きりぎりす(乙女の本棚)

きりぎりす(乙女の本棚)

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

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人気シリーズ「乙女の本棚」第46弾は、文豪・太宰治×イラストレーター・しまざきジョゼのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

この小さい、幽かな声を一生忘れずに、背骨にしまって生きて行こうと思いました。

売れない画家と結婚した「私」。徐々に夫が有名になるにつれ、彼女はどこか違和感を感じるようになる。

太宰治の名作が、叙情的なイラストを得意とするイラストレーター・しまざきジョゼによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    リットーミュージック
  • 掲載誌・レーベル
    :
    立東舎
  • タイトル
    :
    きりぎりす(乙女の本棚)
  • タイトルID
    :
    1845922
  • ページ数
    :
    64ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年04月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    78MB

閲覧環境

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きりぎりす(乙女の本棚) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    愛した人の変貌と失望。震えるほど愛していたのに、裏切られ、変わっていく寂しさが苦しい、切ないラブストーリーだった。

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    2025/12/30
    p.38
    私は、ちっちもお金を欲しく思っていません。何を買いたい、何を食べたい、何を観たいとも思いません。家の道具も、たいてい廃物利用で間に合わせて居りますし、着物だって染め直し、縫い直しますから一枚も買わずにすみます。どうにでも、私は、やって行きます。手拭掛け一つだって、私は新しく買うのは、いやです。むだな事ですもの。

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    売れない画家に惚れ込んだ奥さんが
    富と名声を得た主人に別れをつげるなんてあり得ない。
    しかしこの感情は意外と女性の中にある気はします。
    パッっとしない男で自分だけが必要で手を尽くしている間は愛おしく、いざ自分から離れて独り立ちした男が憎らしくなる。

    作中の奥さんは実は正直であるゆえに弱い人のように感じる。その弱さを不思議な感覚にできる作品でした。

    人間の感情って我儘だとつくづく思うけど
    その我儘さを自分なりに折り合いをつけて人と関わりを上手に形成出来るのが強い人間だと年を重ねる毎に感じます。

    内容もきちんと理解できない学生の頃
    太宰治作品を沢山読んでました。
    人間の弱さやずるさの表現の仕方が
    妙に惹きつけられる作家さんですよね
    30年ぶりぐらいに読んだ太宰治作品ですが…やっぱり何となくいいんですよ〜





    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    木綿のハンカチーフをしんみり聴きたくなる話でした。遠くで変わってしまう恋人へ変わらないでと歌う曲と、誰よりも近くで変わっていく夫に嫌いですと嘆く妻。変わった人だなあと少し思いながら読んでいましたので、私は奥様が嫌う側の人間のようです。でもね奥さん、私も人の悪口を簡単に言う人は嫌いなのですよ。

    0
    2025年07月22日

    Posted by ブクログ

    これは何とも…奥さまの心が美しすぎる。
    裕福=幸せではないこと。
    人間として忘れてはならないことがあるということ。
    奥さまの心が最後まで人間として描かれていのが何とも切ない。
    絵も儚い感じがしてとても合っている。

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズの一冊。このシリーズを読むのは、これで12冊目だが、今のところ乙女でない自分にとっては、これがベスト。文章と絵のバランスがいい。太宰のこの告白体は、名人芸。絵も抑制が効いている。初老にはこれくらいがいいのだが、乙女には物足りないのだろうか。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚でございます♡
    少しずつ読んでます(o^^o)


    今回は太宰治でございます


    お恥ずかしながら
    たぶん太宰治も初めてですね、、、
    (教科書はわからないけど)



    きりぎりすです




    売れない画家であった夫が
    成功したら、変わってしまった
    それを嘆く妻の思いについて書かれています



    イラストはしまざきジョゼさん



    物語の雰囲気に合った作品を邪魔しないイラストでした(^^)



    貧乏でも慎ましく暮らすことに幸せを感じる妻。そして成功して変わってしまう夫に失望していく、、、、
    私なら成功バンザーイ!ってなりそうだけど笑

    夫のいやーな感じがとてもうまいなぁと思いました。やっぱり嫌よね。



    ぐるになるって言葉が出てきて
    この時代からあったのかと驚きました


    グループのグルだと思ってたけど
    外来語じゃなくて正真正銘の日本語だそうで
    江戸時代でも使われてたそうです




    最後の、きりぎりすが鳴くあたりの意味合いが私には理解しきれず
    いろんな人の考察読んだりしてみた読書でした


    まだまだ勉強が必要です!!!

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    成功の光と影 
    奥さんの気持ちわかります。慎ましく必死に暮らしていたころが幸せだった。旦那さんは富と成功により変わってしまったんですね。確かに何が正しくて間違いかわかりませんが、生活に嫌気がさしたんでしょうね。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    周囲の反対を押し切ってまで結ばれた、うだつのあがらない絵描きとの貧しくも幸福な結婚生活から一転、妻から夫への三下り半。
    あなたは絵が売れてお金を手にしてすっかり変わってしまったわね、と。思いがけない好転と裕福さは、彼女を怯えさせた。(寄り添うようにずっとそばにいてくれる黒猫ちゃんがめちゃ可愛い。)
    別人のようになった夫の一挙手一投足にそら恐ろしさを覚える日々にいよいよ限界がきた様子で、そのときの心情が淡々と綴られていく。

    「あなたは、気違いです。」はちょっと辛辣すぎて笑ったけど、でもとても心の綺麗な奥さん。夫よ、これは失ってから気づかせるタイプの大切さだぞ……。
    読み終え、「おわかれ致します。」という、冒頭の一文に込められた強く凛とした決意がとても美しかった。

    〈この世では、きっと、あなたが正しくて、私こそ間違っているのだろうとも思いますが、私には、どこが、どんなに間違っているのか、どうしても、わかりません。〉

    0
    2025年07月16日

    Posted by ブクログ

    はい、というわけで47オネェは治ちゃんの『きりぎりす』ですよ

    これで『乙女の本棚』は既刊全部読んで追いついちゃったのかな?
    作品集はあるけど、それはまぁ読む(見る?)気は今のところありません

    はいはい、治ちゃんね

    これはね〜
    なんか非常にすっとした
    清貧のこころよね
    ひと言で言うと

    成功してなんか卑しくなっちゃった夫に、こんなはずじゃあとがっかりした妻が別れの決意表明!というお話です

    俗に言う「がっかりこん」ですな(初耳!)

    いやでも、うんうん治ちゃん分かるわ〜となりました

    『乙女の本棚』なので、絵にも触れたい
    絵のタッチとしては非常に好み!なんだけど、切り取り方がね
    うーん、そこじゃないよな〜とあまりピンと来なかった

    なんていうか、文章読んで簡単に思い描けるシーンを絵にしてもらう必要ないのよね
    わいが『乙女の本棚』に期待するのは、担当した絵師の方々が、その物語をどう解釈してどう表現しているのかなのよ
    その絵をさらにどう解釈するのかというやり取りなのよ
    勝負なのよ絵師さんとわいの

    オネェってそういうことだからね!
    オネェってつまり勝負師ってことだから!

    (うん、ぜんぜん違うし、そもそもオネェって誰も言ってない)

    0
    2025年06月29日

きりぎりす(乙女の本棚) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    リットーミュージック
  • 掲載誌・レーベル
    :
    立東舎
  • タイトル
    :
    きりぎりす(乙女の本棚)
  • タイトルID
    :
    1845922
  • ページ数
    :
    64ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年04月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    78MB

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