三上延のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
著者: 三上 延
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**あらすじ**
ミリオンセラー達成の大人気ビブリオミステリ、待望の第3巻!
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。
人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。
彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない──。
これは“古書と絆”の物語。
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**感想**
シリーズ第3弾では、栞子と大輔が単なる古書の売買にとどまらず、依頼を受けて人の想いに関わっていく姿が描かれています。ストーリーの中で徐々に謎解きの要素が増してきており、ビブリオミステリとしての醍醐味がより深く味わえるようになってきました。
特に注目したいのは、栞子の母・智恵子の存在です。過去に古書をめぐる複雑な依頼をこなしていた彼女の噂が、娘である栞子にも影響を与え始めます。母と同じ道を歩むことを拒みながらも、結果的に似たような形で古書を介して人々の絆に関わっていく栞子の葛藤が丁寧に描かれており、人物描写に奥行きを感じました。
また、古書にまつわる知識も本作の大きな魅力の一つで、読んでいるうちに自分もその一冊を手に取ってみたくなるような気持ちにさせられます。今回は「絆」が大きなテーマとなっており、文字通り“消えない絆”が浮かび上がるラストに胸を打たれました。
シリーズが進むごとに人間関係の深みが増し、単なる古書ミステリを超えた物語へと成長しているのを感じます。母・智恵子の存在がより色濃く迫ってきており、次巻への期待が一層高まります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2012年本屋大賞の続編
形見の本として取り上げられる、夢野久作「ドグラ・マグラ」が気になるなぁ。
時間ができたら読んでみよう。
難解で内容もヤバそうな本みたい。理解できないかも。。
とある古書店が舞台。
古書店の跡取りが死去した。
残された1000冊の蔵書を相続するはずの息子の物語。
古書店店主が跡取りが残した1000冊の蔵書を即売会で強引に売りさばこうとする。
それはなぜ?って話。
…
……
………
諸悪の根源は、息子の母親。
過去、色々あったので、蔵書を焚書して精算しようと画策。
一方、蔵書は形見なのでなんとか残したい店主は売りさばくフリをしたけど
結局は母親の手によってほとんど焼失するのであった。
そんな母親を背後で糸引いているのは、
智恵子さん。なんで何時もこんな事するの?フィクションとは云え怖い。。
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Posted by ブクログ
文庫本、発売当初に購入したままになっていた作品です。
やっと手に取りました。
1927年から1997年までの70年間の家族四世代の話でした。
作品の中には、関東大震災、第二次世界大戦、阪神淡路大震災のこともあります。
でも、物語は代官山アパートメントを舞台の家族の話なので、それらの事はそれほど重く深刻には描かれてはいませんでした。
とても読みやすくて、話が進むと月日の経過もあって、登場人物の成長や変化が感じられるのが楽しかったです。
本の帯に
読み終わると大河ドラマか朝の連続テレビ小説の最終回を見終わった時のような感慨に包まれる。
と、ありました。
読み終わって、その事がわかるように思います。
その時代の家族の日常が描かれているのですが、温かくて、静かな物語でした。