だに色褪せない。🏔️とはいえ、改めて全文をよく読むと、デカダン太宰らしさに苦笑を禁じ得ない。冒頭から富士山をディスりまくりだし、兎にも角にもいい加減で財布も落とすし、結末では若い娘らに対して随分なことをやっている。こんな話だったっけ。🏔️それにしても、誰しも賛嘆する富士山の美しさを、すんなりとは受け入れない太宰の只ならぬ感受性には、恐れ入った。🏔️

    #深い

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    2025年12月26日
  • 斜陽

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    ネタバレ

    大好きな作品。
    読んだのが昔なので当時の感想文を引用。


    - 不良でない人間があるだろうか、とあのノートブックに書かれていたけれども、そう言われてみると、私だって不良、叔父さまも不良、お母さまだって、不良みたいに思われて来る。不良とは、優しさの事ではないかしら。

    このフレーズが当時の僕にはどうやら刺さったらしい。

    大切な人を守るために狂人であろうと自身を奮い立たせている誰よりも心優しい主人公像に自身を重ねていた模様。
    再度読み直したい。

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    2025年12月26日
  • 人間失格

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    人間失格は新潮文庫で3回読んでるが、帯の場面が大好きなのと他の人の解説を読みたくて購入。自分へのクリスマスプレゼント。
    帯の「それは世間が許さないではない。あなたが許さないのでしょう」という場面が1番好き。ずっと心に残ってる。筑摩書房がそこに焦点を当ててくれてこの上なく嬉しい。SNS上の不毛なやり取りにも通ずるものがある。
    古典の条件は時代が変わっても新しいことにあるというが、その定義でいうと人間失格は間違いなく古典。解説にもあったが、現代の問題意識に通ずるものがある。
    解説も名文だったな。気軽な気持ちで読んで欲しいというのが頭に残っている。筑摩書房と太宰の関係も知れてよかった。

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    2025年12月25日
  • 斜陽

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    随分と古い本である。
    裏表紙を開くと昭和59年4月30日 79刷となっていた。
    いつ手に入れたのか?全く覚えていなかった。
    紙は変色し所々、角に折り目ついているページをめくりながら読み進めていった。

    がず子や弟の直治、そして母、或いは上原、4人4様の滅びが描かれている。
    クラッシックジャスを聴きながら、滅びの様を感じ、儚さを思う。

    生きにくさを感じた時に再び、この本を手にする事であろう。

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    2025年12月24日
  • 人間失格

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    解説まで読んで 太宰治を知ることができた気がする

    どうせ滅びるなら、こういう愚かしい男もいたのだということを書き遺しておきたい。
    それを読んで、救われた気持ちになる読者もいるかもしれない
    と、遺書のように小説を書き始めたことは知らなかったし、
    人間失格が3回にわけて連載されているその途中で太宰治が亡くなったこともここで初めて知った。

    すごく暗ーーい話、と教えられた気がする作品だったけれど、
    暗いというより、この人やばいなってちょっと笑えたし、それはつまり、太宰治が読者に感じてほしかったことなのでは?と思って面白く思えた。

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    2025年12月22日
  • 人間失格

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    上ではなく下を見るための小説。
    面白いとは思わないけどこの作品を好きといえる大人になってしまったよ。

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    2025年12月21日
  • 人間失格

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    人と関わることへの恐怖や自己否定の感情が、痛いほど率直に描かれていると感じた。
    主人公は常に他人の顔色をうかがい、道化を演じることで社会に適応しようとするが、その姿は次第に自分自身を追い詰めていく。

    有名なフレーズ、「恥の多い生涯」という言葉に象徴されるように、主人公が自分を許せず、社会からも切り離されていく過程は、弱さや醜さを隠さずにさらけ出す語り口でやや不快ですらあるが、その正直さゆえに強い説得力を持っており、それに惹かれ読み込んでしまう。

    暗く救いのない物語でありながら、人が人として生きることの難しさを突きつける作品である。
    読む側の心の状態によって、共感にも拒否にも変わる点が、何度

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    2025年12月21日
  • ビルディング(乙女の本棚)作品集(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、ねこ助さんの「ビルディング 乙女の本棚作品集」です。収録されてるのは、新見南吉『赤とんぼ』、中島敦『山月記』、太宰治『魚服記』、堀辰雄『鼠』、夢野久作『ルルとミミ』のイラストの中から、ねこ助さん自身が選んだ作品です。このほかに描き下ろしとして、夢野久作『ビルディング』が新たに収録されています。

     これまでの「乙女の本棚作品集」(しきみさん、ホノジロトヲジさん)と同様、『ビルディング』以外の作品については本編を読むことはできません。イラストを眺めながら、あぁ…そうそう、こんなストーリーだったなぁ…と、思い出す感じですので、本編を読まれてからこの作品週を手にしたほうがよ

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    2025年12月18日
  • 人間失格

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    久しぶりの再読で、人間失格とJOKERってむちゃくちゃ色んなものが通底するんやなと思った

    世間と個人
    喜劇と悲劇
    他人の評価
    道化という仮面

    一方で、演じる道化に対する他人からの評価の違いで、葉蔵とアーサーのその後どう振る舞うのかは異なっていく。自らを破滅させるか社会を敵対視するか。

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    2025年12月14日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    文章がずっと綺麗。
    最初はかず子の母親への想いに共感して、女性で通じるものも多くてかず子な気持ちで読み進めていたが、最後に『ちゃうわ、私は直治や。』てなりました。

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    2025年12月11日
  • 津軽

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    私の大好きな小説
    太宰治という小説家の魅力と津軽の魅力が濃縮して詰め込まれている傑作。人間失格などの閉塞的な作風の後に読んでほしい1冊

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    2025年12月10日
  • 晩年(新潮文庫)

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    ネタバレ

    太宰治の第一創作集。

    太宰治をして「私はこの本一冊を創るためにのみ生まれた」と言わしめる一冊で、初期の作品が並び、その後の太宰治の色々な作品の種になるような短編が15入っている。

    この『晩年』は太宰治が27歳のときに刊行され、それぞれの短編が書かれたのは太宰治が22〜23歳頃。

    そんな若者が書いたとは思えないような、人生や人間の生々しい部分がえげつなく書かれている。

    でも、どこかちょっと爽やかさもある。

    短編の多くは、創作の苦しみ、世間の冷たさ、無常感のようなものが描かれている。

    太宰治がそれまでの人生の中で感じていたことだろう。

    この本の中に「私は散りかけている花弁であった。す

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    2025年12月10日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    太宰らしい作品といえば『斜陽』か『人間失格』ではないかと思うくらいには、太宰らしい文章だったと思う。
    厭世主義の弟・直治、夢見がちな姉・かず子、没落貴族のお母様。それぞれの方向を向きながら生きていく人間の様を書くことができているのは、ひとえに太宰の人間観察力が優れているからではないかと思う。
    二十歳の節目にこれを読んだが、歳を重ねるごとに抱く感想も変わっていくのだろうか。

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    2025年12月06日
  • 人間失格

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    自分のようだと思った。
    世間の人と感覚のズレがあって、色々迷惑をかけたりして最終的に廃人になる。
    こういう人は一定数やはりいるんだと知れてよかった。

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    2025年12月04日