魚服記(乙女の本棚)

魚服記(乙女の本棚)

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

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人気シリーズ「乙女の本棚」第20弾は太宰治×イラストレーター・ねこ助のコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

「おめえ、なにしに生きでるば」
地図にも載っていないような山のふもとの村で、炭焼きの娘・スワは、父親と2人で暮らしていた。

太宰治の『魚服記』が、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描き、本シリーズでは中島敦『山月記』と新美南吉『赤とんぼ』を担当する大人気イラストレーター・ねこ助によって、鮮やかに描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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魚服記(乙女の本棚) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ともかく人が死ぬ不吉な滝壺の話。
    太宰治は「少女」を描くのが上手いよなぁと思う。
    大人から見た、瑞々しさ、幼さ、残酷さを持った「少女」。
    おまけに挿絵が、華奢だけど少しずつ色気が出てくる少女の様子が上手いんだ。
    孤独な父親に対して
    「おめえ、なにに生きでるば」。
    聞いてはいけない質問だ。答えられない上に、相手を追い詰める残酷さがある質問だからだ。
    でも、親に対してこういう視点を持ってしまうのが娘だよねえ。

    雪の中で目覚めてから、スワが走り出す様子が見どころだと思う。親父は何をしたんだよ。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    相変わらずこのシリーズは絵が綺麗で、想像力がかきたてられます。

    お話は個人的にはちょっと怖い。
    闇に引きずられそうな感じ。
    人の考察を見て、知るものもあり。

    モチーフになったと思われる作品があるのも、面白いですね。他の作品へと渡り歩けるところが考察系の好きなところです。

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    ホドーミーマイハピィーネスとどけ〜〜たい〜♪
    メローディーわたしだけぇ〜のおくり〜もの〜♪
    まぁそういことよ
    マイハピネス届けたいのよ

    はい、26おネエは遂に太宰っちです!
    いやもうそれこそ太宰っちなんか昔あほほど読んだはずなんだけど、ちーっとも覚えてない
    この『魚服記』も読んだことあるような気もするけど、ちーっとも覚えてない
    もう太宰っち読んだことあるって記憶そのものが捏造なんじゃなかろうかって本人が疑ってしまうくらいちーっとも覚えてない

    わいの海馬には一層の奮起を促したい今日この頃である

    しかし、あれよね今あれよ
    オーディブルがまたねひとつの読書法としてその存在を確立しつつあるけど、やっぱりわいはどうしても受け入れられんよのね
    いや、いいのよ
    あれで楽しめてる人を否定するつもりは一切ないのよ
    目の方がちょっと…っていう事情のある方にとってはまさに救世主だろうし
    あくまでわいはってことね

    で、その理由のひとつが特に近代日本文学のあたりを読んだときに思うんだけどさ
    本を読むときに何を漢字で書き、なにをひらがなで書くのか、あるいはこの擬音はひらがななのにこっちの擬音はカタカナなのかってけっこう気にならない?
    まぁ、作者は適当だったりすることも多いんだけど、そこらへん日本語の本を読むときの面白味のひとつだと思うんよね
    この『魚服記』なんかも太宰っちがどこまで意識的にやってるかはよく知らんけど、ひらがなと漢字のバランスみたいなところに趣きを感じたりするんよな〜

    ってねこ助さんの美麗イラストがメインのくせになにを日本語がどうのって語っとんねん!ていうねw

    0
    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    こういうのも書いてるんだな。一度で理解した気にはなれない話だなと思った。たったひとりの友だち、という言葉が印象に残った

    0
    2023年05月19日

    Posted by ブクログ

    不思議な話。

    解説を読んだりもしたが、解釈が難しい。
    不自由な暮らしから逃れたかったのか。
    大蛇になりたかったのなら強くなりたかったのかな。

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    人里離れた山間の炭焼き小屋で父親と共に暮らすスワの閉鎖的な暮らしか語られる。
    最初読んだ時頭の中が?でいっぱい…意味不明すぎる!?
    考察サイトを読んで何となく起こった内容が理解できたかな。津軽の伝承と太宰の当時の状況とかが関係しているらしいから、暗い感じなのも納得。

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ。
    感想としては…難しい。展開に理解が追いつかないというか何というか。考察サイトを読み再読したけれど、何ともいえない気持ちになる作品でした。
    どう解釈しても閉塞感があり、主人公の少女スワの人生って何だったのだろう、と考えてしまいました。大蛇になったと喜んだけど、実は鮒だったスワ。あのまま生きていているより、この結末の方が本人の望む生き方だったんでしょうか。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    短いが難しい。
    調べてみると津軽地方の伝説をもじって作ったものらしい。

    男子学生が滝壺に落ちた意味はあるのかが疑問。
    「そんなことで自殺するん?」って思っていたが、実は近親相姦にあっていた説があるとか。
    どちらにせよ不思議な物語。
    最後は大蛇でなく鮒になったという皮肉。

    スワの飛び込み自殺=太宰の自殺(しかも入水)との関係性は絶対にあるに違いない、、。

    と思いながらも、今回は高校生以来の再読ですが、なかなか読みとることが難しかったです。

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズの一冊。
    これは乙女の本棚としてはけっこうな問題作ではないのかな。
    ある場面をどう読むかということなんだけど、ネットでの考察を読んでも、そう読む人が多いようだから、やっぱりそういうことなんだろうな。
    なんでこういう作品を書いたのか、太宰に聞いてみたい。

    0
    2025年07月23日

    Posted by ブクログ

    二度の自殺未遂の後、24歳で書かれた『魚服記』。太宰治の作品です。ねこ助さんのイラストが、物語の雰囲気をうまく伝えてくれているように思いました。

    東北の人里離れた村で父親と暮らすスワ。日中過ごす滝のそばで、ある青年の不慮の死を目撃します。その後もこの場所で父親の帰りを待つ毎日。そして成長し···。という感じでした。

    物語は、全体的に重苦しさを感じました。スワが父親に放った言葉が、この物語ではとても印象的でした。

    最後に、生まれ変わって自由と解放を手に入れたスワが、滝壺に吸い込まれていったことで、なんともいえない気持ちになりました。

    ねこ助さんのイラストのスワの眼に、思いが込められている感じがしました。

    0
    2025年06月02日

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