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Posted by ブクログ
扉子ちゃんのキャラが栞子さんとまた違っていて新鮮に感じながら読んでいました。この調子だと事件に重要な役割を持つのもそう遠くないのでは、、、!最後の、大輔が大事にしていた本がどのようなものか分かってほっこりとして、これからもきっと古本を巡る出来事を事細かに記していくのだろうなあと思いました。一章ごとに完結するパターンが久しかったのですっきりと読めてとても面白かったです!ビブリアシリーズ一生続いて欲しい、、、!
Posted by ブクログ
7巻から月日が流れて7年後、2018年(この本が発行された現在)だったのが少々残念な気持ちになった。もっと2人の結婚前後の話も読みたかった気もした。
夫婦が営む古書店とか、大輔が智恵子の手伝いで上海に行くとか、ずいぶん変化したものだと思う。
しかし、栞子が扉子に話して聞かせている形式だったので、自由に話を展開できるようになったと思う。
私は、やっぱり坂口昌志、しのぶ関連の話が好きですね。今回もいい話でした。小菅奈緒の新しい恋の話も良かったですね。2人は同じ大学に入ったその後どうなったのか。ファイナルファンタジーの楽譜は息子が好きだったので家にもあるなと思いながら読んでいた。今では希少価値があるという事は驚いた。
Posted by ブクログ
第一話(からたちの花)が心にしみた。
坂口昌司にしのぶがいて良かった。
由紀子のためにも真相がわかって良かった。
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坂口昌司・しのぶ夫妻
1巻 第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)
3巻 第二話 『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』
小菅奈緒と志田
1巻 第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)
Posted by ブクログ
待ちに待った新シリーズ。北原白秋「からたちの花」では血縁達のそれぞれの誤解と和解、そして再生が描かれていてとても良かった。他の話も、丁寧な心理描写とセリフ、風景描写に読む手が止まらなくなった。でも、だからこそ、扉子の言動は不愉快なものだった。正直、子供が商品に触れて読み回す店に売買はしたくない。それ以外は今まで通りの良い作品だと思う。
Posted by ブクログ
感想
栞子は絶対内緒と言いつつ、6歳の子供に色々話ちゃっている。タイトルから最初は子供がガンガン謎解きするのかと思ってしまった。
吉原は親子に渡ってどうしてあんなに悪徳なのか?これを読んでいると古書に関わる人は悪意ある人が多いのか?という疑問を持ってしまう。
最後のエピローグで、栞子がこれまでの謎解きを記録していることが示され、タイトルの謎回収。
あらすじ
大輔と栞子が結婚して7年経ち、二人には6歳になる扉子という娘がいた。扉子は6歳ながら読書好きで人に興味がないため、人に興味を持ってもらおうと栞子が最近扱った謎解きについて、扉子に聞かせる体で物語が進んでいく。
坂口の異母兄弟の話。イラストレーターだった亡くなった息子が母に送るはずだった思い出の本探しの話。志田が居なくなってから奈緒に再び連絡を取るまでの話。最後は舞砂道具店を継いだ吉原に本を盗まれそうになる話。