あらすじ
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりの少女の姿が--。ビブリア古書堂の「その後」を描くシリーズ最新刊。
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扉子ちゃん6歳に栞子さんが語る
【ビブリア古書堂の事件手帖】とは、大輔が書き留めていたマイブックだったのか
前作の主要な登場人物も次々と出てきて、懐かしく面白かった
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許す許さないの話では無いんだろうな。
兄は優しかった。坂口さんにとってはそれでいい。
そんな坂口さんも、坂口を支えているしのぶさんも、良い関係を築こうとする由紀子さんも優しい。
吉原孝二さん、恨むところ間違えているんですよね。喜市さんも。
扉子ちゃんどう成長するのか、少し怖い。
本に対する執着というか、なんというか。
栞子さんはお母さんになりましたね。
これがビブリア古書堂の事件手帖。
記録でも栞子さんと呼ぶってそういう事だったのか。
匿名
栞子さんと大輔さんが結婚し、その子供の扉子が栞子さんに似て、本好きで本に関してなら人間より興味を示すのはさすが親子だなと思いました。
また、栞子さんが扉子に今までの本まつわる話しを聞かせるシーンでは短編集のようで面白かったです。
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スピンオフというより新シリーズか。大輔以外の人物が語り手を務める。『俺と母さんの思い出の本』は私にも思い出がある。厳密に言えば同シリーズではなく全部載ったもので、5ではなく8と9なんだけど。坂口夫妻が登場する『からたちの花』も良い。智恵子から栞子、扉子と篠川(久我山)家の遺伝子が強すぎるが、大輔のどんな部分を受け継いだのかが気になる。これからのシリーズで解き明かされることに期待。
それにしても誤字脱字が多すぎる。磯原と幾原が混在。校閲しっかりして。
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古書店の女店主である母が娘に聞かせる一冊の古書から紐解かれる不思議な客人たちに因んだ謎を推理するビブリオミステリーの新シリーズで、四つの短編から構成されていて心が暖かくなるものだったり身につまされるものだったりと様々で前シリーズと変わらない面白さがあった。
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ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~
著者:三上 延
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**あらすじ**
驚異のミリオンセラー古書ミステリ、待望の新シリーズがスタート!
ある夫婦が営む古書店「ビブリア古書堂」。鎌倉の片隅にひっそりと佇むこの店には、古本屋のイメージを覆す美しい女性店主と、彼女にそっくりな少女がいる。女店主が少女に静かに語り聞かせるのは、一冊の古書から紐解かれる、不思議な客人たちの物語。古い本に込められた、絆と秘密の数々──人から人へと受け継がれる本の記憶。その扉が、今ふたたび開かれる。
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**感想**
ビブリア古書堂シリーズの新章、「扉子と不思議な客人たち」をAudibleで耳読しました。聴き始めると物語の世界にすっと引き込まれ、気づけば一気に最後まで聴き終えていました。シリーズの続きがあることにワクワクしつつ、また終わりが近づくのでは…という一抹の寂しさも感じています。
今回の物語は、栞子と大輔のその後、そして娘・扉子が生まれた後の時代が舞台になっていますが、扉子が主人公として活躍するというよりも、彼女を通して語られる過去の出来事が中心。まるで本棚の奥から大切な記憶を一冊ずつ取り出すような、静かで温かな時間が流れていきます。
耳で聴くことで、語りのリズムや登場人物の声色がより立体的に感じられ、物語の空気感をより深く味わうことができました。シリーズファンとしてはもちろん、音声でじっくりと物語を楽しみたい方にもおすすめの一作です。次の巻も、耳で味わう時間が今から楽しみです。
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ビブリア古書堂の事件手帖、その外伝。タイトルが「事件手帖」である意味がエピローグでようやく明らかになる。第1話、第2話はあまりひねりがなく少し残念な気分になりましたが、第3話「雪の断章」、第4話「王様の背中」は先行きが読めず結末が気になる展開で好みです。「事件簿」を読んてから相当月日が経過していたので随所で語られる過去のエピソードが挿入されているが、あまり詳細な説明もなく触れられていることもあって思い出すことが出来ず若干残念でした。
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2018年出版。前シリーズに続く新シリーズ第1作。7年後、栞子さんソックリの6歳の娘に、過去に有った本に関わる物語を聞かせる…と云うスタイルで。新たな展開も少しづつ織り交ぜながら。前シリーズの最終巻の後書きで筆者が書いていた通り、中心人物以外の視点やサイドストーリーを主とする。新たな展開に向けた設定の仕込みも成されている感じ…。いやぁ、面白いです。
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栞子と大輔が結婚してから7年が経ち、栞子が子どもの扉子に本に関わるエピソードを語るお話。
今回は栞子の鋭い洞察などの描写はないが、新たに登場した扉子と栞子のやりとりにほっこりした。
扉子のこれからの成長や、人と本にどのように関わってくるのか楽しみ。
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前作から7年後、五浦くんと栞子には、なんと6歳の娘がいるではないか。栞子に容姿だけでなく本が友達というところまでそっくりで、人との繋がりを持たせようと本を通じていろいろ語り聞かせるがなかなか上手くいかない。そんな親娘の姿を思い浮かべるとほっこりする。7年後の五浦くんは、智恵子の手伝いのため一人で海外へいったりなんか逞しくなった感じ。
本書の中では「からたちの花」が良かった。北原白秋の詩が可愛らしいのと、「からたちの白い花が咲くように」叔父と姪の関係がこの詩をきっかけに良い方向に向かって行くのが心あたたまる。
志田さんが配っている「雪の断章」、1985年に斉藤由貴さん主演で映画化してたの全然覚えてなかった。今度読んでみようかな?
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前作から7年経過して、栞子さんと大輔さんの間に娘の扉子ちゃんが生まれました
他の皆さんもそれぞれ成長されてました。
今作は前日譚でしたけど、これからの物語が楽しみです
表紙の栞子さん、めっちゃお母さんですね
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前回の話から7年後の設定です。
てっきり娘が主人公で話が続くのかと思い、気持ちが切り替えられるかな?と心配でしたが、7年の間に起こったことを回想するという設定で、とても良かったです!
懐かしい人のその後などもでてきて、楽しめました^_^
次もこんな感じで楽しみたいです。
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ビブリア古書堂シリーズの続編。
栞子と大輔の娘、扉子が登場。
栞子が娘へ過去のエピソードを語るという形です。
ビブリア古書堂と関わりのあったワケアリの方達のエピソードはどれも人生を感じさせ印象的です。
一冊の本が人生を変える、人間関係を変えるって凄いと思いながら読んでいました。
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ビブリアの新シリーズ。
やっとのことで結婚した栞子と大輔。
2人の娘の扉子は、もう6歳。
今回は、母親の栞子が、娘に語る回顧録になっています。
4つの短編になっており、どれも古書にまつわる謎を、栞子たちが解いていきます。
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ビブリア古書店シリーズ、イロイロあるようですが、初めて読んだのがこの本でした。
読んでいる途中で、「なんかおかしいな~」と思い始め、やがて「後日譚集なのかぁ~」と理解しました。でも、本編を知らなくてもスッと入れました。
登場人物の心の襞を丁寧に描き分けつつ、ちょっとしたミステリも織り交ぜて、サクッと軽く読み終えられて、読後感も爽やかなのがヨイ感じでした。
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7巻から月日が流れて7年後、2018年(この本が発行された現在)だったのが少々残念な気持ちになった。もっと2人の結婚前後の話も読みたかった気もした。
夫婦が営む古書店とか、大輔が智恵子の手伝いで上海に行くとか、ずいぶん変化したものだと思う。
しかし、栞子が扉子に話して聞かせている形式だったので、自由に話を展開できるようになったと思う。
私は、やっぱり坂口昌志、しのぶ関連の話が好きですね。今回もいい話でした。小菅奈緒の新しい恋の話も良かったですね。2人は同じ大学に入ったその後どうなったのか。ファイナルファンタジーの楽譜は息子が好きだったので家にもあるなと思いながら読んでいた。今では希少価値があるという事は驚いた。
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第一話(からたちの花)が心にしみた。
坂口昌司にしのぶがいて良かった。
由紀子のためにも真相がわかって良かった。
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坂口昌司・しのぶ夫妻
1巻 第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)
3巻 第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』
小菅奈緒と志田
1巻 第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)
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本をめぐるミステリ。
娘の扉子が登場。
これまでの7巻のスピンオフ。
からたち・・・はいまいち?
イラストレーターの死と母と妻の和解。
ホームレス後日譚。
シェイクスピア物語後日譚。
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様々な古書をめぐる物語が記されている。
人でも、モノでも、日を追うごとに歴史は綴られる。
見た目だけでなく、目に見えないエピソードも。
その本に関わる人々の心理的側面まで描かれていて現実味がありつつも、悲しい過去やちょっぴり心に沁みるような描写も見られた。
心が揺すぶられるようで、もっといろんな本を読みたいなと感じさせられた。
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娘が産まれて、あれから何年も経ていたので、娘が主人公なのかとハラハラしていたが、そうではなくて、栞子と五浦の二人がメインだったので安心した。シリーズの最後らへんの本格ミステリーというよりかは日常ミステリーに近かったが面白く、楽しんで読めた。
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<目次>
略
<内容>
第1巻だと思って読んだら、同様なタイトルで、副題が違う、「栞子さんと奇妙な客人たち」が初刊でした。これはこのシリーズの最後?刊。何か違和感を感じました。ただ北鎌倉や大船、洋光台など地元が出てくるのと、ほんのちょっとの違和感から解読されるミステリー要素は、読めました。他の巻にも手を出したいですね。
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前作を読んだのは2年前だけど、もうすっかり内容を忘れてしまっていたのが勿体なかった。娘の扉子に、人の悪意というものをどう伝えたものか悩む栞子の姿は、親としての自分にとっても学ぶところが多かった。
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栞子と扉子のほのぼのとした会話を通して事件を振り返る構成に、ほっこりした。ビブリア古書堂の事件手帖、のタイトルの由来も最後の最後に明かされて、なるほどー!と納得。益々このシリーズを読むのが楽しくなってきた。引き続き、このシリーズを読んでいきたい!
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感想
栞子は絶対内緒と言いつつ、6歳の子供に色々話ちゃっている。タイトルから最初は子供がガンガン謎解きするのかと思ってしまった。
吉原は親子に渡ってどうしてあんなに悪徳なのか?これを読んでいると古書に関わる人は悪意ある人が多いのか?という疑問を持ってしまう。
最後のエピローグで、栞子がこれまでの謎解きを記録していることが示され、タイトルの謎回収。
あらすじ
大輔と栞子が結婚して7年経ち、二人には6歳になる扉子という娘がいた。扉子は6歳ながら読書好きで人に興味がないため、人に興味を持ってもらおうと栞子が最近扱った謎解きについて、扉子に聞かせる体で物語が進んでいく。
坂口の異母兄弟の話。イラストレーターだった亡くなった息子が母に送るはずだった思い出の本探しの話。志田が居なくなってから奈緒に再び連絡を取るまでの話。最後は舞砂道具店を継いだ吉原に本を盗まれそうになる話。
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『雪の断章』を再読したのでこちらも再読(以前、この本を読んで『雪の断章』を読んだので今回は逆の順番で)。もっと内容の記載があったような記憶だったけど、意外にあっさりだった。
他のエピソードで、「この本持ってる…!」と感激した本があった。読むまですっかり忘れていたが、前回読んだときも同じように感激したことを思い出した。作中に出てきた曲も聴いてみた。懐かしかった。
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様々な書籍の紹介がされている点はやはりよかった。1-7話を読まずに読んだため、人間関係が今ひとつ分からなかったところはあるが、大変読みやすい本だった。
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ビブリア古書堂のその後のお話。
といっても過去のエピソードを扉子に話す形式。
第一話 からたちの花 のエピソードが印象深い。坂口夫婦関連のエピソードはなんだか他よりも私にはグッとくる。
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★「ご本のこういうお話って、他にもたくさんあるんだよね」(p.262)
▶栞子と大輔が結婚して七年、娘の扉子は六歳。▶栞子が扉子に話聞かせる本にまつわるエピソード。▶与田凖一編『からたちの花 北原白秋童謡集』と坂口夫妻。▶亡くなった人気イラストレーターと母の思い出の本。▶佐々木丸美『雪の断章』と志田と小菅奈緒と篠川文香ともう一人。▶内田百閒『王様の背中』と舞砂道具店。
■ビブリア古書堂についての簡単なリスト
【青い革のブックカバーの本】大輔がいつも持っている本。《この本は人目に晒せない。》扉子と~p.265
【遊びと人間】ロジェ・カイヨワ著。講談社文庫版を持ってます。納得したというわけではないけどおもしろかったです。
【生ける屍】ディキンスン著。サンリオSF文庫。
【磯原秀実/いそはら・ひでみ】磯原未喜の息子。最近くも膜下出血で急死した。正当なオタクでありハラヒデミという名前でラノベのイラストやアニメのキャラデザなどで売れっ子だった。妻はきらら。コスプレイヤーをやってて秀実と知り合った。未喜とはあまり仲がよくないようだ。
【磯原未喜/いそはら・みき】篠川智恵子の旧友。最近亡くなった息子の秀実が持っていたはずのどこにあるかわからない本を探してほしいという依頼をしてきた。息子の趣味(仕事)に対してはよい印象を抱いていない。
【岩本健太】ラノベ作家。磯原秀実の中学時代の友人で同じ美術同好会に入っていた。
【王様の背中】内田百閒著、谷中安規画。旺文社文庫版は持ってます。子どもの頃に読んだら楽しめたやろうなあと思いました。
【大船総合病院】栞子が足をケガして入院していた。大輔と栞子が実質的に出会った場所。大輔の祖母も入院していたことがある。
【落穂拾い・聖アンデルセン】志田が大切にしていた本。珍しくはなく古書店ではよく見かける。個人的には旺文社文庫の「落穂拾い」を持ってます。ほぼ小山清全集かもね? 旺文社文庫の方が分厚いんで作品数は多いかも。でも解説の量も多いけど。チェックはしてません。
【笠井】志田が「男爵」と呼ぶせどり屋。主にゲームや、廃盤CDを扱い羽振りは良さそうだ。
【五浦恵理】大輔の母。ごうら食堂を継がず会社勤め。
【ごうら食堂】大輔の実家。なにかとビブリア古書堂と縁があったようだ。扉子六歳時点では倉庫扱いとなっている。
【五浦大輔】語り手。ちょっといかつい大男。柔道の有段者。でも争いごとは嫌い。幼い頃のトラウマか活字だらけの本を開くと目がしょぼしょぼして読めなくなる。元来は本好きだったようで本の話を聞くこと自体は好きだったからかビブリア古書堂に就職できた。栞子と結婚して七年後もまだ本は読めない。
【小菅奈緒】背の高い、美少年のようにも見える女子高生。篠川文香とは同じ高校で三年のときにはクラスも同じになった。ある事件で知り合う。男の子口調でしゃべる。大輔の高校の後輩にあたる。後に大学院で比較文化学を専攻している。
【紺野祐汰/こんの・ゆうた】小菅奈緒たちと同世代。志田と親しいようだ。
【坂口しのぶ】坂口昌志の妻。かん高い声の明るくおしゃべりな女。昌志が「論理学入門」を売ろうとしたのを止めにきた。自分ではバカだと言うがなかなかデキた人。
【坂口昌志】グラサンかけた落ち着いた男性。「論理学入門」を売りにきた。
【サンリオ文庫】サンリオ文庫とサンリオSF文庫は当時、訳が悪いとか学生のアルバイトレベルとかなんとかかなり悪口言われてたけど、ラインナップが面白かったというよりよく知らないような作品のが多かったのでかなり揃えました。いまや貴重品になってるようですね。一番気に入ってるサンリオSF文庫は「ラーオ博士のサーカス」です。
【志田】ビブリア古書堂の常連。せどり屋。住まいは橋の下。おそらく偽名なので過去から逃げてる感じ。
【篠川文香/あやか】栞子の妹。大輔の高校の後輩にあたる。
【篠川栞子】ビブリア古書堂の店主。妙齢の美女。極端に内気な性格だが本のことになるとスイッチが入って饒舌になる(なりすぎる)。ある意味一目惚れして大輔を店員として勧誘する。この物語の探偵役で主人公。とても頭脳明晰推理力抜群で切れすぎることを志田や大輔は心配する。《本を開いている時を除いて、彼女の関心はだいたい夫と娘に向いている。》扉子と第一巻p.11
【篠川智恵子】栞子の母でさらに鋭い。あちこちで人の心を踏みにじるようなマネをしている。自らの欲望(書物に対する知識欲?)に忠実であるため夫と娘たちを捨て家を出奔した。栞子はそんな母を憎んでいるが自分の中にも同質の部分があることに気づいている。見た目も栞子は彼女の若い頃にそっくり。
【篠川扉子】栞子と大輔の娘。母と同じで本を読み出すと周りが見えなくなる。
【漱石全集・新書版】新書サイズで全35巻。表紙は他の岩波版全集でもお馴染みのデザイン。一巻ごとはかなり薄っぺらい。猫は二分冊となってる。ボクが最も好きな漱石全集であり唯一持ち続けてる漱石全集でもある。触ってるとシアワセになってくるタイプの本。
【滝野リュウ】滝野蓮杖の妹で栞子の友人。営業系の仕事をしてるようだ。古書にはあまり興味なし。
【滝野蓮杖】滝野ブックスの跡取り息子。
【玉岡昴】『春と修羅』の初版本がらみで知り合った。篠川文香と同じ高校の後輩。ビブリア古書堂のアルバイトをしてくれることもある。
【西野】小菅奈緒が告白しようとした? 相手。大輔の高校の後輩にあたる。
【晩年】太宰治著。砂子書房。太宰治の処女作。個人的には復刻版でアンカットのを持ってるんでいちおうイメージはできた。
【平尾数晴】坂口昌志の異母兄。教師。脳梗塞で倒れる。
【平尾由紀子】坂口昌志の姪。
【舞子】大輔の伯母。母の姉。自分の話をするときはお説教の前振り。
【吉原孝二】横浜で古美術品と古書を扱う舞砂道具店(まいすなどうぐてん)の三代目。先代は喜市(きいち)でシェイクスピアのファースト・フォリオかわらみでビブリア古書堂に打ちのめされた。
【論理学入門】ヴィノグラードフ・クジミン著。青木文庫は古書店でよく見かける。個人的にはあまり興味惹かれず一冊も持ってない。