梨木香歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『からくりからくさ』以前のお話。
ぜひ併せて読んでいただきたい。
児童書だといって侮るなかれ。
リカちゃん人形をおばあちゃんにおねだりしたようこであったが、
彼女の手元に届いたのは、市松人形の「りかさん」だった。
はじめはショックを隠しきれなかったようこも
次第にりかさんと心を通わすようになり、
同時に人形の声を聞くことができるようになった。
そしてようこは、自分や登美子の家に伝わる人形たちの深い歴史を旅する。
かつて私も、スリーピング・アイを持った
ジェニーちゃんという名のドールを持っていました。
だのに私は彼女がいつ我が家からいなくなったのかも忘れてしまった…。
もっと大切にすれば良か -
Posted by ブクログ
「からくりからくさ」の主人公である蓉子がりかさんを祖母である麻から受け取り、子供ながらに人形の抱える念とその念に惑わされる人の業を学んでゆくという話である。漢字にルビが振ってあるところを見ると、対象にしているのは主人公である、ようこ、と同じ位の年頃、ようやく一人でバスに乗れるようになった位、の子供のようである。しかし、これは決して児童文学にありがちな一層のみお話しではなくて、むしろ「からくりからくさ」の番外編として多層的に読んで面白いものだと思う。「からくりからくさ」はミステリー風の異次元物語という調子の話で、本の中で一応の解決を見てはいるけれども、多くは語られていない謎も沢山あり、そのことが
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Posted by ブクログ
ネタバレ日本で帰国試験(高校)を受ける日本語のあやしい中学生たち(うちの子どもたち)に、小学生でも読めるレベルの日本語で、内容は中学生にもなじむものをかつて探していました。
わたくし的には森絵都さん、瀬尾まいこさんあたりがツボで、このあたりを押していました。
その中で本書がなかなか良い、みたいな話を小耳にはさみ、当時は購入に至らずも頭の片隅に残っておりました。下の子も既に大学生になろうかというところですが、今般手に取る機会があったもので、読んでみたものです。
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表現力がなくて申し訳ないですが、「YAだなあ」って感じ。
大人が読むと少し物足りないかな。
クオーターの女の子(中学生)が学校を -
Posted by ブクログ
ネタバレ・人の運命っていろんな伏線で織りなされて行くものなんでしょうね
・何が幸せかっていうことは、人によって違いますから。
・精神力をきたえるためにはきたえるためには、まず早寝早起き。食事をしっかりとり、よく運動し、規則正しい生活をする
・女子の付き合いって独特なんだよね。
→本当によくわかる。私も小学校3・4年の頃、中学校、高校1年の時はなんだかちょっと苦しかったような気もする。
・自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありません。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。
・子どもは自分でも気づかずに、さりげなく思