猿ヶ島(乙女の本棚)
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猿ヶ島(乙女の本棚)

1,980円 (税込)
990円 (税込) 12月18日まで

4pt

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人気シリーズ「乙女の本棚」第38弾は、文豪・太宰治×イラストレーター・すり餌のコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

ああ。この誘惑は真実に似ている。あるいは真実かも知れぬ。

おおきな海を渡った先は、深い霧に包まれた島だった。そこで私は同郷の者と出会い、ある決意をする。

太宰治の名作が、水墨画のような柔かな色合いの和風イラストで話題のイラストレーター・すり餌によって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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猿ヶ島(乙女の本棚) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太宰治文学忌、桜桃忌
    1935年 昭和10年の作品

    1896年ロンドン
    はるばると海を超えてこの島に着いた私
    不安の中島を巡り歩く
    島は孤島ではなく動物園らしき内側
    孤独〜不安〜島での安寧を知るも
    好奇の目はある、自由はない
    太宰治、まさかの叙述トリック

    すり餌さんの和風の色合いデザインが素敵

    0
    2025年06月19日

    Posted by ブクログ

    蒔絵のような挿絵が美しい…。
    短編にして画集としても楽しめるシリーズだけれど、これはさながら蒔絵の小箱。
    乙女の本棚シリーズは、買う前に一度他で読んでみるのだけれど、最初は最後の一文が良かった。
    購入後、より丹念に、挿絵を楽しみながら読むと、最初から様々な描写が丁寧で味わい深い。
    冒頭の霧深いという

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ。

    島の岩山を登る私。
    登った木の枝を折ると一匹の猿が話しかけてきた。

    猿が語る人間評が皮肉が効いていた。

    最後まで読むとおおっと唸ってしまった。

    すり餌さんのイラストがとても素敵だった。

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズの一冊。
    ショートショートといってもよい内容。この絵は思いっきりミスリードしているが、まあ本人の意識はこうなのだといえなくもない。達磨の絵はよくわからん。女の子の絵もどうなの。文中では男の子って書いてあるのに。これも何かの意図があるのだろうけど、それが何なのかがわからない。乙女には

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ。初めて知る作品でした。

    最初は島流しの話?はたまた主人公は精神を病んでいるのか?と思いながら読んでいきましたが、なるほど納得。
    和風のイラストと作品が合っていて、より味わい深く感じました。

    0
    2025年07月02日

    Posted by ブクログ

    はい好評につき(どこでよ?)第2回読まずにレビューーーー!
    ドンドンドンパフー

    ※読まずにレビューとは?カリスマレビュアーひまわりめろんさんが作者とタイトルと表紙のイラストから本の内容を推測し、レビューまで書いちゃうという
    乙女の本棚シリーズちょっと飽きてきたんじゃね?と思われかねない大胆企画でご

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

     乙女の本棚シリーズから、太宰治さんとすり餌さんのコラボ作品『猿ヶ島』です。すり餌さんのイラストは、初めてですが、なんともこの作品の作風にぴったりでした。何でもそうなんですけど、私、和の雰囲気好きなんですよねぇ~♪ついつい、自分の持ち物も和柄を探してしまいます。

     それは、さておきストーリーの方は

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ新刊、イラストレーターのすり餌さんはお初にお目にかかります。
    太宰治がこういう話も書いていたとは知らなかった。
    猿山に迷い込んでしまった男の話だと思いながら読み進めていたが、途中で明らかになる真実は叙述トリックのようで面白かった。

    ——「よせ、よせ。降りて来いよ。ここはいいところ

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さすが、途中で人間ではないなとは気づいたが、イラストと一体化した乙女の本棚ならではのトリックとなり読んでいて、イメージが絡まり楽しかった。
    最後はなるほど!これが題材なのねと感嘆⭐︎

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自由か安定か
    今の現代にも通ずるところがあると思った。
    私がもしこの猿だったら、週3回くらいは動物園にいて、それ以外は脱走したいかな。
    安定と自由両方バランスをとって生活していたいかも。今の自分の願いでもある。
    そのためには、まずは断捨離なのかな。

    それにしても、日本文学は最後に答え合わせがあって

    0
    2024年08月03日

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