梨木香歩のレビュー一覧

  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    理解できるところと理解できないところが極端にわかれた。
    合間に挟まる「かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話」がなんなのか考えるのが楽しかった。
    5年後くらいにまた読んでみたい。

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    2026年01月04日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    植物や動物、人に対する細やかな視線がそんなに厚くない一冊にしっかりと詰まっている。
    裏庭、を再読したくなった。近づき過ぎず遠ざからない。ゆるやかにつながる。

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    2025年12月29日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    最初は面白かったけど途中からよくわからず、読み飛ばしてしまった。うーん、今は頭が足りないみたいなので、また読み返してみたい。

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    2025年12月25日
  • f 植物園の巣穴

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    独特の世界観に心が折れかけたけれど、最後まで読んでよかった。

    過去と向き合うことは苦しいこともあるけれど
    おかげで前に進むことができる。
    そういうこともある。

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    2025年12月22日
  • 家守綺譚 上

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    近藤ようこの美しい絵で描かれる不思議が当たり前のような世界のお話。

    梨木香歩を読んだことがないのですが、坂田靖子の作品にテーマやモチーフが似てるな、と思い出したりしました。よく分からない不条理なものがただそこにあり、それをそのままに受け入れる主人公のさまが心地よかったです。

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    2025年12月18日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    ネタバレ

    ・人の運命っていろんな伏線で織りなされて行くものなんでしょうね

    ・何が幸せかっていうことは、人によって違いますから。

    ・精神力をきたえるためにはきたえるためには、まず早寝早起き。食事をしっかりとり、よく運動し、規則正しい生活をする

    ・女子の付き合いって独特なんだよね。
    →本当によくわかる。私も小学校3・4年の頃、中学校、高校1年の時はなんだかちょっと苦しかったような気もする。

    ・自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありません。
    シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。

    ・子どもは自分でも気づかずに、さりげなく思

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    2025年12月05日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伝えたいことはなんとなくわかった気がするが、全体的に自分の心の大事なところには響かなかった印象。
    ファンタジーだけど少年少女がワクワクするような描写がさほど多くなかったような…あんまりカラフルな印象を受けない作品世界の描写だったし、展開が悪い意味で唐突感がありストーリーがぼんやりした印象がある。スナッフは突然殺されるし終盤いきなり新キャラが照美ちゃんについてくるし…。ソレデとカラダがおじいちゃんなのはなぜ…?おじいちゃんに影響を受けている裏庭世界の登場人物ならせめて土を耕すようなキャラにならないのか…?私が安直なのかもしれない。

    読んでる間、登場人物に対して心が寄り添うことが少なかったからそ

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    2025年11月25日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    バーンズ屋敷風の大きなお屋敷が実家の近くにあって入ったことがある
    巨大なフサフサの生き物が目の前を横切って消えていったあれは、今思えばなんだったのだろうか、メインクーンの進化系?!

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    2025年11月16日
  • 本からはじまる物語

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    好きな恩田陸さんが入っていたので思わず読んでみた。短いながらほっこりする感じのものが多くてよかった。

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    2025年11月13日
  • 本からはじまる物語

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    作品紹介・あらすじ

    1話5分でわくわくできる、本にまつわる18のストーリー。

    森を飛びかう絵本をつかまえる狩人、ほしい本をすぐにそろえてくれる不思議な本屋、祖父がゆっくり本を読む理由、書店のバックヤードに隠された秘密……。
    青春、恋愛、時代小説から、ミステリにファンタジーまで、「本」と「本屋」をテーマに豪華執筆陣18名が集結! 本の世界の奥深さが短いお話の中にたっぷり詰まっています。1話5分でわくわくできてどこから読んでも面白い、本にまつわるショートショート・アンソロジー。

    *****

    本にまつわるショートショート18編を集めた短編集。
    僕は梨木果歩さんの作品目当てで購入。
    ホロリとさ

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    2025年10月05日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    表紙が素敵で手に取った。
    英国の女性と拾われたスズメとの暮らしの記録
    人とスズメも心を通わせることができる。

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    2025年10月06日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    一つ一つの話がとても短く、ストーリー性はあまりない。
    不思議な世界観で、爽やかな雰囲気の話が多い。

    最後の主人公の随筆は古典的な文体で読みにくく、意味を十分に把握できなかったが、本編自体は難しくない。

    ただ、全体的に自分とは相性の問題もあり、あまり好んで読むタイプの作品ではなかった。

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    2025年09月27日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    (備忘)売れない作家の主人公の周りで起きる日々の不思議な出来事(奇譚)を、こんな事はさも当然ですよと言わんばかりのタッチで淡々と描かれる短編集。幻想的であり現実的でもある不思議な世界観が堪らない。様々な価値観で押し潰されそうになる昨今の生きづらい世界において、どんな事でもありのまま受け入れる姿勢は大事だよなあとしみじみ感じました。

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    2025年09月16日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    『西の魔女が死んだ』を読む前に文章の雰囲気を知るために購入。最初から伏線が散りばめられていて最後にかけて拾っていく構成が良かったです

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    2025年09月12日
  • エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦―(新潮文庫)

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    梨木さんが、エストニアへ行った時の出来事をつづったエッセイ。現代社会から取り残されたような、ゆったりとした時間の流れるエストニアの情景にとても憧れる。
    古いホテルでのちょっと怖い話や、「風」をゼリーにする感性がとても美しい。これらの出来事が梨木さんの作品に影響を与えているんだと随所にみられて、これだけで一つの作品になっているようです。

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    2025年08月30日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    おばあちゃんと娘の二つの話がスイッチする。おばあちゃんの時はやや文が読みづらいがそれもまた良し。熱帯魚を飼いたくなるような、躊躇うような。聴こえないのに水の音がしてくるそんな心地よい小説。

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    2025年08月25日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    綿貫、旅に出る。ゴローを探すために鈴鹿の山中へ足を運ぶ。そこはそれ、うかつな綿貫故の不思議な出会いの数々。人なのか、人ならざるものなのか。夢か現か。そして、やっぱりうかつな綿貫が騒動の原因の一因である。ゴローが鈴鹿の山中を走り回っているのは、綿貫のせいなのか、ゴローの生まれ持った責任感か。神出鬼没の高堂のぶっきらぼうな一言が、厳しくも優しくも聞こえる。旅をすることは自分と向き合うことでもあり、知見を広めることであり、己の無知を自覚することでもある。どこへ行こうとも綿貫は綿貫なのがよい。

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    2025年08月24日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    梨木さんのエッセイ。身の回りの自然の事や、人との事、梨木さんの人柄がよくわかる暖かいエッセイ。
    「西の魔女が死んだ」の頃の、作品のヒントになるような話が良かった。大きな自然中に身をゆだねているような心地よさがある。
    個人的に「アクのこと」が気に入っている。「アク」があるから味わいが深くなるし、人の心にも「アク」がある。完璧じゃつまらないってこと。

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    2025年08月15日
  • やがて満ちてくる光の(新潮文庫)

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    とにかくタイトルと表紙が好み
    南米旅行とイギリス旅行に持って行って読んだけど、やっぱりエッセイと旅は相性が良い
    知識がある、ということは、ある景色の解像度を高めることに繋がるんだなと改めて思った

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    2025年08月13日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    情景を脳内に描かせる表現が巧みな本だった。
    小学校高学年の多感な時期の少女が不登校になり祖母の田舎で暫く暮らす。
    おばあちゃんが孫に伝える言葉。
    「いちばん大切なのは意思の力。自分で決める力、決めたことをやり遂げる力。その力が強くなれば悪魔も簡単にはとりつきませんよ」
    「上等の魔女は外からの刺激には決して動揺しません」「ただこうべを高くあげて」

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    2025年08月07日