三上延のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ感想
栞子は絶対内緒と言いつつ、6歳の子供に色々話ちゃっている。タイトルから最初は子供がガンガン謎解きするのかと思ってしまった。
吉原は親子に渡ってどうしてあんなに悪徳なのか?これを読んでいると古書に関わる人は悪意ある人が多いのか?という疑問を持ってしまう。
最後のエピローグで、栞子がこれまでの謎解きを記録していることが示され、タイトルの謎回収。
あらすじ
大輔と栞子が結婚して7年経ち、二人には6歳になる扉子という娘がいた。扉子は6歳ながら読書好きで人に興味がないため、人に興味を持ってもらおうと栞子が最近扱った謎解きについて、扉子に聞かせる体で物語が進んでいく。
坂口の異母兄弟の話。イ -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】
「もしも神様に会えたなら」大崎梢
「失われた甘い時を求めて」新津きよみ
「夕日と奥さんのお話」柴田よしき
「夢よりも甘く」篠田真由美
「旅の理由」松村比呂美
「美味しいということは」三上延
「オーロラが見られなくても」近藤史恵
タイトル通り、おいしそうな食べ物がてんこ盛りで、話の結末も温かく前向き。
「もしも……」は、伊勢市が舞台。小五の元喜と泉美の掛け合いが楽しく、口開けの一篇にぴったり。
「失われた……」は、松本が舞台。亡くなった両親の話を思い出しながらの旅がいい。ちょっとしたニアミスもうれしくなる。
「夕日と……」は、石垣島が舞台。知っているつもりで知らない連れ合いの話 -
Posted by ブクログ
面白かった。内田百閒が大学でドイツ語を教えていた時代に、学生と怪奇に巻き込まれるという内容の連作短編で、背筋が少しゾッとするような話たちだけれど、とても面白かった。今よりも建物の内も外も暗く(暗がりの多い)、自然が身近だった時代―昭和初期―の雰囲気も話に非常に合っていて、良かった。
私は内田百閒は随筆しか読んだことがないのだけれど、ゆったりおおらかで愛嬌があって味のある…というイメージそのままの百閒先生で登場するのも、面白かった。
昔、宮部みゆきさんがよく超能力者(異能力者)が登場するお話を書いていた時、あまりに描写がリアルに感じられて、宮部さんの近くに超能力者(異能力者)が実在するのではと思