太宰治のレビュー一覧

  • 斜陽

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    何年か前に、文学を読もうと思って買ったのに、読んでいなかった本。2年くらい前かな。

    09年3月19日15時2分26秒より更新


    直治の自殺の告白の遺書は、こころに出てくる先生の告白に似ている。

    辞書を見ながら読んだので時間はかかったが、読んでいていろいろ感じた。

    まず、お金について。お金がないと生きて行けないと思った。・・小説を今まで読んでこなかったので、こんな凡庸かつ的外れなことしかかけなくて情けない。

    直治の気持ちに少し共感を覚えながらも、自分もそうなるのではないかと思い怖くなった。


    太宰治昇天:

    これもとても興味深い。行き詰まりなどないのにそういう言葉で一括りにしてしまう新聞や人。

    短編とはいえ、一回ではよくわからない、感じ取りきれない。

    ただ、安住さんはこういう文学を読んできたからこそ、豊富な語彙や言葉遣いに対応ができるのだという風には思えた。

    女性は怖いなと感じた。そして、男性にとってはよくわからないところがあると思った。

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    2009年10月04日
  • 斜陽(まんがで読破)

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    原作は3回ほど読んだ気がします。
    冒頭のシーンで、お母様がスープを
    食べるところの描写が好きです。

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    2009年10月04日
  • 惜別(新潮文庫)

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    『右大臣実朝』と『惜別』の二篇を収録。

    『右大臣実朝』はなんか肌に合わず半分で断念。
    しかし、これを読んだらきっと実朝を好きになるに違いないと思った。

    『惜別』は魯迅と医師と藤野先生の話。

    「このように誰にも知られず人生の片隅において
    ひそかに不言実行せられている小善こそ、
    この世のまことの宝玉ではなかろうかと思った。」

    「文明というのは、生活様式をハイカラにする事ではありません。
    つねに眼がさめている事が、文明の本質です。
    偽善を勘で見抜く事です。
    この見抜く力を持っている人のことを、教養人と呼ぶのではないでしょうか。」

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    2015年11月12日
  • 斜陽

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    不器用な生き方しか知らず、時代に翻弄される貴族の一家の悲壮に満ちた物語。
    ポツダム宣言受諾、そして昭和天皇の人間宣言により、日本国民は旧来の倫理観の転換を余儀なくされました。中でも古い道徳の只中にあった貴族(皇族)の心の葛藤は、現在に生きる僕らの想像を絶するものであったに違いありません。
    最期まで貴族を貫くか。
    現実と向き合い戦うか。
    死か。
    どちらにせよ、辛い選択には変わりないのです。

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    2009年10月04日
  • 新ハムレット(新潮文庫)

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    奇抜な発想で現代風(!?)な心理描写を加え、構成されなおした「新ハムレット」。太宰はパロディが得意ですが、その中でもこの「新ハムレット」は最高峰じゃないかと。
    ユーモラスだけど現実的な登場人物の内面の動きが面白かった。
    ハムレットの悪口をハム母に言っちゃうオフィリヤとかね!

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    2009年10月04日
  • 斜陽

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    小学生の時分教科書で学んだメロスを除いて太宰作品とのファーストインプレッション。女が憬れる女を描写するのが巧いなーとほうほう唸りながら読んでいました。

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    2009年10月07日
  • 新撰クラシックス 人間失格 櫻桃 グッドバイ(小学館文庫)

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    前々から読んでみたかった『人間失格』。わざと面白い行動をとり、人を笑わせる。人に好かれることは知っていても、人を愛する能力はかけている。そんな主人公・大庭葉蔵。そういうところが他人に見破られるところが印象的。クラスメイトの竹一に、わざと尻餅をついたことがばれたとき、友達の堀木に、「世渡りの才能だけは、いつかはボロが出るからな。」と言われたとき。しかもしまいには、モルヒネ中毒。まさに、廃人。人間、失格。

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    2009年10月04日
  • 新ハムレット(新潮文庫)

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    治感爆発。欺瞞と猜疑。疑心暗鬼!再読したい。ハムレットは治の得意な青年の躁鬱病的な性質を書きたかったのだろうか。見ていてイライラするけど自分もこんな風なのかと思うと恥ずかしい。オフィーリアの少女特有な冷めた感じが好きです。原作とはまるっきり違うけど素晴らしき換骨堕胎

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    2009年10月04日
  • 津軽通信(新潮文庫)

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    2006. 10月頃 
    「津軽通信」の「雀」が、真実がどうあろうと僕はこれを実話だと信じる。これを太宰一人の手柄にするにはあまりに惜しい。

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    2009年10月04日
  • 走れメロス

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    走れメロスってこんな長かったっけなー。と本の厚みを見て思いましたが、短編集なのですね。
    文体が古いため、たどたどしく読んでました(笑)
    しっかし魅力的な方です太宰さん。
    もともと自伝を書く方だったんですね。
    絶対にギャグセン高いですこの人。
    そして走れメロス。感動です。
    主人公がくじけるシーンはリアル!!!
    人間失格を読んでみたいです。

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    2009年10月04日
  • 走れメロス

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    授業で習ったにもかかわらず覚えていなかったので読みました。友情は大事、でもときに悪魔のささやく誘惑に負けそうになる。そういうところに共感しました。

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    2010年07月30日
  • 斜陽

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    太宰の本をきちんと読んだのは初めてではなかろうか。思っていたよりも暗くなく、安心。女生徒、人間失格など、他も読んでみたい。

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    2009年10月04日
  • 斜陽

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    三島傾倒してた頃よんで先入観あった作品。後に自分が不倫のよなことした時に酔ってどっぷりとひたって読んで泣いたあたりは…恥といいつつ、感じた女性感は愛人太田静子の「斜陽日記」に手を入れただけか、と1度冷めました、男らしくない太宰作品でも際立った女性像を感じる事も納得できるかと。女性の新しい生き方、強さをデカダンと酔う男のみっともなさに際立ちます、とあるTVの影響で、主人公は「小川たまき」さんのイメージ…。一応目は通そう、というの1冊。

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    2009年10月04日
  • 晩年

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    太宰治なら『人間失格』と『斜陽』だね、という太宰ファンを見つけたらそいつはモグリである。太宰の小説はかなり、笑っちゃうことばかり書いてある。彼は本物の道化なのだ。シリアスに太宰を読む人間はどうかしている。太宰という作家は、お笑芸人系の作家なのだ。どれもこれも一級品の道化心が散りばめられていて、彼の人生同様いい加減でもったりした話しぶりとドライヴ感により読者たちを引き込んでいく。すなわち、三島由紀夫ほどに、固定観念を押し付けてこない、優しい場所に読者を誘い込み隔離し幽閉するのが太宰流なのである。太宰にかぶれた憐れな少年少女たちは、太宰と自分をダブらせ、なんて人生は儚いんだろうねえ、なんて前髪をはらっとさせつつ、咳のひとつでもしてみせて、その場限りの憂鬱を楽しむ。実際の太宰はかなり健康であった。新宿から三鷹など簡単に歩いていたらしいし、玉の井での女遊びも相当ハードに通ったらしい。これが、二言目にはキリストと言っていた男のすることだろうか。太宰は、いつまでも読者をナブリモノものにして遊ぶ。読者は否応無く玉の井の遊女たち以下に格下げされ、太宰さああんなんて言っちゃ、桃の花の散るのをみて悶絶する。嗚呼、莫迦らしいったらない。太宰の最高傑作は、実はデヴュー作である『晩年』であることはあまり有名ではない。この渇き切った文体、遺書として書かれた割にはあまりに意欲的な文章の羅列の裏に、太宰の悪魔的な野心が隠れきらずに、炎を噴き上げるのを見つけて、ついつい私は太宰さん、ワザ、ワザ、と言ってハニカンデしまうのである。道化師に一番してはいけないこととは知りつつも。

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    2009年10月04日
  • 人間失格

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    太宰治の代表作としてあまりにも有名な作品で、正直、読む前は少しとっつきにくい印象がありましたが、文章はとても読みやすく、すっと物語に入っていけたことに驚きました。

    一方で、描かれている葉蔵の人生はとても重いです。人に嫌われることを恐れ、人の顔色をうかがい、道化を演じながら周囲に合わせて生きていく姿には、読んでいて苦しくなるところもありました。それでも、ただ暗いだけではなく、人間の弱さや生きづらさが生々しく描かれているからこそ、目を離せない作品だったと思います。

    読み終えてからも、人間、失格。という言葉が頭に残りました。葉蔵は本当に人間失格だったのか、それとも人間らしく生きることができなかっただけなのか。そんなことを考えさせられる作品でした。

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    2026年09月30日
  • 人間失格

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    名著。
     時代を超えてもなお、読まれ継がれていく理由がわかる気がする!有名な冒頭一文から始まりその意味を巡って、太宰本人なのか葉蔵の人生が細かく描かれていく。

     明らかにダメ人間ではあるが、どこか現代を生きる人間にも当てはまるような、共感できるような部分が垣間見えて、だからこそ人によっては読んでて堪えるのだろう。
     おどけて見せたりして、その場しのぎの保身に走る姿にはどこか心打たれた。。。

    「人間失格」とは何をもって失格なのか?
    とても興味深い!

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    2026年09月30日
  • 桜桃

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    『人間失格』の延長線みたいな感覚で読めます。太宰治の人生を見ているようなストーリー、彼の弱さがわかります。

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    2026年09月30日
  • 晩年(新潮文庫)

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    処女短編集だが、遺書のつもりなので「晩年」。死後に残しておきたいと思ったであろう作品を集めたものだけあり、個々の作品は秀逸。小説の中に小説が出てきたり、作者の声が入っていたり、など不思議な味わいも。

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    2026年09月24日
  • ヴィヨンの妻

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    旧家由来の倫理と不埒な現実とのはざま。
    「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ」

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    2026年09月23日
  • 晩年(新潮文庫)

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    「自殺を前提にして、遺書のつもりで」書いた処女創作集。
    手法はともかく、『思い出』や『道化の華』といったテーマにどうしても惹かれてしまいます。これら『人間失格』に連なる「罪意識の告白」が人間存在を深く問うものだからでしょうか。

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    2026年09月23日