三上延のレビュー一覧

  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    6を読んでから5年以上経っていたので内容を理解できるか不安に思いながら読みましたが、最初のぺージにある家系図でなんとかなりました。
    このシリーズは取り上げられる古書の方にも興味が湧く描き方が好きです。
    今回のシェイクスピアの話は、昔は本自体を大切にしていたことや所有者のこだわりなど、デジタル本が普及してきた今では想像できないお話でした。私もデジタル本はいくつか読んではみましたが、本は実物派です。
    実物には作者の思いだけでなく、所有者の思いもこもる良いものだと改めて感じました。
    ※これで完結だと思っていたので、新シリーズがあると知り、続きが楽しみになりました。

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    2025年06月28日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    ネタバレ

    神出鬼没の智恵子さん。

    本、千冊燃えるのは辛いなあ。
    佳穂さんの言いたいこと分からないでもない。
    杉尾正臣さんが康明さんの本を守るために本を売るのも分からないでもない。
    でも、恭一郎君に相続権があるなら本をどうするかはまず恭一郎君に聞いて欲しかったな。
    まあ今回の事件が無ければ読まなかったかも知れない。
    そう思うとなんとも。

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    2025年06月22日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    なるほどー話題になったわけだー。面白い!!あっという間に読み終わった。絵がなくても生き生きと描かれる登場人物が想い浮かんだ。栞子さんの辿々しい感じとハキハキ喋り出すギャップが可愛い。

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    2025年06月20日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    古書と人の秘密に迫る作品。
    読み進んでいくうちに、内気な店主に自然
    と惹かれてしまう。
    物語、伏線、タネ明かし全てがきれいに構成され、とても読みやすかった。

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    2025年06月20日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    ネタバレ

    素直になれないじゃなくて我が強過ぎた双子。
    読みたいだけならこんな大きな騒ぎにせんでもと思うけど読みたいが言えない人達だもんな。

    初子さんと春子さんがした事はもちろん簡単に許されるような事では無いけど、創太くんがしたことはあまりにも酷い。下心も罪を擦り付けたのもおぞましい。

    直筆原稿が盗られてなかったらと思うとやるせない気持ち。

    智恵子さんは扉子を育てようとしている?

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    2025年06月19日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    ネタバレ

    許す許さないの話では無いんだろうな。
    兄は優しかった。坂口さんにとってはそれでいい。
    そんな坂口さんも、坂口を支えているしのぶさんも、良い関係を築こうとする由紀子さんも優しい。

    吉原孝二さん、恨むところ間違えているんですよね。喜市さんも。

    扉子ちゃんどう成長するのか、少し怖い。
    本に対する執着というか、なんというか。

    栞子さんはお母さんになりましたね。

    これがビブリア古書堂の事件手帖。
    記録でも栞子さんと呼ぶってそういう事だったのか。

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    2025年06月17日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    ネタバレ

    何処まで智恵子さんが思惑通りなのか。

    栞子さんの吉原さんがファースト・フォリオを手に入れた事に関する憶測は的外れではないんだろうな。

    智恵子さんと栞子さんを手のひらの上で踊らしてたつもりが踊らされていた吉原さん。
    というか吉原さん、智恵子さんの眼中に無いような。
    眼中に無いと言うかファースト・フォリオを確実に手に入れるための手段のような。

    振り市の緊張感は凄かった。
    大輔さん自身が奥の手。
    大輔さんが智恵子さんのお眼鏡にかなったの確実にここですよね。

    栞子さんのお祖母さん、ずっと気にしてくれていたんですね。

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    2025年06月10日
  • ビブリア古書堂の事件手帖(3)

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    小説で読んだのをマンガで見るとイメージしやすく読みやすかった。晩年を奪う為に階段から落とすなど古書は時として人を狂わしてまう。本好きにはなんとなくわかる

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    2025年06月04日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~
    著者:三上 延

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    **あらすじ**
    驚異のミリオンセラー、ビブリオミステリ第7巻
    ビブリア古書堂に迫る影。
    太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく――。
    奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。
    青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった……。
    人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。

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    **感想**
    ついにシリー

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    2025年05月29日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    ネタバレ

    優しい絵と古書店という言葉に惹かれて。
    ライトな内容かと思ったけどそんな事はなく、しっかりとした物語が一話ごとに詰まっていて、楽しく読めたした。
    読んだ事のない、でも知っている本の物語の内容を知り、読みたくなってしまった…また積読が増えるなー

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    2025年05月27日
  • 神様の本

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    ビブリアの新作を目当てに購入したものの、どれも楽しく読めて満足度の高いアンソロジーでした。
    シリーズ物のスピンオフ的なお話もありましたが、シリーズ未読でも読めましたし、逆にシリーズも読んでみたい!と強く思うようになりました。
    各々にとっての「神様の本」の違いが面白く。聖書という"みんなにとっての神様"をテーマにしたものから、"私にとっての神様"を描いたものや、シンプルに"神様"というワードのパワーで物語を引っ張っていくもの…同じテーマでも雰囲気が違っていて、それぞれが味わい深かったです。
    個人的には、杉井光さんが刺さりました。なるほど

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    2025年05月24日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    audible 。よくもまあ栞子のオーラが続くと感心する。母親そっくりな娘も活躍してこの物語を延々とつないでいく。
    私も延々とついていく。
    延さんに。

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    2025年05月16日
  • 百鬼園事件帖

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    内田百間とそのお弟子さんがちょっと不思議な事件と遭遇するお話。文豪×ミステリとか文豪×妖っていうテーマで百間とは。シリーズ化して欲しいな! 百鬼園事件帖ってタイトルが『百鬼園随筆』から取ってるのは読み終わるまで気がつかなかった。こっちも読もう。

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    2025年05月08日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    ネタバレ

    知らない方が良かったかも知れない事実。
    知ったから家でのちょっとした謎が分かってしまってなんとも。

    せどり屋の志田さんは本を見つけたいにしてもそこまで分かるとは思わなかっただろうな。
    だからこそ余計に心配で。
    考えたら分かるって言うか分かってしまうと言うのが不安になる。

    坂口さんとしのぶさん良い夫婦ですね。
    お互い救って救われて。

    最後はとんでもない本好きによる度の過ぎた高度な戦いだなと思いました。
    栞子さんの人となりを知っていたら分かりそうな最後だけど知らないから出来た手段。

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    2025年05月07日
  • 神様の本

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    ネタバレ

    神様に関する短編を集めた一冊。ビブリア古書堂シリーズの新作が読めると聞いて購入。未見のシリーズもあったが、読み進められた。最古の日本語訳聖書の在処を探す「ビブリア」、記憶喪失の男の謎を解く「栗丸堂」、パパ活する女子大生と太宰治を巡る「神様は待ちぼうけ」元作家が宮沢賢治の世界に入り込む「深夜0時の司書見習い」まさに神が原稿を書くように求められる「ハレルヤ出版編集部」源氏物語の巻名だけで本文が存在しない雲隠れを巡る神と人間、そして猫「神様の御用人」一番、描写が詳細で推理の行き届いていたのはやはり「ビブリア」だ。鎌倉の旧宅の様子や物の配置など描写が見事でイメージしやすい。切なさというかやりきれなさを

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    2025年05月06日
  • Jミステリー2025~SPRING~

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    様々なストーリーがあるので、一話終わるごとに余韻がすごすぎる!
    良い意味で、次の作者の話が前作の余韻で集中出来ず状況をのみこむのに少し時間がかかる!
    でも、しばらくすると、のめり込むように面白くなるー!

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    2025年04月21日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅と食がテーマの短編集だが、グッときて目が潤む。
    人生は旅で、読んでいると自分の感覚が触発されるようです。

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    2025年04月12日
  • 神様の本

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    タイトルに一目惚れ
    めっちゃ良作だったー!いただきものの有名焼き菓子と紅茶みたいな本だった!!
    読みたい本が増えました!
    ビブリア古書堂は久々に読んだけど、時間は進んでも空気が変わらなくて暖かい和紅茶みたいだった
    栗丸堂はちゃんと本編読んでみたくなった!優しくて美味しい!
    紅玉先生はやっぱり、好き。冷えた手で心臓掴まれたみたいな面白さ。美しいんだけど怖い。
    司書見習いもシリーズ読みたい。言葉が鋭利で色がある感じ。多分好きだと思う
    ハレルヤは大爆笑した笑笑 電車でよんじゃダメ
    御用人はもう1回最初からシリーズ追い直したいな、やっぱり面白いしあたたかいし、切なくて明るい

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    2025年04月05日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    ついに、17歳の智恵子、栞子が登場。二話、三話ではこれも初登場の登が語り部とし話を進める。最終話でもおかしくないような、ビブリア古書堂の三代を感動を持って描いている。ただ、まだ続くみたいでシリーズファンとしては安心しました。

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    2025年04月04日
  • 神様の本

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    ネタバレ

    神様にまつわるアンソロジー。
    全体的に豪華なアンソロジーで、大満足でした。

    お気に入りはビブリア〜と下町和菓子屋 栗丸堂。

    ビブリアは栞子と大輔が新婚の頃の時系列。
    短編ながら、読み応えあるキリストに纏わるストーリーでした。
    扉子は赤ちゃんながら、現在と変わらぬ本の虫の片鱗が垣間見えました。

    栗丸堂は、結婚後のエピソードで、まさか読めると思わなかったので嬉しかったです。
    今だに「栗田さん」呼びの葵がらしくて、それに耐えられない栗田とのやり取りが微笑ましかったです。しかし、なぜ「女豹」呼び希望なのか…
    続編希望です!

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    2025年03月27日