富嶽百景・女生徒 他六篇

富嶽百景・女生徒 他六篇

935円 (税込)

4pt

3.8

「富士には月見草がよく似合う」――表題作「富嶽百景」ほか,昭和12~15年発表の8篇を収める.新たな文体〈女がたり〉を用いた「燈籠」や「女生徒」「葉桜と魔笛」,森鴎外の翻訳を用いて創作の舞台裏を明かす「女の決闘」など,『晩年』刊行後のスランプを克服し,〈再生〉へと向かっていくエネルギーを感じさせる.

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富嶽百景・女生徒 他六篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太宰治って、イケメンでモテたけど仕事はさぼりがちで浪費ぐせのある、ダメ男だったんだろうな。本作品とは関係ないけれど。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    友達から「女生徒」をすすめられたので読んでみた。太宰治さんってこんな話を書く人だったんだ。「畜犬談」とか「皮膚と心」とか、かわいい話でびっくりしてしまった。他の話も読みたくなりました!

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    太宰治ってこんな人だったの?すごいこんな明るい短編あるんだ!とびっくりしてしまった。
    「女生徒」は文章が本当に少女が書いたかのようにみずみずしい内容で、一緒にすごしているかのように楽しむことができた。

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【女生徒】
    眼をさますときの気持ちで始まって、眠りに落ちるときの気持で終わっている。朝はくたくたで厭世的で後悔に満ちているけど、夜は客観的に遠くから自分を俯瞰して、冷静になっている感じがする。「幸福は一夜おくれて来る」という言葉に、厭世的な朝の気持ちと、希望を持ちたいと思っている夜の気持ちが、集約さ

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女生徒は太宰が女性となって本人の語り口で話を進めていく。もっと何かのイベントがあっても良かったようにおもうのだから。

    0
    2025年06月18日

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