太宰治のレビュー一覧

  • 斜陽

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    聖書や歴史上の芸術家やらの引用がたくさん出てきて難しかった。
    教養を身に付けてからもう一度読んでみたい。

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    2025年12月16日
  • 人間失格

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    おどけることで周りの人から可愛がられていた少年がどんどん堕落していく男の話しだった。自殺未遂したり、アル中になったり、薬物やったりとめちゃくちゃになっていく。何でこうなるかよくわからない。小難しいこと考えないで楽しく生きればいいのに。

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    2025年12月15日
  • パンドラの匣

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    ネタバレ

    ○正義と微笑
    純真な青年の内面を、日記形式で巧みに表現した作品。
    主人公(芹川進)の感情の動きをとても丁寧に綴っており、学生(こども)から社会人(おとな)になっていく過程での苦悩や葛藤が描かれる。
    拗らせた陰キャのような思考(自分は特別だと思っている)に、とても感情移入できた。
    春秋座で厳しい稽古に必死に食らいつき、どんどん活躍の場を広げていく中で、あれだけ尖っていた青年が、「己れ只一人智からんと欲するは大愚のみ」と悟る。社会の厳しさ、地に足をつけることの重要性を理解するラストの余韻が素晴らしい。
    序盤に出てくる黒田先生の勉強論は、幅広く教育現場で引用されるべき。(p.17)
    自分自身も死に物

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    2025年12月10日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    ネタバレ

    初めて日本を代表する小説家の本を読んだ。非常に興味深くて読んでて楽しかった、小説でこんなに夢中になれたことはなかった。
    途中までは貴族の、のんびりしてる話かと思ってたら
    なんだ 恋だの革命だの性欲だの思想だの ぐちゃぐちゃしていて、リアルな人間を言葉で表現しているなと感じた。希死念慮がある時に読まなくてよかった

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    2025年12月10日
  • 斜陽

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    戦後の没落貴族・かず子の絶望が詩的で淡々とした語り口に潜んでいながらも、真新しい人生を切り拓いていく彼女の強さがとても印象的だった。弟・直治の自壊的な生き方は著者自身の実体験も投影されているようでフィクションを超えた告白録然とした迫力がある。救いがなく重い。

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    2025年12月09日
  • 人間失格

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    あまり本を読んでいるところを見たことのない母の鞄の中にあったので、自分も読んでみようと思った。

    太宰治の自叙伝的な作品らしく、みんなを楽しませるためのものではなく、自分のために書いたもので、自分の内的事実を吐き出そうとしていると。

    人の闇の部分や現実から逃げたくなってしまいそうな弱い部分は誰にもあると思うが、ここまで多いと、普通の人間と思われなくなってしまう。

    読み始めた頃は、難しい表現や否定的な感情が多いし、文章が長くて、休憩する所がわからなくて馴染めなかったが、最後まで頑張って読み終えた。やっと解放されたような感覚。

    妻や子供たちにも読んでもらい感想を聞きたい。
    そして、忘れた頃に

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    2025年12月07日
  • 人間失格

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    題名が気になって見た。共感したり、確かにと思ったところがいくつもあった。

    個人的には酒、タバコとか色々経験してからもう一度読もうと思う。

    まだ子供だから難しいなと思った。

    読んでみたくなったら読んでいい。でも大人になってできることをやってから見た方がいい気がした。

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    2025年12月07日
  • きりぎりす(乙女の本棚)

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    久々の乙女の本棚シリーズ

    画家として成功した旦那様と離縁しようとする女性の独白作品。

    こんな人だったっけ。。。?って思ってしまった人と一緒にいるのって結構しんどいよね

    2025.11.30
    214

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    2025年11月30日
  • 斜陽

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    私には少し難しかったかもしれない。文豪の作品を触れる度に思う。そして再読させられる。それほど罪深くて奥深い。人間失格と同様、斜陽も太宰本人を写し出している人物で構成されている。故に、生々しい。滞在的二人称によりあたかも自分もその場にいるような、登場人物として作品を見ているような錯覚に陥る。太宰治の考え方は、やはりすごく悲しく虚しいと思う。ただ、その悲哀の中に人間の核心に迫る大部分がある。明るさだけを持つ人間なんていない、明るさを判断するには暗さが必要だ。暗さの中にこそ明るさはある。それは逆も然り。太宰は明るさの中の暗さを主張している気がするが、私は逆に暗さの中にも明るさがあると気付かされた。そ

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    2025年11月23日
  • 津軽(新潮文庫)

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    ネタバレ

    かなり集中して読まないと100%楽しむのは難しい。太宰治と行く!津軽探索、そして酒。といった感じの一冊。

    内心、小説らしい物語を期待していたから、少し残念な気持ちも無くはないが、全体的に面白かった。酒を求めて歩き回り、太宰治の故郷を作者自身の目で体感できたことは面白かった。

    ただ、自分が津軽に対してイメージする事が難しく、綺麗な風景や何もない長屋が並んだ村など、戦時中の津軽はこんな感じなんだと思いながら読んでいた為、感動も薄かったかもしれない。

    人に慣らされた景色、人の匂いのする景色。この表現はとても秀逸だ。どれだけ綺麗な場所であっても、観光客が押し寄せ、たくさんの人の目に晒されるほど、

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    2025年11月21日
  • 津軽(新潮文庫)

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    他所の家のお酒をこんなにも、、、とか思ってしまったけど、津軽へ行ってみたくなるし
    よく知って土地勘があるともっとこの作品を楽しめるんだろうなとしみじみ

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    2025年11月16日
  • ヴィヨンの妻

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    人の幸せの感じ方、文学などの作品の評価は、人によってそれぞれ違う。お酒を店で飲んで、お金を払えば喜ばれ、お金を払わなければ、やっかい者になる。そんな常識と非常識を疑う主人公は、非常識の行動をし生きていく。それを心地よく寄り添う奥さんの心は、主人公より満たされ、好き放題している主人公は実は苦悶して生きている。それは太宰治自身の心の中だったのかもしれない。よい作品だが好き嫌いがわかれると思う。

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    2025年11月15日
  • ろまん燈籠(新潮文庫)

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    表題作でもある"ろまん燈籠"は5人兄妹が順々に書き連ねて1つの物語を作る話だが、それぞれの個性が作品の中にも滲み出ている中でストーリーも良くできており作中のラプンツェルはまた別の作品として楽しめた。
    純文学に置いてはストーリーよりも表現を楽しむものだと感じていたがこの作品はストーリーとしても面白かったので他の太宰作品も読んで見たい。
    その他の話では"禁酒の心"で描かれる禁酒をしようと思ってもつい誘惑に負けてしまう気持ちや食べに来ているのか飲みに来ているのか分からなくなる気持ちに共感できた。
    "雪の夜の話"では短い話しながらも戦時中でも

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    2025年11月10日
  • 乙女の本棚3 葉桜と魔笛

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    ネタバレ

    まさに「乙女の本棚」という感じで、共感性羞恥というか、昔の自分の日記を読む気持ちというか、幾度となく照れてしまい、面映ゆい気持ちになってしまった。

    姉「思ったより2人の仲が醜く進んでいる!」
    妹「この手紙、お姉さんが書いたのね」
    妹「私、この手紙自分で書いたの」
    父「(口笛)」←全部聞かれていることがわかる

    とはいえ、自分の死を予感している妹と、その妹を思う姉の心は沁みた。姉は後年「物欲」が増していると語るが、この物欲とはなんだろう?

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    2025年11月04日
  • 斜陽

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    ネタバレ

    お転婆な娘であったかず子が上原に恋をし、子を孕んでいく。そんな中で段々とかず子が唯一本物の貴族であったおかあさまのような気高さを持っているように感じた。
    弟の遺書で最後には貴族として死んでいくところが良かった。
    しかし、やはり太宰治の作風はいまいち私と波長が合わない気がする。読解力が足りないのか。

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    2025年11月01日
  • 人間失格

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    ネタバレ

    段々と人間が堕落していく様がありありと描かれていた。
    が、自分にはいまいち刺さらずよくわからなかった。
    かなり前に読んだため、もう一度読めばさらに理解できるはず。もう一度読む必要あり。

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    2025年11月01日
  • 人間失格

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    80年近く前にこういった作品を書くひとがいたことに驚く。自己の内面に向き合い、悩み抜く。貧しく食べて生きることに必死だった時代にあって、作者の生まれに起因する悩みか。とにかく周囲の人間との境を意識し続けた点において、ひとの中にあることを望んだのであろう。怖くなるくらい人間を求めたのではないか。魅力的に映る。また曖昧にしておくことができない真摯なひとだと思う。自分は曖昧だらけだ。

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    2025年10月29日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    太宰の考える愛が見えた気がした。
    子供の時より大人になった方が自分の欲に忠実になる。ただそう見えないのは大人の方が自分を正当化出来るずるさを持っているから。

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    2025年10月28日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    ネタバレ

    正直あまりよく分からなかったというのが読み終えた後の率直な感想だ。父を亡くし、華族としての家が没落して行くなかで、病気がちな母と戦争帰りの弟とくらす主人公のかず子のそれぞれの心情の移り変わりが滑らかに描かれていたと思う。個人的には「人間は恋と革命のために生まれてきた。」というセリフが1番好きなセリフだ。人間の生というのをこんな短い言葉で言い表してしまうのが流石太宰治だなと感じた。

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    2025年10月24日
  • 人間失格

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    人間失格も、後に綴られている桜桃も人間なら誰でも感じたことのある感覚が語られている感じがある。
    人間失格は最初に語られていた写真の雰囲気と、その後手記で語られる生活とが読み進めるうちに一致していくのが面白い。「人間失格」という仰々しいタイトルではあるが手記の人物と共感できる部分がある。

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    2025年10月24日