三上延のレビュー一覧

  • ビブリア古書堂の事件手帖(4)

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    あれ……意外とあっさり……そしてまた事件。でも段々キャラクターが出揃ってストーリーに厚みは出てきた。

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    2024年03月08日
  • ビブリア古書堂の事件手帖(1)

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    タイトルは知ってるものの、原作小説もドラマも見ていなかったので、完全にはじめまして。やっぱり夏目漱石って人気なんだー。何でだろ。

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    2024年03月07日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    ネタバレ

    『雪の断章』を再読したのでこちらも再読(以前、この本を読んで『雪の断章』を読んだので今回は逆の順番で)。もっと内容の記載があったような記憶だったけど、意外にあっさりだった。
    他のエピソードで、「この本持ってる…!」と感激した本があった。読むまですっかり忘れていたが、前回読んだときも同じように感激したことを思い出した。作中に出てきた曲も聴いてみた。懐かしかった。

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    2024年02月28日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    横溝正史を取り扱うという企画は良かったが、「ビブリア〜」自体に"飽き"が来ているため読み通すのにかなりの忍耐力を要求された。
    ここ迄来たから、一応お付き合いはしますけれどね。

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    2024年02月24日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    ビブリアシリーズ

    跡継ぎの息子を癌で亡くした老古書店主
    亡き息子の個人蔵書を売り払おうとする

    店主の想いは?

    「2度目は耐えられない」

    さまざまな思いが交錯する作品
    それにしても智恵子怖すぎる

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    2024年02月17日
  • 百鬼園事件帖

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    面白かった。内田百閒が大学でドイツ語を教えていた時代に、学生と怪奇に巻き込まれるという内容の連作短編で、背筋が少しゾッとするような話たちだけれど、とても面白かった。今よりも建物の内も外も暗く(暗がりの多い)、自然が身近だった時代―昭和初期―の雰囲気も話に非常に合っていて、良かった。
    私は内田百閒は随筆しか読んだことがないのだけれど、ゆったりおおらかで愛嬌があって味のある…というイメージそのままの百閒先生で登場するのも、面白かった。
    昔、宮部みゆきさんがよく超能力者(異能力者)が登場するお話を書いていた時、あまりに描写がリアルに感じられて、宮部さんの近くに超能力者(異能力者)が実在するのではと思

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    2024年02月09日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    ビブリアシリーズ

    横溝正史の幻の「雪割草」
    そして「獄門島」

    2つの話をテーマに華族の末裔たちのいがみ合いと謎を解く

    栞子さんと大輔の娘の扉子ちゃんが
    すくすくと(母そっくりに)育っているのがほほえましい

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    2024年02月04日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    ネタバレ

    後味の悪い終わり方だな。
    智恵子さんって、本当におそろしい。
    娘の栞子さんを思い通りにコントロールできなかったから、孫やその友達をねらうとは。
    7巻で親子の対決は終わり、和解に進むのかと思ったら、全くそうではなかった。
    智恵子さんがラスボス感、半端ない。
    扉子ちゃんが今後、祖母の誘惑を断ち切る事ができるのか心配でならない。

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    2024年02月01日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    栞子シリーズから扉子シリーズに切り替わり三冊目。扉子ちゃんもあっという間に高校生なんですね。

    今回は智恵子おばさまがその凄みを増幅させて、可愛らしい扉子を取り込もうと暗躍を始める。ほとんどその姿は多くの人が指摘しているがサイコパス。あ〜怖。

    今回は栞子さんも登場場面が少なく個人的には少し寂しい。お話のオチも取ってつけた感は否めないのでミステリーとしても標準作かな。

    もう一つ寂しいのが、栞子さんの妹さん(名前は失念)が、新シリーズではすっかり登場しなくなってしまった事。好きなキャラだったので次作では顔を出してくれると嬉しい。

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    2024年01月19日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ネタバレ

    おいしい旅シリーズは疑似旅行している
    みたいで読んでいて楽しいし
    いったことがあるところでは自分も旅している
    みたいでそこがまた楽しいし美味しい!

    『夕日と奥さんのお話』のオチに
    あぁ~やっぱりそうかと思ったけど、
    そういった聞いたらわかる事ですら
    聞かない夫婦がお互い色々と覚めちゃって
    離婚しちゃうんだろうなぁ。だから夫婦って
    お互いのことを知るって大事なんだなぁ~
    なんて当然のことなんですが改めて
    思いました。まぁそれって夫婦間に関わらず
    人間関係にも当てはまるもんですよね。

    『美味しいということは』のなかで
    卓郎とお婆さんの会話の中で出てくる
    「美味しいということは」の問いかけの答え

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    2024年01月17日
  • 百鬼園事件帖

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    面白かったけど、今までずっと百間先生の色んな文章を読み散らしてきたから、知り合いのおじさんがドラマに出演して台詞言った感あった。「やだおじさんちょっと、あんなこと言ってるよwwwかっこいいじゃんwwwヒィ」みたいな。
    芥川とか太宰はこういうのいっぱいあるだろうけど、百間先生自体が物語の登場人物になるのってあんまりない気がする。純粋に嬉しいです。
    百間先生の、亡くなった方々との思い出を書いた文章を再読したくなった。

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    2024年01月17日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅行とご飯を話を掛け合わせた短篇集
    印象に残っている話は、ヴェネツィアに思い出探しにいく話、おばあちゃんの思い出話を巡り探すが、実際のところ、、、
    読んでいて、どこか旅行に行きたい気持ちになりました。

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    2023年12月24日
  • 百鬼園事件帖

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    内田百閒(閒の字は作中では敢えて間で表記)先生を探偵役に、甘木という内田先生の教え子の目を通して不思議な世界を描く。

    内田百閒と言えば「ノラや」のイメージが強すぎて猫好きな先生なのかと思っていたら、取っつきにくい怖そうな先生として描かれている。
    食べることが大好きだがこだわりがあり、整理整頓が好きで、ドイツ語教師としては鬼のように恐れられていて、だが一方で常に借金を抱えていてそこはルーズで。
    何よりも不思議な世界とずっと関わってきていて、内田先生の周囲では人死が多い。
    漱石先生、内田先生の教え子たち、そして芥川龍之介。

    芥川龍之介が描いたという『百閒先生邂逅百閒先生図』という不思議なタイト

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    2023年12月16日
  • 百鬼園事件帖

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    文豪×怪異×ミステリーと帯にあったので、怪異にまつわる事件を解決していく話なのかなと思ったら、実際は謎解き要素はほとんどなく怪異とかファンタジーとかそちらの色合いが強かった。

    内田百閒、芥川龍之介が好きな私にはグッとくる場面も多くて良かった。いろいろ読み返したくなる。とくに『山高帽子』。

    主人公の甘木くんとの師弟関係も良く、切なさと温かみがある終わり方も好き。
    まだ続けられそうではあるので、続編がもしでたら読んでみたい。

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    2023年12月07日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    これを読むと旅に出たくなる。
    そして、美味しいものを食べたいって思う。
    コロナ禍で、すっかり出不精になってしまって、旅支度するのも億劫なんだけど、あとどのくらい好きなものや珍しいものを食べられるかわからないと思うと動かなきゃという気持ちになった。

    「もし神様にあえたなら」祖母と一緒に行くはずだったお伊勢参りに小5の少年が、同じ学年の男の子と知り合って…。
    伊勢うどんは、この少年と同じ反応だったことを思い出した。讃岐うどんで育った私には、全く別物のうどんだったから。

    「失われた甘い時を求めて」3歳までの記憶って、母親から聞いたことしかわからないけれど、31年ぶりに松本市で自分探しツアーをする

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    2023年11月29日
  • 百鬼園事件帖

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    「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズの三上延。今作は、推理物というよりはオカルト•ホラーです。
    内田百閒(1889〜1971)は、アンソロジーに収められた短編をいくつか読んだくらいで、私は馴染みがない。黒澤明の映画「まあだだよ」の人、という印象が強い。

    主人公の甘木は大学でドイツ語の講義を受けている内田教授と近しくなる。そのきっかけとなったのは教授が着ていた背広で、それはかつて内田教授が師事していた"ある人物"の形見分けの品だった…。
    「背広」「猫」「竹杖」「春の日」の4話連作です。どれもじわじわと恐怖感が増していく感じの物語で、楽しんで読めました。
    "証拠を積

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    2023年11月23日
  • 百鬼園事件帖

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    実在する人物が登場しているので背景も知りたくなり検索しながら読んでしまうと時間がかかります。

    主人公は影の薄い甘木という学生。ドイツ語の内田先生と親しくなるにつれて、怪異に遭遇してしまい、、、。

    最近多い怪異や妖ものかと思いきや、大正から昭和という時代背景もありスピード感よりもジワジワくる薄気味悪さを感じる怪異物でした。

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    2023年11月15日
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

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    八重という1人の人生の中に、
    新しい家族ができて、
    その一人一人がまた人と出会い、
    新しい家族ができていって、
    思い出が、記憶が増えていく

    人がいつか必ず老いていくことも、
    別れがあることも、
    哀しさ、寂しさ、侘しさを感じるけど、

    大切な人と、支え合って、暮らしを紡いでいく、
    家族が世代を超えて繋がっていくのは素敵だなと思った

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    2023年10月09日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    様々な書籍の紹介がされている点はやはりよかった。1-7話を読まずに読んだため、人間関係が今ひとつ分からなかったところはあるが、大変読みやすい本だった。

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    2023年08月26日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    栞子と大輔のその後と今までのお話しに関係したもう1つのそれぞれのお話し。
    懐かしい顔ぶれや新しい登場人物に新鮮さも感じ、良かったです。

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    2023年07月19日