あらすじ
鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりの少女の姿が--。ビブリア古書堂の「その後」を描くシリーズ最新刊。
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Posted by ブクログ
扉子ちゃん6歳に栞子さんが語る
【ビブリア古書堂の事件手帖】とは、大輔が書き留めていたマイブックだったのか
前作の主要な登場人物も次々と出てきて、懐かしく面白かった
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許す許さないの話では無いんだろうな。
兄は優しかった。坂口さんにとってはそれでいい。
そんな坂口さんも、坂口を支えているしのぶさんも、良い関係を築こうとする由紀子さんも優しい。
吉原孝二さん、恨むところ間違えているんですよね。喜市さんも。
扉子ちゃんどう成長するのか、少し怖い。
本に対する執着というか、なんというか。
栞子さんはお母さんになりましたね。
これがビブリア古書堂の事件手帖。
記録でも栞子さんと呼ぶってそういう事だったのか。
Posted by ブクログ
ビブリア古書堂シリーズの続編。
栞子と大輔の娘、扉子が登場。
栞子が娘へ過去のエピソードを語るという形です。
ビブリア古書堂と関わりのあったワケアリの方達のエピソードはどれも人生を感じさせ印象的です。
一冊の本が人生を変える、人間関係を変えるって凄いと思いながら読んでいました。
Posted by ブクログ
7巻から月日が流れて7年後、2018年(この本が発行された現在)だったのが少々残念な気持ちになった。もっと2人の結婚前後の話も読みたかった気もした。
夫婦が営む古書店とか、大輔が智恵子の手伝いで上海に行くとか、ずいぶん変化したものだと思う。
しかし、栞子が扉子に話して聞かせている形式だったので、自由に話を展開できるようになったと思う。
私は、やっぱり坂口昌志、しのぶ関連の話が好きですね。今回もいい話でした。小菅奈緒の新しい恋の話も良かったですね。2人は同じ大学に入ったその後どうなったのか。ファイナルファンタジーの楽譜は息子が好きだったので家にもあるなと思いながら読んでいた。今では希少価値があるという事は驚いた。
Posted by ブクログ
第一話(からたちの花)が心にしみた。
坂口昌司にしのぶがいて良かった。
由紀子のためにも真相がわかって良かった。
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坂口昌司・しのぶ夫妻
1巻 第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)
3巻 第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』
小菅奈緒と志田
1巻 第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)
Posted by ブクログ
感想
栞子は絶対内緒と言いつつ、6歳の子供に色々話ちゃっている。タイトルから最初は子供がガンガン謎解きするのかと思ってしまった。
吉原は親子に渡ってどうしてあんなに悪徳なのか?これを読んでいると古書に関わる人は悪意ある人が多いのか?という疑問を持ってしまう。
最後のエピローグで、栞子がこれまでの謎解きを記録していることが示され、タイトルの謎回収。
あらすじ
大輔と栞子が結婚して7年経ち、二人には6歳になる扉子という娘がいた。扉子は6歳ながら読書好きで人に興味がないため、人に興味を持ってもらおうと栞子が最近扱った謎解きについて、扉子に聞かせる体で物語が進んでいく。
坂口の異母兄弟の話。イラストレーターだった亡くなった息子が母に送るはずだった思い出の本探しの話。志田が居なくなってから奈緒に再び連絡を取るまでの話。最後は舞砂道具店を継いだ吉原に本を盗まれそうになる話。