三上延のレビュー一覧

  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

    ネタバレ 購入済み

    昭和編が面白かった

    令和編の語り手は樋口くん・探偵役は扉子ちゃん、昭和編の語り手は栞子さんのお父さんの登さん・探偵役は登さんと結婚前の三浦智恵子さん、平成編は語り手が登さんで、探偵役がまだ高校生だった栞子さん。今回はオリジナルシリーズの語り手・大輔氏はプロローグとエピローグにしか登場しません。その代わり、オリジナルシリーズでは5巻のプロローグ(リチャード・ブローティガン「愛のゆくえ」)にしか登場しなかった登さんが大活躍?です。大輔氏と同じでパートナーほど本に関する知識はなくとも洞察力はすごく、的確に探偵役をサポートしています。それから、オリジナルシリーズではラスボスみたいな扱いだった智恵子さんが、登さんにだけは少

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    2024年04月09日
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

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    1927年から1997年まで、同潤会代官山アパートに暮らす一家四代に渡る家族の物語。
    関東大震災や世界大戦、そして阪神大震災でのそれぞれの悲しみを乗り越えたり、辛い時には支え合い助けあっていく家族の姿に、同じように関東大震災でつらい経験をした私の祖父、阪神大震災で被災した私の祖父母と両親が重なり、涙でした。

    家族の形も家もどんどん変わっていかざるを得ず、寂しくなることもあるけれど‥
    「人は入れ替わり、家も変わっていく。
    きっとこの先も色々なことが起こるだろう、
    嬉しいことも、悲しいことも、家族で分かち合って生きていけたらいい。」
    この言葉を胸に、新しい家族の形ができていくことを喜びに変えてい

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    2024年03月18日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    今回は扉子が、恭一郎という後輩と仲良くなってるのが印象的。
    栞子さんに似て本のことしか頭にないけど、栞子さんより天真爛漫そうな扉子が可愛い。
    恭一郎に相続されるはずの本が売りに出されるのを阻止するために催事に参加するのがメインストーリーだけど、裏で動いてる智恵子がすごい怖い。
    4巻も出たみたいだから読まないと。

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    2024年03月11日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    ビブリア古書店シリーズ、イロイロあるようですが、初めて読んだのがこの本でした。
    読んでいる途中で、「なんかおかしいな~」と思い始め、やがて「後日譚集なのかぁ~」と理解しました。でも、本編を知らなくてもスッと入れました。
    登場人物の心の襞を丁寧に描き分けつつ、ちょっとしたミステリも織り交ぜて、サクッと軽く読み終えられて、読後感も爽やかなのがヨイ感じでした。

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    2024年03月03日
  • ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌

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    2巻まで刊行。2巻で終わりでも納得する。
    ネタ元のシリーズはまったく読んでいないが充分楽しめました。その元シリーズの 主人公の胸については情報を得ていたので、それの描写が沢山あって良かったです。
    ヒロインのこぐちさんの脇の女子高生達が良かった。特に2巻で登場のお嬢様学校の図書委員長と主人公の絡みは友情なのか委員長の方に恋愛感情があるのか想いを馳せる。色んな本が紹介されていて読んでない本もあって人生足りないよね

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    2024年02月25日
  • 百鬼園事件帖

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    なかなか、読み進まなかったのだけど、内容は面白かった。内田百間さんって、こんな感じだったのだろう。
    鉄ちゃんだったことに反応

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    2024年02月18日
  • 百鬼園事件帖

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    少しホラー、怪奇譚。でも怨念や怨嗟といった類ではない。大正から昭和初期の世俗や街並みも丁寧に記述されてとても楽しく読めた。途中まで読んでやっと内田百閒先生って人実在していたような・・・?ってぐらい何も知らずに読んだけれど内田先生の著書がどういうものなのか興味がわいた。

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    2024年02月03日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    ネタバレ

    7巻から月日が流れて7年後、2018年(この本が発行された現在)だったのが少々残念な気持ちになった。もっと2人の結婚前後の話も読みたかった気もした。
    夫婦が営む古書店とか、大輔が智恵子の手伝いで上海に行くとか、ずいぶん変化したものだと思う。
    しかし、栞子が扉子に話して聞かせている形式だったので、自由に話を展開できるようになったと思う。
    私は、やっぱり坂口昌志、しのぶ関連の話が好きですね。今回もいい話でした。小菅奈緒の新しい恋の話も良かったですね。2人は同じ大学に入ったその後どうなったのか。ファイナルファンタジーの楽譜は息子が好きだったので家にもあるなと思いながら読んでいた。今では希少価値がある

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    2024年01月30日
  • ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~

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    ネタバレ

    なんかすっきりしないんだよな。
    プロローグでは、5月31日、5月末日に大輔の告白に返事をする展開になっているのに、
    エピローグでは、5月が5日ほど残っている日、門野家を出て、栞子さんが母と会ったその日に返事をする展開になっている。
    そのため、自分にとって望んていた展開なったのに、そのズレが気になって、素直に内容が入って来ない。
    栞子さん以上の能力で人の心を読む栞子さんの母に恐怖心や嫌悪感を持ってしまったけれど、知識以外を捨ててしまう旅に無理強いして連れて行かなかった事だけには、好感が持てた。栞子さん自身も、自分の意思を母に伝えられた事は良かった。
    エピローグの最後には、田中敏雄からの手紙が届き

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    2024年01月25日
  • 百鬼園事件帖

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    怪異な現象がいろいろ出てきて、でも人間的な温かさもあって、不思議な味わいの良い本でした。
    たまたまだけど最近大正時代が舞台になっている小説を読んでいて、ちょっと妖しい世界が似合う魅力的な時代だと感じました。

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    2024年01月05日
  • 百鬼園事件帖

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    ネタバレ

    悪くはなかった。
    内田百間の帽子や背広がイメージしづらい。表紙の絵も違う気がする。筆者のビブリアシリーズと異なり、現代を描いたものではないから、私の脳内では映像化が難しかった。
    性格もよくわからず。
    ドッペルゲンガーとの対決は、ちょっと呆気ない感じ。

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    2023年12月24日
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

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    特別大きな事件が起きるわけではない。ごく普通の家族の物語。
    こういう話が、私は好きなんだなぁと、つくづく思った。
    しかもきっと、三上さんの文章も好きなんだなぁきっと。
    友達から回ってきた本なので、最初は作家さんの名前を見てもぴんとこなかったけれど、著者略歴を見たら、あら、『ビブリア古書堂の事件手帖』書いた方だ、とうれしくなった。
    しみじみと、滋味深い作品。

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    2023年12月22日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    シリーズは親子で一通り読み進めていて、これも母から借りました。
    久しぶりでしたがだんだん登場人物も思い出した…というかどこから読んでも登場人物の関係をいつも説明してくれてありがたい。
    今回も面白かったです!

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    2023年12月18日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    読みに行くいものは飛ばして。
    海外の内容も多かった。
    個人的には国内の短編が読みやすい。
    食べ物はハンバーグ、サンドイッチとか
    挟まれる系が多かったかも

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    2023年12月17日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ネタバレ

    全体的に少しビターテイストなアンソロジーでした。

    お気に入りは柴田さんの「夕日と奥さんのお話」

    突然旦那さんが実家の田舎に早期退職して終の住処としたいと言い出した。反対すると、自分に有利な条件で離婚を言い渡されて…

    浮気をされたわけでもなく、価値観の違いが生じてしまったけれど、石垣島への旅で和解の道が開けたのは救いでした。
    旦那さんの言っていた石垣島の「浜崎の奥さん」の正体がビックリでした。

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    2023年12月15日
  • 百鬼園事件帖

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    内田百閒と学生の甘木(影の薄い)が不思議な、そして身のすくむような体験をしていくミステリーというよりホラーでした。
    交流のあった夏目漱石や芥川龍之介の名前も出てきて昭和初期の匂いも感じる小説でした。
    いくつか気になる小説のことにも触れているので、それも読んでみたいです。
    とても面白かったです。

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    2023年12月15日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    ネタバレ

    第一話(からたちの花)が心にしみた。
    坂口昌司にしのぶがいて良かった。
    由紀子のためにも真相がわかって良かった。

    ─────
    坂口昌司・しのぶ夫妻
     1巻 第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)
     3巻 第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』

    小菅奈緒と志田
     1巻 第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)

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    2023年11月27日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    ネタバレ

    「扉子と──」とあるが扉子のことはまだよくわからないが、栞子同様、一度読んだ本の内容を忘れないというのは羨ましい。

    お父さんな大輔がなかなか良かった。
    子供が読む本に口を出してくる先生は、「空は青で塗りなさい」という先生のようで嫌だな。
    見守りは必要だと思うけど、年齢制限がないのが本の良いところではないか。
    猟奇的な本ばかり読み、現実世界に影響を及ぼしているとかだったら心配にもなるけれど。

    孫に会うことさえ思惑ありきな智恵子はやはり好きになれないな。

    オーディオブックが普及してきた今の時代なら大輔も本が読める(聴ける)かな?
    栞子に話してもらうのも楽しいだろうがネタバレなしのようだし。

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    2023年11月27日
  • ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

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    シリーズも6作目となりましたが、ますます面白くなってきました。
    今回は、シリーズ1作目に登場した太宰治の「晩年」とそれにまつわる人が再登場します。
    太宰治の秘密にも迫っていて、長編として楽しめました。
    栞子と大輔の関係にも注目です。

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    2023年11月17日
  • 百鬼園事件帖

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    内田百聞が大学でドイツ語の先生をしている頃、印象の薄い学生、甘木と知り合いになり、事件というほどでもないような怪異がおこる作品。内田百聞を知らないと面白さ半減以下です。
    夏目漱石の弟子であり、芥川とも交流のあった内田百閒。物語にも、かの文豪たちが登場します。どんな形で出てくるかは読んでのお楽しみ。
    背広
    内田百問の背広と甘木が友人から事情あって借りた背広が入れ替わる。そこが甘木の内田先生との親交の始まりであり、怪異の入り口だった。

    コーヒーがまずいが出す料理は結構うまい行きつけの喫茶の給仕が具合が悪い。しかし彼女から受ける印象は人によって極端に違うようなのだ。
    竹杖
    百聞先生邂逅百聞先生図

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    2023年11月14日