あらすじ
≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信!通常表紙版と内容が同じ商品です。ご注意ください。≫自殺を前提に遺書のつもりで名付けた、第一創作集。”撰ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり”というヴェルレエヌのエピグラフで始まる「葉」、少年時代を感受性豊かに描いた「思い出」など15篇。<「文豪ストレイドッグス」シリーズとは>中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、横浜を舞台に「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクション。
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Posted by ブクログ
読めたことが誇らしくて仕方がないというような気持ちになっている。
三浦哲郎はこの小説を読んで文学の道へとすすみはじめる。たしかに冒頭の「葉」からしてうわああってなったなあ。好きな人のルーツを追っていくというのはいいことなんだ、やっぱり。
「道化の華」はもう一回読む。メモ。
Posted by ブクログ
「道化の華」が私は一番好きですかね。
下手に何も言わない方が良さそう、
誰でも一読はするべきなのではないでしょうかという印象の一冊。
好きとか嫌いとかじゃなくって(私はこの一冊をそこまで好きと思わない)読まざるを得なくなってしまう感覚でしょうか。
読者がそれぞれの物語の渦中に引き込まれてしまうような、そんなでした。
Posted by ブクログ
今さら説明しなくても誰もが知っている太宰治の第一創作集。「葉」、「思い出」、「魚服記」、「列車」、「地球図」、「猿ヶ島」、「雀こ」、「道化の華」、「猿面冠者」、「逆行」、「彼は昔の彼ならず」、「ロマネスク」、「玩具」、「陰火」、「めくら草紙」の短編15編から成っており、大半は太宰が23〜24歳の頃に書かれた作品です。
多彩な実験的手法のオンパレードで、デビュー作にして、その後の太宰作品のエッセンシャルがつまりまくっています。
Posted by ブクログ
なんだかよく分からない
背中がムズムズするし、笑える
なのに、ふと寂しさみたいなものが染み込んでくる
そんなこんなで太宰治がかなり好きになっちゃった気がする
Posted by ブクログ
初期の太宰治作品で、その多くが太宰自身の実体験に基づいて書かれた小説。作中に、小説を書いた際の心情や苦悩などが詰まっており、太宰がどんな思いで綴ったのかを文章から想像できる。
Posted by ブクログ
高校生の頃耽溺した太宰。最近、ビブリア古書堂の事件手帖で取り上げられていたので、また読む気になった。いゃ〜若い頃とは全く感じ方が違うのでびっくり。今となっては太宰の自意識の高さがむず痒い。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」。ヴェルレエヌの詩で始まる「葉」、名家の六男に生まれ、乳母の手で甘やかに育てられた幼少期、伸びやかな少年期を、子供特有の自意識や狡さを交え描いた自伝的作品「思い出」、自らだけ助かった心中事件に材を得、その後過ごした療養所を舞台に描いた「道化の華」など、24~27歳にかけて発表した15篇を収録。遺著のつもりで『晩年』と名付けた、第一創作集。
【感想】