太宰治のレビュー一覧

  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    好きな作品集まってて、その中で泉鏡花、小栗虫太郎、折口信夫の話は未読だったので多分これらも好きだろうとウキウキで読んだけど結局これら全部ななめ読みで終わってしまった。むずいまだオレには
    夢十夜、第一夜だけ一人歩きしているから第二夜以降新鮮な気持ちで読めた。
    芋虫が本当に好きで何度も読み返しているのでここでも読めてよかった。

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    2024年11月30日
  • 富嶽百景・女生徒 他六篇

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    太宰治ってこんな人だったの?すごいこんな明るい短編あるんだ!とびっくりしてしまった。
    「女生徒」は文章が本当に少女が書いたかのようにみずみずしい内容で、一緒にすごしているかのように楽しむことができた。

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    2024年11月13日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    耽美幻想文学のアンソロジー。いくつか読んだことのあるものもあり、名前はよく聞くものの実際読んだことのなかったものもある。
    やはり、桜の森の満開の下は断トツで好きなのでこれが冒頭に来てしまうと後がちょっと弱い気がする。いや、あくまで個人的にはだが。江戸川乱歩は「蟲」の方が好きだしな~。みたいな個人的にこのテーマで耽美幻想文学を編むなら何を入れるかみたいなのを考えるのも楽しいかもしれない。あと太宰治の「駈込み訴え」がガチ恋同担拒否反転アンチの詰んでるヲタク描写すぎて解像度高ぇ~ってなった。

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    2024年11月03日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    終わり方かっこいい。「クソデカ感情」がじっくり書いてあるからオタクが好きなんだろうなって思ってしまった。

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    2024年10月17日
  • 晩年(新潮文庫)

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    202403
    太宰治にしては明るい部分もあり、様々な手法に取り組もうとしてたことが伺える

    202503-04再読

    色んな句や短編の組み合わせ
    撰ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり
    思い出
    著者の学生時代の思い出。特に女中のみよへの恋心(男におかされ出て行ってしまう)
    魚服記
    父と暮らす炭屋のスワが最後鯉になる、女の目覚め、絶望、変身を童話的に
    列車
    友人の彼女が振られ青森駅行きの列車を見送る。時間を持て余し悪態をつく。
    地球図
    ローマのシロオテのキリスト教日本伝教、その死刑囚としての結末。
    猿ヶ島
    人の漂流と思いきやロンドン博物館からニホンザル二匹が逃げたというオチ。見世物の

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    2025年04月09日
  • 太宰治全集(1)

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    自分が編集者だったらこれらの作品はもっと後の巻に収めるわ。
    暗くて読みにくいのが多い。でも太宰ってそういうイメージか。

    『葉』や『虚構の春』はちょっと読み方が分からなかった。
    『猿ヶ島』『彼は昔の彼ならず』『ダス・ゲマイネ』あたりはおもしろかった。

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    2024年10月07日
  • 女生徒

    購入済み

    文体のテクニックで読ませる。

    太宰治の筆力が存分に発揮された作品である。ストーリー内容は年頃の女生徒の一日の出来事 気持ちの変化を丹念にバカ丁寧なほど几帳面に描き出している。何よりも読んでいて身悶えしてしまいそうなこの文体が特徴の本である。

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    2024年10月01日
  • チャンス

    購入済み

    はにかみや露悪の中に

    かなりの恋愛経験を経て、最期には愛人と心中した太宰治らしい恋愛論である。太宰治らしい、はにかみや露悪の中に、時代を超えた真実性が含まれているような気がする。とは言うものの彼の小説と比べると、エッセイ評論としてはそれほど面白いものではないような気がする。

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    2024年10月01日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    内容は良かったが、イラスト付きの意味があったかというと…。普通に文字だけで読んでるのと変わらないかな。

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    2024年09月07日
  • 津軽(新潮文庫)

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    アラン・ブースの『津軽』に触発されて読んでみた。順番が逆だというのはわかっている。

    この順番で読むと太宰には不利だ。アラン・ブースは太宰『津軽』の良いところ(おいしいところ)を引用しているから。
    そのうえ、読んでみると太宰は津軽地域について言及した文章をあれこれ引用していて、これが面白くない。太宰が自分の言動について書いている部分が圧倒的に面白いのに、その面白さを薄めているように感じる。
    まあ昭和の物書きには、字数を埋めるためにそういうことをするパターンがよくあるのだけど。

    もう一つ。アラン・ブースは太宰『津軽』を読むための適切な補助線を引いてくれているので、補助線なしで読む太宰『津軽』は

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    2024年10月13日
  • 待つ(乙女の本棚)

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    この子の気持ちすごく分かる。なんで男性がこれを書けるんだろう、すごいな。イラストがめちゃくちゃ好き!!文量に反比例してイラストが満載で贅沢。

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    2024年08月30日
  • 津軽

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    青森へ旅行に行くことになり、せっかくならば青森にちなんだ作品を読もうと思い、こちらの作品を手に取りました。
    五能線を乗って旅したので、その五能線沿線の話が出てきた時は、太宰治もこの列車に乗ったのか!と驚き、興奮しました。
    血のつながりはない、かつてお世話になった使用人たちに大事に育てられたことを誇りに思っていることが書かれた文章を読んで、読者としてもとても感動させられました。

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    2024年08月24日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    絵と小説が一致していなくて絵を見ながら読んでいたら何がなんやらわからない。最後のロンドン博物館附属動物園の事務所に日本猿の遁走が報ぜられた。二匹行方不明との一文でもやぁとしていた頭がパッと光る。絵に騙された。また読み返すとはっきり内容がわかりスッキリ。
    こんなスッキリしたのは久々か初めてか。。
    絵に騙されたのは初めてだ。

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    2024年08月14日
  • 晩年(新潮文庫)

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    デビュー作、芥川賞の候補になったのは収録されてる逆光と道化の華のようですが、いまでは大家となってるとはいえ、さすがにこのレベルでは石川達三の蒼茫のもつ迫力には負けてる。自分の人生をモチーフにした思ひ出・道化の華はあくまでのちの作品のモデルにはなっても、のちの作品のクオリティには至っていない刺さりが弱い。地球図はキリシタンもので芥川へのあこがれか。猿ヶ島も小説家が使いたがる設定。彼は昔の彼ならずは人間失格の少し明るい感じで意外と太宰イズムが現れててよかった。ロマネスクみたいな寓話が私は好きなようです

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    2024年08月07日
  • 待つ(乙女の本棚)

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    はい、大好評満員御礼につき(どこがよ)読まずにレビュー第3弾です!

    今回も太宰っす
    太宰治の『待つ』です

    なんかおびーのレビューに駅で待ってるとか書いてあったな

    あ、ちょっと待って
    その前に「おびーのレビュー」ってゴロ良くない?
    もともと超脱線のレビューなのにさらに脱線するっていうね

    はいはい
    太宰ですからね
    なんか物悲しい感じですよ恐らくは

    そして駅での待ち合わせといえば昔は伝言板ですよ
    まぁ若い人は知らんでしょうけどね
    おじちゃんたちが若い頃はスマホや携帯なんてものはありませんでしたからね
    駅の待ち合わせ室(ってのがあったのよ)には緑色した伝言板ってのが必ず設置してあってね
    そこ

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    2024年08月02日
  • 津軽(新潮文庫)

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    ネタバレ

    津軽史の引用や土地の説明が読みにくい…知人とのやりとりも退屈…と思いながら無理して読み進めていたが、ラストで一気に面白くなった。

    田舎の駅舎での場面の切り取りがとても綺麗だった。
    たけとの再会もグッときた。

    生まれ故郷について、自虐的に語る一方で誇り高く思っていたり、家族や知人との関係を悲観的に語りながらも意外に良好であったり、自身を卑下するのに無遠慮なところがあったり、理解が難しかった。読んでるこちらも不安定な気持ちになる。

    太宰の生い立ちには暗いイメージを持っていたけれど、想像とは異なり色々な人からたくさん愛情を受けて育った人なのだと感じた。

    「信じるところに現実はあるのであって、

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    2024年07月30日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    はい好評につき(どこでよ?)第2回読まずにレビューーーー!
    ドンドンドンパフー

    ※読まずにレビューとは?カリスマレビュアーひまわりめろんさんが作者とタイトルと表紙のイラストから本の内容を推測し、レビューまで書いちゃうという
    乙女の本棚シリーズちょっと飽きてきたんじゃね?と思われかねない大胆企画でございます!あざーす!大歓声あざーす!

    はい、太宰っちの『猿ヶ島』です
    『葉桜と魔笛』で太宰っちの世界観をインプットして準備万端での「読まずにレビュー」です

    間違いなく物悲しい物語です
    出会いと別れの物語です
    タイトル『猿ヶ島』です
    安直で申し訳ないが、どう考えても『鬼ヶ島』です
    裏表紙には和装で

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    2024年07月28日
  • グッド・バイ(新潮文庫)

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    3.8!
    未完って知らずに読んでしまった、、続きが気になる
    一生読めることはないんだけどね、、、、、

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    2024年07月20日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、太宰治さんとすり餌さんのコラボ作品『猿ヶ島』です。すり餌さんのイラストは、初めてですが、なんともこの作品の作風にぴったりでした。何でもそうなんですけど、私、和の雰囲気好きなんですよねぇ~♪ついつい、自分の持ち物も和柄を探してしまいます。

     それは、さておきストーリーの方は、主人公の「私」が、大きな海を渡り小さな島にたどり着き散策していると、同郷だという一匹の猿が話しかけてきます。ふと気づくと、沢山の猿が…そして、人間も…。

     短いお話でしたが、ラストに“ぞわー”っとしました。なんか、私も周りからどう見られているのか、無性に気になる感じになりました(^-^;

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    2024年07月12日
  • 猿ヶ島(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ新刊、イラストレーターのすり餌さんはお初にお目にかかります。
    太宰治がこういう話も書いていたとは知らなかった。
    猿山に迷い込んでしまった男の話だと思いながら読み進めていたが、途中で明らかになる真実は叙述トリックのようで面白かった。

    ——「よせ、よせ。降りて来いよ。ここはいいところだよ。日が当るし、木があるし、水の音が聞えるし、それにだいいち、めしの心配がいらないのだよ。」

    ——ああ。この誘惑は真実に似ている。あるいは真実かも知れぬ。

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    2024年07月09日