梨木香歩のレビュー一覧

  • 渡りの足跡(新潮文庫)

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    渡り鳥や自然にまつわるエッセイ。
    自然に分け入っていく楽しみが伝わってくる。
    章の最後の丁寧な鳥の解説も、わくわくしながら読み入りました。

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    2013年04月11日
  • 渡りの足跡(新潮文庫)

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    ネイチャーライティング。
    しっかりと根付いたものがなければ、渡ってはゆけない。生きることの厳しさ、だけれども超えてゆかねばならない道。
    静かな中にも熱い火が点り、著者の伝えたいことが感情の波が押し寄せてくるようなエッセイ。なかなかに辛辣でまた違った一面を見る。

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    2013年04月08日
  • りかさん

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    皆が持っているリカちゃん人形が欲しかったのに…おばあちゃんにほしいものを聞かれて答えたら、おばあちゃんは自分が大事にしているりかさんを欲しがっていると勘違い。でも、人形の気持ちがわかることで、ようこはりかさんと強くつながっていく。人形が愛されるために存在することを考えさせられる本だった。

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    2012年10月01日
  • f 植物園の巣穴

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    たくさんの植物が散りばめられた、植物好き的にも美味しい一冊。
    珍しく男性が主人公で、漱石ら辺の時代を思い起こすような硬質な文体。
    それなのにふわふわと夢を見ているような物語でした。

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    2025年05月28日
  • からくりからくさ(新潮文庫)

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    人形のりかさんを含め登場人物の動きがいい。
    それぞれ性格も違うのに、ツナガリが深いのは解説にもあるように「手作業」にヒントがある?
    染色や織物に関する記述も興味深い。

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    2021年02月20日
  • りかさん

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    「リカちゃん人形がほしい!」って言ったら、おばあちゃんが市松人形の「りかさん」を送ってきた・・・。
    うーん、それは予想の斜め上をいかれた。

    そんな児童小説かと思いきや、どっこい大人が考えさせられるお話でした。
    あんまり人に本を薦めたりはしないんだけど、これはお勧めの1冊だと思います。

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    2010年05月03日
  • りかさん

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    『からくりからくさ』以前のお話。
    ぜひ併せて読んでいただきたい。
    児童書だといって侮るなかれ。

    リカちゃん人形をおばあちゃんにおねだりしたようこであったが、
    彼女の手元に届いたのは、市松人形の「りかさん」だった。
    はじめはショックを隠しきれなかったようこも
    次第にりかさんと心を通わすようになり、
    同時に人形の声を聞くことができるようになった。
    そしてようこは、自分や登美子の家に伝わる人形たちの深い歴史を旅する。

    かつて私も、スリーピング・アイを持った
    ジェニーちゃんという名のドールを持っていました。
    だのに私は彼女がいつ我が家からいなくなったのかも忘れてしまった…。
    もっと大切にすれば良か

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    2010年03月11日
  • りかさん

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    文字の大きさからして児童向きだけど…字が小さいほうがいい人は文庫版をどうぞ。今度から人形を見る目が変わります。

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    2009年10月04日
  • りかさん

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    「からくりからくさ」の主人公である蓉子がりかさんを祖母である麻から受け取り、子供ながらに人形の抱える念とその念に惑わされる人の業を学んでゆくという話である。漢字にルビが振ってあるところを見ると、対象にしているのは主人公である、ようこ、と同じ位の年頃、ようやく一人でバスに乗れるようになった位、の子供のようである。しかし、これは決して児童文学にありがちな一層のみお話しではなくて、むしろ「からくりからくさ」の番外編として多層的に読んで面白いものだと思う。「からくりからくさ」はミステリー風の異次元物語という調子の話で、本の中で一応の解決を見てはいるけれども、多くは語られていない謎も沢山あり、そのことが

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    2009年10月07日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    日本で帰国試験(高校)を受ける日本語のあやしい中学生たち(うちの子どもたち)に、小学生でも読めるレベルの日本語で、内容は中学生にもなじむものをかつて探していました。

    わたくし的には森絵都さん、瀬尾まいこさんあたりがツボで、このあたりを押していました。

    その中で本書がなかなか良い、みたいな話を小耳にはさみ、当時は購入に至らずも頭の片隅に残っておりました。下の子も既に大学生になろうかというところですが、今般手に取る機会があったもので、読んでみたものです。

    ・・・
    表現力がなくて申し訳ないですが、「YAだなあ」って感じ。
    大人が読むと少し物足りないかな。

    クオーターの女の子(中学生)が学校を

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    2026年01月10日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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     大学でボートに乗っていた友人、高堂は湖に舟を漕ぎだしたまま行方不明になった。
     その友人の父親から空家の管理を任されたが、日々不思議なことが起こる。
     床の間の掛け軸の湖の絵から、時たま高堂がボートに乗って現れる。
     曰く、植物が懸想していると。

     この家に来るようになった犬が河童の衣を拾ってきたり、
     よくタヌキに化かされたり。

     この家で起こる日々の不思議を描く。

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    2026年01月06日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    理解できるところと理解できないところが極端にわかれた。
    合間に挟まる「かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話」がなんなのか考えるのが楽しかった。
    5年後くらいにまた読んでみたい。

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    2026年01月04日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    爽やかな小説だった。学校に馴染めない中学生の女の子が魔女のおばあちゃんの家でひと月を過ごすお話。その中で、自分で決めたことをやり通す力を身につけていく。中学生くらいの時代に特有な感覚が描かれている。同調圧力への違和感、矛盾する気持ちの居心地の悪さ、人の一面だけをみてしまうところ。そういうものが短く、あっさりと描かれていてくどさはなく、懐かしさを感じた。そして、全体を通して、そういった感覚に温かい眼差しを向けるおばあちゃん、作者の息遣いがあって心地よかった。

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    2026年01月03日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    おばあちゃんと生活しながら魔女の心得を学び。

    児童文学と知らずに手に取りました。ターシャ・テューダーとか好きな人はどっぷりハマるだろうなという感じの、おとぎ話の中の思い出みたいな雰囲気で、具体のストーリーを追うとか、心を打つ感動のなにかというより、穏やかでかわいらしい雰囲気を味わう作品なのかなと思いました。

    私はあまりそういうのにはハマらない人だったのでちょっと合わなかったかも。でもその後を描いた「渡りの一日」が、お話としてとても良くできててよかったです。

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    2025年12月31日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    どんでん返しや鮮やかな伏線回収がある小説に染まりすぎた自分には、やや単調に感じられた。
    だけど、心情の描写とかは、シンプルな表現で過度に言語化しすぎてなくて、よかった。

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    2025年12月30日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    植物や動物、人に対する細やかな視線がそんなに厚くない一冊にしっかりと詰まっている。
    裏庭、を再読したくなった。近づき過ぎず遠ざからない。ゆるやかにつながる。

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    2025年12月29日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    最初は面白かったけど途中からよくわからず、読み飛ばしてしまった。うーん、今は頭が足りないみたいなので、また読み返してみたい。

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    2025年12月25日
  • f 植物園の巣穴

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    独特の世界観に心が折れかけたけれど、最後まで読んでよかった。

    過去と向き合うことは苦しいこともあるけれど
    おかげで前に進むことができる。
    そういうこともある。

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    2025年12月22日
  • 家守綺譚 上

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    近藤ようこの美しい絵で描かれる不思議が当たり前のような世界のお話。

    梨木香歩を読んだことがないのですが、坂田靖子の作品にテーマやモチーフが似てるな、と思い出したりしました。よく分からない不条理なものがただそこにあり、それをそのままに受け入れる主人公のさまが心地よかったです。

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    2025年12月18日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    ネタバレ

    ・人の運命っていろんな伏線で織りなされて行くものなんでしょうね

    ・何が幸せかっていうことは、人によって違いますから。

    ・精神力をきたえるためにはきたえるためには、まず早寝早起き。食事をしっかりとり、よく運動し、規則正しい生活をする

    ・女子の付き合いって独特なんだよね。
    →本当によくわかる。私も小学校3・4年の頃、中学校、高校1年の時はなんだかちょっと苦しかったような気もする。

    ・自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありません。
    シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。

    ・子どもは自分でも気づかずに、さりげなく思

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    2025年12月05日