太宰治のレビュー一覧

  • 斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

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    ここに収録された作品は、自身をモデル化し、体験を再構成させたものが多い。フィクションとノンフィクションの境界があやふやで、太宰もそれを狙っているかのようにメタ的な視点で眺めている。
    後世、太宰治の作品を読む時に、彼とオーバーラップさせて読まれることが多く、小説と実体の誤解が生じているのではないか、と思う。

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    2020年06月03日
  • 走れメロス

    購入済み

    子供の頃 、国語の授業で勉強した「走れメロス」
     当時は読書が苦手で読むのに悪戦苦闘したことをよく覚えている。
    太宰治シリーズは 結構大人向けの内容が多いので読むのに躊躇するが、この作品は、学校教育で出されるだけ合って、大人になってから読み返してみると読みやすかった。
    (ただ、「人間失格」は学校教育に持ってきていい内容かのちに疑った)

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    2020年04月26日
  • 人間失格 グッド・バイ 他一篇

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    ・名作と呼ばれる本が、こんな多くの人間に共感されるものが、こんな内容でよいのか、となんだか腑抜けした

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    2020年04月06日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    ネタバレ

    「女生徒」や「恥」は好き。
    自分のことを綴った話はいかにも太宰らしい。度々出てくる弟くんが、このあと若くして亡くなってしまうんだなあと思うと辛い。

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    2020年02月02日
  • 斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

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    蜷川実花監督の人間失格を観てから読みました。
    太宰治は初めてで普段小説を読まない私には解説が多く読み慣れず少し大変でしたが、それでも淡々と読むことができました。個人的には走れメロスが1番好きです。つづいてヴィヨンの妻かな〜。どんよりした物が好きではないので太宰は私には向いていないのかも‥笑
    死にたい死にたいが多くて天才って繊細で生き辛そうだなと思いました。


    世間とは個人じゃないか

    「世間というのは、君じゃないか」

    ー人間失格ー

    ここ共感しました。

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    2020年01月30日
  • 晩年 アニメカバー版

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    高校生の頃耽溺した太宰。最近、ビブリア古書堂の事件手帖で取り上げられていたので、また読む気になった。いゃ〜若い頃とは全く感じ方が違うのでびっくり。今となっては太宰の自意識の高さがむず痒い。

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    2020年01月25日
  • 斜陽(まんがで読破)

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    社会の急激な変化に振り回される女性の葛藤劇。
    セリフ回しがいちいち格好いいので太宰治がモテる理由が納得できた。

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    2020年01月04日
  • きりぎりす(新潮文庫)

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    クスッと笑えるものからちょっと考えさせられるものまで様々な物語が入った短編集。
    個人的には畜犬談、きりぎりす、風の便り、水仙、日の出前あたりが面白かった。
    太宰の作品は人間失格から入ったのでああいう系統の作家なのかと思っていろいろ読んでみたが読むたびにその引き出しの多さに驚かされる。
    それぞれが今の作家にはない面白さがあると思う。

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    2019年08月31日
  • 富嶽百景・走れメロス 他八篇

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    太宰治が短篇の名手であることはひろく知られているが、ここに収めた作品は、いずれも様々な題材を、それぞれ素材にふさわしい手法で描いていて、その手腕の確かさを今さらのように思い起こさせる。命を賭した友情と信頼の美しさを力強いタッチで描いた「走れメロス」をはじめ、戦前の作品10篇を集めた。

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    2019年06月27日
  • ろまん燈籠(新潮文庫)

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    小説好きの五人兄妹が順々に書きついでいく物語のなかに、五人の性格の違いを浮き彫りにするという立体的で野心的な構成をもった「ろまん燈籠」。太平洋戦争突入の日の高揚と虚無感が交錯した心情を、夫とそれを眺める妻との画面から定着させた「新郎」「十二月八日」。日本全体が滅亡に向かってつき進んでいるなかで、曇りない目で文学と生活と戦時下の庶民の姿を見つめた16編。

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    2019年06月27日
  • 津軽通信(新潮文庫)

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    疎開先の津軽の生家で書き綴られた、新しい自由な時代を迎えた心の躍動が脈うつ珠玉編『津軽通信』。原稿用紙十枚前後の枠のなかで、創作技巧の限りをつくそうと試みた中期の作品群『短篇集』。戦時下の諷刺小説『黄村先生言行録』シリーズ。各時期の連作作品を中心に据えて、それに戦後期の『未帰還の友に』『チャンス』『女神』『犯人』『酒の追憶』を加えて編集した、異色の一冊。

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    2019年06月27日
  • 新樹の言葉(新潮文庫)

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    麻薬中毒と自殺未遂の地獄の日々から立ち直ろうと懸命の努力を重ねていた時期の作品集。乳母の子供たちとの異郷での再会という、心温まる空想譚のなかに再生への祈りをこめた『新樹の言葉』。“男爵”と呼ばれる無垢な男と、昔その家の女中で今は大女優となっている女性との恋愛譚『花燭』。ほかに『懶惰の歌留多』『葉桜と魔笛』『火の鳥』『八十八夜』『老ハイデルベルヒ』など全15編。

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    2019年06月27日
  • 太宰治の手紙 返事は必ず必ず要りません

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    太宰治の書簡集。面白かったです。
    太宰治って優しくて弱くて駄目な人だったんだな、という思いを強くしましたが、でも彼が周りの人に愛されてたところもよく伝わってきます。
    高田英之助さんに宛てたお手紙がとても温かくて良いです。
    あと、駄目なままずるずる行ってたんだなと思いましたが、「これからはがんばる」みたいなお手紙も多くて、がんばる気持ちはあったのだなぁ。
    更に太宰治が好きになったので、これからも読んでいきます。
    表紙に使われている写真を見る度に、トリミングされてる坂口安吾を思ってしまって切ないです。。

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    2019年04月20日
  • 人間失格 2巻

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    その後の展開が気になって連続で3巻へ。 太宰の原書を初めて読んだときは、道化の葉蔵の部分にリンクするものがあったが、この漫画では何一つ葉蔵と相容れたくない気持ちでいっぱいだ。

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    2019年03月14日
  • 人間失格 グッド・バイ 他一篇

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    時間がなかったので、「グッドバイ」だけ読ませて頂きました。未完ですが面白かった。「人間失格」もざっと見た感じ面白そうだったので次回挑戦させて頂きたいと思います。

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    2019年02月09日
  • 人間失格 3巻(完)

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    20160429追記
    2016年4月28日に小説を読み返したのを機に、4月29日にマンガの方も読み返す。

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    2019年01月22日
  • 太宰治全集(8)

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    歌広場のハイボールみたいな1冊。ただひたす粗悪一直線な飲み物を、あそこまで飲んでヒーフー騒ぶことができるのは一体どうしてなのだろう。

    戦争が開けてすぐで作品ばかりだからなのかどうか知らないが、生粋のクズが8巻にはたくさん出てきた。その中には無論太宰も含まれており、以前の文集に見られたような、人と人が心を通わせてほっこりするような素敵な話はまるで皆無で、堕落した人間の性根腐りきったどうしようもなさ、そしてそれに振り回される心優しき人々の尊き苦悩が焼き付けらている。

    なかでも「親友交歓」に出てくる男は誰でもぶん殴りたくなるような逸材ではないか、ノンフィクションっぽいのがさらに救いようがない。事

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    2019年01月10日
  • グッド・バイ

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    こ、これは……。
    はにゅにゅう先生の漫画は「恋の門」以外いまひとつだったが、それらとはワンランク上の質。
    タジマをモチーフにしたタジマゲというズラシ、そしてタジマゲドンを視点人物に持ってこずドンデン返しを作る腕、など巧みすぎて原作?原案?を正しい仕方でアップデートしている。

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    2019年01月01日
  • 太宰治全集(6)

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    プチフールみたいな1冊。主に新訳諸国噺についてだけど、どれを取って食べても甘くて美味しい。「西鶴は世界で一ばん偉い作家である」と太宰が評するほどの名手、存分に堪能しました。

    なかでも
    「人魚の海」「赤い太鼓」「吉野山」かな。人魚の海のラスト一文かっこいいな。「此段、信ずる力の勝利を説く」か。単なる小噺かもしれないけど、とってもかっこいい。「赤い太鼓」のラストは素直に感心したし「吉野川」の主人公は清々しいほどのクズで笑ってしまった。素直に面白い。

    新訳諸国噺を抜くなら「佳日」も良かった。ちょっとイイ話。ここまで5巻ほど太宰治の全集を読んできたけど、扱う題材の豊富さと文章を書く卓越した技能(巻

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    2018年11月02日
  • 太宰治全集(2)

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    富嶽百景
    黄金風景
    葉桜と魔笛
    新樹の言葉
    愛と美について
    火の鳥

    なかでも新樹の言葉は涙ぐみそうになるほど良かった。人の優しさや温もりに触れる主人公の描写が目立った気がする。そしてそれは太宰治が真に欲していた生涯のエレメントではないのか。うーむ。続けて読んでみよう。

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    2018年09月05日