梨木香歩のレビュー一覧

  • f 植物園の巣穴

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    不思議な世界に迷い込んだ感覚と哲学じみて理解できないようでいて何か自分が高尚になったような勘違いで分かった気になる。記憶が蘇り忘れていた辛い過去から立ち直った時家庭が上手くいき続巻に繋がる。
    西の魔女が死んだがすごく心に残り裏庭で挫折した。自分の頭では理解できない本が多々あるのに何故か気になる作家で、今回の本も理解できなかったのに完読しなくてはという強迫観念みたいにとらわられる。
    自分にとって不思議な作家。

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    2022年09月04日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    梨木香歩さんの作品。
    受け継いできた糠床。その糠床との生活は想像すると面白いがなんだか恐ろしい。そして、その糠床をなんとかしようとしたであろう両親や叔母は命を落としていて、どうやったら解決できるんだろうと思いながら読み進めていた。
    最後の方、なかなか世界の理解が難しかった。

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    2022年08月27日
  • 椿宿の辺りに

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    ネタバレ

    不思議な物語には、引き込まれずにはいられない。

    ただ、これは『f植物園の巣穴』を読んでみないとわからないのでは…だから、最後の方は敢えてすっ飛ばして読んでしまった。

    それにしても、最後の一文は素晴らしい。

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    2022年08月14日
  • 丹生都比売 梨木香歩作品集

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    表題作のみ、きらきら、芯から透き通ってしずかに光るように美しかった。ほかは……なんというのだろう。悪くいうには忍びない(この著者の作品を、ほんとうに長く愛読してきたから)けれども、かの女の多くの作品と同じくーー意図してかどうかはわからないがーーユング心理学にいう『グレートマザー(すべてを呑み込む太母)』が、文章の後ろ側から立ち上ってあらわれているように思えてしまう。またそれだけでなく、現代というにはすこし昔の、「お母さんのいうようにしておけば間違いはないのよ」という、おしつけるような、ある種行き過ぎた強すぎる母性をも感じてしまうのである。……物事やいきものにはそれぞれ、それ自身の想いや生き方、

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    2022年08月11日
  • ぐるりのこと(新潮文庫)

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    裏庭を読むが何度読み返しても挫折していたが
    西の魔女が死んだ
    を読んでこの人の作品に触れてみたいといくつか小説を購入し、難解なのもあるが読んだ作品は好きな部類に入るのでエッセイに挑戦。
    したが思考回路が全く違うので共感できなかった。
    再読してまだ理解できなければ旅立たせよう。

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    2022年08月10日
  • ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版

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    ネタバレ

    チーム・自分の中のリーダーの声。
    「僕は、そして僕たちはどう生きるか」は、よかった。
    が、啓蒙主義の匂いがほのかに。
    もちろんその意図はあるはず。
    そして深い誠意から来ているはず。
    でも自分が14歳だったら反撥していたかもな。
    本書はもっとそう。
    ヘレン・ケラーがナプキンを畳んだという件に深く感動する母親の姿に胸打たれたのは、やっぱり大人になってからだもの。
    でも自分のような頑なな少年にも、こういう言葉を一度送っておけば、どこかで復活するものだと思う。
    「みんなちがって、みんないい」のような言葉をシニカルに受け流す姿勢が身についてしまっているが、逆の姿勢も持っておきたいな。

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    2022年08月02日
  • 本からはじまる物語

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    色んな作家さんに出会うきっかけになった。
    読書はやっぱり夢があるし、楽しい、続けたいと思った。
    短編集だから読みやすかった

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    2022年08月02日
  • 椿宿の辺りに

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    ネタバレ

    読みは、椿宿(つばきしゅく)。
    「f植物園の巣穴」の続編だと聞いていたから、なんと現代でびっくり。
    巻き込まれ体質の語り手による地の文がシリアスでコミカル。あと亀シの口調も面白く、「かぐや姫の物語」の女童で脳内再生。
    途中で割り切って、家系図を作った。ガルシア=マルケスっぽい読み方。
    親や兄弟って、滞り、絡まり、しがらみ、という面もある。
    神話に遡って、その上神話内に新キャラまで出して、随分自由だな>祖父藪彦。
    しかし作品内で、登場しない人物(亡き祖父や曾祖父)が影響力を持つことはあっても、存在しなかった存在(道彦)の影響をここまで描くって凄い。
    一見いい話に見えるが、ブツ切りの構成も含めて、

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    2022年08月01日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    2022.7.19
    ダークな村上春樹のようだった。
    子供なのにゾッとするような事に気付いたりするので目が覚める瞬間がポロポロある。
    自分が求めてるものよりかなり抽象的だったけど良本だと思います。

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    2022年07月26日
  • 椿宿の辺りに

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    ネタバレ

    先に「姉妹」編の『f植物園の巣穴』を読んでいたこともあって、不可思議な導入にはそれほど動揺しないですみましたが……なんというか。おもしろいと読み進める自分のほかに、物語を俯瞰する自分も居て。その自分が、「流れていた物語をこう『散らし』しまうのか」といささか落胆してしまう自分もいました。短く言語化するのは難しいですが、「物語を「らしく」「美談に」終わらせずひらいていくのは良いことだけれど、登場人物それぞれが「つながらずばらばら」になる、それさえ含めて物語になる、ということには抵抗をおぼえてしまうのです。

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    2022年07月09日
  • 本からはじまる物語

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    正直全体的に似たような話がちらほらあり、あらすじを掴めないものが多かった。
    本にまつわるというところでぎりぎり星3かな。

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    2022年07月05日
  • ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版

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    後半の内容はよくわからなかった。前半は面白かった。自分のなかで生まれた「え?」という疑問・違和感が、その人らしさを保っていく。
    2本の鉛筆のうち、どちらが長いか?を答える話…中国人の捕虜の残虐の話…自分だったらどうするか考えさせられた。ボクも同調圧力に弱いからな…捕虜の残虐については、決断しているという意味から考えると、自分らしさがないなんてあり得ないことなんじゃないかと思った。
    自分のなかのリーダーを見つけること。すなわち客観力。鳥の目。俯瞰的にみるってすごく大切だな。

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    2022年05月29日
  • ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版

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    『君たちはどう生きるか』
    『僕は、僕たちはどう生きるか』
    ジョコビッチが自分の失敗を観衆に拍手され、乱した気持ちを取り戻すまでの話。
    石川さんが村の不正を糾弾し、村八分にあってしまう話と、その後の話。

    話のテーマを表す具体例が、どれも印象的だった。

    同調そのものは、私は大切なことだと思う。
    共感や寄り添いも、含まれているように思うから。
    けれど、それが「圧力」と化す時、私たちにそこで見えないことが生じている気がする。

    何を潰してしまっているかということを。

    流されて見えないまま動いてしまうのではなく、自分の中に、自分を、周りを、小さくも、大きくも見る目を養うこと。
    そこに声を、つまり言

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    2022年05月22日
  • 丹生都比売 梨木香歩作品集

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    9篇収録の短篇集。
    天武天皇と持統天皇の子、草壁皇子が主人公の表題作をはじめ、人の暮らしや歩みが森や草花、生き物と共に織り紡がれた小説たち。
    美しさと切なさ、畏れ、あたたかみ…読んでいて自分の感情が四季のように彩られます。
    梨木マジック。

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    2022年05月16日
  • 本からはじまる物語

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    もっとストレートな本や本屋さんの話が読みたかったけど、どちらかというと、ファンタジー寄りやSFっぽい話もあり、私としては少し物足りなかった。

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    2022年05月08日
  • からくりからくさ(新潮文庫)

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    裏庭で挫折したので、今回も挫折するのだろうかと思いながらも梨木香歩氏の独特の世界に入りたくて購入。りかさんを最初に読んだのがよかった。
    大人になった蓉子さんは変わらずりかさんと一緒にいる。話すことはできなくなったけど、価値観も違う下宿人らとの生活の中心にりかさんがいてそして何よりも日常を大切にしている、そんな話になっている。
    内容は難しいが機を織るトントンという音が聞こえるような小説でした。

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    2022年05月01日
  • 本からはじまる物語

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    ネタバレ

    本、もしくは本屋さんにまつわるショートショート。
    いろんな作家さんたち集結。
    でも、やっぱり好みの作家さんのしか読めなかったわ。

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    2022年04月29日
  • 炉辺の風おと

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    著者が八ヶ岳の山荘での日々や、そこで感じた自然とのふれあいなどを綴ったエッセイ。
    毎日新聞に連載していたもの。

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    2022年04月24日
  • 本からはじまる物語

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    本にまつわるショートショート18編。半分以上がファンタジー系。当然というか、本屋が舞台の話が多い。隙間時間にちょうどよかった。

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    2022年04月12日
  • f 植物園の巣穴

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    梨木さんの世界を淡々と堪能できる作品です。さりげなく、「椿宿の辺りに」に繋がっていきます。そちらを合わせて読むと最高です。

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    2022年02月28日