太宰治のレビュー一覧

  • 女生徒

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    「葉桜と魔笛」、「皮膚と心」、「きりぎりす」、「恥」…挙げたら限がないけど、とにかく全て描写が綺麗だし、やっぱり太宰は女性視点の話が上手だと再確認した。太宰が苦手だと思っている人に是非読んでほしい。

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    2009年12月23日
  • 人間失格 1巻

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    太宰の人間失格を、現代に置き換えた作品。
    生きることの虚しさなどは、現代のほうが痛々しく描けるのかもしれない。
    続きが楽しみな作品。

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    2009年12月18日
  • 太宰治全集(3)

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    ☆走れメロス:
    冒頭なぜ「激怒した」のかすっかり失念しての読み直し。ちょうど深夜アニメでこの題材が使われていて、比較もでき有意義。

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    2009年12月05日
  • 津軽通信(新潮文庫)

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    ア、秋/女人訓戒/座興に非ず/デカタン抗議/一燈/失敗園/リイズ/黄村先生言行録/花吹雪/不審庵/庭/やんぬる哉/親という二字/嘘/雀/未帰還の友に/チャンス/女神/犯人/酒の追憶 2009/11

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    2009年11月17日
  • 新樹の言葉(新潮文庫)

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    この本に収録されている、火の鳥が大好きです。女主人公の感情描写や成り立ちにの細やかな文章が良いです。
    火の鳥は、途中で挫折して未完で終わっています。

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    2009年10月25日
  • 太宰治全集(8)

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    -「わかい頃には、」と兄は草をむしりながら、「庭に草のぼうぼうと生えているのも趣があると思ったものだが、としをとって来ると、一本の草でも気になっていけない。」-

    太宰治のエッセイはほんとに脱力系でよい。引用は「庭」というエッセイ。疎開先の津軽の家で太宰が兄と草むしりをしながらの会話をかいていて「利休」のことが話題になってたりして、おもろい。兄が普通にインテリで、弟をアホだと思っている感がなんか、笑える。

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    2009年10月07日
  • 惜別(新潮文庫)

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    時代としては太平洋戦争中、
    太宰文学としては中期後半に書かれた
    長編二作が収録。

    「右大臣実朝」は、
    源頼朝と北条政子の子として生を受け、
    年若くして征夷大将軍となり、
    28歳で甥の公暁に暗殺される源実朝の半生を、
    その死によって源氏の将軍は
    三代で途絶える事となった悲劇の年若き権力者の姿を
    傍で仕えた従者の視点から語った作品。

    謀略や抗争といった血生臭い場所に身を置き、
    自身の破滅、源氏の破滅に向かって静かに進みつつも、
    真の貴族であり、「金塊和歌集」などを生み出した
    優れた歌人であった実朝。

    「アカルサハホロビノ姿デアロウカ。
    人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ。」

    そんな彼の発する

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    2012年01月04日
  • 斜陽

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    何年か前に、文学を読もうと思って買ったのに、読んでいなかった本。2年くらい前かな。

    09年3月19日15時2分26秒より更新


    直治の自殺の告白の遺書は、こころに出てくる先生の告白に似ている。

    辞書を見ながら読んだので時間はかかったが、読んでいていろいろ感じた。

    まず、お金について。お金がないと生きて行けないと思った。・・小説を今まで読んでこなかったので、こんな凡庸かつ的外れなことしかかけなくて情けない。

    直治の気持ちに少し共感を覚えながらも、自分もそうなるのではないかと思い怖くなった。


    太宰治昇天:

    これもとても興味深い。行き詰まりなどないのにそういう言葉で一括りにしてしまう

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    2009年10月04日
  • 惜別(新潮文庫)

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    『右大臣実朝』と『惜別』の二篇を収録。

    『右大臣実朝』はなんか肌に合わず半分で断念。
    しかし、これを読んだらきっと実朝を好きになるに違いないと思った。

    『惜別』は魯迅と医師と藤野先生の話。

    「このように誰にも知られず人生の片隅において
    ひそかに不言実行せられている小善こそ、
    この世のまことの宝玉ではなかろうかと思った。」

    「文明というのは、生活様式をハイカラにする事ではありません。
    つねに眼がさめている事が、文明の本質です。
    偽善を勘で見抜く事です。
    この見抜く力を持っている人のことを、教養人と呼ぶのではないでしょうか。」

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    2015年11月12日
  • 斜陽

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    不器用な生き方しか知らず、時代に翻弄される貴族の一家の悲壮に満ちた物語。
    ポツダム宣言受諾、そして昭和天皇の人間宣言により、日本国民は旧来の倫理観の転換を余儀なくされました。中でも古い道徳の只中にあった貴族(皇族)の心の葛藤は、現在に生きる僕らの想像を絶するものであったに違いありません。
    最期まで貴族を貫くか。
    現実と向き合い戦うか。
    死か。
    どちらにせよ、辛い選択には変わりないのです。

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    2009年10月04日
  • 新ハムレット(新潮文庫)

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    奇抜な発想で現代風(!?)な心理描写を加え、構成されなおした「新ハムレット」。太宰はパロディが得意ですが、その中でもこの「新ハムレット」は最高峰じゃないかと。
    ユーモラスだけど現実的な登場人物の内面の動きが面白かった。
    ハムレットの悪口をハム母に言っちゃうオフィリヤとかね!

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    2009年10月04日
  • 富嶽百景・走れメロス 他八篇

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    「走れメロス」

    岩波文庫他 短編集の中の一編です。有名な話なのでストーリーはご存知なのでは。
    初めて読んだのは教科書でしたが、世界史が好きになってから読むと、また新たな発見がありました。
    ピタゴラス教団やらシラクサの僭主ディオニュシオス1世やら。

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    2009年11月12日
  • 斜陽

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    小学生の時分教科書で学んだメロスを除いて太宰作品とのファーストインプレッション。女が憬れる女を描写するのが巧いなーとほうほう唸りながら読んでいました。

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    2009年10月07日
  • 新撰クラシックス 人間失格 櫻桃 グッドバイ(小学館文庫)

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    前々から読んでみたかった『人間失格』。わざと面白い行動をとり、人を笑わせる。人に好かれることは知っていても、人を愛する能力はかけている。そんな主人公・大庭葉蔵。そういうところが他人に見破られるところが印象的。クラスメイトの竹一に、わざと尻餅をついたことがばれたとき、友達の堀木に、「世渡りの才能だけは、いつかはボロが出るからな。」と言われたとき。しかもしまいには、モルヒネ中毒。まさに、廃人。人間、失格。

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    2009年10月04日
  • 新ハムレット(新潮文庫)

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    治感爆発。欺瞞と猜疑。疑心暗鬼!再読したい。ハムレットは治の得意な青年の躁鬱病的な性質を書きたかったのだろうか。見ていてイライラするけど自分もこんな風なのかと思うと恥ずかしい。オフィーリアの少女特有な冷めた感じが好きです。原作とはまるっきり違うけど素晴らしき換骨堕胎

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    2009年10月04日
  • 津軽通信(新潮文庫)

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    2006. 10月頃 
    「津軽通信」の「雀」が、真実がどうあろうと僕はこれを実話だと信じる。これを太宰一人の手柄にするにはあまりに惜しい。

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    2009年10月04日
  • 走れメロス

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    走れメロスってこんな長かったっけなー。と本の厚みを見て思いましたが、短編集なのですね。
    文体が古いため、たどたどしく読んでました(笑)
    しっかし魅力的な方です太宰さん。
    もともと自伝を書く方だったんですね。
    絶対にギャグセン高いですこの人。
    そして走れメロス。感動です。
    主人公がくじけるシーンはリアル!!!
    人間失格を読んでみたいです。

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    2009年10月04日
  • 走れメロス

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    授業で習ったにもかかわらず覚えていなかったので読みました。友情は大事、でもときに悪魔のささやく誘惑に負けそうになる。そういうところに共感しました。

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    2010年07月30日
  • 斜陽

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    太宰の本をきちんと読んだのは初めてではなかろうか。思っていたよりも暗くなく、安心。女生徒、人間失格など、他も読んでみたい。

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    2009年10月04日
  • 斜陽

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    三島傾倒してた頃よんで先入観あった作品。後に自分が不倫のよなことした時に酔ってどっぷりとひたって読んで泣いたあたりは…恥といいつつ、感じた女性感は愛人太田静子の「斜陽日記」に手を入れただけか、と1度冷めました、男らしくない太宰作品でも際立った女性像を感じる事も納得できるかと。女性の新しい生き方、強さをデカダンと酔う男のみっともなさに際立ちます、とあるTVの影響で、主人公は「小川たまき」さんのイメージ…。一応目は通そう、というの1冊。

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    2009年10月04日