梨木香歩のレビュー一覧

  • りかさん

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    蓉子と「りかさん」との出会いと不思議な物語。再読。
    「からくりからくさ」を先に読んでいたら、いろんな伏線がちりばめられているのがわかり、こうきたか!と驚いた。

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    2011年06月07日
  • りかさん

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    リカちゃん人形がほしかった女の子におばあちゃんがくれたのは
    りかさんという日本人形で
    世話をするうちに人形の声がきこえたり
    幽霊が見えたりするようになる

    アビゲイルの話は泣ける‥

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    2011年01月17日
  • りかさん(新潮文庫)

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    「からくりからくさ」と同じ世界。
    あの時代設定より前、ようことりかさんが会うお話とマーガレットが生まれた直後のお話。
    この独特のテンポが癒される。この世界に入りたい気持。

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    2021年02月20日
  • ぐるりのこと(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ぐるりのこと。最初はなんのことかよく分からなかったけど、どうやら身の回りのことらしい。作者が身の回りのことであれこれ考えたエッセイ。
    どことなくしんみりした。旅先の人たちとのやり取い、女の子が微笑んだりするところ、特によかった。
    この本の最後の作者の文章がかっこいい。「大地の由来~」の部分。これまで読んだ作者の小説を思い返すと、納得する部分がある。
    かなり真面目な題材が主だったので、なんとも読むのに想像より時間がかかったけど、読んでよかったかな。
    でもエッセイより小説のがやっぱり好きだ。

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    2015年05月05日
  • ぐるりのこと(新潮文庫)

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    再読2017.05.29
    自分のぐるりのことに、もっと目を向けたい。

    人間は境界を持たざるを得ないということ。

    一人のヒトの限界を受け入れること。

    加藤幸子「長江」

    ◯人はいつでも、「個人の生」と並行して、「時代の生」をも生きなくてはなりません

    ◯しょうがないなあ、の方は、あきれた感じと、本来つきあいきれないものだけれど、つきあってゆくよ、という、相手の存在を許して丸ごと受け入れる

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    2017年05月29日
  • りかさん

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    そういえば、本当に幼い頃、お友達の家で「お雛の会」が一度だけあった事を思い出した。綺麗なんだけど、大きな和室に飾られている大きなお雛さまが怖かった事も思い出した。お人形遊びが大好きだった私たち。「人形のほんとうの使命は生きている人間の、強すぎる気持ちをとことん整理してあげることにある。・・・」今まで遊んできた人形たちに感謝だわ。

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    2009年10月04日
  • りかさん

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    ・「からくりからくさ」にも登場するりかさんとようこの物語。微妙なリンクがたまらなくうまい。マーガレットとか。・喋る人形というと半ばホラーですが、やさしい雰囲気がなんとも言えない。

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    2009年10月07日