太宰治のレビュー一覧

  • 人間失格

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    何度目かの再読
    いつ読んでも不思議と新しさを感じる
    いや、ただの痴呆か
    確実なのは読んだ年齢、状況の違いで共感部分が変わること
    また読むだろう

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    2026年03月28日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    ネタバレ

    言葉遣いが本当に美しいですo̴̶̷ ̫ o̴̶̷̥᷅

    かず子はお母様に依存している?
    アガペーではない愛のような、なにかドロドロした、何処か歪な感情を持っている感じがしました。

    生きるとは大変なこと、それでも最後に生きる道を選んだ主人公は強くて尊敬します( ⸝⸝ඉ⤚ඉ)

    大好きな本!また読みたいです。

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    2026年03月21日
  • 待つ(乙女の本棚)

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    駅のベンチで、毎日、流れる群衆の一部になりたいと思うのか、それとも距離を取りたいのか。

    しかし『待つ』は、受け身。
    いつか、出会う誰かとの覚悟を秘めているようです。

    誰かと寄り添いたい気持ちと、世間体を気にする自意識の間で揺れる繊細な少女の心のように感じます。

    『私を忘れないで』は自己主張。
    これは、『出会う誰か』に言ってるのか、それとも自分自身へなのか…

    和の文体と、絵が心地よくて、さらりと読むことができました。

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    2026年03月16日
  • 人間失格

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    本当に大好きな本です。
    初めて読んだ時、これ私が書いた?と思ってしまう程、共感の嵐でしたᴗ̥̥ .̼ ᴗ̥
    同じ死生観の方が沢山いるとわかって安心させてくれた本です。

    罪のアントニムの場面は私も一緒にその場で考えている様でとっても楽しかった(⸝⸝ɞ̴̶̷ ·̮ ɞ̴̶̷⸝⸝)

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    2026年03月16日
  • 人間失格

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    初めて太宰治を読んだ。構えていたよりも読みやすかった。牛が尾で虫を打つようにという表現がすごくしっくりきた。今まで漠然と思っていたことをこんなにしっくり表現できることがすごいと思った。
    自叙伝的小説と知って驚いたし、とても切ない。でも恐れ多くもあるけど、共感できるところもあったし、自分自身がそれで悩んでしまうこともあったので、嬉しくもあった。最後のママの言葉が切ないなぁ。

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    2026年03月14日
  • 人間失格

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    ネタバレ

    初めて読んだ太宰治。彼のなかに自分がいるのに、自分のなかに彼がいなかったという過去を悔やんだ。
    暗い話と聞かされ敬遠していたが、光をもって初めて、これを暗いものとできるのである。
    自分のもつ小さな光では、幸いにもこれを暗いものとはできなかった。

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    2026年03月04日
  • 斜陽

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    読むのが辛くて、読み飛ばしてしまいたくなるような気持ちになる物語でした。嫌な気持ちになる人もいるかもしれないのですが、自分は人間の悲哀とか欲望とか、負の感情が一見ぐちゃぐちゃなのに、自然の摂理に向かってめっちゃきれいにまとまっているストーリーに感銘を受けて、面白いと思いました。

    備忘録的に書くと…
    「僕の心のヤバいやつ」というアニメのOPがヨルシカの「斜陽」で、僕ヤバはめっちゃ好きな作品なのに、「斜陽って確か太宰の作品で、この作品から斜陽って言葉に没落とかそういう意味が付与されたんじゃなかったけか〜、なんでいい歌のタイトル斜陽なん?」って思ったのがきっかけで「斜陽」が頭から離れなくなってルー

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    2026年03月02日
  • 斜陽

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    何度も読み返してしまう。
    壁にぶつかったとき、自分がどうしようもなく嫌いになってしまった時、何もかも捨ててしまっていいやと思った時、救ってくれるのは太宰治の作品なんだよなあ。

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    2026年03月02日
  • 津軽

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    ネタバレ

    太宰治の作品は、『走れメロス』と『人間失格』しか読んだことありません。今度青森県へ行くので縁の物をと思い、手にした次第です。

    所々挟まれる古文の引用が長く、難解でその部分は心が折れそうになりました。が、N君とのやりとり、芭蕉の話、売れっ子小説家批判、鯛の切り身、頭の形などなど、思わず笑ってしまう軽妙なやり取りも多く、心に残りました。
    今まで抱いていた太宰治のイメージと違う、かわいい一面を見たという感じです。

    ラストの、たけとの再会場面は自然に涙が溢れました。「生れてはじめて心の平和を体験した」太宰と「強くて無遠慮な愛情」をあらわすたけが心に沁みました。

    読後感が良く、手元において何度でも

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    2026年02月26日
  • 人間失格

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    ネタバレ

    人との関係を「自分と世間」という形で距離を取り、深く関わろうとしなかったがために、自分をよく知る人の自分への「いい子だった」という評価を知ることなく、自分自身に「人間失格」という評価を下してしまったのかな。

    人との関わりを考えさせられた1冊。

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    2026年02月24日
  • 人間失格

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    これが書かれた時と今では時代が変わったはずなのに、人間は変わっていないなあと感じました。
    自分の嫌なところを葉ちゃんが代わりにしてくれているように感じていました。
    また全てが嫌になりそうになったら読み返そうと思っています。

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    2026年02月20日
  • 人間失格

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    学生時代に読んだ時は、これ私の事言ってる!?とかめちゃくちゃ共感したけど、大人になって読むと葉ちゃんしっかりしろよ!!と叱咤してしまいそうになった。文章がじめじめヌルヌルしてて心地がいい。埃くさい暗くて狭い部屋に入ったような妙な安心感がある。

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    2026年02月12日
  • 新樹の言葉(新潮文庫)

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    ネタバレ

    葉桜と魔笛が読みたくて購入。
    私は、ただ美しい物語ではないのではないかと感じた。

    妹は本当に彼と付き合って、深い仲になっていた。戦時下、時代的にもしそれが世間にバレたら命を絶たなければならないほどの秘密。
    姉の手紙により、姉に知られる訳にはいかず嘘をついた(予めバレた時の用意をしていたのかもしれない)
    姉は姉で、妹だけ恋愛を楽しんでいた事に嫉妬心を抱いた。
    魔笛を吹いたのは厳格な父親かもしれない。けどそれは妹のためというより、自分も知った事を妹に知らしめるため。

    妹が急逝したのは、自ら命を絶ったから。

    全て知っていた姉が、抱えきれずに晩年告白という形をとった。

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    2026年02月11日
  • 人間失格

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    話の内容は知っていたからスラスラ読めた
    自分にもこんな所が多々ある
    悲惨な話なのに救われた気がする
    脳病院には入ってないが自分も人間失格だと感じた
    人間とは演じる事なのか 
    この話は女でも共感するのか
    ホラーのようにも思うが日常の一幕のような
    人間の醜悪さが人間の誠実さがよく描かれている

    何度も読みたい作品

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    2026年02月10日
  • 惜別(新潮文庫)

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    「右大臣実朝」を読んだ。一番秀逸だと感じたのは公暁の描写である。太宰は実朝に対して滅んでいく美しさを投影したものの、公暁に対しては人間に潜む汚さを投影した。陰鬱で斜に構えた公暁の姿は人間失格に出てくる大庭葉蔵の姿、つまりは太宰の姿そのものであるように思える。太宰は自分の内面を公暁という一人のキャラクターに託したのだろう。

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    2026年02月10日
  • 人間失格

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    学生の頃は文学に興味がなく、きっとこの作品を読んでも暗すぎて読んでいられなかったと思う。大人になった今、なぜか読みたくなり読んでみたら、自分も感じたことのある感覚が表現されていてゾッとした。

    「その見はった眼には、驚愕の色も嫌悪の色も無く、ほとんど救いを求めるような、慕うような色が現れているのでした。ああ、このひとも、きっと不幸な人なのだ、不幸な人は、ひとの不幸にも敏感なのだから」
    主人公が、人から同情してもらえない、身から出た錆のための不幸に苦しんでいる時に、抜け出すことのできない不幸を抱えた女性と出会うシーンでの表現が印象に残った。

    大人になってから、というか深い希死念慮を経験してから

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    2026年02月09日
  • 津軽(新潮文庫)

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    苦い海に浮かぶ安寧の島「津軽」
    名家津島家にとっては黒い種
    友人にとっては愛すべき厄介な男、薄いつながりの糸でも大きな安らぎにしてきた哀しい人
    人生では自分の人生のあざなえる縄に周りをまきこんだひと
    作家として私小説という泥の浮き沈みに身を任せ、女体を巻き添えにして沈んでしまった人。生きる悲しみにあふれた生き方に流されていった人。
    野獣派とはそれぞれ勝手な生き方を選んだ人々。大雑把に一括りにされた作家のひとり。

    「津軽」を読めば心の底に潜んでいた悲しみに気がつく。苦しみにムチ打たれ続けた日々を書いた作品は読者を傷つける。たまたま日ごろ目を背けている自分の些細な出来事が、この苦しみの根源ではな

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    2026年02月05日
  • 人間失格

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    ネタバレ

    太宰治がどういう人生を送ってきたかを知らなければ、普通の小説として読めただろうが、彼の生き様を知ると葉蔵の心理や行動が現実味を帯びたものに感じられる。

    左翼の活動から逃げたのが自死を決意する理由になってしまえるのか。死へのハードルが低くて驚いた。

    人間失格に至る責任は自分にあるが故に他人を責めたり恨んだり出来ない。他人に責任を押し付けられるだけそっちの方が幸せだという考え方は興味深い。自滅への道が明らかに描かれる。

    人と関わったことで失敗を続けるのに人と関わり続けてしまう。なぜなら人に助けてもらわないと生きていけないから。これは逆説的に見えるが人間の実存を突いた一つの真実であるように思え

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    2026年02月02日
  • 人間失格

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    2026/02/01
     神に問う。無抵抗は罪なりや?
     堀木のあの不思議な美しい微笑に自分は泣き、判断も抵抗も忘れて自動車に乗り、そうしてここに連れて来られて、狂人という事になりました。いまに、ここから出ても、自分はやっぱり狂人、いや、癈人という刻印を額に打たれる事でしょう。
     人間、失格。
     もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。

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    2026年02月02日
  • 女生徒

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    ネタバレ

    おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか? もう、ふたたびお目にかかりません。

    19歳、すごくささった。愛おしい。

    (青空文庫)

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    2026年01月26日