あらすじ
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構成
一文目で印象的なセリフを持って来る、という構成と言えばこれが走りと感じています。
学校で習って読み解いた作品ではありますが、自分で読んで自分で解釈する事も大切だと改めて感じました。
信念を貫く物語
名前をよく聞くので読んでみました。
人を信じられない王の前で友の信頼に答えようとする物語だと思います。
どのキャラも人間らしい心理描写がとても好きです。
特にメロスですね。
陽気なメロスですが正義と信念を貫く姿勢は見事です。
でも常に葛藤してる感じが人間らしくて好きです。
人間いざ決意を固めても、どこかで心が折れそうになることが度々起こるものです。
そんなときどうするか。
この本を読んで少し考えてみようと思いました。
ある小説で、「メロスを邪魔した黒幕は誰なのか」という話が出てきたので久方ぶりに再読。たしかに王はメロスが帰ってくるわけがないと思っているので邪魔するわけがない。未解決ミステリのような薄暗さを感じる。
男
メロスという人間は,突っ込みどころ満載である。
確かに正直で誠実な男であり,絶対に真似できない。
でも,リスク管理ができていないし,常に感情の赴くまま,全部自業自得なところがある。
ラストのくだりは面白かった。
セリヌンティウスは繊細な優しさに溢れる男に違いない。
久しぶりに読んでみた。
中学校の国語の教科書で読んで以来、本当に久しぶりに読んでみた。この年齢になって読んでみると実にツッコミどころ満載の作品である。およそ人間失格の作者とは思えない。中学時代は単純に「命をかけて約束を守る」と考えていたが、それが本当に「善なのか」考えさせられる。あえて言うならこの作品の最後の言葉「赤面」が太宰治らしいのかな。
子供の頃 、国語の授業で勉強した「走れメロス」
当時は読書が苦手で読むのに悪戦苦闘したことをよく覚えている。
太宰治シリーズは 結構大人向けの内容が多いので読むのに躊躇するが、この作品は、学校教育で出されるだけ合って、大人になってから読み返してみると読みやすかった。
(ただ、「人間失格」は学校教育に持ってきていい内容かのちに疑った)