三上延のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昨今では、スティーヴン・キングって誰ですか…という人も珍しくないようだから、第1章は「そうそう!」と大喜びで読んだ。クーンツにもケッチャムにもしっかり言及されてて満足。
私は、角川春樹が出て来る前の角川文庫のほうがいい、角川春樹が角川文庫をダメにした …とまで思っているので、かつ、赤川次郎もいいと思えないので、第3章には全く共感出来なかったのも面白かった。
知ってる本だらけで楽しい。喜国「本棚探偵」への言及もあって楽しい。8章、9章、10章と終わりに向かうほど、本への愛がみしみし迫ってきて楽しい。
本のセレクトは割と初級編?なので、ブックガイドとしての機能はあまりないけれど、ホラーやミス -
Posted by ブクログ
ドラマを見てからの本。ドラマの時も思ったけど、私は古本好きの人がとても好きだという事。というか何かに夢中になってその知識が半端ない人に憧れる。古本も好きだし、雑貨も洋服も、テレビも音楽も映画も…なんて八方美人な私には到底できないから。
古本の物語だけじゃなくその本の手に届くまでの物語にも興味深い。ホントにそう思う。だからつい古くてきたない本ばかり手にとってしまう。
この本を読むたびにそんな気持ちをきちんと思い出させてくれるような気がしてつい購入してしまった。
ミステリーとして見るとちょっとあっさりだけど、小説としてみるととっても楽しい。読みやすいところもストレスなくて楽しい。
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