梨木香歩のレビュー一覧

  • りかさん

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    皆が持っているリカちゃん人形が欲しかったのに…おばあちゃんにほしいものを聞かれて答えたら、おばあちゃんは自分が大事にしているりかさんを欲しがっていると勘違い。でも、人形の気持ちがわかることで、ようこはりかさんと強くつながっていく。人形が愛されるために存在することを考えさせられる本だった。

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    2012年10月01日
  • f 植物園の巣穴

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    ネタバレ

    たくさんの植物が散りばめられた、植物好き的にも美味しい一冊。
    珍しく男性が主人公で、漱石ら辺の時代を思い起こすような硬質な文体。
    それなのにふわふわと夢を見ているような物語でした。

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    2025年05月28日
  • からくりからくさ(新潮文庫)

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    人形のりかさんを含め登場人物の動きがいい。
    それぞれ性格も違うのに、ツナガリが深いのは解説にもあるように「手作業」にヒントがある?
    染色や織物に関する記述も興味深い。

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    2021年02月20日
  • りかさん

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    「リカちゃん人形がほしい!」って言ったら、おばあちゃんが市松人形の「りかさん」を送ってきた・・・。
    うーん、それは予想の斜め上をいかれた。

    そんな児童小説かと思いきや、どっこい大人が考えさせられるお話でした。
    あんまり人に本を薦めたりはしないんだけど、これはお勧めの1冊だと思います。

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    2010年05月03日
  • りかさん

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    『からくりからくさ』以前のお話。
    ぜひ併せて読んでいただきたい。
    児童書だといって侮るなかれ。

    リカちゃん人形をおばあちゃんにおねだりしたようこであったが、
    彼女の手元に届いたのは、市松人形の「りかさん」だった。
    はじめはショックを隠しきれなかったようこも
    次第にりかさんと心を通わすようになり、
    同時に人形の声を聞くことができるようになった。
    そしてようこは、自分や登美子の家に伝わる人形たちの深い歴史を旅する。

    かつて私も、スリーピング・アイを持った
    ジェニーちゃんという名のドールを持っていました。
    だのに私は彼女がいつ我が家からいなくなったのかも忘れてしまった…。
    もっと大切にすれば良か

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    2010年03月11日
  • りかさん

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    文字の大きさからして児童向きだけど…字が小さいほうがいい人は文庫版をどうぞ。今度から人形を見る目が変わります。

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    2009年10月04日
  • りかさん

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    「からくりからくさ」の主人公である蓉子がりかさんを祖母である麻から受け取り、子供ながらに人形の抱える念とその念に惑わされる人の業を学んでゆくという話である。漢字にルビが振ってあるところを見ると、対象にしているのは主人公である、ようこ、と同じ位の年頃、ようやく一人でバスに乗れるようになった位、の子供のようである。しかし、これは決して児童文学にありがちな一層のみお話しではなくて、むしろ「からくりからくさ」の番外編として多層的に読んで面白いものだと思う。「からくりからくさ」はミステリー風の異次元物語という調子の話で、本の中で一応の解決を見てはいるけれども、多くは語られていない謎も沢山あり、そのことが

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    2009年10月07日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    昔から評価が高く、ずっと気になっていた本。
    おばあちゃんの生き様がかっこよかった。
    けれど、まいの幼い感覚が主観となって話が進んでいくので、個人的には少し物足りなかった。前評価が高かっただけに少し残念。児童文学なので、子どもの頃に読んでおけば良かったと思う。

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    2026年05月17日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    子どもの時から聞いたことはあるけれど、タイトルにびびってしまい読めていなかった本。おすすめされて読みました。

     大人になってなんとなく人とうまくいく付き合い方(私も学校の休み時間が苦痛だった)を知り、なんとなく自分で責任を取ることを自覚し、なんとなく死についての向き合い方を知り…。何も知らなかった、休み時間が苦痛だった時に読んでいたらどう感じたのかなと思った。大人になってから読んだのであまり心にダイレクトに響いてはこなかったけれど、最後の西の魔女が亡くなり、東の魔女へのメッセージを読むシーンでは少しウルっときてしまった。

     きっとその人によって読むべきベストなタイミングがある物語や話が時々

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    2026年05月12日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    記録系の本を初めて読んだ。
    表紙のスズメが可愛いというだけで買ったが、読めて良かった。

    読んでても本の内容に没頭というよりは「スズメ可愛いなー」って思うことが多く読んでて温かい気持ちになった。

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    2026年05月09日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    絵本的な小説だった。花や動物が好感を持って描写されていて、美しい庭や畑を体感しながら読めた。筋書きに沿って話を展開していて、読書体験としての心地よさと、意外性のない小規模さを両方感じた。

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    2026年05月04日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    著名な作品なので張り切って読んでみたが、何を伝えたいのか最後までよく分からなかった。

    読書に解釈を丸投げするような小説は自分には合わないな、と感じた。

    おばあちゃんのお家の描写は素敵で、いつかそんなところであのような暮らしをしてみたいとは思った。

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    2026年05月03日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    面白かったけどすごく読書感想文向けで無難さ?がある感じ
    中学生〜20歳すぎくらいまでに読みたかったかな
    解説がもう25年ほど前のものなので今書かれた解説も読んでみたかったかも
    文庫には後日譚のようなお話が収録されていました

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    2026年05月02日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    何か勝手にもっと魔女の話が多いのかと思ってた。おばあちゃんが亡くなったシーンはショックというか悲しかった。まいとおばあちゃんの最後のやりとりも、まいの気持ちがすごく分かるから何とも言えなかった。だからリアルなのかな。1番スッキリするのは、2人の誤解が解けて、ゲンジさんがどういう人物なのか分かることだったけどそうじゃない。結局ゲンジさんがどういう人なのかも分からなかったし、まいがおばあちゃんにもらった土地も将来どう活躍することになるのかが分からなかった。伏線かと思いきや全然そうじゃなくて、微妙にスッキリしなかった。おばあちゃんの雰囲気はあたたかくて良かったけど。

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    2026年05月01日
  • 家守綺譚 下

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    明治時代、小説家志望の青年が亡き友人の家守をしながら暮らす。その中で河童や狸、木や花、友人などが登場し不思議な世界が静かに繰り広げられる。素朴な中にも小さな驚きや幸せがたくさん詰まった作品。

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    2026年03月29日
  • ブランコ

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     ドイツ生まれの絵本作家ブリッタ・テッケントラップの作品について、だいぶ前に読んだ「おなじそらのしたで」もそうだったけれど、老若男女問わず、誰の心にも響くような普遍性を帯びた作品を描くイメージがあり、それは本書も同様なんですね。

     ブランコって、何故いくつになっても見つけると乗りたくなるのかという謎はともかく、ここで登場するそれは海の見える景観も抜群な丘の上にあって、そこを訪れる様々な人間模様を様々な季節や時間、状況を通して描くことによって、ここで登場するブランコが如何に皆から愛されていて、気のおけない友人のように人間や動物たちの心の支えになっているのかということを実感でき、それが正に皆にと

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    2026年03月13日
  • エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦―(新潮文庫)

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    ◼️ 梨木香歩「エストニア紀行」

    バルト海に面した北の国。読んで字の如く、だけど、やっぱり梨木香歩さんしてます。

    バルト三国、リトアニア、ラトビア、エストニア。ゴルバチョフが打ち出したペレストロイカのもと独立の機運が高まり1991年にソ連から独立を果たした。ちょうど学生時期で新聞によく載っていたので、なぜか南からの順番で覚えた。

    今回の舞台は北の果て・・梨木香歩は最初は首都・タリンで昔の地下通路などを訪ねる。まさに紀行ものらしい。建物や人の機微を心中よく捉えている。

    バルト三国最北の国、というのは知ってた。でもさすがになじみのない国、タリンではもう一つ想像しにくいな、と感じたが、北部、

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    2026年03月08日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    この世界でのリクツにやや振り回されてしまったけれど、ファンタジーのおもしろさやうつくしさはそのややこしいところにも宿るよなあ、とも思う。

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    2026年02月07日
  • からくりからくさ(新潮文庫)

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    植物の知識が無いのと、人物の名前・関係が覚えきれなかったせいで、凄く面白そうな小説なのに楽しみきれなかった。

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    2026年01月27日
  • 鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

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    地名を糸口にその土地の歴史や物語に思いを馳せる本。知っているところ、聞いたことのある地名の項は興味深く読んだ。

    一気に読むというより、家のどこかに置いておいて、時々開いて気になったところを読む、という読み方が向いていると思う。

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    2026年01月14日