【感想・ネタバレ】ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月28日

「あなたを好きなわたしが、わたしという人間」
いい言葉だな。栞子さんにこんなセリフを言わせる大輔さん、良かったですね。
文香ちゃんの大学進学資金の目処も経ちめでたしめでたしなんだろうけれど、もう少し2人のラブラブな結婚生活とかも読みたかったところですが、ここで終わりなのですね。
最後の母との対決は、...続きを読む勝ちを譲られた感も否めませんが、一定程度、2人を認めたのは間違いないのだろうとは思います。
この本は、他の本を読書したくなる良書だと思います。

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Posted by ブクログ 2023年12月01日

栞子さんシリーズ最終章。
今回は、かなりハラハラドキドキの展開でした。
栞子と大輔の仲も気になります。
祖父が所持していた幻の古書を巡って、栞子と母親が対決します。
結末は、ぜひ手に取ってご覧ください。
長かったシリーズも7冊目。
どれも楽しく読ませていただきました。
さらに、続編として扉子シリーズ...続きを読むもあるので、そちらも楽しみです。

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Posted by ブクログ 2022年07月19日

一番惹き込まれた内容かもしれない。よかったねえ本当に。文面で惚気るのはやめてほしいって途中まで思ってたけど今はなんとも思いません。

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Posted by ブクログ 2022年06月05日

物語はいよいよクライマックスへと向かいます。
今回は、世界で最も有名な劇作家シェイクスピアの稀覯本に関する謎解きです。
有名とは言っても、海外の古典で、戯曲など読んだこともなく、題名は聞いたことがあっても、どの作品が喜劇か悲劇かも知らないという読者にも分かりやすい説明がされていて、安心して読むことが...続きを読むできました。
シェイクスピアの没年は、徳川家康と同じだそうです。
およそ四百年前の作品には、数々の名台詞が残されていて、言葉の偉大さに驚かされます。

母智恵子が家族をおいて家を出た理由や、出生の秘密が明かされていて、それらがシェイクスピアと絡んで、とても読みごたえのある一冊でした。
栞子さんとの母娘対決は、臨場感あふれていて、青白赤の三冊のシェイクスピアの稀覯本の謎に思わず釘付けになってしまいました。

最後は何とも微笑ましい終わり方で、本の話をする栞子さんと、それを傍らで一生懸命聞く大輔の姿をいつまでも見ていたくなります。

『ビブリア』はこの先もまだまだ続いているようですが、十周年たった今、第一巻から七巻までを一気読みできて良かったです。

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Posted by ブクログ 2022年03月25日

今までの日本の純文学テーマも難しくてわぁわぁ言ってたのに、今回最終巻にして洋書(シェイクスピア)だったから特に難しすぎて・・・苦笑
でもその難しさを吹き飛ばすくらい、一冊を通して内容と謎が深くて読後すっきりしすぎた!!!
栞子さんくらい何かに熱中できると毎日楽しいんだろうな~(古書に限らず笑)これだ...続きを読むったら誰にも負けない!っていう何かを身に着けたい!
てかビブリア読み通して古書に興味持った!古書店行ってみたいな。
終始面白い話でした!!

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Posted by ブクログ 2022年03月18日

おめでとう〜!!
長いようで短いシリーズ物でした!
栞子さんと大輔くんのこれから先の妄想が滾ります^^

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月21日

まずは大輔君と栞子さんおめでとう!!!!物語はハラハラする場面が何度もあり、お爺さんや母親からの言葉も悪質だったり鋭かったりでしたが、そんな中でも二人の思いを確かめ合って強く向き合っていく様子が、恋人以上の関係性を思わせました。なので物語の最後は本当に綺麗な終わり方だなと、、、!シェイクスピアにも強...続きを読むく興味が湧き、志田さんの言葉もズシリと心に響きました。本の中でまた違う本に惹かれるのもこのシリーズの素敵な魅力だなあと感じます。
また、三上延先生のあとがきを読みやはりこれ程のお話を作り上げるには並大抵の知識や技術ではないのだな、としみじみ感じました。続編も読むのが楽しみです。このお話を読めて良かったです。

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Posted by ブクログ 2021年08月13日

ようやく栞子さんと大輔くんの物語がひと段落だなあっと思って読んだら最後の最後に凄い古書(?)が題材になっていて驚きました。
このシリーズで古書の世界の深さの一端を見れたなあと思います。
こういう色んな世界を気軽に覗き見できるのが、読書の醍醐味の1つな気が。
栞子さんが大輔くんとどんどんきちんと向き合...続きを読むって行く、成長を見れました。
きっと大輔くんが真摯に向き合ったからだろうな。
本を介して、どんどん絆が深まっていって、2人で本の世界を楽しめるなんて憧れます!
次の2人の子供の話も楽しみです。

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Posted by ブクログ 2021年02月27日

最後はシェイクスピアで、夢広がるうっとりするストーリーだった。真相に行き着いた時、わくわくしたし、栞子さんと大輔さんとの愛も素敵だった

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Posted by ブクログ 2023年07月15日

いい結末を迎えたと思います。
まだまだ続きそうな雰囲気で、そして、爽やかな感じで終わって、読後の爽快感が良かったです。

数年振りにこのシリーズを読み返しましたが、やっぱりビブリア好きです。また何年か後に読み返したいです。

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Posted by ブクログ 2023年05月25日

シェイクスピアの稀覯本を巡るお話。
凄く手の込んだ父からの復讐、対する栞子母と巻き込まれる栞子・大輔。
壮大でした。シェイクスピアも読んでみたいし興味が広がりました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年03月31日

安心感のある結末だった。最後はハッピーエンドだろうと信じてはいたけど、どういった展開になるか分からずドキドキしながら読みすすめた。二人がゴールインしたあとのラブラブぶりも読みたい。

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Posted by ブクログ 2022年12月20日

堂々完結❗️

いやー良かった良かった❗️
ラスト付近の緊迫感といい大輔と栞子が収まるところに収まり、智恵子との蟠りも多少解けと良いラストだった

古書に読み慣れていない点はあったので難しい部分はあったが逆に興味が湧いてこれから読んでみようと思った
これが本から本へと繋がっていくんだなと思う
正に本...続きを読むというものの良い点だと思う

この勢いのままに扉子シリーズへGO❗️

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年06月20日

シリーズ7冊目の本書で物語は一区切り。
1巻を読み始めた時、
「本が読めない体質の青年が、古書店の店主との出会いから読書の楽しさを知り、本が読めるようになっていく。」
といった物語なのかなと思っていたが、そうではなかった。
大輔はやはりあまり本を読めないままだけど、栞子さんと出会って、本を知り楽しむ...続きを読むことができるようになった。
一人では困難なことも二人一緒なら立ち向かえる。
お互いに助け合い、分かち合える人に出会えて良かった。

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Posted by ブクログ 2022年05月01日

完結編となる第七巻。シェークスピアがモチーフです。栞子さんと五浦君の物語も大団円。これで完結となります。第一巻で示された様々な謎は、暗い影が見え隠れするスタートでした。巻を追うごとにダークさは増して行きましたが、主人公二人の関係を縦軸に据えた事で、暗黒面ばかりにならなかったのが、このシリーズ成功の要...続きを読む因だと思います。

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Posted by ブクログ 2022年01月06日

シェイクスピアの古書をめぐる話、やっぱりちょっと海外物の話だとなんとなく難しく感じるけど、面白かった。最終的にハッピーエンドで終わってほっこり。

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Posted by ブクログ 2021年12月23日

シリーズ7作目・完結編。終わってしまったー、と思うくらい好きなシリーズだった。番外編もあるようなので楽しみ。
あとがきにも書いていらっしゃるけれど、古書をテーマにしながらも古書に詳しくない読者(私)が読んでも楽しめる、というのが本当にすごい。

最後は案外あっけなかったなーというのが正直なところだけ...続きを読むど、幸せな終わり方で良かった。今後、栞子さんと大輔が智恵子の仕事を手伝いそうな気配があるのが気になる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月30日

最終巻はシェイクスピアの
ファーストフォリオがテーマ。
得体のしれない爺さんに振り回され、
登場人物たちの駆け引きや謎解き、そして
恋愛模様、栞子の母親が家を出た理由も
わかる等々内容盛りだくさんでした。
色んなことが巻き起こりましたが
なんだかんだと栞子と大輔、いいコンビです。
途中ある人の言う「...続きを読む覚悟がすべて」の
部分はすごく共感できる内容でとてもよかった。
シリーズ最終巻であぁ~ビブリアシリーズ
読み終えてしまったと思ったら続編が
出ているようなのでそちらも
そのうち読みたいと思います。

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Posted by ブクログ 2021年03月07日

今回はシェイクスピアのファースト・フォリオを巡り物語が進む。
老獪で芝居じみた態度を崩さない老人を、やり込める様は痛快だった。

非凡な栞子さんの隣にいていいのか悩む大輔さんに志田がかけた言葉がいい。
「もっと自信を持てよ。お前自身の覚悟がすべてなんだ。残りの人生なんてどうせ誰にも分かりゃしねえ」
...続きを読む覚悟が全てーシェイクスピアの言葉らしい。

このシリーズは、読みたい本が増えてくところが辛い(嬉しい)

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Posted by ブクログ 2021年02月28日

シリーズ7話にして完結編。
ビブリア、並びに篠川家に訪れた最大の危機。
シェイクスピアの古書を巡り広がる家族の因縁。罠。
今回はより切迫した物語でした。
エピローグでも物語は大きく動き…。
全体を通して面白くいいシリーズでした。

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購入済み

栞子さんが魔性の女っぽかったら

2019年11月23日

すんなりと読める。

栞子さんが母親のようにもっともっと魔性の女っぽかったら、大輔の悩みもより深くなり話の深みも増すのではないか。

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購入済み

物語の最終章

2017年03月27日

謎が多かった、栞子の家族背景、そして母親の奇行の理由が、徐々に明らかになります。

古本屋さんを背景にした物語なので、物語設定に多少難がありましたが、物語の面白さは、毎度ながら満足しています。本巻も同様で最終回に相応しいものとなっています。

ビブリアワールドに引き込まれること間違いありませ...続きを読むん。

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Posted by ブクログ 2023年07月18日

今回はシェイクスピアに関係したお話しで、栞子の祖父母や母の謎も解き明かされていて、フムフムそうだったのねという感じでした。
吉原が本当は良い人なのか、悪い人なのか、最後までわからずハラハラしました。

大輔と栞子の関係も良い方向にいっていて、栞子の本の説明で終わっているのが、ほのぼのしていて良い感じ...続きを読むで良かったです。

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Posted by ブクログ 2022年10月29日

シリーズを読み通した充実感的なものを得ましてが、やはり短編の集合体のほうが好みだなと思いました。扉子シリーズにも手を出そうと思いました

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Posted by ブクログ 2022年10月13日

久しぶりに読み返しました。
古書を扱ったフンワリした世界観は素晴らしいのですが、ストーリー展開の緊張感が薄く感じられ、少し残念に思いました。
でも、本に対する愛情はヒシヒシと伝わってきましたのでそれだけで大満足。

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Posted by ブクログ 2022年09月04日

一応これで本編ストーリーは終わりらしい…
古書ってあまり関わりがないけど、このシリーズのおかげでとても興味を持てた
これからも楽しみ

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Posted by ブクログ 2022年07月14日

シェークスピアのファースト・フォリオをめぐり
新たな人の繋がりが明らかになる。振り市で手に入れるのは栞子さんなのか、智恵子さんなのか。手に汗握る場面が読んでいて楽しかった。これからの大輔と栞子の関係も応援してあげたいと思えた。

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Posted by ブクログ 2022年05月27日

ビブリア古書堂完結の7巻。

古書に魅せられ囚われた人間の業の黒さを凝縮したかのような久我山尚大。彼の残滓だけを受け継いだかのような吉原喜市が持ち込んだ古書をめぐる事件が、栞子さんと五浦の二人の最後の物語となります。

函入りのギミックは、尚大の良心のかけらの比喩なのかな、と思いました。篠川母娘が気...続きを読むづくことができて、吉原に気づくことができなかったのは、そういうことなのかと。
ただただ、古書に対する情熱の差だという気もしないでもない。吉原は古書に向ける情よりも、人に向ける情が上回ってしまったから。異様なまでの古書に対する熱量をもつ人々が登場した作品で、行きすぎた思いは黒色を想像させるものだったけれど。それが人に向いてしまった吉原の老醜は無様でありました。

自分の中にある情熱が、黒で表現されるものであるということを感じながら、それに染まってしまった存在を知り嫌悪しながら、それでも魅力から遠ざかることができずにいた栞子さんの碇となった五浦。
それぞれの物語はここで終わり、ここからは二人の物語を歩んでゆきます。

物語の期間が一年という短さに驚く。濃密な一年。
その短さもあって、最後の古書はシェイクスピアにしたのでしょうか。

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Posted by ブクログ 2022年04月04日

栞子のもとを久我山書房の
番頭だったという老人が訪ねて来る。
高額で『晩年』の古書を売りつけたあと
彼が一緒に置いていった古書は
シェイクスピアの希覯本だった。

そこに悪辣だった祖父からの
謎めいた罠を感じた栞子は
古書の謎を解くとともに
自身の家族の過去に向き合おうとする。
老人の真の目的は、栞...続きを読む子さんの母親との
コンタクトなのだろうか…?

おお、一応これで本編終了なのね。
よく考えたら一年かそこらの物語だったんだ。

シリーズ読み通してみて
古本をめぐる事情をいろいろと知れて面白かったです。
でも、こんな性格悪いマニアばかり
「ではない」ことを祈りたい。

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Posted by ブクログ 2022年01月12日

なんとなく読んでてなんとなくシリーズ読みきったなー。古書の取引とかが特殊すぎて、いやいや、もっと力業に出たらええやん!とかは色々あったけど、全般的に興味深い話やったな。キャラもあんな感じやのにイライラさせへんつくりはなかなかでした。お疲れ様!

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Posted by ブクログ 2021年08月21日

3冊の本に関する競売と謎解きのシーンは緊張感があって楽しめた。登場人物のキャラクターにも愛着がわく。続編のシリーズがあるようだが、ここでひとまず大団円。

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Posted by ブクログ 2021年03月11日

栞子の服装って女のファッションに詳しくない男が着せたがる感じだな。
また大輔が読書能力を回復する道から遠ざかったよう。大輔が本を読めない方が栞子にとって都合がいいのかしら。
尚大と吉原、本を愛していない二人が本を使っての復讐を目論んで、敗れ去るお話。
このネット時代、シェイクスピアの稀覯本が市に出る...続きを読むとあっては、海外からも買い手が殺到しそうだけど、元々日本の古書店限定の市なのかな。

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