太宰治のレビュー一覧

  • 走れメロス 太宰治 名作選

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    やはり名作ですね!

    名作は友情が描かれる。今まで600冊?ほど読んできたから分かる暑さが有る!!!

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    2021年02月21日
  • 津軽

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    津軽風土記の執筆依頼を受けた太宰が、三週間かけて津軽半島(蟹のはさみの向かって左手)を一周し自身のルーツを辿ってきたという名紀行文です。
    生れた町である金木を、特徴もないのに気取った町、底の浅い見栄っ張りの町、と序章でしょっぱなから貶しているのも愛ゆえ。津軽のことなんてほとんど知らないと言っているが、その故郷愛は随所に感ぜられる。
    各地で旧友を訪ねてはへべれけになるまで酒をご馳走になっている姿は、まるで彼の書く小説の登場人物がそのまま抜け出してきたようでにやりとしちゃう。太宰は林檎酒でいいんですよなんて一応遠慮したりはしているが、それを見抜いて日本酒やビールを出してくれる友人たちは"朋あり遠方より来る、また楽しからずや"といったところか。
    旅の最後の最後で(曰く自制を楽しんで)、小泊に立ち寄り運動会を彷徨い歩いてかつての乳母・たけと再会するエピソードは感動した。素直で素朴な太宰が垣間みれました。

    私も年末年始はいつも帰省しているけれど、さすがに今年は断念。帰省の度にただ実家でごろごろだらだらして「田舎すぎて何もないわ〜帰ってきてもすることないわ〜」なんて愚痴りつつも、同級生と毎年のように会ってお酒を酌み交わして、本当そればっかりだけどでもそれがホッとするしなんやかんや楽しいんだよね。
    住む場所も環境もすっかり変わってしまったけれど、そうやって僅かでも実生活を離れて親元や友人と過ごす時間は今の私にとってなによりも懐かしくて大切なのだな。原風景だなと思う。
    うん、確かに今年はさみしかった。
    "命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。"

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    2021年02月11日
  • 太宰治全集(5)

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    日記形式の小説・・・「何も書くことがない」・・・それで済む・・・・
    まぁ最後は面白くなってきたので良しとしよう。
    コントのような物もあったりで・・・・
    ふと思う?太宰と石川啄木の議論をさせると面白かろうナッ

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    2020年12月22日
  • 富嶽百景・走れメロス 他八篇

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    ネタバレ

    この作品は「富士山」を中心に主人公の様々な心情から「富士山」への価値観を述べ、そこから生まれる主人公にとっての考え方、心情の変化から人間としての成長が「富士山」を通して見えてくる作品だと考える。
    この物語で主人公は、十五つにも及ぶ「富士山」に対しての心情や価値観を述べている。一つ目、最初の主人公の発言として客観的に「すらと高い山ではない 」これはある意味日本で一番高いとされている山に対しての「侮辱」とも言える言葉である。しかし、二つ目の発言ではこの富士山をあらゆる視点から見た時(十国峠)「高い」「完全のたのもしさ」があると富士山への価値観が一変にして変わったことがわかる。三つ目、東京での「アパートの窓から見る富士はくるしい」というように富士山が「苦しく」見えたそうだが、これは自分自身の「三年前の意外な事実を打ち明けられた」という自分自身の心情を富士山と共感しているような文であり、主人公は「富士山」に対して一心同体のような感性を持っているのではないかと考える。また、御坂峠で思いをあらたにする覚悟でみた富士山は「風呂屋のペンキ画」と本物の富士山を複製画と同じ扱いをしている。これも一つ目の侮辱のように富士山を貶しているように思えるが、ある意味では白のキャンパスに絵を描くという概念のように、絵のような富士山でも、これからの様々な人生の経験によって本物の富士山を目にすることができるように主人公は富士山と共に成長をするといった意思がここから感じとられるのではないかと考える。加えて、主人公が見る富士山は(御坂で浪漫派の友人と)「どうも俗だねえ」これは最後の甲府の安宿「酸漿に似ていた」との対比的比喩表現と考え、主人公の成長前と成長後の輝きを表し、ある時は、主人公は寛大な器だと富士山を見ながら自分自身を映しながら「いいねえ〜やっぱり偉い」や「富士がしたたるように青い」のように自分の鏡としてみていることがわかる。さらにまた、(御坂からの雪を降った富士山をみて)「御坂の富士もばかにはできない」や(ねるまえに)「『単一表現』の美しさなのかも知れない」と富士山の魅力について語っている。これは初めの「すらと高い山ではない」また「風呂屋のペンキ画」と言ったような表現と対照的であることがわかるが、これは先ほども言ったように主人公が、時が経つにつれて様々な人々と出会うことによって色んなものの見え方が変わっていったことがわかる。さらに主人公は、富士山を「大親分」と師弟関係のような表現が使われ、師弟の「弟」である主人公の「弟」イコール「若さ」が感じとられるような「少年の如く感奮」という感情を持てたこと、このような全てのことに関して、成長した主人公は「お世話になりました」と最後に富士山に感謝の気持ちを述べ、その返答のように富士山は「酸漿」のように朝焼けに照らされ輝き、人間の人生の通過点とも言えるような人間の成長としての輝き、そして成長したことによって本物の富士山を目にすることができたというものではないかと考える。
    このことから、主人公の富士山に映し出す心情は人間の人生そのものであり、この「人生の輝き」というものを日本一の山である壮大な「富士山」をバックテーマに描くことによって、人間の「人生」というものの「壮大さ」とを掛け、輝かしく美しい作品だということが言える。

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    2020年11月28日
  • お伽草紙(新潮文庫)

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    陰惨さや皮相的な面が表には出ず、とても終戦の前月に発表されたとは窺えない。読んでいて楽しい気分になる。2020.10.6

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    2020年10月06日
  • 人間失格 1巻

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    実際は電子本で最終まで終了。
    太宰の『人間失格』を現代に設定を移し、著者がネット上の独白を読み進める形になっている。

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    2020年07月25日
  • 太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ

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    人間失格がしぬほど性に合わなくて避けていた太宰。
    葉桜と魔笛に触れる機会があり、少し興味が湧いたので手に取りました。
    私は女性独白体で書かれたものが好きなのかも。男性が妙に演説を始めるものはつまらなかったけど、美しい兄たち・ろまん燈籠など、好ましく読めるものも多かったように思います。

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    2020年07月09日
  • 斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

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    ここに収録された作品は、自身をモデル化し、体験を再構成させたものが多い。フィクションとノンフィクションの境界があやふやで、太宰もそれを狙っているかのようにメタ的な視点で眺めている。
    後世、太宰治の作品を読む時に、彼とオーバーラップさせて読まれることが多く、小説と実体の誤解が生じているのではないか、と思う。

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    2020年06月03日
  • 走れメロス

    購入済み

    子供の頃 、国語の授業で勉強した「走れメロス」
     当時は読書が苦手で読むのに悪戦苦闘したことをよく覚えている。
    太宰治シリーズは 結構大人向けの内容が多いので読むのに躊躇するが、この作品は、学校教育で出されるだけ合って、大人になってから読み返してみると読みやすかった。
    (ただ、「人間失格」は学校教育に持ってきていい内容かのちに疑った)

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    2020年04月26日
  • 人間失格 グッド・バイ 他一篇

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    ・名作と呼ばれる本が、こんな多くの人間に共感されるものが、こんな内容でよいのか、となんだか腑抜けした

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    2020年04月06日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    ネタバレ

    「女生徒」や「恥」は好き。
    自分のことを綴った話はいかにも太宰らしい。度々出てくる弟くんが、このあと若くして亡くなってしまうんだなあと思うと辛い。

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    2020年02月02日
  • 斜陽 人間失格 桜桃 走れメロス 外七篇

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    蜷川実花監督の人間失格を観てから読みました。
    太宰治は初めてで普段小説を読まない私には解説が多く読み慣れず少し大変でしたが、それでも淡々と読むことができました。個人的には走れメロスが1番好きです。つづいてヴィヨンの妻かな〜。どんよりした物が好きではないので太宰は私には向いていないのかも‥笑
    死にたい死にたいが多くて天才って繊細で生き辛そうだなと思いました。


    世間とは個人じゃないか

    「世間というのは、君じゃないか」

    ー人間失格ー

    ここ共感しました。

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    2020年01月30日
  • 晩年 アニメカバー版

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    高校生の頃耽溺した太宰。最近、ビブリア古書堂の事件手帖で取り上げられていたので、また読む気になった。いゃ〜若い頃とは全く感じ方が違うのでびっくり。今となっては太宰の自意識の高さがむず痒い。

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    2020年01月25日
  • 斜陽(まんがで読破)

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    社会の急激な変化に振り回される女性の葛藤劇。
    セリフ回しがいちいち格好いいので太宰治がモテる理由が納得できた。

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    2020年01月04日
  • 富嶽百景・走れメロス 他八篇

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    太宰治が短篇の名手であることはひろく知られているが、ここに収めた作品は、いずれも様々な題材を、それぞれ素材にふさわしい手法で描いていて、その手腕の確かさを今さらのように思い起こさせる。命を賭した友情と信頼の美しさを力強いタッチで描いた「走れメロス」をはじめ、戦前の作品10篇を集めた。

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    2019年06月27日
  • ろまん燈籠(新潮文庫)

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    小説好きの五人兄妹が順々に書きついでいく物語のなかに、五人の性格の違いを浮き彫りにするという立体的で野心的な構成をもった「ろまん燈籠」。太平洋戦争突入の日の高揚と虚無感が交錯した心情を、夫とそれを眺める妻との画面から定着させた「新郎」「十二月八日」。日本全体が滅亡に向かってつき進んでいるなかで、曇りない目で文学と生活と戦時下の庶民の姿を見つめた16編。

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    2019年06月27日
  • 津軽通信(新潮文庫)

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    疎開先の津軽の生家で書き綴られた、新しい自由な時代を迎えた心の躍動が脈うつ珠玉編『津軽通信』。原稿用紙十枚前後の枠のなかで、創作技巧の限りをつくそうと試みた中期の作品群『短篇集』。戦時下の諷刺小説『黄村先生言行録』シリーズ。各時期の連作作品を中心に据えて、それに戦後期の『未帰還の友に』『チャンス』『女神』『犯人』『酒の追憶』を加えて編集した、異色の一冊。

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    2019年06月27日
  • 新樹の言葉(新潮文庫)

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    麻薬中毒と自殺未遂の地獄の日々から立ち直ろうと懸命の努力を重ねていた時期の作品集。乳母の子供たちとの異郷での再会という、心温まる空想譚のなかに再生への祈りをこめた『新樹の言葉』。“男爵”と呼ばれる無垢な男と、昔その家の女中で今は大女優となっている女性との恋愛譚『花燭』。ほかに『懶惰の歌留多』『葉桜と魔笛』『火の鳥』『八十八夜』『老ハイデルベルヒ』など全15編。

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    2019年06月27日
  • 太宰治の手紙 返事は必ず必ず要りません

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    太宰治の書簡集。面白かったです。
    太宰治って優しくて弱くて駄目な人だったんだな、という思いを強くしましたが、でも彼が周りの人に愛されてたところもよく伝わってきます。
    高田英之助さんに宛てたお手紙がとても温かくて良いです。
    あと、駄目なままずるずる行ってたんだなと思いましたが、「これからはがんばる」みたいなお手紙も多くて、がんばる気持ちはあったのだなぁ。
    更に太宰治が好きになったので、これからも読んでいきます。
    表紙に使われている写真を見る度に、トリミングされてる坂口安吾を思ってしまって切ないです。。

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    2019年04月20日
  • 人間失格 2巻

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    その後の展開が気になって連続で3巻へ。 太宰の原書を初めて読んだときは、道化の葉蔵の部分にリンクするものがあったが、この漫画では何一つ葉蔵と相容れたくない気持ちでいっぱいだ。

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    2019年03月14日