三上延のレビュー一覧

  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    1つの長編を通して母親との直接対決や二人の関係に大きな進展があった回。
    物語後半、怒涛の展開がとてもテンポ良く読めた。

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    2025年01月21日
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

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    2012年出版。シリーズ第3作。シリーズの本の間で設定が展開されていくのを楽しめるってのは、ある意味で贅沢で有難いことだなぁ。

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    2025年01月20日
  • ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~

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    ネタバレ

     ドラマ化、映画化もされたビブリオミステリーシリーズ5作目で、本作では『愛のゆくえ』『ブラック・ジャック』『われに五月を』といった文学やマンガが作中に出てきて、それらが発端となって生まれる謎や栞子さんと大輔くんの関係性の変化などこれまで紡いできた話がどのように変わっていくのか気になり読み終えた。1作目の田中がまた何かをしでかしそうなので、続きも読んでいこうと思った。

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    2025年01月19日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    扉子シリーズとなり4作目、今回は夏目漱石がメイン古書、そしてかつて鎌倉に存在した「鎌倉文庫」なる貸本業がキーとなり、さらに3世代親子の17歳時の事件が紡がれていくという、今までにない構成であった。鎌倉文庫についてはwikiでも調べること可能で、その在庫がほとんど行方不明という事実にも多いに興味が持てた。土地柄を組み合わせての展開であり、作者の創作性にただただ脱帽である。


    令和編「扉子」昭和編「智恵子」平成編「栞子」と進んでいくが、なんといっても白眉は昭和編「智恵子」の章である。これまでのラスボス的キャラにも17歳という時代があり、そこには年相応の出会いがあり、抱えている悩みなどがあったりし

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    2025年01月20日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    ネタバレ

    栞子は吉原喜一からシェイクスピアのポートフォリオ3冊の真贋を依頼され、セリで本物を落札。しかし喜一は全て偽物と指摘。実は本物の隠し場所を栞子は見抜いており、最後に謎解きが解決して爽快感を得た。

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    2025年01月15日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    ルームシェア、同棲、長期出張のホテルとか、いろんな形の「ふたりぐらし」を描いたアンソロジー

    最初に部屋の間取り図と最寄駅とか築年数とかの情報が載ってるのが部屋をイメージしやすくてありがたかった
    備考欄の内容が結構面白くて、ストーリー想像してから読んでた

    どの話も面白かったけど、18階の神様と月の沙漠の話が特に好き

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    2025年01月04日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    栞子と大輔の娘の扉子が、両親が関わった横溝正史の本に関する事件簿を読むというスタイルで話が進みます。

    今回は横溝正史が取り上げられていますが、ドラマは観たことがありますが読んだことが無い作家の一人です。おどろおどろしいイメージがあったので敬遠していました。
    古谷一行さんの金田一が好きでドラマで十分満足していました。
    これを機に読んでみようかなと思っていますが、怖くないですよね?

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    2025年01月03日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    『ビブリア古書堂の事件手帖~扉子~』シリーズの四冊目ですね。

     夏目漱石の『鶉籠』を巡り、扉子は親友の戸山圭と、気まずい関係になっていたが、仲直りをする事になるが、『鶉籠』がもと鎌倉文庫所有の本であった事が謎になり、扉子は鎌倉文庫を探ると、祖母の智恵子の存在が浮かび上がってきた…………?

     智恵子、栞子、扉子の三代の十七才が織り成す、『鎌倉文庫千冊』の謎解きミステリーです。

     智恵子と篠川登の出逢いと、二人の『鎌倉文庫』をめぐる物語が、初めて明かされます。

         目次

      プロローグ
     第一話 令和編『鶉籠』
     第二話 昭和編『道草』
     第三話 平成編『吾輩ハ猫デアル』
      エピ

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    2024年12月28日
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

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    ビブリア古書堂3巻目。
    読めないのに本の話を聞きたい五浦と、本の話をする時だけ饒舌な栞子さんの何とも言えない関係性が良いのであって、少しでも恋愛方向に傾こうもんなら続き読むのやめちゃうかもなと思っている私^^;
    五浦が栞子さんのことを気になる異性として見ている描写があるとどうしてもオイオイヤメロと思わずにはいられないけど、今作は前作よりもそういう描写が気にならないくらい「本」の話が面白くて惹き込まれた✨
    そしてやっぱり栞子さんは本の話が流石に上手い。今作に限らずこれまで作中に登場した本で、個人的に興味がなくてまず読まないだろうなって本も栞子さんの説明だと不思議とすんなり入ってきて興味深く感じら

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    2024年12月16日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    今まで影の薄かった栞子の父目線のお話でした。

    智恵子との馴れ初めも描かれていて、新しい発見でした。
    夏目漱石の作品も読んでみたくなりました。(古い文体が苦手なのですが…)

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    2024年12月07日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    記念すべき100冊目でした!

    扉子も成長し、栞子や大輔も年を重ねていました。
    相変わらず智恵子は不気味に登場し、何か企んでいる様子。そんな回りくどいことしないで、もっと素直になればいいのになーと思いました。

    次も楽しみです。

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    2024年12月04日
  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

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    「時計仕掛けのオレンジ」は中盤に差し掛かる辺りからタネが分かってしまい退屈だったが、「サラリーマン随筆」と「最後の世界大戦」は丁寧に組み立てられていて楽しかった。著者名に隠れたトリックを知っていたから楽しめたのもあるかもしれない。

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    2024年11月30日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    今回も読書愛に溢れた内容でした。
    栞子と大輔の娘も高校生になっています。
    そして、相変わらず栞子の母親の智恵子の影がチラつきます。
    今後の展開が気になります。

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    2024年11月23日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    じわじわと年月が経っていて、扉子の成長にビックリです。

    雪割草の話では、最終的には本によって家族がバラバラになってしまう結末になってしまったことが切なかったです。

    獄門島では、扉子に話の合う友達ができて良かったなーと思いました。

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    2024年11月19日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    前回の話から7年後の設定です。
    てっきり娘が主人公で話が続くのかと思い、気持ちが切り替えられるかな?と心配でしたが、7年の間に起こったことを回想するという設定で、とても良かったです!
    懐かしい人のその後などもでてきて、楽しめました^_^

    次もこんな感じで楽しみたいです。

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    2024年11月15日
  • ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~

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    2024.11.08
    物語も少しずつ終盤に差し掛かっていて、どんどん面白くなってきている。
    大輔の告白の返事がまるまる1冊かかって、焦ったさがありつつもこの2人の恋愛っぽくて良かった。
    最後にはあの男からのメッセージが…
    次の話も楽しみにしております。

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    2024年11月08日
  • ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

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    怒涛の6巻でした。

    登場人物が増えすぎて、これ誰?と何巻か前を確認したりもしました(^_^;)

    今回は大輔の祖父のことが分かってきて、1巻と話がつながっていました。

    最後の7巻でどう締め括られるのか、楽しみです!

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    2024年11月07日
  • ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~

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    大輔の告白から返事をもらうまで1冊丸々かかりました(笑)

    今回は手塚治虫についての話が印象的です。
    やっと自分が知ってる本の話が出たからだとは思いますが…
    同じ本でも収録されている話が違うのですねー知らなかった…

    いよいよ後半戦といったところでしょうか。
    どうなるか楽しみです^_^

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    2024年11月05日
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    とうとう栞子さんの母が登場。
    まだまだ母の行動は謎ですが、やっと10年の謎が分かりそうな予感…

    大輔もきちんと自分の気持ちを伝え、2人の行方も気になります^_^

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    2024年11月04日
  • 百鬼園事件帖

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    極端に印象が薄い学生の甘木が、大学の教授である内田榮造(内田百間)と親密になったことで、様々な怪異にまきこまれていく。

    このタイトルをみても、ピンと来なかった私が、内田百間にとても興味を持つようになった。「百間先生邂逅百間先生図」が物語の中で持つ意味が、怪異的で少し怖くもあったが、どんどん興味が湧いてきた。芥川龍之介や夏目漱石などの文豪とも親交があったようで、物語への興味が増した。

    一話から三話までの怪異もほどよい感じで、第四話の「春の日」が、この物語をうまくまとめていたように思う。今後またなにか起きそうな感じもした。

    読後、こういう感じの小説もおもしろいな、と思った。いろんな出会いがあ

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    2024年11月04日