三上延のレビュー一覧

  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

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    今回の推理はある絵本のお話と、宮沢賢治の本に纏わるお話。
    断片的にしか覚えていない話を頼りに本を探していきます。私にもそういう記憶があり、何度も探してもまだ見つかっていません。
    一つ前に読んだ苫野先生が司書の話をしていましたが、それに通づるものを感じました。
    宮沢賢治の本をめぐるお話は『テナルデイ軍曹に気を付けろ』がヒントになっていましたが、難題すぎてちょっと笑いました。3巻まで読んでなんとなく三上先生の文体と構想に慣れてきたので、先の予想ができるようになってきました。それはそれで面白いので、引き続き読んでいこうと思います。

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    2026年04月13日
  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

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    入院していた篠川さんが復帰し、五浦と一緒にお店を回していく。
    「全ての本は何かしらの過去を背負っている」
    やはりこの文章がいい味出してます。
    今回も篠川さんは様々な謎を解いていきます。
    この本を読む前に藤子・F・不二雄の生涯の本を読んでいたので、内容が藤子不二雄でびっくり。藤子不二雄のSFは当時で考えたらめちゃくちゃ内容もイラストのクオリティも半端ない。しかも部数もないので希少価値が高い。人物を予習してたので、内容がスッと入ってきましたが「最後の世界大戦」は初めて知りました。
    藤子不二雄の本に纏わるお話で、篠川さんの母の真相にも迫るお話でした。
    最後に篠川さんと五浦が同じマグカップでコーヒーを飲んでいるのは異様な光景です。
    著者の願望なのか。
    本の知識も増えて読んでてとっても楽しいです。

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    2026年04月09日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    石垣島の浜崎の奥さんは美味しいらしいので、一度行って食べてみたい。

    世の中には、いろいろな名前の魚があるものだ。

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    2026年04月02日
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

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    面白いです。リラックスして、ワクワク、楽しんで読むことができます。私はオーディブル聞く読書ですが。⭐️4なのは、私が大ファンである天久シリーズと差をつけるため、ただ、それだけ。このビブリアシリーズも、全部読みたいくらいワクワクしています。実際の本が、出てきて、とても興味深いです。古書堂店主シオリコとバイト男子ダイスケの関係も気になる。本のこと、たくさん知ってるからこその、シオリコの謎解きも面白いです。

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    2026年03月25日
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    これまでの3冊は短編だったが、今回は長編。
    江戸川乱歩作品にまつわる依頼ということで、やっとちゃんと読んだことある作品群がテーマになって嬉しい。

    いつも通りライトに面白く読めた。
    3巻を読んだ時の予想通り、4巻では母親が登場して物語に絡んでくる。
    次巻以降も気になる。

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    2026年03月21日
  • 神様の本

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    「神×本」をテーマにしたアンソロジー。シリーズものの一編として書かれたものも。
    印象深いのは紅玉いづきの「カミサマは待ちぼうけ」。パパ活少女の物語という紅玉いづきど真ん中を貫いてます。

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    2026年03月15日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    数年ぶりに「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズの続きを読んだら、栞子と大輔に、扉子という子供が出来ており、6歳で本好きという設定だった。
    これからは、この扉子が多く登場するのだろう。
    久しぶりにこのシリーズ読んだので、懐かしい感じがした。

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    2026年02月22日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    おいしいものと魅力的な土地の相乗効果でとても楽しかった。
    特に最後のアイスランド、行ってみたくなりました。

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    2026年02月05日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    今回は鎌倉文庫ー戦中戦後に鎌倉文士を中心に活動した貸本屋ーの蔵書にまつわる謎をめぐる物語。
    ビフリア古書堂を中心に過去三代にわたる鎌倉文庫との因縁を描いているが、智恵子と登の出会いから智恵子、栞子、扉子三代が揃い踏みしており凝った内容になっている。
    ここのところマンネリ感も否めないが本作は鎌倉文庫の謎が魅力的で楽しめた。
    前作で栞子の妹文香について、最近全く出てこないので寂しいとブグログに投稿したが、今回はちょい役だが中々重要な役回りで登場しているのが嬉しい。自作では是非現在の文香が登場してくれるといいな。

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    2026年01月31日
  • 読書狂の冒険は終わらない!

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    ここに出てくる作家も本もほとんど知らない!なのに面白かった。
    なんでだろう?やっぱりそれは対談しているおふたりが本が大好きで楽しくてしょうがないという雰囲気が伝わってきているからだと思う。

    今まであまり読んでこなかった赤川次郎作品、キング作品に触れたい!と思った。早速買いに行こう。

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    2026年01月24日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    良かった。どのお話も良かった。
    特に最後の「オーロラが見られなくても」頑張ってきた自分を認めて、次に進むための旅。いいな。
    今年は私も一人旅しようかな。

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    2026年01月14日
  • ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~

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    2巻にして、登場人物の背景を探る話(コナンに近いかも)になってきて面白くなってきた。
    本のコレクターの世界を知ることができるのも個人的に好きポイント

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    2026年01月09日
  • ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~

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    ネタバレ

    栞子さんと五浦君の古書ミステリ5冊目。古書としては珍しくマンガが登場する。

    手塚治虫の「ブラック・ジャック」である。
    作品についてだけではなく、手塚治虫本人についてもさまざまなことが分かってとても面白かった。こんなふうにこの物語で取り上げられると、すぐに読みたくなって困る。
    謎解きの依頼を持ってきたのは、栞子さんの親友、滝野リュウの後輩の真壁菜名子だった。彼女の両親は二人とも手塚治虫のファンで、母親は結婚する時に自分の蔵書の一部を持ってきた。そのせいで家には重複している本も多い。ところが、その中で手塚治虫の『ブラック・ジャック』が何冊か無くなっているのに気付いた。どうやら、弟の慎也が持ち出したらしい。菜名子は彼に問い質したが、慎也は持ち出した理由もどこにあるのかもいっさい答えてくれないという。
    栞子さんがもつれた糸を解きほぐしていくと、どうやら菜名子たちの母が五年前に癌で亡くなった時の事が関係しているらしい。慎也とともに病床に駆け付ける父が取ったある行動。それが彼の心を捻じ曲げてしまっているようなのだ。五浦君と栞子さんは彼女たちの祖母に話を聞くことにするが……。

    今回も本を偏愛する人たちとそうでない人たちとの間に生じる誤解が描かれていて、読んでいて胸が痛んだ。特に、結婚を反対した娘に家を出ていかれた母親、つまり菜名子と慎也の祖母・波江の言葉が印象に残った。
    心ばかりの嫁入り道具に鏡台と箪笥を持たせたのだが、狭い新居にはスペースが無く、そのせいで娘は愛する本の大部分を実家に残していくことになった。そして、怒った父親はそれらをすべて棄ててしまうのだ。
    どうしてあの時、自分は本棚を買ってあげなかったのだろう。そうしたら娘は大切なものを失くさずに済んだのに。自分たちには、そうたくさんの時間が残されていたわけではなかったのに。
    孫が生まれて、娘夫婦とは和解できたけれど、このことはずっと忘れないと彼女は言っていた。

    人生の変転で大切なものを失う人たちは少なくない。けれども、せめてそんな風に胸を痛めてくれる人がそばにいるなら、どんなに心が安らぐだろうか。
    大切なものを、同じように大切に思ってくれる人がいること。そんな人と出会えること。それらはなんと難しいことだろうと、この物語を読んでいると思うのだ。
    なので、この巻の最後に五浦君が放ったセリフには拍手を送った。次巻ではさらに過酷なトラブルが待っているみたいだが、このスピリッツできっと乗り越えてくれると思う。
    おめでとう!

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    2025年12月31日
  • 神様の本

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    神様に関わる話アンソロジー。
    ビブリア古書堂の事件手帖を目当てに読み始めた。三上さん以外は知らない作家さんだったが、読みやすい物が多く楽しく読む事ができた。
    個人的には、似鳥航一さんの下町和菓子栗丸堂が面白かった。

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    2025年12月31日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    1冊丸ごと横溝正史。江戸川乱歩と横溝正史の関係性にも興味があるのでその点でも面白かった。旧シリーズの江戸川乱歩巻と同じくらい好き。過去から現在にかけて絡まった糸を解くように伏線が回収されていく展開が心地よい。古書が引き寄せる縁と、古書の存在によって引き裂かれてしまう縁の両方が描かれていて切なさも残った。「獄門島」の少年少女版もいつか読んでみたいなあ

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    2025年12月26日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    ビブリア古書堂の物語は栞子さん達からその娘へ。栞子さんが娘・扉子へ静かに語り聞かせる、本から繋がる絆と秘密の物語はどれも優しいものだった。ビブリア古書堂に関わった人達の後日談が知れたのも嬉しい。扉子が可愛らしくて、栞子さんもこんな感じだったのかなと思うと微笑ましい

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    2025年12月26日
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    ネタバレ

    栞子さんと五浦君の古書ミステリ4冊目。今回は長編である。

    一冊丸ごと「江戸川乱歩」の謎であった。ミステリ好きの方々の話に触れていると、あまりにも頻繁に出てくるため、古書価値が付くような時代の作家とは思っていなかった。なんと明治生まれの方だったのか。
    太宰治や夏目漱石よりも身近に感じていたのだが、乱歩にももちろん収集家がいて百万円以上の値が付くものがある。物語は、そんな貴重なコレクションを残して亡くなった人の遺品をめぐる謎である。
    コレクションの持ち主が、まるで乱歩の描く人物のようにいくつもの顔を隠しているのが面白かった。隠された顔を栞子さんたちがひとつひとつ探していく様子も、まるで探偵小説のようだった。そういえば、ある意味本当に『探偵小説』なのだが。

    冒頭に登場する篠川智恵子のインパクトが強すぎて、いったいどうなってしまうんだろうと感じたのだが、始まってしまえばいつもの謎解き。栞子さんと五浦君の距離が少しずつ近づいているのも良い感じ。
    ただ、中盤に出てくる、篠川智恵子に対する文香の台詞がとても重かった。
    『無理に帰ってこなくてもいい』『会いたいとは思っているけど、もう必要としてない』『連絡もしてこなくて顔も出さないなら、そのうち会いたいとも思わなくなる。そうなったら、もうこの家には入れない』
    普段、陽気にしているキャラクターだけに、本当に重い言葉だった。それに対して、智恵子は許しを請う言葉を何も口にしない。

    本を偏愛する人々の中で、今回は特に人との関係性を放棄している人が多かったような気がする。だからこそ、結末の栞子さんの決断にはほっとした。彼女がこれからどんな選択を積み重ねるのか、最後まで見ていきたい。

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    2025年12月24日
  • 読書狂の冒険は終わらない!

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    ネタバレ

    スティーブン・キング原作の映画は『シャイニング』とか何作か見たことがあるけど、原作の方は読んだことないな~。二人の話に出てくる作品は聞いたことあるし興味あるので読んでみようかな。「キング絶賛」も気になる。本への愛情が凄い二人。確かに本は踏めないな~。道はちゃんと作ってあるし(笑)『桜庭一樹の読書日記』のように話に出てくる本の写真とか欲しかった。二人の本棚も気になるし(笑)

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    2025年12月20日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    最終巻はシェイクスピア。扱っているシェイクスピアの悲劇喜劇の話と登場人物達の関係がリンクしていく展開。智恵子さんがいなくなったきっかけと祖父との確執、弟子の歪んだ矜持など複雑な人間模様が描かれつつもハッピーエンドに向かって良かった。最後は本を読むシーンで終わるのも良い

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    2025年12月20日
  • 百鬼園事件帖

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    2023年出版。249ページ。タイトルと表紙の挿絵から、想像を広げ過ぎると結果的に肩透かしを食う事になるかも。昭和の始めから、遡って大正末期に掛かる時期としてのお話し。時代背景に深く突っ込んでいない分、読み易いとも言えるし、現代との境が曖昧になってしまう感じもある...。けれど、それらを差し引いても面白かった。おどろおどろしさは余り強調されていないが、想像してみれば大いに不気味だ。「見えてしまう者」、「見ることが死に繋がる」などは、中々に気色が悪く興味深かった。本格怪奇モノを期待する人には薦めない。

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    2025年12月19日