三上延のレビュー一覧

  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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     読みやすい。キャラが魅力的で素敵でした。推理小説としては、本格派を期待してはいけない。
     雰囲気で楽しめる。

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    2025年12月28日
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

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    栞子さんと五浦君の古書ミステリ3冊目。今回は「古書交換会」が登場する。

    古書店が集まって古書を売り買いする市場のことで、なかなか興味深かった。買いたい古書を競り落とすシステムも面白い。新しい登場人物として、古書店の店主たちも物語に出てきた。栞子さんの古書店主としての人間関係がだんだん明らかになっていく。同時に、彼女の母である篠川智恵子とのつながりも見えてくる。
    篠川智恵子という人物は相当強烈な個性を持っていたらしい。これからどんな風に物語に絡んでくるのだろうか。

    収録されていた短編三作品の中で、印象に残ったのは第三話「宮澤賢治『春と修羅』(関根書店)」。本の価値とは何だろうと考えさせられた

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    2025年12月20日
  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

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    ネタバレ

    栞子さんと五浦君の古書ミステリ、2冊目。今回も興味深い古書の不思議が読み解かれていく。

    短編三話からなる本書では、今まで出てこなかった栞子さんと文香ちゃんの母親の話も出てくる。篠川智恵子という名のその人は、栞子さんに輪をかけた古書マニアだったようだ。そして、意外なことに彼女とは違って古書を買い取る方法に手段を選ばない。
    自分があまり古書に縁が無いせいか、百万単位値が付く古書が存在することや、それを手に入れるために理性が消し飛んでしまう人がいることに実感がなかった。が、本を「愛する」以外に「執着する」人々もいるということが、この小説を読んでいると理解できる気がする。

    ミステリ的な面白さを感じ

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    2025年12月17日
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    ネタバレ

    ビブリアシリーズ4巻目。
    今回は短編ではなく一冊丸ごと江戸川乱歩。
    乱歩は「二銭銅貨」や「D坂の殺人事件」は読んだけど「怪人二十面相」や「少年探偵団」シリーズは未読なのでそこまで話に惹き込まれなかった。
    そしてまさかの母登場。もっと最後の方で出るかと思ってたから意外。

    加えて大輔がデートに誘った上についに告ってしまった……‼︎あれだけ恋愛に発展しないことを願ってきたのに……「本の話をするのが好きな栞子さん」と「本の話を聞くのが好きな大輔」という関係だからこそ良かったのに…oh(T-T)

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    2025年12月15日
  • 百鬼園事件帖

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    ネタバレ

    昭和初期の神楽坂。行きつけの喫茶店で教授・内田榮造と知り合い甘木。 先生と行動するうちに徐々に得体の知れない怪奇現象に巻き込まれるようになる甘木。 『ビブリア古書堂の事件手帖』の作者さんだからもう少し軽いかと思ったら割としっかりした怪奇現象だった。 面白かったし、もっと読んでみたいな。

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    2025年12月10日
  • 神様の本

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    ネタバレ

    神様×本のアンソロジー。
    既読のシリーズもあれば、初めましての作家さんもいたりで、それがアンソロジーの良いところですよね。

    『聖書』のビブリア古書堂は安心して読めましたし、本書に登場したシリーズは読んでみたいと思いました。
    「本の神様」に導かれて宮沢賢治の物語の世界に…という話が面白かったです。

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    2025年12月10日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    絶版文庫がたくさん出てきて、全然知らない話なので、そこはとっても勉強になるし面白い。
    (サンリオSF文庫とか青木文庫が今はもうないとか)

    ただ、主人公の栞子への視線と、作者の理想の女性像(栞子)みたいなものはなかなか気持ち悪く感じた…
    主人公が20代前半の男性なのに、なかなかおじさん目線っぽい。もっとフレッシュであってほしい。
    ヒロインの妹がTシャツ姿で出てきて「打ち解けすぎて心配」って書いちゃうところとか、オタクアニメっぽくてウッてなった。苦手な表現。

    でも、第二話の志田と小菅はとても好きなキャラで、好きなストーリーやった。
    栞子の安楽椅子探偵的な古本屋って設定はとても好き。



    ーー

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    2025年12月07日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    美味しいと思う旅をしてみたい。旅をすると時間に追われ、心においしいと思う食がないような気がする。旅は食が楽しみ、その後色々な所を見て回る。旅をしないと美味しいと思う事は無い。行った場所そこの雰囲気旅をする事によって、おいしい旅ができる。

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    2025年11月26日
  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

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    もっと本を読みたいなぁと思わせてくれるシリーズだと思う。

    ゆったりしている割には、謎の正体はシリアスだなと思うけれど、
    栞子さんと大輔の距離がほんの少しずつだけど縮まっていくのが微笑ましい。

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    2025年11月23日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    ネタバレ

    五浦くんと栞子さんの娘・扉子も高校生になって、栞子さんも親として心配したりしてシリーズの中でも時が流れている。

    『ゴジラの息子』や『ドグラ・マグラ』の話は面白かった。また智恵子さんが色々動いてる…。

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    2025年11月23日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    ネタバレ

    貸本屋「鎌倉文庫」。1000冊あったと言われる貸出本も発見されたのはわずか数冊。夏目漱石の初版本も含まれる残りの本はどこへ。ビブリア古書堂に持ち込まれた依頼は昭和、平成、令和の娘たちに受け継がれていく。

    このシリーズは好き。

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    2025年11月23日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    ネタバレ

    久々のビブリア古書堂シリーズ。シリーズを最後まで読んでいないので大輔と栞子が結婚したり、娘がいたり母親と和解してたりと知らない事がたくさん。本に関する話は相変わらず楽しい。

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    2025年11月23日
  • ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

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    ネタバレ

    ここからが読んでいない話。太宰治に関する話。あついの復活。ただ大輔との関係とかはちょっと無理があるし、そんなに簡単には進まない気がする…。

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    2025年11月23日
  • ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~

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    ネタバレ

    1巻に比べると古本に関する話が少なくなってしまっているのが残念。2人の恋の話がメインになってしまっているので仕方ないし、それ自体がつまらない訳ではないから読んでいけますが。今回は『ブラック・ジャック』が取り上げられているのが嬉しい。『植物人間』『快楽の座』が単行本に収録されないのは周囲の雑音だけでなく手塚治虫本人の考えも反映されてるんですね。それでも読んで見たいですね。

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    2025年11月23日
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    ネタバレ

    今回は江戸川乱歩。物語の中心になると思われるが結構あっさり登場してきてビックリした。もう少し引っ張るのかと思ったけど。やはり最初のようなインパクトは無くなってきてしまってる感じ。面白いのは面白いですが・・・。五浦のキャラクターもドラマとかなり違っていて・・・。ドラマは毎週やってるけど原作はそんなに読まないこともあって原作に違和感を覚えてしまう。

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    2025年11月23日
  • 神様の本

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    アンソロジーだけど、他のシリーズからの出展されていて、ビブリアと深夜0時は読んだこと有、栗丸堂と神様の御用人は読んだことなし。こんな感じなのか!という楽しみ方をしました。それぞれの話しは、短編の良さを生かしきれたのかとタイトル(テーマ)縛りをうまくこなせたかで明らかに優劣あります。

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    2025年11月20日
  • 神様の本

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    「神×本」というテーマ6編。
    「ビブリア古書堂の事件手帖」が読みたくて。
    他にもシリーズ物2つのスピンオフもあり。

    ビブリアは、聖書に纏わるお話。
    娘よりやはり栞子さんの方がお話が広がる気がする。

    「神様の御用人」は、日本の神様がコミカル。

    初めて出会う作家たち、アンソロジーは貴重な文庫本だ。

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    2025年11月12日
  • ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

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    シリーズの中で1番暗かった感じがしました。
    襲い襲われの展開はやっぱ読んでてきついものがありました。

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    2025年11月11日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    言わずと知れた大人気ベストセラーの7作目。

    前作を読んでからだいぶ間が空いてしまったので、複雑な人間関係を理解するのに苦労してしまいました。
    まあ、そもそも7作目なので、この書籍から読む読者はいないとは思いますが、それでも思い出せる程度の間隔では読まないと厳しいかも。
    6作目までで人間関係を複雑にしすぎてますよね。。それがストーリーの重要なポイントでもあるのでしょうがないのですが。
    ただ、読み進めての後半は、いつもの読み味に戻りました。

    ストーリーですが軸となっている海外古書のテーマが重く一本道だった感じがしました。人間関係における結末も、そういう部分に振り切って書かれた小説と比べると新鮮

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    2025年10月31日
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    シリーズ4作目にして、初めて序盤でトリックを見破ってしまいました。
    「私のような素人から序盤で見破られるなんてまだまだですな」と思いました。
    だけど、ストーリーは相変わらず引き込まれる物だったので星3つにしました。

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    2025年10月29日