太宰治のレビュー一覧

  • 人間失格

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    太宰治が自身について書き綴った、とあとがきにあったんだけど、だとしたら1番最後の「神様みたいな人でした」はどう捉えたらいいんだろう

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    2025年11月07日
  • 人間失格

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    初めて触れる太宰治作品
    昔特有の読みにくさはあるものの、
    序盤は、少し分かる部分も有り、
    太宰に勝手にリンクしたような気になり、
    書いてる姿すら想像して、
    妙な楽しみ方が出来た。

    中盤あたりから、
    これ、主人公のクズが太宰の表現と
    時折見せる鬼気迫る文章力で
    名作にされてるだけでは?と
    袋小路に入ってしまい、楽しめなくなった。

    最後に主人公の年齢を見て、
    「ええッ?」
    解説を読んで、
    太宰が主人公のモデルと知って
    「マジか。。」
    更に遺作と知って、
    「・・・」

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    2025年11月07日
  • 乙女の本棚3 葉桜と魔笛

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    ネタバレ

    まさに「乙女の本棚」という感じで、共感性羞恥というか、昔の自分の日記を読む気持ちというか、幾度となく照れてしまい、面映ゆい気持ちになってしまった。

    姉「思ったより2人の仲が醜く進んでいる!」
    妹「この手紙、お姉さんが書いたのね」
    妹「私、この手紙自分で書いたの」
    父「(口笛)」←全部聞かれていることがわかる

    とはいえ、自分の死を予感している妹と、その妹を思う姉の心は沁みた。姉は後年「物欲」が増していると語るが、この物欲とはなんだろう?

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    2025年11月04日
  • 斜陽

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    ネタバレ

    お転婆な娘であったかず子が上原に恋をし、子を孕んでいく。そんな中で段々とかず子が唯一本物の貴族であったおかあさまのような気高さを持っているように感じた。
    弟の遺書で最後には貴族として死んでいくところが良かった。
    しかし、やはり太宰治の作風はいまいち私と波長が合わない気がする。読解力が足りないのか。

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    2025年11月01日
  • 人間失格

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    ネタバレ

    段々と人間が堕落していく様がありありと描かれていた。
    が、自分にはいまいち刺さらずよくわからなかった。
    かなり前に読んだため、もう一度読めばさらに理解できるはず。もう一度読む必要あり。

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    2025年11月01日
  • 人間失格

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    80年近く前にこういった作品を書くひとがいたことに驚く。自己の内面に向き合い、悩み抜く。貧しく食べて生きることに必死だった時代にあって、作者の生まれに起因する悩みか。とにかく周囲の人間との境を意識し続けた点において、ひとの中にあることを望んだのであろう。怖くなるくらい人間を求めたのではないか。魅力的に映る。また曖昧にしておくことができない真摯なひとだと思う。自分は曖昧だらけだ。

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    2025年10月29日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    太宰の考える愛が見えた気がした。
    子供の時より大人になった方が自分の欲に忠実になる。ただそう見えないのは大人の方が自分を正当化出来るずるさを持っているから。

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    2025年10月28日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    ネタバレ

    正直あまりよく分からなかったというのが読み終えた後の率直な感想だ。父を亡くし、華族としての家が没落して行くなかで、病気がちな母と戦争帰りの弟とくらす主人公のかず子のそれぞれの心情の移り変わりが滑らかに描かれていたと思う。個人的には「人間は恋と革命のために生まれてきた。」というセリフが1番好きなセリフだ。人間の生というのをこんな短い言葉で言い表してしまうのが流石太宰治だなと感じた。

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    2025年10月24日
  • 人間失格

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    人間失格も、後に綴られている桜桃も人間なら誰でも感じたことのある感覚が語られている感じがある。
    人間失格は最初に語られていた写真の雰囲気と、その後手記で語られる生活とが読み進めるうちに一致していくのが面白い。「人間失格」という仰々しいタイトルではあるが手記の人物と共感できる部分がある。

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    2025年10月24日
  • 津軽(新潮文庫)

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    津軽の近代風土記。太宰の津軽回想録と冒険譚。

    太宰自身、本書を書く上で、津軽の歴史を勉強していることが窺え、資料の引用部分が冗長に感じるほど長く、頻繁にある。故に読みづらい箇所が多く、小説として読むにはかなり時間がかかるのではないかと思う。その部分は非常に面白くない。この部分は津軽に興味のある人でないと読めないのではないかと思う。太宰の回想部分や冒険譚で、ようやく太宰節が出てくるように感じがする。

    また、他の太宰の作品に比べて、本書の太宰の筆致はかなり明るい。(といっても相対的に明るいというだけではある。)太宰の精神状態は常に病んでいると思っていたが、比較的健康な状態で書いたことはすぐにわ

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    2025年10月23日
  • 斜陽

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    ネタバレ

    解説者の10代の頃と同じく「よく分からない」と思った。善とも悪ともはっきりできない人ばっかりなのが良かった

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    2025年10月23日
  • 人間失格

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    ネタバレ

    純粋無垢が汚れていく。PTSDよね?
    幼い頃から社会生活をきちんと教わっていたら。。
    汚い部分を見て、? 本音と建前?みたいなものが分からない。自分は周りとちがう?人の気持ちがわからない。道化を演じることで世を渡る。辛かったろうね。
    世の中がいやになるね
    もがいてこの世の果てに辿り着いたみたい。

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    2025年10月09日
  • ヴィヨンの妻

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    文体が流れるようで読みやすかった。
    内容が、私とあっていないのか、あまり共感?することはなかった。
    どう感じていいかよくわからなかった。、

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    2025年09月28日
  • ヴィヨンの妻

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    70年以上前に書かれた作品が今も多くの人に読まれていることが、ただただすごいことだと思う。
    太宰治の本名の津島修治が作中に出てくるのも楽しい。

    個人的には、「親友交歓」と表題作の「ヴィヨンの妻」がよかった。

    「親友交歓」は、実際にこんな図々しい同級生が訪ねてきたら絶対嫌だけれど、読んでいる分にはおもしろい。

    「ヴィヨンの妻」も、妻子がありながら借金までして飲み歩く夫は絶対嫌だけれど、奥さんのさっちゃんはたくましい。
    「男には、不幸だけがあるんです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです」という夫の言葉に、太宰本人の思いが重なっている気がして、切ない。


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    2025年09月27日
  • ヴィヨンの妻

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    短編が読みたくなって、なんとなく太宰の作品を初めて読みました。

    文章のリズムがよくて、作品によっては、詩を読んでいるような気持ちになりました。
    内容は、家庭を顧みないダメ夫が出てくる話が多いですが、視点がシニカルで、でもクスッと笑ってしまうような作品が多く、楽しめました。

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    2025年09月26日
  • きりぎりす(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    妻が売れっ子画家になってしまった夫に、別れの意を伝える話です。夫の反応や言葉の描写は一切無し。妻視点でしか、夫の事は分かりません。でも「いるよね、こういう人」とウンザリしたし、嫌になる気持ちに共感を覚えました。
    妻も世間知らずなのでは?別れて大丈夫なのか?と思わなくも無いけれど…。
    このあと2人はどうなったのでしょうか。何ともいえない余韻の残る作品でした。

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    2025年09月23日
  • パンドラの匣

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    太宰治の辛辣な親戚のルックスいじりや自由思想とは反抗精神であるなど、読むのに時間はかかったが面白い箇所は随所に溢れている。

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    2025年09月21日
  • 人間失格

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    人間をできる限り悪く、捻くれた見方で見た作品であると感じた。
    葉蔵の考えや人生観について多少共感できることもところもあったが、やはり全体としては理解できず。そもそも太宰としては理解されることを目的としてはおらず、遺書のつもりで書いたのだろうと感じた。一文が1ページ近くに渡ることがあるなど、勢いで書いていたことが感じられる。
    実生活で思うことがあり手に取ったが、読み終わってから「これよりはマシかな…?」と思い、少し気が楽になったのは読書経験として印象的だった。

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    2025年09月15日
  • 人間失格

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    私たち人間の本質が顕著に現れた作品だと思う。人の前で道化を演じて自分を欺き否定し、孤独を恐れ、居場所さえ見いだせない。人生を人間として上手く生きれなかった彼の遺書は、いつの時代にも通ずるものや受け取れるものはあると感じた。

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    2025年09月15日
  • 乙女の本棚3 葉桜と魔笛

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    乙女の本棚シリーズ。
    亡くなった母に代わり、家を取り仕切っている姉が、病を患い死期の近い妹と過ごした最後の時期を回想するお話です。
    姉妹愛があふれています。お互いを思いやる気持ち、姉の辛さや、妹の辛さ、それらがスッと胸に響いてきました。

    イラストも素晴らしく合っています。特に妹の手紙を盗み見た姉が想像したであろう、妹と2人で楽しく過ごしている様子のイラストは、生き生きして素敵でした。だからこそ、現実の辛さが刺さります。

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    2025年09月09日