三上延のレビュー一覧

  • おいしい旅 しあわせ編

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    7人の作家による、食が関わる旅のアンソロジー。

    全体的にちょっと寂しい。悲しい。から始まる。
    ラストのアイスランドは、ハンバーガー食べたいなってなるし、5話目は銀座ライオンかな、行きたいな、と思わされる。

    石垣島のバーガーも食べたい。

    「本当においしいってのはさ、ただ味がいいってだけじゃないんだよ」
    祖母はビールのジョッキを傾けて、最後の1口を飲み干す。口元には満足げな笑みが漂っていた。
    「いつまでも、その味を忘れないってことなんだ」



    食、旅。
    私は一体、何がしたいだろうか。
    と思いながら、公園で寝っ転がりながら、読み終えた。

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    2026年10月06日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    北鎌倉の古本屋が舞台の軽めの推理小説で、シャーロック・ホームズのような安楽椅子名探偵もの。結構楽しめたので、続編も読んでみたい。

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    2026年10月05日
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

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    宮沢賢治「春と修羅」の、版の違いに着目したトリックには思わずうなってしまう。出版された後もかなり変えてたというのは聞いたことがあるが、これは相当にマニアック。

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    2026年10月05日
  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

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    北鎌倉の古書店が舞台の推理物シリーズ。初期の藤子不二雄(ペンネームは足塚不二雄)の幻の作品「UTOPIA 最後の世界大戦」は世の中に10冊ぐらいしか存在しないらしく是非読みたい

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    2026年10月05日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    部屋にまつわる8名の作家の短編集。それぞれに具体的な間取りが描かれてあるので、物語に入りやすい。

    特に三上延の『月の砂漠を』が良かった。関東大震災で亡くした婚約していた妹の姉と結婚する話。

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    2026年10月03日
  • 神様の本

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    「神様」と「本」をテーマとした、6名の作家のアンソロジー。三上延は『ビブリア古書堂の事件手帖』、など、各作家がそれぞれの得意とする背景で描いたもの。

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    2026年09月29日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    栞子の父、登の人となりがわかりよかった。
    このシリーズを読む時、この父はどんな人なのだろうかとずっと気になっていた。
    智恵子のことをどのように受け止めていたのか

    それが伝わる回であり、良かった

    ある古書を題材に、篠川家の3世代の女性の高校時代を描いた作品。今までで一番家族についてわかるような。

    ここを一区切りにしたい気持ちもある。

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    2026年09月25日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    7巻まで読んだ感想です。

    就活に苦しんでいた大輔と古書店の若き店主栞子の織りなす古書にまつわるミステリー。

    毎回登場する古書とそれを取り巻く人々の謎を解明していくとともに、最終的な大きな謎に挑んでいくストーリーは非常に面白く、本を読むことが好きな人であればワクワクしながら読める内容だと思いました。

    栞子さんの危うくも勇ましい姿に翻弄されながら恋を成就させていく大輔さんの姿はとても清々しく、どうなるか楽しみに期待しながら読むことができました。

    ただ、私が女性だから引っかかるのかもしれないですが、巨乳のくだりって必要ですかね?
    栞子さんが巨乳じゃなかったら、この物語は進行しなかったのかなぁとか、変に気になり、このシーンになると、何となく興醒めしてしまい、私みたいな読者は受け入れてもらえない世界なのかなとガッカリするというのを繰り返しました。
    なので、このシリーズは続くようですが、一旦この区切りで読むのを終わりにしようと思いました。

    ストーリー自体はとても良かったので、また気が向いたら読もうと思います。

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    2026年09月22日
  • ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~

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    両親不在の中起こる扉子への依頼
    助手役?も決まり、本格的に扉子の謎解きが始まるのかなと思った
    祖母や母とも違う性格が今後どう影響していくのか気になる
    助手役も大輔とは違ったサポートの仕方になるんだろうと思う
    探偵も助手もまだ若いという点は作品内で大きく影響してくるだろうと思った
    今まで登場した人物や祖母との関係がどう展開していくのかも楽しみ
    このシリーズは本について色々なことが知れて面白い

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    2026年09月17日
  • 神様の本

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    神と本をテーマにしたアンソロジー。三上延さん目当てに購入。もちろんビブリアも楽しみましたが、普段手にしない作家を読むのも楽しいですね。カミサマは待ちぼうけ(紅玉いづき)、神様の御用人 雲隠(浅葉なつ)など、文章とテンポが良かったです。
    後者は源氏物語についての解釈の一種になるのかな、余韻がいいですね。素敵な解釈です。

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    2026年09月06日
  • 神様の本

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    神様の本をテーマとするアンソロジー。ビブリア古書堂の事件手帖目当てで、当該作品を読む。恥ずかしながら、約翰福音之傳なる書籍がモリソン号事件の際に持ち込まれる可能性があったとは知らず、勉強になりました。いつもの杉井光も面白いです。他作品については、他シリーズものなので、おいおい。

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    2026年09月05日
  • ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~

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    シャーロック・ホームズ、森山大道、中原中也、扉子編も5巻になり、なかなか重大なネタが入ってきたり、来年2027年にはアニメ化だそう。

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    2026年09月03日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    シリーズ完結

    本好きとコレクターはこうも違うのかと思った。登場人物がヤバい人が多くて、感情移入が出来ない。

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    2026年09月02日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    2026/08/26
    栞子さんと大輔くんの子ども、扉子ちゃんは本が大好きで、本にまつわる物語も大好き。やっぱり血は争えない。
    古書とその古書に関わる人たちの物語を扉子ちゃんに語る栞子さん。今回は、そんな話。

    一度過ちを犯してしまったら、周りが自分を見る目はどうしても変わる。どれほど反省しても坂口昌志の過去は消えない。ただ感謝だけを心に残すと決めた昌志さんもまたやさしい人だと思う。あの素敵なしのぶさんに見染められた人だもの。

    今回は大人の犯罪がセコすぎるっ!!自分ばかりがツイてないとか、あいつのせいで自分は運を逃しただとか、犯行動機が「やかましいわ!」って思ってしまいました。。。
    嫉妬とか逆恨みとかに縛られると、人生を棒に振ることになってしまう。嫌だなぁ。


    扉子ちゃんに聞かせる話なので軽めの話なのかと思いきや、がっつり重い人間関係の話が多くて、いくら話せないところは端折っているとはいえ、大丈夫かなって心配になりました。
    やっぱり古書にはそれなりに重苦しい想いが染み込んでいるんですねぇ。

    すでに扉子ちゃんは英才教育中ですね。
    ビブリア古書堂の将来は安泰です。

    表紙の栞子さん、ちょっとふっくらしているように見えて、“優しいお母さん”って感じがして、幸せが伝わってきて良いなって思いました。



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    2026年08月31日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    栞子の躍動するシーンが最も盛り上がった。四作目とはいえ、扉子のキャラが確立しきれていない?
    智恵子の存在が明かされたところが、クライマックスだったか。

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    2026年08月11日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    飛鳥井千砂、越谷オサム、似鳥鶏など学生時代に読んでいた人たちがいたので読んでみました。

    間取りから生活を想像しながら読んでいくのが楽しかったです。

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    2026年08月08日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    2026 08/04
    今回は、得体の知れない怖さとか正体の見えない怨念と言うようなドロドロした感情はなく、栞子さんたちが身体的に危害を加えられることはなさそうな雰囲気だったので、読書中の心構えが楽でした。いつも心臓バクバクしてる……
    あからさまな悪意は分かりやすかったし、常人には理解し難い執着なども表面に出てくることはなく、発作的に突拍子もない行動を起こす人がいなかったのも、心臓のバクバク度合いが少なかった理由かも。
    だからと言って、退屈だったかと言うとそんな事はありませんでした。
    競りの場面などでは心理戦が繰り広げられている(んだろうけど、如何せん大輔くん視点なので描写はない)し、競う相手は“あの人”だしで「ドキドキするぅ〜」と勝負の行方を見守っていました。
    (あの悪人、意味ありげに含み笑いしてるし)

    大輔くんの予測不能な行動は、栞子さんを想う気持ちが原動力なのだろうけど、大輔くんがもともと生まれ持ってた大胆不敵さと栞子さんを想う気持ちとが合わさってこそ生まれる行動原理で、それが良い感じに相まっているからこそ、道が切り開かれていくんだろうと思う。
    それもたぶん、無意識に使いこなしている。それこそが大輔くんの勘の良さなのかな。
    智恵子さんは意表を突かれることに慣れていなさそうなので(自分が突く方だから)、稀に読みにくい行動を取る大輔くんを排除したかったんだろうなぁ。
    表情や会話で思ってること丸わかりなのに、智恵子さんの表情を変えさせるのっていつも凡人の大輔くんだもんね。自分の内面を乱されるのが面白くなかったのかも。
    でもそういう存在って一周回れば、良い感情を持ってしまうものなんだよ〜。

    一応の区切りの巻と言うこともあってか、次に残すような暗さを秘めた終わり方でなかったのが良かったです。
    というより、明るい未来が待ってる終わり方なのが、良かったです〜。


    ただ、ずーーっと釈然としない気持ちがあります。
    大輔くんのお祖母さんが、いくら秘密を守る為とは言え読書好きの大輔くんを本の読めない体質にしてしまったこと!
    これは本当に罪深い。
    「本の好きな娘と結婚すればいいかもしれないよ」とか、どの口が言っとんねーん!!

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    2026年08月13日
  • ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~

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    お久し振りに「ビブリア古書堂」、12作目。
    作者さんのあとがきにあったが、このシリーズ、最初の巻から15年が経つという。剛力ちゃんも遠い昔だ。

    今回は、両親が不在の間、店を任された扉子&アルバイトで一緒に働くことになった恭一郎が中心のお話。
    店に持ち込まれる”古書についての相談ごと”に扉子が勝手に関わらないようにと、恭一郎が秘かに見張り役を命じられたにもかかわらず、次々と持ち込まれる3冊の本を巡る謎に巻き込まれていく。
    謎を前にした扉子と恭一郎の関係はかつての栞子with大輔を思わせ微笑ましい。
    「シャーロック・ホームズの饋還」を巡る敵国同士の軍人のやりとりに心が温まる。
    ネットで探して見た「写真よさようなら」のアレ・ブレ・ボケの写真はなかなかに衝撃的。

    そんなこんなで今回は穏やかに終わるのかと思っていたが、第三話での田中敏雄(過去の因縁を覚えていなかったけどね)や智恵子さんの登場で、一気にきな臭くなった。
    エピローグでは新たな謎も仄めかされたが、次巻、どうなることやら。また2年後かな。ゆっくり待つわ。

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    2026年08月05日
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    みんなが不器用なところが話の進まなさでもあり、古書に関する謎が解明する手前になるまでがちょっと長いかな…

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    2026年08月03日
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

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    シリーズ第3弾です。
    古書にまつわる謎を追う面白さはもちろんありますが、今回はそれ以上に、人と人とのあいだに残る“消えないもの”が強く印象に残りました。
    事件自体は比較的おとなしいのに、読んでいると妙に心が引っかかるのシリーズ全体としての特徴で、静かな熱みたいなものを、改めて感じました。
    相変わらず古書の扱い方や背景の掘り起こしは丁寧で、知的な面白さがありますし、スラスラ読める心地よさも健在です。
    ミステリとしての驚きや起伏はやや控えめですが、派手さではなく余韻で読ませる力はさすがで、読み終えた後にじんわりと人の想いの重さが残ります。
    軽く読めるのに、心に残る一冊でした。

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    2026年07月30日