太宰治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
太宰治なら『人間失格』と『斜陽』だね、という太宰ファンを見つけたらそいつはモグリである。太宰の小説はかなり、笑っちゃうことばかり書いてある。彼は本物の道化なのだ。シリアスに太宰を読む人間はどうかしている。太宰という作家は、お笑芸人系の作家なのだ。どれもこれも一級品の道化心が散りばめられていて、彼の人生同様いい加減でもったりした話しぶりとドライヴ感により読者たちを引き込んでいく。すなわち、三島由紀夫ほどに、固定観念を押し付けてこない、優しい場所に読者を誘い込み隔離し幽閉するのが太宰流なのである。太宰にかぶれた憐れな少年少女たちは、太宰と自分をダブらせ、なんて人生は儚いんだろうねえ、なんて前髪をは
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Posted by ブクログ
この感想に論理も何もない、ほんとに感想を書きました。
第一の感想として、大学一年生の今の私にはまだ早かった。
ページはスルスル捲れる、面白いと思える、読みやすい文章、でも何かが分からない。すごく抽象的な感想に、言語化できていないなーって悔しさがある。
直治は孤立が嫌なため、酔った状態であっても人と付き合いたかったんだなーって、でも周りからはどうしようもない不条理から受け入れられなかったんだなーって。
ズレているかもだけれど、ドストエフスキーの『罪と罰』を思い出した。
直治もラスコーリニコフみたいに寄り添い続けてくれる人がいたら、自分自身の生きる自由を持てたのかな。
お母さんはともかくカッ -
Posted by ブクログ
初太宰。
予想よりも明るく、ホームドラマのような二編だった。
少年が10代に持つ理想と周りの同級生や大人と言う現実への葛藤とそれでも希望に満ちたエンド。
あれ太宰の小説って実はこんな傾向なの?と思ったら、解説によるとこの二編は戦前〜終戦直後に書かれ戦争という暗い時代を脱したあとの世界を皆で変えていくぞと言う希望に満ちた感じで描かれたものの、その後は日本の変わらなさ?に失望してゆきその後に書かれた小説は暗くなって行く…とみたいなことが書いてあった。
ただこの二編は太宰が若者の時に書いた小説ではなく30代にはいってから書かれたとのことで(昔書いたものの焼き直し小説だったり、元ネタとなる友人の日