三上延のレビュー一覧
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前巻までは栞子さんのオドオドが気になって仕方なかったが、今回は全体的に暗いというか、栞子さんにとっては嫌な思い出に触れるような話が多かったので、あまり気にならなかった。
しのぶさんのお母さんの言葉を読むと、なんだかドキドキしてしまっていた。
自分はされたことがないが、他人でも親に悪く言われているのを見聞きするといたたまれない気持ちになる。
きっと話的には今後和解していくんだと思うが、わざわざお互い嫌な思いまでして歩み寄る必要ってあるのかなとぼんやり考えてしまった。
まさかのお母さんと繋がっているのが誰か匂わせる表現で終わってしまったが、結局栞子さんのお母さんは何がしたいんだろうか? -
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読んだことがあると勝手に思っていたが、いざ読んでみると初めて読んだ本だった。
古本屋の女主人が、現場にも行かずに色んな謎を解決していく話。
栞子さんのように、好きなことに対しては饒舌というキャラクターは普段なら好きじゃないのだが、読み進めていくうちに愛着というか、本当に本が好きというのが伝わるので、むしろ好感を持った。
夏目漱石「それから」の話が好みだった。
今更問い詰めることも出来ないが、亡くなったあとに分かってしまう真実というのはとても重いなと思う。
私も自分の本を勝手に読まれたりするのが嫌でよく弟とケンカしたりもしたが、売り物だとしたらなおさらだとは思う。
シリーズとの事なので、いくつか読んでみたい。
栞子さんのケガのことも気になる。
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ネタバレ2026.04.以前に川端康成らが作った鎌倉文庫という貸本屋があり稀覯本も多く扱っていたという.この話を聞いて兼井健蔵という会社社長がそれを買い取りたいので見つけて欲しいとビブリア古書堂に持ちかける.しかし,健蔵は最後に本をすべて燃やすというので,まだ登と結婚する前の学生時代の智恵子が秘密裏に読書家の妻の花子に話を持ちかけ,健蔵に内緒で花子が鎌倉文庫の本をすべて購入する.令和の時代になり,花子の生前葬パーティーに,それぞれが持っている鎌倉文庫の本,栞子が「吾輩は猫である」,智恵子が「道草」,扉子の友人の圭が「鶉籠」を持参して参加する.篠川家三世代にわたっての話でややっこしかったけど,面白かった.
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江戸川乱歩の作品をテーマに物語は進み、開かない金庫の謎について栞子さんが推理していくお話。
そして、大輔さんとの恋が少し前に進んで行きます。
自分は「人間椅子」しか読んだ事がないですが、当時で考えたら奇妙な終わりでゾッとします。
栞子さんの話を読んでると、ここまで本を楽しめたらと羨ましくもあり、読書意欲が湧きます。
けど昔の文体はとても苦手です。
母の智恵子との掛け合いも中々見どころで
どんな優しい人でも家族の前だと人間味が濃くなるなと思いました。
本格ミステリーではないので、解決しようとは思わないのですが、それにしても途中の推理が中弛みして、点字や大正時代がどうのこうのと意味わからなかったです。(一気読みを推奨します)
二人の仲が最後進展したので、また次も読んでみようと思いました。終わりよければ全て良しって改めてそうだと思ったので、取り敢えず星4です。